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一人暮らし用調理器具

一人暮らしで初めにそろえておきたい調理器具。失敗しないサイズと種類は

キッチン

一人暮らしを始めるときって、どんな調理器具をそろえればよいのでしょうか。
「小さいキッチンだからできるだけ小さいものを」と思ってそろえると容量が足りなかったり、逆に「実家で使っていたものと同じものを」と選ぶと大きすぎたりするかもしれません。
鍋やフライパンなどの調理器具は何度も買い替えるものではないので、最初によく考えて選びたいですね。
この記事では、1人分の料理をするためにそろえておきたい「調理器具のサイズ・種類」について解説します。

北海道の庭で、野菜と共にハーブ・野草・山菜を育てる菜園家。また、それらの食材の楽しみ方・調理方法をプロとして、Yahoo!などの様々なメディアで発信している。Instagram・ブログ『料理+菜園づくり 食育インストラクターracssの日々の暮らし』で、その様子を公開中。

これさえあれば安心!6つの基本調理道具

料理したいけれど、どのくらいの頻度でできるかわからないときは、用途の多い調理器具を厳選して用意しましょう。
最低限、一人暮らしに必要なものはこちらです。

  • まな板
  • 包丁
  • 片手鍋
  • フライパン
  • ボウル・ザル

他にも、おたまや計量スプーンなど、調理をサポートする小物が必要になってきます。
それぞれの用途を含めて、おすすめサイズの選び方や種類について説明しますね。

まな板のベストサイズは?

一人暮らし向けまな板と包丁

一人暮らしのときまな板のサイズは、小さいものか、逆にとても大きいものか、どちらかを選ぶのがおすすめです。

小さいまな板を選ぶときには

狭い調理スペースで使うのには、長さ30cm以下の小さいまな板がおすすめです。
長いネギや大きいキャベツは切りにくいものの、少量だけ切るのにはこれで充分です。

ただし、シートまな板や小さすぎるカッティングボートだと安定せず、滑ったりして危険。できれば「厚みが1cm以上で、ある程度重さもあるまな板」を選んでください。そうすれば、スペースから多少はみ出るようにして使っても安定感があります。

まな板の素材はお好みですが、刃当たりが柔らかく滑りにくいのが木製、乾きやすく除菌がしやすいのは樹脂製です。
小さいまな板のメリットは、洗いやすいことや収納場所に困らないこと。
切る食材が変わるたびに何度も洗いながら使うときにも、軽くて便利です。

大きいまな板を選ぶときには

料理に慣れていてたくさん食材を切ることがある人は、小さいまな板では不便に感じるはず。
その場合は思い切って、大きいサイズのまな板にするのもいいと思います。
まな板を置くスペースがほとんどないキッチンでも、大きいまな板をシンクに渡すようにして調理スペースを広げる使い方ができるからです。

長さ45cm以上のまな板であれば、ほとんどのシンクに縦に渡すことができます。
たわまないようにやや厚め(樹脂なら1.3から1.5cm程度)のものを選びます。
シンクまな板」などの商品名で販売もされていますので、一度チェックしてみてください。
横向きにしてシンクに渡したい場合は、キッチンのシンクサイズを測ってからまな板のサイズを決めましょう。

<p>耐熱抗菌まな板 シンクサイズ LLL</p>

耐熱抗菌まな板 シンクサイズ LLL

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横向きにしてシンクに渡したい場合は、キッチンのシンクサイズを測ってからまな板のサイズを決めましょう。
大きいまな板はとても作業がしやすいものの、重さがあり洗いにくいのがデメリット。
また、洗ったあと立てて乾かすスペースがない場合は、置きっぱなしでもカビにくい抗菌の樹脂素材を選んでください。

最初の一本におすすめの包丁は?

包丁は狭いキッチンで使うなら、刃渡り18cmの三徳包丁が万能です。
もし広めのスペースがあるなら、大きい食材を切りやすい21cmもおすすめ。

包丁の選び方については別の記事でも解説していますので参考にしてください。

片手鍋と両手鍋、どっちがおすすめ?

鍋の形状にも色々ありますが、大きく分けて、片手鍋と両手鍋の2種類があります。
作る料理の種類や量によって使い分けますが、ひとつだけ買うのであれば片手鍋がおすすめです。

1つ目の鍋にぴったり。大活躍する片手鍋のサイズは?

片手鍋

パッと作れるインスタントラーメンやうどんのために、直径18cmの片手鍋を用意しましょう。直径18cmの場合、容量は1Lから1.2L程度になります。

このくらいあると多めの味噌汁、雑炊などを作るのにも便利です。野菜をゆでたり、ちょっとした煮物などのおかず作りにも重宝します。
また2、3食分のカレーなら、この鍋があれば間に合います。

鍋を選ぶときは必ずフタ付きを選んでください。フタがあると早く沸きますし、蒸らし調理もできます。
フタはできれば中の様子が見えやすいガラス製がおすすめです。

2つ目の鍋として買うなら両手鍋

2つ目の鍋としておすすめの両手鍋

料理を頻繁にするようになり、同時に2、3品作ったりよく友人を招くようになれば、もうひとつ鍋が必要です。

例えば友人と一緒にパスタを作って食べるときに便利なのが、直径が20~21cmの両手鍋。そのくらいの大きさだと約3Lの容量があるので、多めのカレーやシチュー用にもぴったりです。

使い回しのきくフライパンの正解は?

使い回しの効くスキレットとフタ

フライパンにも色々なサイズがあって迷ってしまいますが、ひとつだけ用意するのなら直径24cmのフライパンにしましょう。セットでフタも用意します。

24cmあるとチャーハンや野菜炒めなどが作りやすく重宝します。
またお好み焼き、餃子、魚の切り身を焼くのにもいいサイズ。
朝ごはんの目玉焼き一つだけを焼くのには大きいですが、一緒にウインナーや野菜も調理するのにぴったりです。
揚げものの出番が多くなりそうなら、少し深め(6cm以上)のタイプを選んでください。

フライパンの素材はくっつかないフッ素樹脂加工が手軽です。
ただフッ素樹脂加工のフライパンはどうしても次第に劣化し、くっつくようになるので、いずれは買い替えが必要。

薄手の鉄のフライパンは使い方によってはくっつきますが、焦げ付いてもたわしでこすることができるので長く使うことができます。
お好みで選んでください。

ボウルとザルは1セットで充分!

ザルとボウル

素材を漬けたり混ぜたりする下ごしらえ、野菜を洗ったり、ゆでたものを水切りしたりするのに必要です。
サイズは大きすぎない18cmボウルとそれに合うザルを選ぶのがおすすめ。
このサイズだと上で紹介した18cmの片手鍋と一緒にザルを使うこともできて便利です。

ボウルは耐熱ガラスのものにすると、電子レンジで加熱ができますし、サラダボウルとして食器のように使うこともできるので便利ですよ。

ガラスのボウルについては「耐熱ガラスボウルの便利な使い方」でくわしくご紹介しています。

調理をサポートする小物はどう選ぶ?

一人暮らし用調理器具

調理をサポートするツールも必要です。100円ショップでもそろいます。
サイズが大きいと狭いキッチンでは調理中の置き場に困るので、小さめのサイズがおすすめです。

計量スプーン

調味料を量る計量スプーンは必須です。

料理のレシピには必ず「大さじ・小さじ」で分量が示されており、きちんと量って使うことで料理の失敗を防げます。
料理に慣れてくると、計量スプーンを使わずに目分量でも上手にできるようになりますが、最初は必ず用意しましょう。

おたま

「おたま」は汁ものをすくうときに必須ですが、柄の長すぎないものにします。
片手鍋用には柄の長さが20cm程度のもので十分です。

フライ返し・ヘラ

フライ返しは箸やスプーンで代用することもできますが、料理をきれいにひっくり返すためには必要です。
卵焼き、ハンバーグなど崩れやすい料理を返すときにとっても便利です。

形は炒めもの用のヘラとしても使いやすい三角のバターピーター型がおすすめ。
フライパンがフッ素樹脂加工の場合、フライ返しも傷をつけにくいナイロン製またはシリコン製のものにしてください。

菜箸

菜箸は炒めもの、揚げものや盛りつけに便利ですが、通常の箸でも代用は可能です。
もし揚げものが多いなら、油ハネを避けやすい長い菜箸はあったほうがいいですね。

計量カップ

計量カップはグラスなどでも代用はできますが、やはり専用のものを用意していた方が便利。
電子レンジ調理で「タレ」を作ったりするために、電子レンジOKのタイプがおすすめです。

ちなみに鍋や「おたま」にメモリがついている商品を選ぶ場合は、調理中の計量カップは必要ないかもしれません。

他に買うべきキッチンツールは?

買うべきかどうか迷うアイテムや忘れがちなアイテムをご紹介します。

米びつなどお米用品は買うべき?

一人暮らしで米びつとしゃもじは必要?

しゃもじやお米用の計量カップは、新しく炊飯器を購入するとついていることが多いですが、もしついてないなら別途用意します。

生米を保管する米びつは、専用のものではなくてもいいでしょう。
小分けすればペットボトルやジップ袋で代用ができます。小分けが面倒な場合は、密閉できる大きめの容器で代用しましょう。

忘れがちだけど必要なグッズ

一人暮らしを始めるときに忘れがちなスポンジや洗剤など

意外と最初の買い物で忘れがちなのが洗剤とスポンジかもしれません。
狭いキッチンでは洗剤容器やスポンジも小さめサイズを選ぶのも大事なポイントです。
スポンジラックはなくてもいいですが、衛生的にスポンジの管理ができるように気をつけてください。

洗った食器をのせる食器かごは、場所をとりますので一人分ならなくてもよさそうです。
代わりに吸水性の良い布巾や使い捨てクロスを用意して、その上に洗ったものを置いたり、すぐに拭いて片付けられるようにしましょう。

使いやすい調理道具で自炊を

一人暮らしを始めるときに用意したい調理用の道具をご紹介しました。
最初にしっかり選んでそろえると、自炊する意欲もわきますね!

使っているうちに「うちのキッチンにはこういうほうがいい」「この料理を作るには別の道具も必要」などの理想が出てくると思います。
調理器具を追加で増やすのは、その理想が出てきてからで大丈夫です。
おいしい料理が作れると健康的な食生活に役立ちますし、食費節約、ストレス解消になったり、友人とのコミュニケーションのきっかけになったりとメリットがいっぱいですよ。

使いやすい調理器具でどうぞ楽しい自炊ライフを!

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