中学生、高校生、大学生の娘3人を持つズボラ主婦。娘3人+夫という家族構成だけに、毎日家事の時短を追求。その結果、時短アイテム、手抜きネタのエキスパートに。現在「やめ家事」の連載中。
今回の「やめ家事リポート」では、男女100人にアンケートを実施!
「やめてよかったこと」のコメントをまじえて、みんながやめた家事ランキングをご紹介します!
やめた家事はある?
これまでズボラ主婦ひらこが、やめ人さんにやめていい家事を聞いて本当にやめてきた「やめ家事リポート」企画。今回は「家事をやめている人はどれくらいいる?」という疑問を解明すべく、アンケート調査をしました。
その結果、なんと85%もの人が「これまでにやめた家事がある」と答え、面倒な家事をやっていないことが判明!
それでは気になる「やめた家事」を、10位からご紹介していきます。
第10位:掃除機をかけるのをやめた…8.5%
「面倒だから掃除機をかけるのをやめて、ワイパーを使っている。」(40代・女性・3人暮らし)
「大まかなところはお掃除ロボットに任せて細かいところはモップやほうきで掃除するようにした。 」(20代・男性・1人暮らし)
10位は「掃除機がけ」。出し入れが面倒な掃除機をやめて手軽なワーパーで掃除したり、週末だけにするなどの声が寄せられました。
何を隠そうこの私も、本連載第1回の「掃除機がけのやめ人さんに突撃」の中で掃除機がけやめにチャレンジしています。その中では、ちょっとくらいのゴミは「気にしない気にしない」の一休さん精神も会得! チャレンジの様子をぜひチェックしてくださいね。
第9位:シャンプーやボディソープの詰め替えをやめた…9%
「詰め替えパックをそのままを使うようにした。床にボトルを置きたくなかったし、ボトルを捨てるのが面倒だったから。」(40代・女性・3人暮らし)
「詰め替え容器を洗ったり乾かすのが大変だから。詰め替えパックごと入れられる容器に変更した。」(20代・女性・1人暮らし)
9位は「シャンプーなどの詰め替え」がランクイン。詰め替え容器からボトルに移し替える作業がストレスという声が多く、アイテムを活用して詰め替えずにそのまま使っているという人がみられました。
実は私も詰め替え作業が苦手。中身を入れている途中でボトルが倒れたり、入れすぎてあふれ出たり、毎回事件が発生します。……え?それは仕事が雑なせい? そうともユ~というわけで、私にもこんな便利なアイテムが必要かもしれません。
山崎実業「tower タワー」ツーウェイディスペンサー
詰め替え用の袋がそのまま入るボトル。口が大きく開くので袋の交換がラクにできます。幅5.5cmとスリムに置けるので浴室がすっきりした印象に。
第8位:トイレブラシをやめた…14%
「トイレブラシは置き場所をとるし、使い捨てを選ぶことでトイレを清潔に保てると思ったから。」(50代・女性・4人以上)
「流せるトイレブラシとハイターを併用している。簡単で衛生的に掃除できる。掃除の回数も減った 。」(40代・女性・4人以上)
8位の「トイレブラシ」は清潔に保つのが大変、という理由からやめた人が多数。代わりに使い捨ての「流せるトイレブラシ」を使っているという人が多くいました。
やめて「トイレブラシの不潔感がなくなった」「トイレのスペースが広くなった」などストレスから解放されたという声が。
一方「使い捨てを使ってみたがコストがかかりすぎる気がして普通のブラシに戻った」という人も。
トイレブラシをやめて代わりにどうやって掃除するか、という点で悩んでいるという声もあり「私はコレでトイレブラシをやめました」とすっぱりとはいかない様子もうかがえました。
第7位:洗濯物をたたむのをやめた…15%
「洗濯物は全部ハンガーにかけている。干す場所から保管場所に移すだけなので、たたむ手間がなくてラク。 」(20代・女性・2人暮らし)
「洗濯物をたたむのをやめたのでストレスから解放されました。ただ、見た目がよくないので人によってはだらしないと感じるかも。」(20代・女性・1人暮らし)
7位は「洗濯物たたみ」。シワになる服は洗濯ハンガーのままクローゼットに収納、シワになってもいい服はたたまずポイポイ収納にする、などルール化している人も。やめた人は時短になったり手間が減ったりとかなりメリットを感じているようです。
確かに洗濯物たたみは、「たたんで開いて開いてたたんで~」の無限ループ系家事。私もぜひやめたい! と本連載第2回「洗濯物たたみのやめ人さんに突撃」で洗濯物たたみやめにチャレンジしていますので、チェックしてみてくださいね。
第6位:マットをやめた…18%
「マットを敷くより、汚れた時にお掃除シートで掃除するほうがすぐ拭きやすいし清潔に保てると思う。」(20代・女性・2人暮らし)
「キッチンマットをやめたのはいいことしかないです。 ササっと床拭きできて、マットの洗濯も不要なので快適です。」(30代・女性・4人以上)
「洗濯の手間は劇的に減ったものの、見た目が殺風景なのと、冬場は足もとが冷える。」(40代・女性・3人暮らし)
6位は、トイレやキッチン、玄関などの「マットをやめた」。キッチンマットやトイレマットは敷くとお手入れや管理が面倒という理由から、やめた人が多くいました。
ただ「マットを敷いて汚れたら洗うほうがラク」という敷く派もいて、同じ「家事がラクになるから」という理由なのに敷く派と敷かない派が存在するこのマットウォーズ。
火花散る意見の行方が気になった人は「トイレマットは本当に必要?アンケ―トでわかったトイレ掃除を楽にするヒント」の記事をぜひチェックしてください。
続いて、気になるTOP5を発表します!
第5位:水切りカゴをやめた…21%
「水切りカゴにすぐ水アカがついてストレスだったので、使うのをやめました。 」(40代・女性・3人暮らし)
「水切りかごの代わりに水切りマットを使用し、汚れたら洗濯している。水切りかご自体を掃除しなくてよくなり手間が減った。」(40代・女性・4人以上)
「水切りカゴを置くのをやめたけど、ちょっとした洗い物では食洗機を使わないので、結局少しは水切り用にスペースが必要。」(50代・女性・4人以上)
5位には、キッチンで大きな存在感の「水切りカゴ」がランクイン。やめた理由では、水切りカゴの手入れが大変という声が目立ちました。水切りカゴをやめて、掃除の手間が減った、食洗機があるからなくても問題ないとメリットを感じている様子。
ちなみに家に食洗機がない私も、第6回の「水切りカゴのやめ人さんに突撃」で水切りカゴやめにチャレンジしています! 「EZ DO DRY 乾く皿を見てた~」レポートをぜひチェックしてくださいね。
食器の水を切る場所がちょっとだけほしいときや、食洗機に入らないボトル類を水切りしたいというときはこちらのアイテムがイチオシです。
山崎実業「tower タワー」折り畳み水切り
シンクに渡して使える水切りラック。使わないときはくるくる巻いてスリムに収納できます。食洗機に入れると迷子になりがちな、ピックなどの小物を置けるトレー付き。
山崎実業「tower タワー」ワイドジャグボトルスタンド
食洗機に入らない水筒やジャグボトルをまとめて置けます。ボトルを立てると自然に斜めなるので、中の水が効率よく切れる仕組み。出しっぱなしにできるtowerならではスタイリッシュなデザインも魅力です。
第4位:アイロン掛けをやめた…22%
「ハンガーに服を掛けたままアイロンできるハンディタイプに変えて、それまで使っていたアイロンとアイロン台を捨てました。収納場所にも省スペースに収まるようになりました。」(40代・女性・4人以上)
「シワになりにくい洗濯方法にし、そのまま着用している。」(50代・女性・4人以上)
4位は「アイロン掛け」。やめた人は、アイロン掛けは面倒だからという理由が多く、ハンディタイプのアイロンに変える、そもそもアイロン掛けをしなくていい服しか買わない、少々のシワは気にしない、という声も。アイロン掛けをやめたら、手間と時間が減ったという声が多くありました。
こちらも第4回「アイロン掛けのやめ人さんに突撃」の記事の中で「シワとYシャツと私」のレポート公開中です。アイロン掛けがいらないとっておきの方法を紹介していますので、ぜひ参考にしてください!
第3位:洗濯物の外干しをやめた…26%
「外干しをやめて急な雨でも心配がなくなって良かった。花粉症の症状が軽減され良かった。部屋の景観が良くなかった。」(40代・女性・4人以上)
「花粉が付着してつらいので部屋干しに。部屋干しスペースは洗濯物でうっとうしい。」(20代・男性・1人暮らし)
「室内干しにしたが、乾きにくいのでサーキュレーターを使用しなければならない。」(40代・女性・4人以上)
注目の第3位は「洗濯物の外干し」。やめたら、花粉や天候を気にしなくていいのでラクになったという声が。一方で、室内に干すことでスペースが圧迫される、生活感が出てしまうという声もみられました。
洗濯物を部屋干しにすると臭いが気になることもありますよね。特に、梅雨の時期や「お父さんのタオル臭い」連発の娘の思春期。そんなときに活躍するアイテムは、「臭くならないと噂のタオルをトレジャーハント!」の中で、ねこ店長が見つけてくれています!
部屋干しのお悩みには、おしゃれなデザインの物干しを使うのもひとつの手。部屋の中に置きっぱなしでも生活感を軽減してくれます。さらに簡単に移動できたり、使わないときに省スペースに収納できたりするタイプなら、部屋で邪魔にならずに使えるのでおすすめです。
クロスドライヤー
お部屋になじむ木製の物干し。SNSでも人気のアイテムです。簡単に持ち運べるので、部屋で空いているスペースに置いたり日の当たる窓際への移動もラクラク。ペタンとたたんで、ソファの下や家具のすき間になどに収納できます。
インテリア物干し
清潔感のあるオールステンレスの物干し。スリムにたためるので収納場所に困りません。シンプルでスタイリッシュなデザインが魅力。出しっぱなしにして、普段着の一時置きやコートハンガーとしても◎。
第2位:食器をふくのをやめた…36%
「食洗機の乾燥機能を利用している。」(50代・女性・4人以上)
「布巾の雑菌やニオイが気になるのでふくのをやめました。」(40代・女性・4人以上)
「水切りカゴに置いておけば次に使うころには乾いている。」(50代・女性・2人暮らし)
2位には「食器拭き」がランクイン! 布巾を清潔に保つのが面倒だから、という声が多く、ふくのをやめても問題なし、やめていいことしかない、などメリットを感じているという声が多くみられました。
食器を洗ったあとただ放置するだけなので、やめるのに準備やハードルがない点もやめた人が多い理由かも。実は私も、自然乾燥派!……というよりは面倒くさいから拭いてない……。第6回の「水切りカゴのやめ人さんに突撃」の中でもさりげな~く食器ふくのやめてます。
第1位:三角コーナーをやめた…56%
「三角コーナーはすぐ汚くなって洗うのが大変だったので、使うのをやめた。なくなってシンクがすっきりしたし洗う手間も減った。」(50代・女性・2人暮らし)
「シンクを広く使えるようになった。野菜くずなどはチラシで作った袋に都度入れて捨てていれば、特に不便を感じない。」(40代・女性・2人暮らし)
「三角コーナーの代わりにtowerのスタンドを利用している。流しを広く使えるようになった。」(40代・女性・4人以上)
「立つ袋タイプを使って、ゴミの日にそのまま捨てるのがラクです。」(30代・女性・3人暮らし)
堂々の第1位は「三角コーナー」。なんと2人に1人はやめているという驚きの結果に!
やめた人は、すぐに汚くなるから衛生的に管理するのが大変、シンクが狭くなるから、という理由が大半。やめても問題なし、やめてよかったという満足度が高い声が多くみられました。
お肌の曲がり角、シンクの曲がり角、曲がり角には厄介がつきもの。いっそ、三角コーナーを置かないという選択をするなら、「シンクの生ゴミに悩まない!簡単にできる三角コーナーの代用アイデア」の記事をぜひチェックしてみてくださいね。
ここでは三角コーナーの代用として人気のアイテムを2つご紹介します!
山崎実業「tower タワー」ポリ袋エコホルダー
ポリ袋をフレームにはめて袋の口を折り返すだけのシンプル構造。使わないときはたたんでコンパクトに収納できます。ペットボトルやグラスの乾燥、タブレットスタンドなど多用途に使えるのも◎。
「leye レイエ」パコン!としまるごみ袋ホルダー
シンクのコーナーに吸盤で取りつけるホルダー。パコンとふたがしまるのでニオイやコバエを防げます。水気のあるゴミも気にせず捨てられ、シンク内にコンパクトに置けるのがうれしいポイント。
「やめてよかった」を増やそう!
今回のアンケートではほかにも、
「手作りの料理にこだわるのをやめた」
「買い物をやめた」
「ダンナ、という家事をやめた」
などの声も寄せられました。
一部めちゃくちゃ気になる回答が……! 意味深~。
印象的だったのは「やめてよくなかったことは?」という問いに対して「なし。やめたらいいことしかなかった」との回答が多かったこと!
私と同じように
あの家事やめてよかったねきっと私~
と思っている方がたくさんおられるようで、やめ家事リポート連載担当として、とてもうれしい気持ちになりました!
今年も、やめられる家事をジャンジャン見つけて、やめてよかった~を増やしていきたいですね。