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バッグ・ランドセルの置き場所アイデア「リビングの一角」

散らからないためのバッグ・ランドセル置き場。リビングや玄関に作る専門家アドバイス

収納

帰宅した子どもが、バッグや制服、アウターを放置してしまうというのはあるあるですよね。

今回はバッグや制服などを家の中のどこに収納するのが正解なのか、オススメの収納グッズについてもご紹介します!

インテリア・整理収納・リメイク・DIYなと暮らしを楽しむコツを発信。 美容室、サロンなど空間プロデュースやコーディネーターとしても活動中。 著書に『おうち時間を楽しむインテリア』(宝島社)。 2018年オリジナルブランド[VIEJOUER]を立ち上げる。

帰宅後のバッグ類が散らかるのはどうして?

「子どもが学校から帰ってくると、バッグや制服を玄関に投げるようにして置くので困ります」。「バッグも制服もそれぞれの部屋に置く場所があるのに、どうしてもリビングに置きっぱなしにするんです」。このようなご意見をよくいただきます。

置き場所があるのに、そこに置いてくれない。これは本当に困りますよね? 実は、バッグや制服などを専用の置き場所に戻してくれないのには、ちゃんと理由や原因があるんです。

子どもがバッグや制服を放置してしまう原因は?

原因はいろいろ考えられますが、お子さんのお部屋と玄関や洗面所の距離について考えてみましょう。

子どもがランドセルや制服をリビングに一時置き場にする原因は

1階に玄関・洗面所があって、お子さんのお部屋が2階の場合は、自分の部屋に置きに行くのは少し難しいと思います。

子どもが学校へ持って行っているバッグを持ってみると、その重さに驚くことも多いですよね。置き勉ができない(教科書やノートを学校に置いて帰ることを禁止されている)場合は特に、とにかく早く重い荷物を手放したい気持ちでいっぱいで帰ってきます。「自分の部屋に持って行こう」と思っていても、お弁当をキッチンに出して、汚れた体操着などを洗濯籠へ入れたところで力尽きてしまうこともあるでしょう。

平日の子どもたちって本当に忙しいです。 やっと帰ってきたけれど、そのまま大急ぎで塾やお稽古に行かなくてはいけないなど、きっちり片付けることができない原因があるのかもしれません。

子どもだけじゃない!ついついしてしまう「一時置き」

かばんをリビングに一時的に置き場所にしてしまう原因は

私たちも朝から家事をして仕事へ行って、帰宅後すぐに洗濯物を取り込んで、夕飯を作って…となると、一時的にバッグやアウターを椅子やソファに置いてしまうこともありますよね。 共有スペースはきちんと整えたい!そう思っていても、毎日きっちり確実に整え続けるのって結構大変です。

私たちライフオーガナイザーや整理収納のプロでも、いつもいつもビシッと整っているわけではありません。みんなで暮らしている以上、どこかは散らかっていたりするものです。

ランドセルやかばんをリビングに一時的な置き場所にしてしまわないために

バッグやランドセルの置き場所アイデア

あきらめるしかないのかというと、方法がないわけではありません。リビングやダイニングにバッグやアウターを放置せずに済む方法はいくつかあるので、ぜひトライしてみてくださいね。

「どうしてうちは…」なんて思わないようにしてください。みんな一緒です。

【アイデア1】玄関に収納を作る

バッグ・ランドセルの置き場所アイデア「玄関」

帰ってきたらすぐにバッグを置ける場所、アウターを掛ける場所があると、かなりの確率で片付けてくれます。ここにバッグを置いて、お弁当や体操着などを出して、おうちの中に入る、というルールを作るようにします。

狭い玄関に収納を作るのは大変だし、見た目がちょっと…と思うかもしれませんが、「帰ってきたらすぐにモノを片付ける」という習慣が一度つくと、場所を変えてもできるようになります。

まずは、一番簡単な玄関に収納を作るのはいかがでしょうか?

【アイデア2】リビングに収納を作る

バッグ・ランドセルの置き場所アイデア「リビングの棚」

リビングに置き場所を作るという方法もあります。

リビングのクローゼットを1つ空けて、出掛けるときのバッグやアウターなどを片付けるスぺースを作るか、もしくは、部屋の隅などに小さく収納スペースを作ってもいいですね。

バッグ・ランドセルの置き場所アイデア「リビングの一角」

家族みんながあちこちにバッグやアウターを放置すると、部屋全体が散らかった感じがします。でも、リビングの一角に「置いてもいい場所」を作ることで、雰囲気は違ってくるはずです。

玄関やリビングに収納場所を作っておいて、疲れた体を少し休めてから、バッグはそれぞれの部屋へ持って行くようにすればストレスもかなり軽減するのではないでしょうか。リビングやダイニングで宿題や勉強をされるのであれば、移動させなくてもいいですね。

ランドセルの置き場所のアドバイス

小さなお子さんがいらっしゃる場合、ランドセルを置くのは背の高さにあった収納で、1アクションで置けるようにするとより効果的です。

ランドセルの置き場所アドバイス

このように、体を傾けてリュックやランドセルをドサッと置くだけにすると、片付けている感覚もないので簡単に続けられます。

ランドセルの置き場所のアドバイス「椅子に引っ掛ける」

椅子に引っ掛けるようにする収納だと、ほんの少しのことですが面倒ですよね。軽いバッグなら簡単ですが、重さがあるランドセルなどは、サッとできないのであまりオススメはできません。ほんの少しのことのように感じますが、「ドサッと置くだけ」と「椅子に引っ掛ける」はかなりの差があります。

習慣化するためにはとことん楽で簡単な方法がいいですね!

バッグやランドセルを置くのにおすすめのアイテム

<p><b>キッズラック 幅41.5cm</b><br />
リビングやダイニングに置いても雰囲気を壊しにくい、シンプルデザインのキッズ家具です。</p>

キッズラック

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キッズラック 幅41.5cm
リビングやダイニングに置いても雰囲気を壊しにくい、シンプルデザインのキッズ家具です。

<p><b>キャビネット扉付きランドセルラック</b><br />
奥行が29cmと薄型スリムな形状です。リビングやダイニングに勉強スペースを作るのにもおすすめ。</p>

ランドセルラック

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キャビネット扉付きランドセルラック
奥行が29cmと薄型スリムな形状です。リビングやダイニングに勉強スペースを作るのにもおすすめ。

<p><b>「BICYCLE SERIES」BY Cageカーゴポールハンガー</b><br />
自転車カゴをイメージしたポールハンガーです。</p>

「BICYCLE SERIES」ポールハンガー

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「BICYCLE SERIES」BY Cageカーゴポールハンガー
自転車カゴをイメージしたポールハンガーです。

<p><b> 北欧風スリム ハンガーラック</b><br />
収納付きながら、奥行36cmの薄型スリム設計です。</p>

北欧風スリムハンガーラック

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北欧風スリム ハンガーラック
収納付きながら、奥行36cmの薄型スリム設計です。

お片付けで大切なことは、美しさよりも「続けられる手軽さ」

とにかく大切なことは「習慣化させること」です。なので、始めはおうちに余っているかごでもいいんです。バッグや制服、アウターはすぐに片付けるということが習慣になれば、場所が変わってもお片付けがスムーズにできるようになります。

SNSを見ていると、キレイに整えられたお部屋ばかりで「どうしてうちは…」と感じてしまうこともあると思います。でも、美しさだけだとキープするのは本当に難しいです。実際に、SNSにアップする写真を撮るときだけモノを端に寄せて…ということもあります!

美しさよりも、毎日ストレスなく続けられる簡単さ、工夫が大切です。ぜひ、チャレンジしてみてくださいね!

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