家事のコツや収納術、インテリアやおでかけにまつわる話などを通して「わたしらしい暮らし方」をご提案します。
乾燥や湿気、ホコリからパンを守り味が落ちてしまうのを防いでくれるブレッドケース。
インテリアにしても素敵なアイテムですが、フタの開き方や素材などいろんなアイテムがあって選ぶときに迷ってしまいますよね。
そこで今回は失敗しないブレッドケースを選ぶときポイントをおすすめアイテムと一緒にご紹介します。
使い勝手のいいブレッドケースを選ぶには?
朝食はパン派という人なら、パンを出し入れする機会も多いはず。使いやすいブレッドケース選ぶため、次のポイントを押さえておきましょう。
置く場所によって「フタの開き方」を選ぶ
フタの開き方は主に3つのタイプがあります。まずはそれぞれの特徴を知って、自分に合ったタイプをを選びましょう。
省スペースに置ける「ロールアップタイプ」
フタを下から上にスライドして開けるタイプです。フタを開けるときに上や前にスペースがいらないので省スペースに置けるのが魅力。
片手で開閉できるので、忙しい朝に使うことが多い場合にも便利です。
上のスペースを活用できる「前開きタイプ」
ケース前面のフタを手前に引いて開けるタイプです。手前にフタが開く分のスペースは必要ですが、上部が平らで広く、カップや小物を置けるのが便利。耐荷重によっては、トースターやケトルを置けるものもあり、スペースを上手に活用したい人におすすめです。
生活感を隠せる「かぶせ蓋タイプ」
上からフタをするタイプです。大容量のものが多く、高さのあるパンやまとめ買いしたパンをしまっておきたい場合にも便利。ジャムや小物も一緒に収納でき生活感を隠せるのも◎。上から見やすく出し入れしやすい点も魅力です。
入れたいパンの大きさ・置く場所に合わせて「サイズ」を選ぶ
デザインを気に入って買ったけど「入れたいパンが入らない」「置きたい場所に置けない」といった事態を防ぐため、しっかりサイズを確認して選びましょう。
- コンパクトタイプ……置き場所が限られているならコンパクトなタイプを。大きなパンは切ってから入れるという手もあります。
- 大容量タイプ……まとめ買いしたパンや、パンと一緒にお菓子類も入れておきたいという場合には大きめのタイプを。生活感を隠してキッチンをすっきり見せることができます。
インテリアに合わせて「素材」を選ぶ
ブレッドケースは素材によって雰囲気が大きく変わります。空間になじむものやアクセントになるものなど、キッチンのインテリアに合わせて選ぶのがおすすめ。
カフェ風スタイルにもおすすめの「木製」
ナチュラルや和の雰囲気に似合う木製のブレッドケース。カフェ風の演出をしたいときのインテリア小物としても活躍します。
木製の中でも特に桐素材のものは、湿度調整に加えて、防虫、防カビ効果も期待できパンをおいしく保存するのにおすすめ。
レトロでおしゃれな空間に仕上がる「ホーロー製」
タイルを使ったキッチンや北欧風のインテリアに合わせるなら、ホーロー製がおすすめ。アンティークでおしゃれな雰囲気に仕上がります。
汚れても拭いたり洗ったりして気軽にお手入れできるのが魅力。丈夫で傷がつきにくく長く愛用できるのも特徴です。
スタイリッシュな演出には「ステンレス製」
中身をしっかり隠して、すっきりしたスタイリッシュな空間に演出できるステンレス製。モノトーンでまとめたキッチンにもよく似合います。
水滴や油ハネがついてもサッと拭いてきれいに保てるので、作業スペースに近い場所に置きたい場合にもおすすめ。
インテリアの一部になる「プラスチック製」
本体やフタがクリアなタイプが多いプラスチック製。中に入れるものを見せる収納にして、インテリアの一部にしてしまうのも◎。
軽く持ち運びやすいのが特徴で、キッチンからテーブルに移動して使うことが多い場合にも便利です。
ブレッドケースはまず置き場所を決めて、どんなタイプなら置けるか考えましょう。ここでは、フタの開き方別におすすめのブレッドケースをセレクトしました。
ロールアップタイプのブレッドケースおすすめ
まずは省スペースに置けるロールタイプからご紹介します。
省スペースに置ける竹製のケース
La Cuisine
幅34cmでテーブルにも置きやすいサイズ。竹のやさしい風合いが魅力。前から出し入れしやすく、カップとコーヒー豆といったお茶セットの収納にも◎。
大きなパンも余裕で入るケース
「ブラバンシア」ブレッドビン
幅45cmのビッグサイズ。パンと一緒にジャムやシリアルなど朝食セットをまとめて収納したいときにも便利です。しっかりフタがしまるので湿気や乾燥から守りながら保存できます。
前開きタイプのおすすめ
次は前開きタイプから、ナチュラルなテイストやスタイリッシュな雰囲気のブレッドケースをセレクトしました。
竹とスチールのデザインが美しい小さめケース
山崎実業「tower タワー」蓋が外せるブレッドケース
幅31cmでコンパクトに置けるケース。スライド式のフタで手前や上にスペースがなくても置けるタイプです。フタはカッティングボードとしても使えます。
食パン2斤が入る木製ケース
ブレッドケース
幅36cmで食パン2斤が余裕で入るサイズ。上にカップやコーヒーミルをのせればインテリアとしても◎。カラーは明るいナチュラルと深みのあるブラウンの2色展開。
広い天板にトースターも置けるケース
山崎実業「tower タワー」ブレッドケース
幅40cmで、広い天板にトースターも置けるサイズ。マグネットでしっかりフタが閉まり、中身を直射日光やホコリから守ります。
奥のものが取りだしやすい引き出し式のケース
「UtaU ウタウ」ブレッドドロワー
幅43cmでたっぷり入るサイズ。奥の小物もサッと取れる引き出しタイプです。上にトースターやポットを置いたり、下にトレーやラップを収納したりとスペースの有効活用にも◎。ホワイト、グレー、ベージュの3色から選べます。
狭いスペースにも置ける縦型のケース
山崎実業「tosca」ブレッドケース
幅22cmでスリムに置けるブレッドケース。たっぷり奥行があるので食パン1斤がそのまま入ります。棚板付きで下には少し背の高いものを上にはジャムなどの小瓶を収納できます。
かぶせ蓋タイプのおすすめ
最後は簡単に使える「かぶせ蓋タイプ」。ナイフ付きやまな板になるフタなど機能的なものをセレクトしました。
ナイフ付きのコンパクトなケース
パン1斤がちょうど入るサイズでテーブルにも省スペースに置けます。専用ナイフと、厚切り薄切りが選べるスライスガイド付き。フワフワの焼きたてパンも倒さず収納。
小さめでかわいいナチュラルテイストのケース
クレーラス・ボックス
幅33cmでコンパクトに置けるサイズ。丸みのあるフォルムと竹製のフタがナチュラルな雰囲気。カラーは優しい色味のアイボリーとグレーの2色から選べます。
フタがまな板になる大容量ケース
ジョセフジョセフ ブレッドケース
たっぶり入る幅37cmのケース。竹製のフタは裏返してパンをカットするまな板として使えます。パンくずをこぼさないミゾ付きで細部まで考えられた逸品。
おしゃれなブレッドケースでお気に入りのキッチンに
パンをおいしく保存するだけでなく、おしゃれなインテリアとしても活躍してくれるブレッドケース。
ダイニングテーブルに散らかってしまいがちな小物も一緒に収納できて、お片づけ上手になれるアイテムでもあります。
今回ご紹介したアイテムを参考に、ぜひお気に入りのものを見つけてくださいね。他にもパンライフを彩るグッズを下記でご紹介しています。そちらもぜひチェックしてくださいね。