家事のコツや収納術、インテリアやおでかけにまつわる話などを通して「わたしらしい暮らし方」をご提案します。
子どもも大好き! お弁当にも欠かせないミートボール。お弁当以外にもいろんなアレンジができるおかずで、作り置きして冷凍保存しておくと、コスパ抜群。
今回は、そんなミートボールのアレンジをいくつかご紹介します。
常備菜として優秀!簡単「ミートボール」の作り方
子どもが大好きなミートボール。北欧では家庭料理として親しまれ、サワークリームにジャム、ジャガイモを添えて食べるのが定番。手間がかかるイメージがあって「レトルトしか使ったことがない」という人もいるかもしれませんが、「作り方は簡単」「冷凍保存OK」「多彩なアレンジOK」と常備菜として作り置きしておけば、お財布にもやさしいおかずです。
料理にちょっと加えるだけでボリュームもアップします。
ミートボールの基本の作り方
玉ねぎを使わず、洗い物も最小限に抑えたレシピです。
▲写真撮影:haru.
<ミートボールの材料>
- ひき肉……200g
- パン粉……大さじ2
- 生クリーム(牛乳でも可)……大さじ2
- 塩こしょう……少々
- 油……適量
生クリームは家に常備している家庭も少ないと思うので、牛乳で代用してもOKです。ただ、生クリームにするのと本格的に。ひき肉は、合いびき肉でも豚肉でも鶏でもOK。鶏を使う場合は、鶏むねミンチではなく鶏ももミンチを使う方のがおすすめです。
<ミートボールの基本の作り方>
1. ボウルにパン粉と生クリームを入れて浸します。
2.そこにひき肉を入れ、塩コショウをして、よくこねます。このとき粘りがでるまでこねるのがジューシーに仕上げるコツです!
3.適量を手に取り、両手で投げ合って空気を抜いたら、コロコロと転がして丸くします。
4.フライパンに油を敷いて、転がして焼き色を付けながら焼き、中に火が通ったら完成!
ミートボールをジューシーに仕上げるコツ
ミートボールがジューシーに仕上がらない!と悩んでいた私。北欧に取材旅行にいったときに聞いたコツは、
- 粘りがでるまでよくこねる
- つなぎに水分の少ない生クリームを使う
- ミンチは脂身のあるものを使う
先ほど鶏ミンチを使うときには、ムネではなくモモを使う方がおすすめといった理由は、脂身が多いから。いろんな合いびき肉で試しましたが、一番コスパがいいと思うのは豚ミンチ。脂身もほどほどあるので失敗がないような気がします。
また、粘りがでるまでよくこねることが大事です。ここは絶対にズボラしてはいけないポイント! 粘りがでるまでこねるかこねないかで、おいしさはかわってきますよ。
子どもウケ抜群「ミートボールのトマトパスタ」
▲写真撮影:haru.
こちらは、料理写真家haru.さんに教えていただいたアレンジ。SNSでは、別名「カリオストロの城風パスタ」と呼ばれて一時期話題になった料理です。
「一度は作っていただきたいと思うミートボールアレンジです。気になる作り方ですが、ニンニク・トマト缶・コンソメを使ってベーシックなトマトソースを作ったら、その中にミートボールとゆでたパスタを加えるだけ!」とharu.さん。市販のトマトソースを使ってもOKとのことです。
夏休みのランチにすると子どもに喜ばれること間違いなしなので一度チャレンジしてみてください。
好相性でびっくり「ミートボールのトマト煮ごはん」
▲写真撮影:haru.
こちらも先ほどミートボールのトマトパスタを教えていただいたharu.さんのレシピ。先ほど作ったミートボールトマトソースにパスタではなく、ごはんを合わせるだけです。トマトソースにごはんって合うの?と思うかもしれませんが、作ってみると意外な好相性にびっくり。
「サワークリームや水切りヨーグルトをのせると、口あたりがマイルドになりこっくりと深みのある味わいになりますよ」とharu.さん。北欧では、ミートボールとサワークリームは定番の組み合わせ! 一度チャレンジしてみてください。
面倒な工程が手軽に!「ミートボール酢豚」
▲写真撮影:haru.
酢豚がめんどくさい料理である一番の理由は、豚肉を揚げないといけないということ。
ミートボールで代用すると、とっても簡単に。アンケートをとったところ、haru.さんだけでなく、意外にもたくさんの多くの人が酢豚をミートボールで作っていることも判明。
酢豚のように野菜たっぷりで仕上げなくても、ミートボール+ピーマン、ミートボール+玉ねぎだけでもボリュームたっぷりのひと品になりますよ!
寒い日にぴったり!「ミートボールのクリームシチュー」
▲写真撮影:haru.
クリームシチューにミートボールが合うのはご想像の通りです。ゴロっとしたミートボールがクリームシチューを食べ応えのあるひと皿に!
ミートボールは一度焼き色を付け火を通しているので、ルーを入れる直前に加えればOKです! 写真は、料理写真家haru.さんによるコーンクリームシチューです。こちらも先ほどの酢豚と同様、人参・玉ねぎ・じゃがいもを入れなくても◎。写真のようにアスパラとコーンだけでスープ風に仕上げても、ミートボールがボリュームアップしてくれるのでメインの料理に仕上げてくれますよ。
節約にもなるミートボールを常備して!
加えるだけで、サイドメニューからメインメニューに格上げしてくれるミートボール。酢豚やシチューもミートボールで代用すれば、お財布にやさしい家計の助っ人に変身。
お弁当だけでなく、夏休みや冬休み、子どもの長期休暇には常備しておくと本当に助かるおかずです!
みなさんもミートボールを常備&アレンジして活用してみてくださいね!