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主婦100人の気になる「弁当作りの時短テク」事情

時短テクの工夫いっぱい! 主婦100人に聞いた「お弁当作り」事情

キッチン

忙しい朝、お弁当作りを続けるためにも、ちょっとでもラクしたい。でも、みんなどうやって時短しているんでしょう?

「気になるよそん家事情」を解明すべく、主婦100人にアンケートを実施する企画。
今回は「弁当作りの時短テク」についてリサーチしました。

家事のコツや収納術、インテリアやおでかけにまつわる話などを通して「わたしらしい暮らし方」をご提案します。

お弁当作りの時短、どんな工夫してる?

早速、みんながどんな工夫をして時短しているのか、結果を見ていきましょう。

「お弁当作りを時短するために工夫してることは?」の円グラフ

圧倒的に多かったのが「夕食の残りを使う」と「冷凍食品を使う」という時短テク。どちらも、3人に1人がしているという結果になりました。
次いで、おかずをまとめて作ったりメニューを決めたりして、お弁当作りの時短につなげているという意見も。

それでは、早速それぞれの意見をくわしく見ていきましょう。

「夕食の残り」を詰めて時短している人の意見

お弁当に夕食の残りを利用するのは、朝のお弁当づくりを時短できる定番の方法と言っていいかもしれません。アンケートではこんな声が集まりました。

「夕食の残り」を詰めて時短

「この写真のハンバーグとポテトサラダも前日の夕食で作ったもの。夕食の残りを詰めれば、あとは卵焼きとウィンナーを焼くだけなので、手間もなく時短になります。」(30代・4人暮らし・子ども2人)

「夕食の残りを使うと朝一でメニューを考えなくていいので、ゆとりができます。」(40代・4人暮らし・子ども2人)

夕食の残りを使えば、朝からお弁当に何を詰めるか考えたり、いちからおかずを作ったりする手間がなく、効率よくお弁当を作る時短ワザとして多くの人が実践していました。

ただ、特に夏場は、時間がたつとおかずが傷んでしまうことも考えられます。朝に再度加熱して、しっかり冷ましてから詰めることをおすすめします。

「冷凍食品」を使って時短している人の意見

レンジでチンするだけでお弁当に詰められる冷凍食品。中にはチンする必要もなく、凍ったままお弁当箱に入れられるものもあり、お弁当づくりの強い味方です。
利用している人からはこんな意見があがりました。

「すぐお弁当に入れられる冷凍食品を用意しておくと、朝焦らず気持ちに余裕をもってお弁当作りができます。」(40代・3人暮らし・子ども1人)

「冷凍食品」を使って時短

「私は冷凍おかずだけでなく、冷凍野菜をよく使います。この写真では、ほうれん草と揚げナスが冷凍野菜を使ったおかず。冷凍食品を利用することでお弁当を作る時間を短縮できています。」(40代・4人暮らし・子ども2人)

冷凍食品を用意しておくと、寝坊した朝や、お弁当にすき間ができたときのお助けおかずになるので安心ですよね。
またカットされていたり、ゆでたり揚げたりされている冷凍野菜を利用するのも手。お弁当づくりのハードルが下がりますよ。

「まとめて作る」「前日に作る」ことで時短している人の意見

「作り置きのおかずがあれば朝の時短になるし、お弁当に詰めるおかずの種類を増やせます。」(60代・3人暮らし)

「前日のうちに少しでも作っておくと、朝バタバタしなくてすみます。」(40代・4人暮らし・子ども2人)

休日や前日におかず作りをがんばっておくと、平日の朝はラクチン。お弁当作りの時短になるだけでなく、品数を増やして栄養に気を配りたいという人も手軽に手作りのおかずを詰められます。

作り置きにはガラス製の保存容器がおすすめ。透明で中身がひと目で分かるので、冷蔵庫から出すときにすぐ手に取れて時短になります。いろいろな種類のおかずを入れても、容器に匂いが移りにくいのもうれしい点ですね。

「メニューを決める」ことで時短している人の意見

前もってメニューを決めておくことで時短している、という人からはこんな声が集まりました。

「同じ卵料理でも、オムレツ→ゆで卵→だし巻き卵とメニューを決めてローテンションすることで、朝何を作るか考える時間を減らせます。お弁当がマンネリ化しないのもメリットです。」(40代・3人暮らし・子ども1人)

「メニューをおにぎりと汁ものに決めて時短しています。ごはんは炊き込みご飯にしたり、スープジャーに具だくさんのスープを入れたりして中身を工夫しています。」(40代・4人暮らし・子ども2人)

メニューが決まっていると、買い物の段階から必要な材料をそろえておくことができます。いざ作るときになって、材料や調味料を切らしていた、という失敗もなくなりますね。

おかずが完成しても、どのおかずをどこに配置するかを考えるのに案外時間がかかるもの。
とくに子どものお弁当では、フタを開けたときの見た目も大切ですよね。キャラ弁づくりが得意なママは、こんな工夫をしているそうです。

「メニューを決める」ことで時短

「子どもに入れてほしいおかずのリクエストを聞き、メニューを決めて出来上がりの完成図を書いています。

「メニューを決める」ことで時短

こちらが実際に作ったお弁当。おかずができたら完成図を見ながら詰めるだけなので、詰め方で悩む時間を短縮できます。」(30代・5人暮らし・子ども3人)


完成図を描いておけば、入れようと思っていたおかずを入れ忘れてた!ということもなくなりそうですね。

お弁当作りの時短に使っているアイテムは?

お弁当のおかず作りでは時短できるアイテムを活用している意見も。どんなアイテムでどんな時短の工夫ができるのか、実際の声も交えながらご紹介します。

おかずがひとつで済む「丼型弁当箱」を使っている

<p>カフェ丼</p>

カフェ丼

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おかずをごはんの上にのっける丼ランチが楽しめるお弁当箱。親子丼やカツ丼といった丼用のおかずを作るだけでお弁当が完成します。

「丼型のお弁当箱ならおかずが一品ですむので時短になります。」(40代・4人暮らし・子ども2人)

いろいろなおかずを作らなくていいのは、気持ち的にもお弁当作りのハードルが下がりますよね。
こちらは保温弁当箱になっているので、前日残ったカレーやシチューを持っていきたいときにも重宝します。

余ったスープが一品になる「スープジャー」を使っている

<p>サーモス 真空断熱スープジャー</p>

サーモス 真空断熱スープジャー

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汁ものを持ち運ぶのに便利なスープジャー。具材を多くすれば、それだけでおかずになるので他のおかずを作る手間を減らせます。

「お弁当を具だくさんスープとおにぎりにすると簡単にできます。子どもも喜ぶメニューです。」(40代・4人暮らし・子ども2人)

残り物のお味噌汁やスープを入れるだけでも一品になるので、お弁当のおかずが少ない日にも活躍します。

ちなみに「スープジャーでほったらかし調理!おかゆランチや温泉卵の作り方」の記事では、スープジャーを使って作れるほったらかしメニューを紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

同時調理ができる「仕切り付きフライパン」を使っている

<p>ひるもぐ「ツインパン」</p>

ひるもぐ「ツインパン」

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同時に2つの調理ができるので、少量のお弁当のおかず作りに便利。高さのある仕切りが付いているので、卵焼きと炒め物といった組み合わせでも、おかずが混ざることなく作れます。

「仕切りつきフライパンは味が混ざらないので、違う味付けの2種類のおかずを同時に作れます。お弁当作りの時短になっています。」(50代・4人暮らし・子ども2人)

ちなみにこちらは、姉妹サイト「リビングート 楽天市場店」で2022年に最も売れたフライパン。 「2022年 一番売れたフライパンは? おすすめランキング10」の記事では人気のフライパンを多数紹介しているので、ぜひチェックしてください。

スピード調理ができる「グルラボ」を使っている

<p>グルラボプラス パーソナルセット</p>

グルラボプラス パーソナルセット

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レンジやオーブンで本格調理ができる調理器です。高温の蒸気がムラなく循環する独自構造で、肉じゃがなら約3分ほどと超スピードクッキングが可能。時間がない朝のお弁当づくりに活躍します。

「グルラボは、コンロがふさがっていてもレンジで加熱できるので時短になります。野菜をおいしく調理できるのでお気に入りです。」(30代・5人暮らし・子ども3人)

容器は、野菜を洗ったり水切りしたりとボウルとしても使えます。そこに調味料を入れて加熱すれば、鍋やフライパンを使わずグルラボだけで料理が完成。洗い物も減らせるので、さらに時短になります。

主婦の声、参考になりましたか?

今回は「弁当作りの時短テク」に着目して、リアルな主婦の声をまとめてみました。

朝は洗濯やゴミ出し、子どもの世話など、しなくてはいけない家事がたくさん。アンケートからは、そんな限られた時間の中でのお弁当作りを、いろいろな工夫で乗り切っている様子がみられました。
毎日のお弁当作りは大変ですが、時短テクを取り入れることで無理なく続けたいですね。

コレ!という正解がないからこそ、気になるよそん家事情は参考になるかと思います。
ぜひ自分にピッタリの方法を見つけてくださいね。

なお、おすすめのお弁当箱や水筒などのランチグッズは、こちらでも紹介していますので、チェックしてみてくださいね。

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