洗濯してもタオルが臭う!?症状別タオルの洗い方とニオイ対策

タオルの洗濯

手洗い、洗顔、お風呂上がりなど、毎日大活躍するタオル。
洗ったはずのタオルを使ったのに、手や顔を拭くタイミングで嫌なニオイがしたという経験はありませんか?

タオルの悪臭の原因は、実は「蓄積した汚れ」「菌の増殖」
菌のエサとなる汚れをしっかり落とすことが、ニオイ対策の鍵となります。

今回はタオルのくすみ・ニオイ・汚れの原因と、対処方法について紹介します。

タオルの気になるニオイの原因とは?

タオル
人の肌に直接触れる機会が多いタオル。
しっかり洗いきれずに、石けんかす・汗・皮脂汚れ・タンパク質の汚れ・菌などが残りやすいです。

タオルのニオイの原因にもなってしまう菌の正体は「モラクセラ菌」と言って、人の口や鼻の粘膜などあらゆる場所にいる菌です。
この菌は、酸素や温度、湿度、エサ、水分などの条件がそろうことで爆発的に増えていきます()。

菌が増殖してニオイが出始めると、乾いたときは気になりませんが、部屋干しなど水分を多く含んだときに特に臭く感じられるようになります。

普段の洗濯洗剤だけの洗濯だけではニオイは落としにくくなるので、これから紹介するプラスαの工夫で、気になるニオイを撃退していきましょう。


【参考資料】
※エステー「きちんと洗ったはずなのにタオルが臭います。」検索日2022/2/14

ニオイや汚れを落とすオススメの酸素系漂白剤

普段のお洗濯から、洗濯洗剤と酸素系漂白剤を併用することで、タオルや衣類の汚れをしっかり落とすことができます。

酸素系漂白剤は、大きく分けると液体タイプと粉末タイプがあります。
タオルの洗濯におすすめの酸素系漂白剤
液体タイプは過酸化水素が主成分。
効果は穏やかですが、色柄物、毛・絹にも扱えます。汚れに原液を直接かけることができるので便利です。

粉末タイプは、過炭酸ナトリウムが主成分。
液体よりも除菌・殺菌効果が高いです。色柄物は色落ちすることもあるので、要注意です。

今回は粉末タイプのオキシクリーンを使用します。
オキシクリーン

普段のタオルの洗濯方法と手順

毎回タオル類だけ別に洗うのが理想ですが、洗濯回数が増えるのは忙しい人にとっては死活問題。

1週間に一度のペースだけでも、タオルだけ粉末の酸素系漂白剤と一緒に、いつもの洗濯をすればニオイを防ぐことができます。

柔軟剤は吸水性が落ち、汚れも落ちにくくなるので、使用回数を減らすか、なるべく使わないのがベターです。

手順1
洗濯槽の底にオキシクリーンを投入する。
洗濯槽の底にオキシクリーンを入れる
手順2
タオルを入れ、洗濯洗剤をセットしていつも通り洗濯する。
洗濯機でタオルを洗う
手順3
洗濯後、時間をおかずにすぐに干します。
なるべく天日干しをして短時間で乾かすと臭いにくいです。
タオルの洗濯
室内干しの場合は、除湿器とエアコンが効果的。
さらにサーキュレーターなどを併用すると乾きが早くなります。
以上が、オキシクリーンをいつもの洗濯に投入して、時間を置かずにすぐに洗う方法でした。

普段の洗濯洗剤のみの場合は、タオルを使ってなくても一日経つと臭ってきます。
でも、この方法だとニオイ戻りがなく、軽い黄ばみも落ちスッキリします。

症状別タオルの汚れ判別と洗濯方法

普段の「タオル洗濯」の方法で洗ってみても、ニオイや汚れが落ちない頑固汚れの場合は、まずは【レベル1】【レベル2】を試してみてください。
(【レベル1】の方が簡単に挑戦できます)

【レベル3】は最終手段なので、他の2つの方法で解決できなかった場合にのみ試してください。

【レベル1】酸素系漂白剤でつけ置きする

タオルの悪臭の原因となるモラクセラ菌は熱に弱いため、熱を加えるとニオイが激減します。

【レベル1】は、粉末の酸素系漂白剤にしっかりつけ置きしてから、いつも通り洗濯する方法です。
通常のお洗濯のみでタオルのニオイが落ちない場合に、ぜひ試してみてください。

手順1
洗濯液を作る
漬け置き用の洗剤液をつくる
40~60度の湯4Lにオキシクリーンキャップ1を溶かします。

(洗濯槽でつけ置きする場合は、故障する可能性があるので50度くらいまで)

オキシクリーンが底に残りやすいので、しっかり混ぜてください。

手順2
20分ほどつけ置きする
漬け置きする

汚れがひどい場合は長くつけ置き(最大6時間)しますが、色落ちと生地の傷みに注意してください。

手順3
いつも通りの洗濯をする
いつも通りの洗濯
普段のお洗濯の手順と同様にタオルを洗濯します。
手順4
乾かす
タオルを乾かす
しっかりと乾燥させます。
これで、ニオイはなくなりました。通常のつけ置きしない洗濯方法より、汚れもきれいになります。
汚れが軽い場合は、この方法で十分です。

もし、洗濯後もピンク色のくすみがうっすらと残っている場合には、更に次にご紹介する【レベル2】の方法を試してみて下さい。

注意
洗濯槽内でつけ置きする場合、洗濯槽が汚れているとつけ置きできません。
洗濯槽内のカビが浮いてきてタオルについてきてしまった経験があります。
 
カビがつくと取るのが大変なので、洗濯槽でつけ置く場合は先に掃除をしてから行ってください。

【レベル2】煮沸消毒+酸素系漂白剤

汚れが長い間蓄積したタオルは、徐々にピンクっぽくなってきます。
ニオイもかなりきつくなっており、濡れた状態でも乾いた状態でも気になりやすくなってきます。

この場合、煮沸しゃふつ消毒で熱を加えて汚れを落としていきます。

煮沸に向いているのは綿や麻のタオルです。

手順1
湯を沸かす
大きめの鍋に湯を沸かします(アルミ製の鍋は変色するので使用できません)。
手順2
熱湯で5分煮沸する
弱火にして、突沸とっぷつがおきないようたまに混ぜます。

トングを使うと便利です。火傷に注意してください。
煮沸洗い

手順3
冷ましてから洗剤を入れる
火を止めて、60度に冷めてきたら、オキシクリーン(粉末の酸素系漂白剤でも可)を入れて混ぜます。
タオルの煮洗い
手順4
つけ置きする
20分ほどつけ置きします。
たまにタオルを混ぜ、つけ置き液が中まで染み込むようにします。
手順5
すすいで洗濯
すすいでタオルが冷めたら、いつも通り洗濯します。

煮沸消毒だけでも、ニオイもピンク色のくすみも落とせ十分にキレイになりますが、さらに白さを取り戻したい場合は酸素系漂白剤につけてください。

わが家の場合、この方法で購入したときのタオルの色に戻りました。

汚れ落ちの効果を比べてみました

左のタオルは、煮沸のみ。真ん中は煮沸+オキシ漬け。一番右はオキシ漬けのみ。
タオルのにおい対策の比較検証

左の煮沸のみと、煮沸+オキシ漬けがとてもキレイになっているのが分かります。
煮沸のみでも十分きれいになりますが、さらにオキシ漬けした方が、黒ずみは落とせていました。

アイロンがけも効果あり

煮沸が面倒な場合、アイロンでも手軽にニオイを減らすことができます
洗濯後の濡れた状態で高温でアイロンをかけるか、乾いた状態でスチームアイロンをかけます。

タオルの角部分は生地が重なっているので、重点的に当ててください。
煮沸ほど汚れは落とせませんが、ニオイはかなり落とせます。

【レベル3】塩素系漂白剤でつけ置きする

タオルを汚れた状態で長く使っていると、黒い点々のカビが出始めるときがあります。

一度黒い色がつくと熱だけでは色は落ちなくなってしまいます。
白いタオルなら、塩素系漂白剤でカビ取りをしましょう。

塩素系漂白剤では除菌・漂白・消臭をすることができますが、パワーが強力です。

ただし、漂白剤特有の香りが残りやすいので、しっかりとすすいでください。

また、タオルの生地が傷みやすくゴワツクので、最終手段として使いましょう。漂白後は掃除用のタオルにすると良いですよ。

手順1
つけ置き液をつくる
1Lに6mlのキッチンブリーチを入れました。(表示に従って水で薄めてください)

手順2
つけ置きする
ブリーチでタオルの漂白
30分ほどタオルをつけ置きをします。
手順3
すすいで脱水
しっかりとすすいでから、脱水します。
これでニオイもなくなり、カビはもちろんピンク色の汚れやくすみなども落ちてスッキリしますが、肌触りはあまりよくないです。
注意
酸性タイプの製品と一緒に使うと有害な塩素ガスが出て危険です。
 
炊事用手袋を着用し、換気をしながらつけ置きしてください。使用上の注意をよく読んでお使いください。

まとめ

タオルの気になるニオイの原因としては他に洗濯槽のカビや「洗濯するときに詰め込みすぎる」「柔軟剤を入れすぎる」なども考えられます。

また、タオルを保管する場所の湿気も大敵なので、見直してみましょう。

毎日使うタオルは汚れやすいので、使いやすい酸素系漂白剤をぜひ活用して、ニオイ対策してみてください。

オキシクリーンなどの粉末タイプなら掃除にも使い回せて便利ですよ。
 
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【参考資料】
※オキシクリーン「製品の特長」検索日2022/2/14
※東京ガス「27時間目 梅雨どき洗濯術」検索日2022/2/14