中学生、高校生、大学生の娘3人を持つズボラ主婦。娘3人+夫という家族構成だけに、毎日家事の時短を追求。その結果、時短アイテム、手抜きネタのエキスパートに。現在「やめ家事」の連載中。
「やめ家事」の連載で、家事をやめた「やめ人さん」に教えてもらいながら、いろいろな家事をやめてきた私。
今回はさらにズボラ主婦を極めるべく、これからやめられそうな家事も探してみたので、ぜひご覧ください。
みんなもハマる「やめ家事」
「やめ家事」の連載を通して、すっかり家事をやめるのがマイブームになった私。でも他の人で、家事をやめている人はどのくらいいるのかな?と気になって、男女100人にアンケートを実施しました。
その結果、なんと5人中4人が「家事をやめたことがある」と回答。やめ家事にハマっているのは、私だけではないと確信しました。
それを裏付けるように、SNSを見たり周りの人の話を聞いたりしていると、まだまだ私がやっていない「やめ家事」がわんさか。もっと家事をやめてズボラ主婦を極めたい!と、やめて正解だった家事に加え、再調査してこれからやめたいと思った家事をまとめたので、ご紹介していきます。
【料理編】やめてよかった家事リスト
毎日欠かせないのが食事作り。料理自体をやめるのは難しいですが、料理をする時にやめられる家事はあります。まずは、料理の負担を軽くするやめ家事をご紹介します。
魚焼きグリルで魚を焼くのをやめた
魚焼きグリルの後片付けが面倒で、焼き魚を作るのを避けていた私。そこで魚焼きグリルをやめてフライパンを使うことにしました。くっつかないアルミホイルを敷いておくと、魚の皮がはがれることもなくキレイに焼けました。しかも後片付けはアルミホイルを丸めて捨てるだけ。あんなに大変だった後片付けが一瞬で終わるようになって、焼き魚を作る回数も増えました。
以下の記事で、食育インストラクターのracssさんがフライパンで焼き魚を作るコツを紹介されています。ぜひ参考にしてください。
>>魚焼きグリルを使わない!フライパンできれいな焼き魚を焼く方法
コンロ使うのをやめた
ただ野菜をゆでるだけでも、コンロを使うと、鍋やザル、ボウルと使うアイテムがいっぱい。レンジ対応のシリコンバッグを使えば、これ一つで下ごしらえや調理ができて洗い物が激減。コンロも汚れず、掃除もラクになりました。
お茶パックの詰め替えをやめた
SNSで見かけて目が飛び出た、麦茶のパッケージに直接ウェットシートのフタを取り付けるアイデア。お茶パックを詰め替える作業がなくなったのはもちろん、中身の減り具合がすぐに分かるので、うっかり切らしてしまうこともなくなりました。
メニューを考えるのをやめた
毎日のごはん作り。作るのも面倒だけど、メニューを考えるのも面倒ですよね。そこで何を作るか悩んだときは、主婦100人に実施した以下のアンケートを参考にしています。残り物アレンジやレトルト活用など、みんなのワザが満載。これを見れば、メニューに悩むこともなくなりました。
【キッチン掃除編】やめてよかった家事リスト
料理をすれば必ず汚れるキッチン。毎日立つ場所なだけに、汚れていると気になりますよね。そんなキッチンで、少しでも掃除の負担を減らすため、私がやめた家事とこれからやめたい家事をご紹介します。
水切りカゴを使うのをやめる
作業台で場所をとる上、すぐ水アカがついてお手入れが面倒な水切りカゴ。一人暮らしプロのnoemiueがたどりついた結論は、水切りカゴをやめてボトルスタンドを使うこと。ボトルスタンドは、コンパクトでお手入れも簡単、たたんで片付けられると、水切りカゴとしても優秀なんだそう。私もマネしたいやめ家事です。
実際にnoemiueが水切りカゴをやめた様子は、以下の記事で紹介しています。
>>狭いキッチンではこれが正解!「洗ったお皿が置けない」問題を攻略するには?
包丁スタンドをやめる
狭い作業台の上で場所をとる包丁スタンド。なくせばもっと料理しやすくなるはず。でもいちいち包丁を引き出しや扉の中にしまうのは面倒で、私には向かないなと思っていました。そんな時に知ったのが、トレー付きの水切りカゴを使うアイデア。洗ってトレーの上に置いておけば、乾燥と収納が同時にできて、めんどくささもなし。これならズボラな私でも、包丁スタンドをやめられそうです。
フキンのお手入れをやめた
布のフキンは汚れやニオイが気になって、定期的に漂白するのが面倒でした。そこで使い捨てにできる不織布のフキンにチェンジ。薄くて洗いやすいし、干しておくとすぐに乾いて衛生的。数回使ったら、コンロ周りやキッチンの床拭きをして捨てればOK。定期的なお手入れのプレッシャーから解放されたやめ家事です。
三角コーナーやめた
すぐ汚れてお手入れが大変だった三角コーナー。1本のワイヤーでできている生ゴミ入れに変えたところ、スポンジでサッとぬぐうだけでキレイになって、掃除の手間が激減しました。
ちなみに、三角コーナーの代わりに、お菓子の袋や牛乳パックを生ゴミ入れにするのも手。以下の記事でアイデアを紹介しています。
排水口のフタを使うのをやめる
排水口のフタはすぐにヌメって地味に掃除が面倒な存在。この排水口のフタを使っていないのが、整理収納アドバイザーのまいさんです。フタがなければ、直接ゴミが見えてマメにゴミ受けの掃除ができるそう。あるのが当たり前すぎて、自分では思い付かなかった目からウロコのアイデアです。
まいさんが排水口のフタをやめた様子は、以下の記事で紹介しています。
>>シンク周りをキレイに保つため、 整理収納アドバイザーがやめたこと・やっていること
排水溝の掃除をやめる
排水口といえば、その下にある管も掃除しにくい場所。洗い物をしていて「あれ?なんか水が流れにくい」と嫌な予感がすることもあります。でも排水溝やパイプの掃除って、専用の道具や洗剤が必要で面倒くさい! そんな時の救世主が「つけ置き洗いキャップ」なんだとか。noemiueが試したところ、一気に水を流すことで排水溝の異音が解消されたそう。排水溝の掃除がいらなくなるアイデア、試してみたいやめ家事です。
noemiueが、「つけ置き洗いキャップ」を試した様子は以下の記事で紹介しています。
>>マーナの「つけ置き洗いキャップ」一石二鳥の意外すぎる使い方
スポンジラックを使うのをやめた
すぐにヌメってしまうスポンジラックをやめて、シンクの壁に直接スポンジをくっつけるアイテムを使っています。ちなみに手前と奥の2か所にスポンジがあるのは、こんな意味があります。
- 食器用スポンジは手前に……水がかかりにくく、手を伸ばさなくても取りやすいから
- シンク用スポンジは奥に……食器用スポンジの横に並べると、取る時に間違えやすいから
スポンジラックがなくなって、シンクが広々、掃除もしやすくなりました。詳しくは、以下の記事でレポートしています。
>>【やめ家事リポート11】「スポンジラック」のやめ人さんに突撃
【掃除編】やめてよかった家事リスト
家族が毎日使うトイレやお風呂、そしてリビング。気持ちよく使うためにも掃除が欠かせません。ただやり方次第で負担は激減。私がやめている家事、これからやめたい家事を紹介します。
掃除機がけをやめた
大きな音が出て使うのをためらうこともある掃除機。使うタイミングを気にするのが面倒になって、フローリングワイパーで床を掃除することにしました。専用シートの他にも、要らなくなった靴下や服の端切れをセットして掃除することもできてエコに。子供のお手伝いにももってこいで、床掃除がラクになりました。
掃除機掛けをやめた様子は以下の記事で紹介しています。
鏡のウロコとり掃除をやめる
放っておくとすぐに汚れがつくお風呂の鏡。家事アドバイザーに教えてもらったのが、マイクロファイバーでふくという予防掃除。noemiueはすでに実践して、キレイな状態を保っているそう。私も試してみたいやめ家事です。
風呂タイルのゴシゴシ洗いをやめた
おふろ掃除でやっかいなのはカビ汚れ。頑固なカビは、ブラシでこすってもとれずストレスですよね。そんな汚れをいっぱつでキレイにしてくれるのがこの洗剤です。使い方は塗って洗い流すだけと簡単。疲れるゴシゴシ洗いから解放されて、おふろ掃除のハードルが下がりますよ。
お風呂のゴシゴシ洗いをやめた様子はこちらの記事で紹介しています。ぜひ参考にしてください。
>>【やめ家事リポート5】「お風呂ゴシゴシ洗い」のやめ人さんに突撃
トイレブラシをやめた
トイレ掃除のたびにストレスを感じていたのは、トイレブラシの管理。ブラシの汚れや、トレーにたまった水を捨てるのを不潔に感じて、ストレスになっていました。そこで使い捨ての「流せるトイレブラシ」を使うことに。トイレブラシをやめたことで、衛生面のストレスが減ったのはもちろん、トイレもすっきりした見た目になって、気持ちよく使えるようになりました。
ちなみに以下の記事では、「流せるトイレブラシ」の柄になるアイテムを使い比べているので、ぜひ参考にしてください。
>>【やめ家事リポート9】「トイレブラシ」のやめ人さんに突撃
トイレマットの洗濯をやめた
衛生面を考えると、こまめに洗濯したいトイレマット。でも、他の衣類とは別洗いになり、洗濯がめんどくさいなと感じていました。そこで布製のトイレマットをやめて、拭ける素材のトイレマットにチェンジ。トイレ掃除のついでにサッとお手入れするだけよくなって、トイレマットを洗濯するストレスから解放されました。
【洗濯編】やめてよかった家事リスト
洗って干してたたんでと、作業工程が多い洗濯。やってもやっても毎日同じことの繰り返しでぐったりすることも……。そんなネガティブなループを断ち切ることができたやめ家事と、これからやめたい家事をご紹介します。
タオルの洗濯をやめた
お年頃の娘がいるわが家。洗顔した後に、誰かが手を拭いたタオルで顔を拭くのを嫌がって、次々に新しいタオルを出して使うように。その結果、洗濯物が増えて洗うのも干すのも大変になっていました。そこで、洗面所にペーパータオルを導入。使い捨てだから手や顔を衛生的に拭けるし、洗濯物も少なくなって、娘も私もストレスが減りました。
洗濯物の外干しをやめた
洗濯物を外に干していると、急な雨で濡れてしまったり、疲れて帰った時に取り入れるのが面倒になったりすることがありました。外干しをやめて室内干しにしてからは、雨の心配もなく取り入れるのもラクチンに。天井から吊り下げるタイプの物干しを使うと、床を占領しないせいか部屋が狭く感じなかったのがGOODでした。
外干しをやめた様子は以下の記事で紹介しています。
>>【やめ家事リポート7】「洗濯物の外干し」のやめ人さんに突撃
アイロン掛けをやめた
私的に面倒だと思う家事ナンバー1のアイロン掛け。びしょびしょのまま干すことで、アイロン掛けをやめることができました。お風呂で干せるハンガーを使えば、水がしたたり落ちても問題なし。アイロン待ちのシャツの山にイラつくこともなくなりました。
びしょびしょ干しは、こちらの記事で詳しく紹介しています。
>>【やめ家事リポート4】「アイロン掛け」のやめ人さんに突撃
洗濯物たたみをやめた
シワになっても問題ないパジャマや部屋着は、たたむのをやめて、ボックスにポイポイ放り込むだけにしました。見た目が似ているシャツや靴下は、誰のものがすぐ分かるように糸で目印をつけるアイデアを採用。洗濯物を素早くしまえるようになって、かなり時短になりました。
>>【やめ家事リポート2】「洗濯物たたみ」のやめ人さんに突撃
靴下をたたむのをやめた
ペアにしてたたまないと左右がバラバラになってしまう靴下。でもウォールポケットに収納することで、靴下たたみをやめることができました。1ペアずつ別のポケットに入れるので、片方が迷子になることもなし。入れるのも取り出すのも時短になりました。
>>ずぼらでも挫折しない靴下収納は?みんなに聞いてやってみた
バスマットをやめる
衣類と一緒に洗濯するのは抵抗があるバスマット。別洗いの手間や時間がかかって、メンテナンスが面倒な存在です。そんなバスマットをやめたのが、ミニマリストをめざしているnoemiue。大きめのバスタオルで代用して、洗濯する時は他の衣類と一緒に洗うことで手間が減ったそう。使い古したバスタオルなら、うちにもたくさんあるので、ぜひバスマットとして活用しようと思っています。
疲れる家事はプロに任せるのも手
整理や掃除を通して、住み心地のよい住宅を提案するクリンネストの藤野ことさんによると、「やるのが大変だと思う家事は、思い切ってプロにお任せするのも手」とのこと。
例えば、
- 換気扇掃除
- ふろ掃除
- トイレ掃除
- エアコン掃除
といった家事。自分で隅々まできれいにしようとすると、洗剤や道具を買いそろえたり、取説で掃除の仕方を確認したりと、手間も時間もかかって大変ですよね。プロにお願いすることで、自分ではできないところまでキレイになって、かえってコスパがいいと感じたそう。
家事が大変だなと思っている人は、今回ご紹介したアイテムやアイデアを参考に、上手に家事をやめて快適な暮らしを手に入れてくださいね。