家事のコツや収納術、インテリアやおでかけにまつわる話などを通して「わたしらしい暮らし方」をご提案します。
風呂ふたは、意外と大きくてかさばるので、入浴時は置き場所に困りがちです。
しかも、通気性の悪い状態で置いておくとすぐにヌメったりカビが生えてしまって、掃除が大変ですよね。
そこで今回は風呂ふたをスッキリと清潔に収納できるアイデアをご紹介します。
浴室をいつも快適な状態にするためにも、ぜひチェックしてみてください。
清潔に保つには?【タイプ別】風呂ふた収納のコツ
風呂ふたの形状には大きく分けて、パネル(組み合わせ)タイプ・シャッタータイプ・折りたたみタイプがあります。
それぞれのタイプによって、清潔に保つためのコツがあるので、まずご紹介します。
「パネル(組み合わせ)タイプ」の風呂ふた収納のコツ
2枚あるいは3枚の平らな板状のものを1組にして使うのが、パネルタイプの風呂ふたです。
表面がフラットなのでお手入れは簡単ですが、壁に立てかけて置いておくと、風呂ふただけでなく、壁も乾きにくなってしまうので、ヌメリやカビの原因に。
また、パネルタイプはコンパクトにならず重くてかさばってしまうので、入浴中にどこに置いておくか困りますよね。
浴槽のフチに倒れないよう置いておくのも難しいので、
- 風呂ふたスタンドを使う
- マグネットアイテムを使って浮かす
- 風呂ふた専用のフックを使う
といった方法で収納するのがベターです。
「シャッタータイプ(ロールタイプ)」の風呂ふた収納のコツ
風呂ふたのなかで最もポピュラーな、ロール状にくるくると巻くタイプ。
縦に凸凹状のラインが入っていて、端から丸めていくと筒状にコンパクトにまとまります。
凸凹の部分の水気がしっかり切れないのが難点。ヌメリやカビで一番たまりやすく、掃除がしにくいタイプです。
カビなどを防ぐためには、水が溝にたまらないよう立てて収納するのがベスト。
収納方法としては
- 浴槽の隅に立てかける
- 風呂ふたスタンドを使って立てる
といった方法があります。
「折りたたみタイプ」の風呂ふた収納のコツ
パタパタと折りたたむタイプの風呂ふた。丸めて折りたたむシャッタータイプと違って、重ねてたたんでいくので隙間ができず、よりコンパクトに収納できるのがメリットです。
折りたたみタイプもつなぎ目(溝になっている部分)がカビで汚れやすいので、なるべく風通しがよい状態で収納するのがコツ。
シャッタータイプ(ロールタイプ)と同様に、
- 浴槽の隅に立てかけて収納する
- 風呂ふたスタンドに立てて収納する
- 風呂ふたフックに挟んで浮かせて収納する
といった方法で収納するようにしましょう。
では、実際にどのようなアイテムを使えばいいか、アイデア別にご紹介します。
【アイデア1】風呂ふたスタンドを使って、浮かせて収納する
立てかけて収納する場合も、床や壁に接しているとその部分に水が溜まって、ヌメリやカビの原因になります。ディスペンサーや風呂おけを「浮かせる収納」にしている人もいると思いますが、風呂ふたも「浮かせる収納」にするのがベストです。
マグネットで壁際にスッキリ収納できる、風呂ふたスタンド
山崎実業「tower タワー」乾きやすいマグネット風呂蓋スタンド
強力マグネットで浴室の壁に簡単に設置できるスタンド。パネルタイプやシャッタータイプの風呂ふたに対応しています。
ほどよく間隔が空いているため、使用後の風呂ふたの水気もすばやく切れます。
折りたたみタイプがコンパクトにまとまる、風呂ふたホルダー
山崎実業「MIST」マグネットバスルーム折り畳み風呂蓋ホルダー
折りたたみタイプやシャッタータイプの風呂ふたをマグネットを使って「浮かせて収納」ができるホルダー。
フックがついていて、バスグッズや掃除ブラシなどの小物を掛けておくことができるので便利です。
【アイデア2】風呂ふたを立てて収納する
壁にマグネットがつかない場合は、置き型の収納アイテムを使って風呂ふたを「立てる収納」にするというのも一つの手です。
床に直接触れる部分が少なく、収納アイテム自体のお手入れが簡単かどうかにも気をつけて選ぶと失敗しません。
場所をとらずに乾かせる、省スペースな風呂ふたスタンド
山崎実業「tower タワー」乾きやすい風呂蓋スタンド
隙間を空けて乾かしやすく干せるように設計された、パネルタイプの風呂ふた用スタンドです。シャッタータイプも2つ折りにすれば使えます。
床との接地面が少ないため底がぬめらず、お手入れも簡単。シリコーン製の滑り止めがあるため、床にも傷がつきにくいのもうれしいポイントです。
湯おけも一緒にすっきり収納。安定感のある風呂ふたスタンド
スパージュ 風呂蓋スタンド
湯おけも一緒に収納できるフックつきのスタンドラックです。これひとつでバスルームがすっきり片付きます。
安定感のあるしっかりとしたフレーム構造&すべり止めつきで、安定性もばっちり。重たいパネルタイプの風呂ふたでもしっかりと支えます。折りたたみタイプの風呂ふたにも対応しています。
ワイヤー製で通気性ばっちり。シャッタータイプのおすすめの風呂ふたスタンド
ダブルコーティングふろ蓋スタンド
シャッタータイプの風呂ふたを、くるっと巻いてスッキリ収納できるスタンドです。
ワイヤー製なので通気性や水切れがよく、お手入れも簡単。
ワイヤーの表面はダブルコーティングされており、サビにくくなっています。
どのタイプにも使えて便利。高品質なステンレス製の風呂ふたスタンド
ステンレス風呂ふたスタンド
どのタイプにも対応した風呂ふたスタンドです。床と風呂ふたの接地面に空間が空いているため、乾きやすいのがポイント。
素材はステンレスの中でもさびにくく、耐食性に優れた18-8ステンレスを採用。新潟県燕三条で生み出された最高品質の逸品です。
【アイデア3】カゴを使って収納する
シャッタータイプや折りたたみタイプであれば、ランドリーバスケットのような大きめのカゴに入れて収納するのもおすすめです。この際、あまり網目が細かいものを使うと掃除が大変なので、カゴ自体の洗いやすさも考えてアイテムをセレクトしましょう。
コンパクトにしまえる大容量のランドリーバスケット
折りたためるランドリーバスケット
幅約55cmの容量たっぷりのランドリーバスケットです。使わない時はぺたんとコンパクトに折りたたんで、洗濯機横などの隙間に収納しておけます。
底の部分には穴がないので、床を濡らさずに風呂ふたを収納できるのがうれしいポイント。
水回りでも使いやすい、通気性のよいワイヤーバスケット
山崎実業「towerタワー」ランドリーワイヤーバスケット
シンプルでスタイリッシュなデザインのランドリーバスケットです。素材にはさびにくく加工されたスチールが使われています。
水周りにピッタリな通気性の良い格子デザインなので、湿気やホコリがバスケットの中に溜まりません。
「ライクイット」スタッキングランドリーバスケット
洗濯物用としてはもちろん、収納用アイテムとしても使いやすく、マルチに活躍するバスケットです。
格子状で通気性の良いデザインは、水回りの収納に最適です。高さもあるので、風呂ふたの収納にもぴったりです。
同シリーズのスタッキングバスケットと重ねて置けるので、使わないときでも収納場所をとりません。
【アイデア4】洗濯機横に風呂ふたを収納する
夏場は浴槽に入らないという方は、しっかりと水切りをして脱衣場に収納するのもひとつの手。しっかり乾かして置けて、カビが生えにくくなるのでおすすめです。
この時、デッドスペースになりがちな洗濯機横を有効活用するといいでしょう。
パネルタイプにはバスタオルハンガーを活用
山崎実業「towerタワー」横から掛けられるバスタオルハンガー
バスタオルを横からスッと掛けられるバスタオルハンガーです。狭い場所でもスッと掛けやすく取り出しやすいのがポイント。
程よく間隔が空いているため、風呂ふたを収納するときも乾きやすいですよ。
折りたたみやシャッタータイプならファイルボックスを使う
ファイルボックス ワイド
しっかり安定感のある丈夫な作りのファイルボックスです。本体素材には軽くて扱いやすいポリプロピレンを採用。
丸洗いができるため、ずっと清潔に使うことができます。
風呂ふたの収納以外にも、家じゅうのあちこちで便利に使えます。
風呂ふたの収納を工夫して、プチストレスを減らそう
折りたたみタイプの風呂ふたの場合は、他のタイプよりも軽量なので、浴室外にも収納しやすいです。
夏場など長期間使わないときは、最後にご紹介したような代用アイテムを使って、湿気の少ない場所に置いておくのもよいもしれませんね。
風呂ふたを上手に収納することで、浴室を広々と使えるだけでなく、普段のお掃除などの手間も楽になります。カビやぬめりのお手入れなどのプチストレスからも解放されるかも。
今回ご紹介した中で気になるアイテムやアイデアがありましたら、ぜひ気軽にお試しください。