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壁や床、プラスチック容器やガラス製品に貼られたシールをきれいにはがす方法

家事のコツ

壁や机、床などに貼られたシールや、食器などに貼られたラベルなどはできるだけきれいにはがしたいですよね。

シールをはがす際の大原則として、ゆっくり少しずつはがすことを意識しましょう。
勢いよくはがしてしまうと、どうしても跡が残りやすくなります。
とはいえ、ゆっくりはがしても跡が残ってしまうケースはざらにあります。

そんなときに効果的な「シールはがしの方法」をいくつかお伝えします。
工夫さえすれば家にあるもので簡単にシールをはがすことができるので、ぜひ試してみてくださいね。

管理栄養士兼ライターをしている、2児の母です。部屋の片付けが少々苦手…。ハウジーのコラムを読みながらステキなおうちになるよう、悪戦苦闘中です。日々の暮らしに彩りを添えるような記事をお届けできればと思います。

家の中にある道具でうまくシールをはがすには?

シールの裏面に塗られている粘着剤は粘度が高いものほど、はがした時に跡が残ります。耐水性が高く、水などでは落ちないケースが大半。
さらに、乾燥すればするほど強度が増すので、貼りっぱなしで放置されたものはシールの跡が残りやすいです。
シールをきれいにはがしたい時は、できるだけすぐにはがすということも心掛けてくださいね。

まずは市販のシール剥がし剤以外で、シールはがしに効果的と言われているアイテムをざっとご紹介します。

  • ドライヤー
  • 消しゴム
  • 酢やクエン酸
  • ハンドクリーム
  • 除光液やシンナー
  • セロハンテープやガムテープ
  • 重曹やセスキ炭酸ソーダ
  • 中性洗剤
  • メラミンスポンジ
  • スクレイパーやカード

けっこう意外なものが多いですよね。
この中でも、「ドライヤー」は基本的にどんな素材でも使える万能な方法です。
まずはドライヤーの使い方をご紹介します。

ドライヤーを使ったシールはがし方法

ドライヤーを使ってシールをはがすときは、シールの上から温風を当てましょう。
このとき、近づけすぎたり長時間当てて温めすぎると、粘着剤が溶けて逆にはがしにくくなってしまいます。

手に当てても熱くないくらいの距離から温風を当て、端から少しずつはがしていくのがポイントです。
もし、粘着剤のベタベタが残っているようであれば、メラミンスポンジなどでこすり落としてください。

ドライヤーの温風によって素材が痛みそうな場合は注意してください。
また、長年貼られたシールに対しては効果が薄い場合もあるので、その場合は他のアイテムも一緒に使って根気強く作業しましょう。

シールはがし剤の使い方

市販のシールはがし剤はあらゆる素材のシールはがしに有効です。
シールはがし剤には、液体タイプとスプレータイプがあります。使い方が異なるだけで、どちらを使ってもOKです。

万能なシールはがし剤はほとんどの素材で使えますが、中には使えない素材があります。
木や壁紙などに使う際は、対応しているかどうか商品パッケージをよく確認しましょう。
念のため、目立たない場所で試してから使用することをおすすめします。

液体タイプのシールはがし剤

液体タイプの場合は、シールの上からハケや綿棒などを使ってシールはがし剤をしみこませていきます。
説明通りに時間を置いたら、スクレイパーやカードなどを使って、端からゆっくりはがしていきましょう。
仕上げに水ぶきしたら、作業は終了です。

スプレータイプのシールはがし剤

スプレータイプの場合は、シールの上からシールはがし剤を噴射します。
時間を置いて、溶剤がしみこんだらスクレイパーやカードなどを使って、はがしましょう。
こちらも仕上げに水ぶきしたらOKです。

スクレイパーやカードは組み合わせて使用

スクレイパーやカードはそれだけでシールをはがすことは難しいですが、他のシールをはがす材料と組み合わせることで効果を発揮します。
スクレイパーは100均でも取り扱いがあります。

もしスクレイパーがすぐ手に入らない場合は、ポイントカードでもOKなので、プラスチックのカードを使用しましょう。

ドライヤーやシールはがし剤以外は、床材やシールが貼られているものの素材によって相性が悪い場合も。
シールがはがせても、貼られていた場所や素材を傷めることは避けたいですよね。
そのためにも、場所や素材に適したシールはがしの方法を、これから詳しくご紹介していきますね。

壁や床のシールをきれいにはがす方法

気分を変えるためにウォールステッカーなどを貼ったはいいものの、きれいにはがせないこともあるはずです。
他にも、子どもが床や壁にシールを貼ってしまうこともありますよね。

こんなとき、どうしたらきれいにはがせるのでしょうか。
おすすめのアイテムはコチラです!

ドライヤー
酢やクエン酸 〇~△(変色の可能性あり)
ハンドクリーム 〇~△(塗装していない木は×)
除光液やシンナー 〇~△(変色の可能性あり)
シールはがし剤
スクレイパーやカード 組み合わせると効果的

特におすすめのアイテムは「酢やクエン酸」「ハンドクリーム」「除光液やシンナー」
1つずつやり方をご紹介していきましょう。

【壁や床のシールはがし方法1】酢やクエン酸

クエン酸はクエン酸水にして使用しましょう。

酢やクエン酸は酸性なので、素材によっては酸や水分で素材を変質させてしまう可能性もあります。また、大理石などの天然の石材だと傷がついたりツヤが消えてしまうことがあるので注意してください。

【クエン酸水の作り方】
水1カップ(200ml):クエン酸小さじ1

【酢やクエン酸水の使い方】

手順1.まず、キッチンペーパーなどにたっぷりと酢やクエン酸水を含ませ、シールの上にかぶせます(クエン酸水の作り方は↑の分量を参照)。
そして、ラップなどで覆い、30分程度待ちましょう。

手順2.シールがビニール製などで酢やクエン酸水がしみ込みにくいようなら、先に表面のシールだけでもはがしておくと効果的です。
キッチンペーパーをはがしたら、スクレイパーまたはプラスチック製のカード(ポイントカードなど)を使って、粘着面をはがしていきましょう。

手順3.落ちにくいようなら、再び酢やクエン酸水を含ませたキッチンペーパーをかぶせ、先ほどの手順を繰り返してください。
最後に水拭きしたら完了です。

【壁や床のシールはがし方法2】ハンドクリーム

ハンドクリームはシールそのものをはがすのではなく、シール跡に効果を発揮します。
水分たっぷりのハンドクリームより、油分たっぷりのタイプがおすすめです。

表面がコーティングされていない無垢材や白木の床材は、ハンドクリームの油分がシミになる可能性があります。目立たない場所で試してからにしましょう。

ハンドクリームでシール跡を綺麗にする方法は、とても簡単。

【ハンドクリームの使い方】

手順1.まず、シール跡にハンドクリームをよくなじませて、しばらく置いておきます。

手順2.時間が経ったら、キッチンペーパーなどでハンドクリームをぬぐい取ってください。

手順3.落ちていない場合は、もう一度ハンドクリームをなじませる→拭き取るを繰り返します。

【壁や床のシールはがし方法3】除光液やシンナー

粘着剤の材料はシリコンやアクリル、ゴムなど。
除光液やシンナーに含まれる有機溶剤は粘着剤を溶かすので、古くなったシールでも簡単にはがせるのです。

除光液やシンナーは、長年貼ってあるシールに効果を発揮します。長年貼られたシールは粘着剤が乾燥していることが多く、とてもはがしにくいです。
除光液やシンナーをシールに含ませることで、粘着剤が柔らかくなり簡単に落とせるようになります。

使用するときは手袋を着用し、換気をしっかり行いましょう。
また、周りに火元がないかも確認してください。

除光液やシンナーは、壁の色抜けや壁紙クロスが溶ける原因になる可能性があります。目立たない場所で試してからにしましょう。

プラスチック製品に貼られたシールをきれいにはがす方法

プラスチック製のものに貼られたラベルや値付けシール、すんなりとはがせないことが多いと思います。ストレスなくはがすためには、コチラの方法を試してみましょう!

ドライヤー
シールはがし剤 〇(目立たない場所で確認してから)
セロハンテープやガムテープ
重曹やセスキ炭酸ソーダ
メラミンスポンジ 〇(シールのベタベタに効果アリ)
スクレイパーやカード 組み合わせると効果的

特におすすめなのは「セロハンテープやガムテープ」と「重曹やセスキ炭酸ソーダ」と「メラミンスポンジ」
やり方を見ていきましょう。

【プラスチック製品のシールはがし方法1】セロハンテープやガムテープ

原始的な方法ですが、セロハンテープやガムテープを使うと意外と効果があるんです。
一気にきれいにはなりませんが、少しずつシール部分にセロハンテープやガムテープを当てて、ベタベタを取り除きましょう。
ただし、広範囲のベタベタを取り除くのにはあまり適しておらず、時間と労力が必要です。

【プラスチック製品のシールはがし方法2】重曹やセスキ炭酸ソーダ

シールはがしに重曹やセスキ炭酸ソーダを使用する場合は、水に溶かしてからにしましょう。

【重曹水の作り方】
水1カップ(100ml):重曹小さじ1

【セスキ炭酸ソーダ水】
水1カップ(100ml):セスキ炭酸ソーダ小さじ1~2

重曹やセスキ炭酸ソーダをシールの上にスプレーし、ラップをして30分程度放置しましょう。
あとは端からゆっくりはがして、仕上げに水拭きすればOKです。

【プラスチック製品のシールはがし方法3】メラミンスポンジ

メラミンスポンジはシールそのものをはがすというより、シール跡をきれいにするときに役立ちます。
ベタベタ跡の上から、水を含ませたメラミンスポンジを使ってこすりましょう。

強くこすると傷が入る可能性があるので注意してください。

ガラス製品に貼られたシールをきれいにはがす方法

ガラス製のビンをリサイクルするとき、ラベルがきれいにはがれなくてイライラすることはありませんか?
どんな方法がガラスのシールはがしに適しているのか、見ていきましょう。

ドライヤー
酢やクエン酸
ハンドクリーム 〇~△(水分多めのものは向かない)
除光液やシンナー
シールはがし剤
中性洗剤
メラミンスポンジ
スクレイパーやカード 組み合わせると効果的

ガラス製品に対しては多くのアイテムが使用できます。

特におすすめなのは「酢やクエン酸」と「除光液やシンナー」と「中性洗剤」
では、1つずつやり方を解説していきます。

【ガラス製品のシールはがし方法1】酢やクエン酸

ガラスは水に濡らしても問題がないので、酢やクエン酸も遠慮なく使えますね。
方法は、シール部分の上に酢やクエン酸をたっぷり含ませ、その上からラップをします。
そのまま30分程度置いて、端からゆっくりはがせばOKです。

【ガラス製品のシールはがし方法2】除光液やシンナー

ガラスは変質しないので、除光液やシンナーもOKです。
シールの上に含ませて、ラップをして10分程度放置しましょう。
あとはスクレイパーなどを使って端からゆっくりと、取り除きます。

除光液やシンナーを扱うときは、部屋をよく換気をしましょう。また、手袋の着用をおすすめします。

【ガラス製品のシールはがし方法3】中性洗剤

できれば一度水で濡らして、洗剤がしみ込みやすい状態にしておきましょう。
そこに中性洗剤をたっぷと塗り広げ、ラップをして10分程度放置します。

あとは端からはがしていきましょう。
最後に水洗いか水拭きをして完了です。

陶器に貼られたシールをきれいにはがす方法

陶器に貼られた値段シール、すんなりはがせないことも多いですよね。
「そこまでピッチリ貼らなくても…」と思うこともしばしば。
では、どの方法が陶器のシールはがしに適しているのか見てみましょう。

ドライヤー
酢やクエン酸
ハンドクリーム 〇~△(水分多めのものは向かない)
除光液やシンナー
シールはがし剤
セロハンテープやガムテープ 〇~△
重曹やセスキ炭酸ソーダ
中性洗剤
メラミンスポンジ
スクレイパーやカード 組み合わせると効果的

基本的にはガラス製のシールはがしと同じだと思ってください。
どれも、すぐにはがそうとせず、しばらく放置してからゆっくりとはがすのがコツです。

陶器製の食器の中には電子レンジ対応のものもあります。その場合は、シールが貼られた部分を水で濡らしてレンジで温めるという方法も。ドライヤーで温めるのと同じ要領でシールの粘着力を弱めることができます。

ベタベタしたシール跡をつるつるにするには?

シールははがせたとしても、シールが貼ってあった場所に粘着剤が残ってベタベタした跡が残ることもありますよね。
そのまま使うと、汚れやホコリがついて汚くみえることもあります。
どうしたら、ベタベタした跡をきれいにできるのでしょうか。

おすすめのアイテムはこちらです。

  • 消しゴム
  • ハンドクリーム
  • 除光液やシンナー
  • シールはがし剤
  • セロハンテープやガムテープ
  • 重曹やセスキ炭酸ソーダ
  • メラミンスポンジ
  • スクレイパーやカード

何度かご紹介しているように、シールはがしに使えるアイテムの中にはシール自体をはがすためではなく、ベタベタしたシール跡をきれいにするために使う方が効果的なものがあります。
「消しゴム」「ハンドクリーム」がそれにあたります。

そのほかのアイテムでも、シールをはがす時以外にシール跡をつるつるにすることもできますよ。

ここでは「消しゴム」「セロハンテープやガムテープ」「重曹やセスキ炭酸ソーダ」「メラミンスポンジ」の4つの使い方をご紹介します。

【シール跡をつるつるにする方法1】消しゴム

シール跡の上から消しゴムをかけると、ポロポロと表面に残っていた粘着剤が落ちます。
広範囲には結構労力を使うので、狭い範囲なら消しゴムはおすすめです。

一般的な消しゴムで落ちない場合は、シールはがし専用の消しゴムを使ってみましょう。スクレイパー付きのものもあり、より簡単にシールをはがせます。

こすりすぎは壁紙が破れたり塗装がはがれたりする原因になります。ベタベタが伸びるばかりで一向に綺麗にならない場合は、作業を中断しましょう。
また、鉛筆などで汚れた消しゴムを使うと壁紙が汚れてしまうので、一般的な消しゴムを使う時はあらかじめ表面を綺麗にしておいてくださいね。

【シール跡をつるつるにする方法2】セロハンテープやガムテープ

まだ新しいベタベタ跡なら、セロハンテープやガムテープの粘着面で少しずつ取り除けます。

古いベタベタ跡は粘着剤が固くなっているので、セロハンテープやガムテープでは効果が薄いです。違う方法を試しましょう。

【シール跡をつるつるにする方法3】重曹やセスキ炭酸ソーダ

ベタベタしたシール跡を落とすときは、水に溶かすより粉の状態で研磨剤として使いましょう。

少量の水や中性洗剤を混ぜ、ペースト状にしてベタベタ跡を磨きます。
メラミンスポンジと合わせるのも効果的です。

研磨剤として使う場合は、柔らかい素材ほど傷がついてしまう可能性があります。力いっぱいこすらないようにしましょう。

【シール跡をつるつるにする方法4】メラミンスポンジ

メラミンスポンジは、ベタベタ跡を取り除くのが得意です。

ただし、少しこすっただけでは落ちないこともあります。
根気強く、ベタベタ跡をこすりましょう。

素材に合わせてシールはがしに使うものを選ぼう

素材によっては、相性が悪いものもあります。
「シールはきれいになったけど、変色してしまった」なんてことにならないよう、素材に合わせてシールはがしに使う道具を選んでくださいね。

もし頻繫にシールをはがしたり、手間なく落としたい場合はシールはがし剤をひとつ持っておくと便利です。

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