文具店や100円ショップで手に入る可愛い柄の折り紙で、おうちでのパーティを盛り上げてみませんか?
大人から子どもまで楽しめる簡単な作り方ですので、折り紙初心者でも大丈夫!
子どもたちと一緒に作って、パーティ準備の段階から楽しむこともできますよ。
この記事では、壁に飾るガーラントやオーナメントと、テーブルコーデに取り入れたい箸袋や紙コップカバーの作り方をご紹介します。
目次
「パーティー飾り」作りで用意するもの
今回ご紹介する「パーティ飾り」には、特別な道具は必要ありません。
折り紙だけで作れるものもありますし、一部で使用する文房具も100円ショップなどで手に入るものばかりです。
- お好みの柄の折り紙
- はさみ
- ステープラー(ホチキス)
- 糊(のり)(乾かす時間のいらないテープ糊がおすすめ)
- 吊り下げ用の紐(ひも)(タコ糸や麻ひも、細いリボンなどがおすすめ)
折り紙の扇形ガーラントの作り方
現代では布のはぎれや造花、ペーパークラフトなどで作る様々な飾りを紐でつなげて手作りするガーランドが人気。
三角の布や旗状の布をつなげると「フラッグガーランド」、細長い紙をつなげてチェーン状にする飾りは「チェーンガーランド」になります。
壁や空間を効果的に飾りつけることができるのでインテリアのアクセントや、パーティ会場の装飾にも活用されています。
折り方の手順
(まず半分に端を合わせて折りさらにその半分に折り・・・を繰り返す)
そのあといったん開き、折り筋に合わせて山折り谷折りを交互に行えばジャバラ折り(蛇腹折り)の完成。

接着してから開くと扇型に。



模様入り折り紙をジャバラ折りすると、模様が変形して見え方が変わるのも楽しめるポイントです。
ぶら下げる折り紙オーナメント
季節やイベントごとの飾りつけによく使用されます。
扇形ガーランドの応用で円盤状のオーナメントを作りましょう。
このとき、吊り下げ用の紐を一緒に貼り付けます。

折り紙の柄の組み合わせや、切込みの入れ方で雰囲気が大きく変わるので、いろいろと作りながら試してみてください。

折り紙でつくる可愛い「ハート形チェーン」
細長い紙をチェーン状につなげていく飾りは定番なので、作ったことがある人が多いでしょう。
単に輪にするのではなく、留める位置を少し変えるとハート型に。
ちょっと差がつくハート型ペーパーチェーンはいかがでしょうか。
それから左右の紙を下側に引っ張ってハート型にし、次の紙と一緒に留めるのを繰り返します。
折り紙は両面に柄があるものがおすすめ。
また柔らかい材質の折り紙ではきれいなハートにならないので、少し厚手のもので作ってください(コピー用紙程度の厚さがあれば十分です)。

ステープラーの針の位置を深くするとふっくらしたハートになり、浅くすると細長いハートになります。
組み合わせると、さらに華やかに
先述のガーランドと組み合わせて飾るとこのようになります。
折り紙のように薄い紙で作るときは、吊り下げるときに重さがかかるため、どうしてもハート型が伸びやすくなります。
そこで、長く作るよりも50cm程度につなげたものをいくつかにわけて作るほうが、きれいな形で飾りやすいでしょう。
壁に飾るときのご注意点
壁に留める際は、画びょうやプッシュピンではなく洋裁用の待ち針を使ってみて。
壁紙に開く穴が小さくて済みますし、見た目もピンが目立ちにくいです。
壁に刺すときは、斜め上から刺すようにすると、細い待ち針でもしっかり固定できます。
ただし、待ち針は小さいため落としたときも見つけにくいのがデメリット。
特に、ペットや小さいお子さんが触って落としてしまうような位置に使う際は、危ないので充分に注意してください。
ガーランドやオーナメントは使い終わった後、丁寧に取り外しして潰れないように保管すれば、何度も使うことができます。
折り紙の選び方
折り紙は、紙を折って動植物や生活道具などの形を作る、日本の伝統的な文化です。
子どもたちに折り紙遊びを教えることは指先のトレーニングや知育にもなるため、幼稚園でも積極的に取り入れられています。
ハサミを使わず折るだけで様々な形が作れる折り紙は、けがの心配も少ない遊びでもありますので、家にはいつも折り紙があるというご家庭は多いのではないでしょうか。
普段のインテリアには使わないような華やかな色を小さな折り紙で飾りに取り入れると、お部屋のイメージをがらりと変えることができるので、おすすめです。
パーティの雰囲気を盛り上げたり、子ども部屋を可愛く飾ったりするのにもいいですね。
折り紙は一袋に80枚から100枚も入っていることが多いので、たっぷり使えます。
両面プリントされているものや、和紙素材、フィルム素材のものなどもありますので使い分けしてください。
100円ショップの折り紙の場合、流行りのモチーフの柄はシーズンごとに変わります。
なくなることもあるので、気に入ったものを見つけたらその場で手に入れておくといいかもしれません。
目印にも!折り紙で作る「紙コップカバー」
つづいて、シンプルな無地の紙コップにつけるカバーを折り紙で作ります。
紙コップの飾りにもなり、誰のコップか区別するための目印(グラスマーカー)としても使えます。
折り紙を対角線で適当な幅に折り、紙コップに沿わせて端を糊で留めます。
折り紙同士だけを糊付けして、紙コップを取り換え可能にしておいてもいいですね。
そうすれば、飲み物を変えるタイミングで紙コップの交換ができます。
折り紙で作る「かんたん箸袋」の折り方
箸袋のついていない割り箸(裸箸)を用意して、好きな柄の箸袋を折り紙で作ります。
使い捨ての割り箸ではなく、普段使う樹脂や木の箸をお客様用にドレスアップするのにも便利。
和風の柄で作ると和食に似合いますし、年配の方へのおもてなしにも喜ばれそうです。
子ども用にはカラフルな動物柄にしたり、男性には英字柄やモノトーン柄の折り紙を使うなど、シーンに合わせて使い分けできるのが手作り箸袋の魅力ですね。

右上の角は右から1本目の折り筋に合わせて三角に折ります。



「箸袋」の折り方には応用の折り方がたくさんありますので、慣れたらもっと装飾的な折り方にチャレンジしてみてくださいね。
折り紙を暮らしに活用しよう
折り紙ペーパーは、子供の遊びに使えるだけではありません。
今回ご紹介した「箸袋」のように実用的な折り紙は、大人も楽しめる工作として人気。
少し複雑な箱や立体的なものなど、インテリア小物や収納小物として活用できる折り紙もありますが、もっと気軽に、折り紙を「ペーパークラフトの材料」と考えると、使い方やアイデアが広がりますね。
切り取ったり糊でつなげたり、可愛い柄を生かせば、余っている折り紙も使い切れそう。
これまで折り紙なんて使う機会がないから・・・と思っていた方も、まずは今回ご紹介したような使い方から始めて、折り紙の楽しさを味わってみてはいかがでしょうか。

