家事のコツや収納術、インテリアやおでかけにまつわる話などを通して「わたしらしい暮らし方」をご提案します。

室内干しアイデア21選。狭くても快適に洗濯物を干すには?
一人暮らしで部屋のスペースが限られていたり、雨の日に室内で洗濯物を干さなければいけない時、どこでどうやって干すか頭を悩ませていませんか?
今回は部屋の中や浴室の空間を利用して、快適に室内干しをするアイデアをご紹介します。ぜひ参考にしてください。

エアコンにポールを取り付けて干す

「tower」フィルムフックエアコン室内物干しポールホルダー
デッドスペースを利用しながら、エアコンの風で早く洗濯物を乾かせるアイデア。濡れた洗濯物を干すことで、乾燥しがちな室内の湿度調整もできて一石三鳥のアイデア。特にエアコンをつけっぱなしにする真夏や真冬に活用したい方法です。
写真で使用しているアイテム「フィルムフックエアコン室内物干しポールホルダー」は、下記記事でも紹介しているので、参考にしてみてください。
>>目立たないけど働き者。洗濯物を賢く干せる便利グッズ
窓や出窓の枠を利用して干す

「soraie/ソライエ」室内物干し
室内で干しても、洗濯物を日の光に当てる方が抗菌ができて◎。それなら、窓の側に干すのがベストプラクティスです。そこで活用したいのが窓枠。最近は、この窓枠を有効活用できる物干しアイテムが多数スタンバイ。
しかもこれら窓枠用のフックや物干し竿は、畳めるものが多いので、使わないときは畳んでコンパクトに収納しておけるのもうれしいところ。ワンルームでも洗濯物が邪魔にならず、部屋がすっきり使えるというメリットもあります。
部屋の上の空間を有効活用して干す

「cupen/クーペン」ピン固定室内物干し
壁の端から端までポールを渡して物干しスペースにするのも、おすすめのアイデアです。
部屋の一辺をすべて、洗濯物干しスペースとして活用できるため、シーツ・バスタオルなどの大物の洗濯物も室内に干せるというメリットがあります。
ワンルームの場合は、ベッド上のデッドスペースを活用すると生活の邪魔にならないのでおすすめです。ただし、濡れた洗濯物が滴って、布団が湿気らないよう注意しましょう。布団は湿気がこもりやすいので、晴れた日に窓を開けて、湿気対策を行うようにしてくださいね。
写真で紹介しているアイテム「cupen(クーペン)」については、こちらでも紹介しています。
>>斜め使いもOK! 自由なレイアウトがかなう室内物干し
部屋のコーナーに突っ張り棒で干す

簡単壁付ものほし
デッドスペースになりがちな部屋の角を干し場所にするのもひとつの手です。斜めに取り付けできる突っ張り棒や、写真のようなコーナー対応の竿受けを使えば、部屋の隅に物干しスペースを作ることがでsきます。
さらに窓に近い角やエアコンの下の角を活用すれば、乾きやすさもアップして一石二鳥です。
部屋のコーナーで上下に突っ張って干す

突張り式部屋干しシングルポール
天井と床を突っ張るタイプの物干しアイテムもおすすめです。上下に突っ張るタイプは耐荷重が重めで、洗濯物をたっぷり干せるのが特徴。そのため、倒れたり落ちたりする心配がなく、安心して干せるのもうれしいところです。
動線の邪魔にならない部屋のコーナーを活用できるので、子供がいるご家庭などにもおすすめの方法です。
ニッチスペースに突っ張り棒を渡す

突っ張り棒 50S
部屋に、壁の一部がくぼんだニッチスペースがある場合は、干し場所として活用しない手はありません。普通の突っ張り棒を渡すだけで簡単に物干しスペースが誕生。ニッチスペースがない場合でも、廊下や階段の上の空間、洗濯機上のスペースなど、探してみると意外に突っ張れる場所があるかもしれませんよ。
部屋の壁一面を室内干しスペースにする

突っぱり室内2段竿受け
家族の人数が多く洗濯物が大量に出る家庭では、室内干しスペースを部屋の一か所に作ると床面積をとってしまいますよね。かといって、家の中にあるデッドスペースを使うと、干すスペースが散らばって干したり取り入れたりする家事が面倒になってしまうことも。
それなら、部屋の壁の一面を物干しスペースに変えてしまうのがベスト。床と天井で突っ張る写真のような物干しを使えば、大量に干しても倒れる心配がないのでおすすめです。
折りたたみ式の室内干しを使う

「tower」折り畳み室内物干し
折りたためる室内物干しを使うオーソドックスなアイデアですが、最近は、折りたたみ式の室内干しアイテムがどんどん進化しています。例えば、写真のtowerのアイテム。持ち上げたりしなくても折りたため、使わないときはコンパクトになると口コミで評判。
他にもワンアクションで折りたためるアイテムが多数発売されています。
かわいい物干しを使って、インテリアにしてしまう

「BRUNO/ブルーノ」インテリアタオルスタンド
いろいろ工夫しようとしたけど、どうしても干し場所を作れないというなら、いっそ物干しスタンドをインテリアにしてしまいましょう。デザイン性のあるアイテムを選べば、洗濯物もオブジェの一部のように見えて楽しくなるはず。干さない時は部屋を広く使えるように、折りたためるかどうかもチェックして。
物干しの存在感ゼロ。部屋にワイヤーを使って干す

▲写真撮影:ayumi
インフルエンサーのayumiさんがおすすめしている、物干しワイヤー取り付けておくというアイデア。物干しワイヤーを壁に取り付けるという手間は発生するものの、物干し竿がインテリアを邪魔しないというメリットがあります。以下の記事でayumiさんが、実際にやっている様子を紹介されているのでぜひ参考にしてください。
使わない時はスッキリ!吊り下げ式の竿を設置する

「HOSETA」竿付室内物干し
見た目にスッキリして部屋も広く使えるのが、天井に物干しを取り付ける方法。写真のような昇降式のタイプなら、洗濯物を干す時だけ竿を下ろせて、普段は物干しの存在感をなくせるのがうれしいところ。ただし下地のあるしっかりした場所に設置する必要があり、取り付け場所を選んだりDIYの知識が必要だったりする点には注意が必要です。
窓際で手軽に。カーテンレールに掛けて干す

どこでもハンガー
「ハンガーが掛けられる場所」としてすぐ思い付くのがカーテンレール。ただレール部分に直接洗濯物を掛けるのはNG。というのも、重みでレールがゆがんだりはずれてしまうこともあるからです。
もし、カーテンレールを利用したいなら、レールの取り付け金具に引っ掛けるアイテムを使って、負荷を軽減しながら干すようにして。写真のようなハンガーを使ってもよいでしょう。
はさむだけで簡単!鴨居を使って干す

クロスフック ポール付
鴨居やドア枠を利用して干す方法です。鴨居は人の通り道なので、ハンガーキャッチを使うのがおすすめ。出っ張りをしっかり挟めるので、人が通るたびに洗濯物が落ちるというストレスもありません。
写真のように、ハンガーを2個使って間にポールを渡すことで、洗濯物をまとめて干せるのもナイスな点です。
デッドスペースを活用。ドアに掛けて干す

室内干しアームフック
ドアを干し場所にするのもひとつの手。部屋に必ずあるドアを使えば、身長に関わらず干せるというだけでなく、部屋の空間を圧迫しないというメリットもあります。
写真のように手軽ドアに引っ掛けるだけのフックを使えば、洗濯物がドアに密着しないので◎。木製の場合でもドアを傷めることがなく、洗濯物同士に隙間空間ができるので、早く乾くのでおすすめです。
和室の出入り口も無駄にしない。引き戸を使って干す

引戸ものほし
ドア前のスペースを既に使っているという場合でも、引き戸前はまだ空いているかもしれません。写真は引き戸に挟み込んでネジをしめるだけで設置できるアイテム。和室や納戸の扉も、洗濯物干し場としてくまなく利用できますよ。
ちょい干しに。引き出しに掛けて干す

5連フック
タンスや衣装ケースの引き出しを利用して干すアイデアです。「洗濯物があともうちょっと残っているのに、部屋にもう干す場所がない」という時でも干し場所を作ることができます。
ただ濡れた洗濯物を直接引っ掛けるのは、タンス表面を傷めるのでNG。写真のように、引き出しから距離をとれるハンガーを使って、タンスにダメージがないようにして干しましょう。
1つで2役。コートハンガーに干す

「brabantia/ブラバンシア」クロスラック
コートやジャケットを掛けるコートハンガーを洗濯用物干しに使うのも◎。乾けばそのまま収納場所にもなり、ズボラさんにももってこいのアイデアです。洗濯物の湿気や重さを考えると、木製よりもスチール製のコートハンガーを使うのがベターです。
下記の記事では、いろんなコートハンガーを紹介しているので参考にしてみて下さい。
>>賃貸でも大丈夫!狭い玄関にぴったりなコートハンガーのおすすめ
洗濯機の上の空間を活用。ランドリーラックに干す

山崎実業「tower/タワー」立て掛けランドリーシェルフ
洗濯上のスペースを収納場所として活用できるランドリーラック。バーがついたタイプを選ぶことで、洗濯物を干すスペースとしても活用できます。洗濯機から出した洗濯物を一歩も動かずに干せるのもメリット。空間を利用しながら、家事の時短にもなるアイデアです。
部屋の生活感をオフ。浴室にポールを渡して干す

「HOSETA/ホセタ」マグネットものほし
部屋に干すと生活感が出るのが気になるなら、浴室を干し場所として活用するのもひとつの方法。普段は見えない場所なので、部屋の見た目がスッキリするのはもちろん、空間を広く使えるのがメリットです。ただしお風呂掃除が行き届いていないと、壁の汚れや天井のカビが洗濯物に移ってしまう可能性もあるので注意しましょう。
隠し干しにも。浴室用の物干しアイテムを使って干す

山崎実業「tower/タワー」マグネットバスルーム物干しハンガー
少しだけ干したい場合は、浴室用の物干しグッズを使うのも手。壁にくっつけたりタオルハンガーに引っ掛けたりするだけで設置でき、手軽に干せるので便利です。インナーや下着などを、目に入らないように隠して干したい場合にもおすすめの干し方です。
シーツやバスタオルの大物は、くるくるハンガーで干す

スリム回転式くるくるハンガー
室内干しで困る存在といえば、シーツや大判のバスタオルといった大物。でもシーツが干せるような広いスペースがない……としても、あきらめることはありません。写真はくるくると掛けていくだけで、省スペースに干せるハンガー。広い場所がなくても干し場所を確保できる方法です。
干す場所を工夫して、室内干しを快適に
室内干しでやっかいなのは生乾きのニオイや湿気。換気扇をつけたり、家にいるなら窓を少しあけたりして湿気を抑える工夫をしましょう。以下の記事では、ニオイを抑える洗い方や干し方のコツを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
>> 部屋干しのニオイ対策!洗濯物が臭わない洗い方・干し方のコツ
ご紹介した室内干しのアイデアやグッズを参考に、狭くても諦めず、上手に洗濯物を干してくださいね。
公開日:2024年5月31日
更新日:2025年3月25日
