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ブラインド

ブラインド選びに悩んでる人必見!スタイルや素材決めで迷ったときのポイント

インテリア

明るい日光が入る季節になると、模様替えして部屋の雰囲気を変えたくなりませんか? 部屋に対する面積が大きい窓の装飾を変えると、室内の雰囲気も一気に変わります。

中でもブラインドは、装飾だけでなくプライバシーを守りながら部屋に光や風を取り入れられる機能的なアイテム。
この記事では、そうしたブラインドの種類や特徴、選び方などをご紹介します。

「ブラインドを使いたいけれど、どう選んだらよいのかわからない」という方はぜひ参考にしてみてください。

丁寧に言葉を紡ぐことが信条のライターです。一男一女の父親で、共働き世帯の育児、家事&時短料理など、父親目線でお届けします。 家族で協力し、楽しく家事を行うライフスタイルを目指しています。雑貨/家具の開発をしていたからか、インテリアへのこだわりは少し強めです。

ブラインドにはどんな種類がある?それぞれの特徴は?

日よけや目隠しのために窓などに取り付けるインテリア装飾のブラインドには、主にたて型ブラインド・横型ブラインド・木製(ウッド)ブラインドの3種類あります。

ここでは、それぞれのブラインドの特徴について解説します。

たて型ブラインドの特徴


バーチカルブラインドとも呼ばれる、たて型ブラインド。
細長い羽根板状のルーバーと呼ばれるパーツが、床や天井に対して垂直に組まれています。
ルーバーを回転させることで、日光や風を取り込む量を調節します。そのため、朝日や西日といった低い位置からの窓に差し込むまぶしい日の光をさえぎるのに適しています。

また、たて型ブラインドはカーテンと同じように左右に開けられるため、リビングなどの頻繁(ひんぱん)に出入りする大きな掃き出し窓などに取り付けると、使い勝手のよさを実感できるでしょう。

横型ブラインドの特徴


オフィスなどでよく使われる横型ブラインドは、「ベネチアンブラインド」とも呼ばれるアイテム。
窓の大きさや形状を問わず、ほとんどの窓に取り付けられるのが特徴です。

たて型ブラインドの羽根部分がルーバーと呼ばれるのに対して、横型ブラインドの羽は、細い板を意味するスラットと呼ばれます。
スラットは床や天井に対して平行に組まれていて、上下に回転することで日光や風が部屋に入り込む量を調節します。特に上から降り注ぐ昼間の直射日光などをさえぎることができます。
ただし、スラットの上にほこりが溜まりやすいのはデメリットと言えます。

オフィスビルなどでは、スラットの向きによって近隣のビルからの目をさえぎることができるため、セキュリティ対策のアイテムとしても重宝されています。

木製(ウッド)ブラインドの特徴


高級感とナチュラル感が魅力の木製(ウッド)ブラインドは、部屋に温かみと安らぎをもたらします。
自然素材ならではの木目の美しさや、経年変化による味などを楽しめる木製(ウッド)ブラインドは遮光性も期待できます。

無垢材のルーバーだけでなく、軽い木材を使ったものや集積材のもの。耐水性などの機能が付いたアイテムなどバリエーションも豊富です。
重量があるため、風がふいてもルーバーが揺れず、他のタイプのブラインドに比べて音がしにくいのも魅力。

一方でデメリットしては、他の素材に比べてルーバーが重たいために取り付ける窓を選ぶという点が挙げられます。
取り付ける際には、壁に下地があるかチェックしましょう。

ブラインドの主な素材にはどんなものがある?

ブラインドの素材には、どのようなものがあるのでしょうか。
主な素材とそれぞれの特徴などを簡単にご紹介します。ライフスタイルに合わせて使い勝手のよいものを選ぶことをおすすめします。

【素材1】取り扱いが簡単なアルミ製タイプ

横型ブラインドに使われることが多いアルミ製のブラインドは、もっともポピュラーな素材の1つです。

軽量で腐食に強く取り扱いが楽なため、オフィスや病院・家のリビングのみならずキッチンや洗面所といった水回りなどでも使えます。

遮光性の高さ、汚れに強くお手入れが簡単など機能面も充実。色のバリエーションも増えてきており、インテリアに合わせて選べる万能アイテムです。

【素材2】ポピュラーな布製タイプ

ポリエステルなどで作られる布製タイプは、主にたて型ブラインドで使われる素材です。
布製タイプの最大の魅力は機能性。カーテンと同様に防炎・遮光・抗菌・防臭・ウォッシャブルなど充実しています。

厚手の生地とレース生地が一体型になっているアイテムもあり、人が集まるリビング・ダイニングからプライベート空間まで、用途に合わせて選べる、まさにブラインド初心者にもおすすめのアイテムといえます。
他のブラインドより若干高価ですが、生地の織りや柄、光沢などの種類が豊富なので、部屋の雰囲気や好みに合わせて選べるのも魅力です。

【素材3】木のぬくもりが感じられる木製タイプ

木製タイプのブラインドの魅力は、木目の美しさや木のぬくもりを残しつつスタイリッシュな部屋を演出できることです。北欧風やアジア風などどんなテイストの部屋にも合わせられます。
日焼けなどで木の表情が少しずつ変わる経年変化も楽しめる木製タイプは、世界にたった1つのアイテム。愛着もわくことでしょう。
クロスなどで乾拭きするだけでほこりが落とせて、お手入れが簡単なのも魅力。

他の素材に比べて重量があるのが難点ですが、最近では軽量の木製風ブラインドも販売されているので、合わせてチェックしてみてくださいね。

【素材4】お手入れ簡単ガラス製ブラインド

オフィスなどでは、ポリエステル生地・アルミ製のブラインドではなく、主原料がガラスの「ガラス繊維」で織ったブラインドが使われることがあります。

「ガラス繊維」で作られたアイテムの特徴は防炎機能です。ガラス繊維自体の不燃性が高いことから、その繊維で作ったブラインドも燃えにくいというわけです。
強度があり耐久性に優れているだけでなく、お手入れが簡単なことも特徴。
水拭きができるため、さっとふき取るだけで汚れを落とせます。キッチン・お風呂場など水周りでも活躍するアイテムです。

【素材5】音が静かなPVC製ブラインド

風などでブラインド同士がぶつかると大きな音がすることがありますが、PVCはしなやかな素材なため、ルーバー同士がぶつかってもうるさい音がしにくいのが特徴です。

普段のお手入れは乾いた布で拭き取るだけ。水拭きもできるため、楽にお手入れできるのも魅力といえます。

【素材6】和紙

素材感が特徴的な和紙製のブラインドは、和室のみならず洋室にも合わせられるアイテムです。
ナチュラルな素材感が、空間にやすらぎと柔らかさをもたらします。
和紙の素材感を損ねることなく、防炎・はっ水加工などが施されたアイテムもあります。

【ポイント1】素材の選び方


ブラインドを選ぶ際に重要なポイントとなる「素材」は、部屋の用途部屋の雰囲気という2つの観点から選ぶことをおすすめします。

部屋の用途によって素材を選ぶ

ブラインドに使われる素材にはそれぞれメリット・デメリットがあるため、素材のよさを活かせる場所で使うようにします。

例えばキッチン・お風呂場・洗面所では耐水性があるアルミ製やガラス製のブラインドがよいでしょう。
また、子ども部屋では抗菌・消臭機能が付いた布製ブラインドを活用するのがおすすめです。

このように、使う場所・目的に合わせてブラインドの素材を選ぶことで、その効果が発揮されます。

インテリアに合わせて素材を選ぶ

インテリアの大きなスペースを占めるブラインドをはじめとする窓装飾は、センスのよい部屋を演出するための重要なアイテムの1つです。
他のインテリアの素材と合わせると、ワンランク上の部屋を演出できます。

例えば、ソファの張地と同様の生地製ブラインドを選んだり、テーブルと同じ材や色の木製ブラインドを選んだり、部屋の調和を考えるとよいでしょう。

【ポイント2】たて型・横型の決め方


ブラインドを取り付ける際に一番悩むのが「たて型のブラインドか横型ブラインドのどちらにするか」ではないでしょうか?

どちらか選ぶ際に考えておきたい点は4つあります。

遮光性で決める

たて型ブラインドの構造上、ルーバーの間から光漏れはありますが、遮光タイプの生地を使ったアイテムでは、遮光性99.99%以上で光の透過を防げるアイテムもあります。
横型ブラインドも構造上完全に光を遮断できずスラットの間から光が漏れます。
ブラインドの昇降用に空いた穴から光漏れすることもあるため、たて型ブラインドの方が遮光性が高いといえるでしょう。

調光で決める

たて型ブラインドは、ルーバーの角度を調整することで、低い太陽から垂直に差し込む朝日や西日などの光の量を調節できます。
横型ブラインドは、スラットを調整して上下からの日光の量を調節できるので、一軒家・マンション・オフィスなどで幅広く使われます。

「どのような光をさえぎって光の量を調整したいか」また「どういった明るさになる部屋で使うのか」などを考慮して選ぶと、最適なブラインドに出会えますよ。

部屋の印象で決める

床・天井と垂直にルーバーが組まれているたて型ブラインドは、縦のラインが強調され天井が高く感じられるアイテム。
高いデザイン性で、スタイリッシュでセンスのよい印象を与えます。
ただ、ブラインドを開けたときに「たたみ代」ができてしまうため、狭いスペースに取り付けてしまうと圧迫感が出てしまう可能性があります。

反対に横型ブラインドは床・天井と平行にルーバーが組まれているため、狭いスペースを広く感じさせる効果があります
部屋の広さと部屋に入った時に与える印象で選ぶとよいかもしれませんね。

部屋・窓に合わせて決める

たて型ブラインドは、カーテンと同様左右に開閉できるため、リビングなどの出入りが多い大きな掃き出し窓で使うと、使い勝手のよいアイテムです。

横型ブラインドはほとんどの窓に取り付けられますが、上下にスライドさせて開ける横型ブラインドと一般的に左右にスライドさせて開閉する窓では開け方が大きく異なるため、よく使う窓だと少し不便に感じるかもしれません。
このため、横型ブラインドは出入りの多い掃き出し窓ではなく、腰窓に取り付けることをおすすめします。

【ポイント3】スラット幅の種類と選び方


ブラインドの羽(スラット・ルーバー)の幅は、素材により少しずつ違いがあります。
幅サイズの違いにより見た目・印象・効果もそれぞれ特徴があるため、部屋や目的に合ったものを選ぶことをおすすめします。

アルミ製ブラインドのスラットの幅

アルミ製ブラインドには、主に15ミリ・25ミリ・35ミリ・50ミリの4種類のスラット幅があります。
幅が狭いスラットのメリットは、細かくスラットの角度調整ができ目隠し効果が高いことです。
また、ブラインド自体の奥行(スラットの幅)が小さいため、スッキリした印象の部屋を演出できます。

注意すべき点は、スラットの枚数が多いと、ブラインドを開ける際にできる「スラットのたたみ代」の幅が大きくなるため、窓にかかってしまう可能性があることです。

さらに、日頃のお手入れのしやすさという観点でもチェックが必要です。
スラットの枚数が少ないタイプと比べて、掃除に手間と時間がかかってしまうことも、念頭に入れておいた方がよいでしょう。

窓や部屋を選ばず使え、もっともポピュラーなのが25ミリ幅のタイプですが、小窓には15ミリ幅がおすすすめです。
オフィス・店舗・大きな窓には35ミリか50ミリ幅など、窓に合わせて選びましょう。

< アルミ製ブラインドの主なスラット幅 >

  • 15ミリ
  • 25ミリ
  • 35ミリ
  • 50ミリ

木製(ウッド)ブラインドの主なスラットの幅

主な木製ブラインドのスラット幅は、25ミリ・35ミリ・50ミリの3サイズあります。
幅の大小によるメリット・デメリットはアルミ製と同様ですが、木製ブラインドの場合、小窓には25ミリ幅。掃き出し窓などの大きな窓には50ミリ幅のタイプが使われるのが一般的です。
スラット幅が広いタイプは高級感を感じられます。

25ミリと50ミリの中間の35ミリ幅のタイプは、窓のサイズ問わず使いやすいため、建物全体のブラインドのサイズを統一したい時などに重宝します。
すべての部屋のブラインドのサイズがそろっていると調和を感じられます。

< 木製(ウッド)ブラインドの主なスラット幅 >

  • 25ミリ
  • 35ミリ
  • 50ミリ

【ポイント4】機能性で選ぶ


たて型・横型問わず、最近ではさまざまな機能のついたブラインドが販売されています。
ここでは、ブラインドの主な機能をご紹介します。

節電にもなるエコな機能

まずはスラットに赤外線を反射する「遮熱(しゃねつ)コーティング」をほどこすことで部屋の熱が上がるのを防ぐ遮熱機能。
羽の構造をハニカム状に変えることで温かい室内の空気の放出を防ぐ断熱機能は、夏冬の冷暖房効果を高めるだけでなく、電気代の節約を可能にします
また、遮光率が99%以上の生地製ブラインドを使えば、ベッドルームなどでも光もれを気にせず過ごせます。

さびを気にせず水回りでも安心の防水機能

キッチンやお風呂場など水回りで使う場合は、アルミ・ステンレスなどさびにくい素材のアイテムや、スラット同士が濡れてもくっつきにくい構造で防水加工が施されたアイテムを。
さびを気にせず安心して使えます。

「抗菌」や汚れ対策など清潔に使える機能

お子さんがいるご家庭では、「抗菌」や汚れ対策が必須。
光で防汚・抗菌消臭効果を生み出す酸化チタンをコーティングした「酸化チタンコート」や、防汚効果があるフッ素をコーティングした衛生的なアイテムは、菌などからお子さんの健康を守るのに役立ちます。
汚れたときに洗えるブラインドもあるので、チェックしてみてくださいね。

迷った場合は部屋に合わせて選ぶ

このようにさまざまな種類があるブラインドの機能。
取り付ける部屋や目的に合わせて選ぶとよいでしょう。

ブラインドの主な機能

  • 遮光生地
  • 遮熱コート・断熱構造
  • 酸化チタンコーティング・フッ素コーティングにより防汚効果
  • ウォッシャブルタイプ
  • 防水機能

ブラインド選びで後悔しないために


ブラインドの選び方について解説してきましたが、他にもいくつか気をつけたい点があります。
ここでは、購入してから後悔しないように、あらかじめチェックしておきたい4つのポイントについてご紹介します。

壁の下地の有無をチェック

ブラインドを天井付けする場合、壁に穴を開け、その穴にブラインドのブラケット部分をネジ止めして固定します。
その際、ブラインドを固定する箇所の壁の内側に「下地」と呼ばれる土台となる補強用の木材があるか確認しましょう。

壁の下地にブラインドを固定しないと、しっかりと固定されずブラインド自体の重みで、壁が崩れ落ちる可能性があります。
特に木製のブラインドは他の素材のアイテムに比べて重量があるため、木製ブラインドを取り付ける際には、特に注意しましょう。

賃貸物件でもOK!ブラインドの取り付け方

ブラインドを窓に取り付ける主な方法は、天井付け、正面付け、突っ張りタイプ、カーテンレールに取り付けるタイプの4つです。

賃貸物件でもブラインドを取り付けたいという方には、突っ張りタイプかカーテンレールを使ったブラインドがおすすめ。
壁や窓枠に穴をあけることなくブラインドを楽しむことができます。


突っ張りタイプのブラインドは「突っ張り棒」と同じ仕組みで、ブラケット端のバネが内側から外側に押し出す力でブラインドを固定します。
カーテンレールを使って取り付けるには、カーテンレールのライナーをすべて外し、ブラインド用の金具を取り付け、そこのブランドのブラケット部分を固定します。

これらの方法は壁などに穴や傷をつけないので、ぜひ使ってみてくださいね。

お子さん・ペットのいたずら対策


いたずら盛りのお子さんやペットがブラインドに興味を持ち、羽を折り曲げてしまうことがあります。
繰り返し折り曲げているうちに、羽の形が変形しブラインドが壊れてしまうことも。

スラットの角度調整や開閉用に使うコードを引っ張り、ブラインドが頭上から落ち、けがをするような事故も起こりかねません。

そうしたトラブルがないよう、小さなお子さんやペットがいるご家庭では、ブラインドを手の届かない腰窓に取り付けることをおすすめします。

「たたみ代」を考慮して、たて型ブラインドの幅を決める

たて型ブラインドを開けた場合、端にルーバーがたまります。これを「たたみ代」と呼びますが、ブラインドの幅を決める際は、このたたみ代の幅を考慮しましょう。

ブラインドの幅と窓枠のサイズを合わせてしまうと、このたたみ代が窓にかかってしまい開閉のジャマになってしまいます。
こうしたトラブルがないよう、ブラインドの幅を窓の外枠から4~10センチぐらい大きくするとよいでしょう。

たたみ代のスペースを取れない場所では、横型ブラインドやカーテンを取り付けるとよいかもしれませんね。

居心地のよい空間づくりのために


ブラインドはデザイン性と機能性を兼ね備えた使い勝手のよいアイテムです。

用途や機能を理解した上で使うと、より快適に使えるアイテムなので、ブラインドについての理解を深め、居心地のよい空間づくりの一助としていただけると嬉しいです。

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