家事のコツや収納術、インテリアやおでかけにまつわる話などを通して「わたしらしい暮らし方」をご提案します。

ご飯冷凍容器のおすすめ。こだわり派・ズボラ派たちの1位は?
ストックしておくと便利な冷凍ご飯。今まではラップに包んでいたけど、温めた後おいしくない……。
脱ラップをはかるのに、よりご飯冷凍容器は? おすすめをご紹介します。

ご飯冷凍容器を選ぶ時のポイントは?
少しでもおいしく温まるように、と各社開発を重ねているご飯冷凍容器。最近は、いろんな種類が発売されています。まずは、選ぶときにチェックしたいポイントをご紹介します。
- 二重構造かどうか……すのこ・ザルが付いた二重構造のものなら、ご飯がふっくらおいしく仕上がります。ただ、収納するときにかさばったり、洗い物が増えるということも。
- 丸型か角型か……冷凍庫での収納のしやすさを優先するなら角型、温めた後お茶碗への移し替えやすさをとるなら丸型を選ぶと◎。
- 大きさ(容量)……1膳分のご飯を入れるなら、150g~200gが目安。大家族でまとめて冷凍するなら、2~3膳分が入る大容量タイプが便利
- デザイン……炊き込みご飯や五穀米など、炊き分けをしているなら、半透明を選ぶ方がベター
ポイントは、すのこやザルがついているかどうか。「洗い物が多くなってもいいから、おいしく温めたい」のか「洗いの量を減らしたい、収納スペースを最小限におさえたいから、すのこ・ザルなしを選ぶか」を決めてから、選ぶとよいでしょう。
とはいえ、いろいろありすぎてわからない!という人のために、洗い物嫌いのズボラ主婦から、ご飯には並々ならぬこだわりがある編集者などスタッフそれぞれの1位のご飯冷凍容器をご紹介します。
SNS担当おすすめは、売れ筋No.1 マーナのご飯冷凍容器
最初に登場するのは、InstagramのリールやXを投稿している、SNS担当ひかる。

SNS担当:ひかる
ハウジーのSNS担当。1Kの激狭アパートに一人暮らし中。生活用品は機能より見た目で選んですぐ失敗しがち。そんな経験も踏まえ、発見した最新アイテムやおすすめ商品をSNSで紹介しています。
ひかるが注目しているのは、「マーナの冷凍ごはん容器」という商品。InstagramやTikTokで頻繁にバズっているアイテムです。実際、ハウジーでもランキング1位をずっと独占中です。

「marna/マーナ」極 冷凍ごはん容器
この容器が売れている理由は、冷凍ご飯がおいしくよみがえる(笑)というところ。中にすのこを付けるという画期的アイデアで、解凍後ご飯べちゃっとしない!とSNSで話題に。今でこそ、すのこ付き冷凍ご飯容器は一般的になりましたが、この商品が初めて世の中に広めたといっても過言ではありません。
さらに、シンプルでスタイリッシュなデザインも、インフルエンサーたちから受けている理由。機能性とデザインを両立させているところが、さすがマーナという商品です。
ひかるの同僚のMaoも実際に使用中。一人暮らしには欠かせないアイテムとのこと。その実力をくわしく紹介しているので、下記記事をチェックしてみてください。
>>続く炊き立てのおいしさ、買ってよかった冷凍ごはん容器
ズボラ主婦のおすすめは、一つで何役もこなすご飯冷凍容器
次は、「やめ家事潜入リポート」の連載で、ズボラ家事を極めているひらこ。

編集部:ひらこ
中学生、高校生、大学生の娘3人を持つズボラ主婦。娘3人+夫という家族構成だけに、毎日家事の時短を追求。その結果、時短アイテム、手抜きネタのエキスパートに。
そんなひらこが、一人暮らしをしている娘にすすめたのは、「like-it(ライクイット)の蒸気であたためる冷凍ごはん容器」。毎日忙しい娘でも、「これならちゃんと自炊できそう」と選んだズボラアイテムなんだそう。

「like-it /ライクイット」蒸気であたためる冷凍ごはん容器
この容器の推しポイントは、ご飯を冷凍保存すること以外にも調理にも使えるということ。例えば、肉まんをあたためたり、蒸し料理を作ったり、サラダの水切りに使ったり……。これならひとつで何役もこなしてくれるから、ザル・ボウル・電子レンジ調理器といろんなキッチン道具をもたくてすむんです。だから、洗い物が減って棚にしまう作業も減る。まさに、ズボラ主婦の娘にぴったり。
さらに冷凍ご飯も、蒸気で温めるので、おいしく仕上がるのも娘にすすめる理由。その上、プラスチック製品で問題になっている化学物質を使っていない「BPAフリー」のアイテム。一人暮らしを始めた新社会人、学生さんに自信をもっておすめできるご飯容器です。
自炊男子おすすめは、towerのブラックご飯容器
ハウジーの店長をしているTaroは、最近、自炊にはまり始めたところ。

ハウジー店長:Taro
ハウジーの店長として、新商品をショップで提案。1Kのマンションに住んでいます。シンプルかつ機能的な部屋にするべく、インンテリアこだわって部屋を改造中、趣味はバイク。
そんな自炊男子のおすすめは、山崎実業のtowerから昨年発売された「温まりやすい立つ冷凍ごはん容器」。

tower「温まりやすい立つ冷凍ごはん容器」
この商品をTaro選んだ理由は、ブラック一色という見た目。黒い冷蔵庫との相性も抜群で、しかも立てて収納できるというアイデア商品です。 冷蔵庫内がすっきりするだけでなく、冷凍ご飯が残り何個あるのかも一目瞭然! だから、炊飯する日しない日という自炊計画を立てられて、仕事と自炊の両立がしやすくなったのだそう。
さらに、白いご飯は黒い器に入れると引き立って見えるので、お茶碗としてそのまま使ってもOK。仕事が忙しい時は、いちいちお茶椀に移し替えず、このままお茶碗代わりに使うことも。デザインがいいので、会社にこのまま持って行っても恥ずかしくないのもお気に入りポイント。
もちろん機能性も◎。ご飯がふっくら温まるのはもちろん、冷凍しゅうまいや冷凍野菜も蒸し器で温めたように仕上がります。
白ご飯こだわり派は、桐製のご飯冷凍容器
白ご飯大好き!ご飯をおいしく食べることに並々ならぬ情熱を燃やすnoemiue。

編集部:noemiue
食器と雑貨が大好きな元ライフスタイル雑誌編集者。カオス状態の部屋をなんとかするべくミニマムに暮らすことを目指しています。雑誌編集者の経験を生かしたコーディネート記事やミニマムな暮らしに関する記事を配信中。
実際は、ご飯冷凍容器をやめておひつ生活をしているnoemiueですが、他のご飯容器と比較して感動したアイテムがこれ。桐製のご飯冷凍容器「kirisai(キリサイ)桐のレンジでごはん鉢」という商品です。

「kirisai/キリサイ」桐のレンジでごはん鉢
本物の桐でできているのに、冷凍ができて電子レンジができるという驚きの逸品。しかも、レンジで温めるとパサつき感もベチャッと感も皆無。よくご飯冷凍容器でみかけるキャッチ「炊き立てご飯のようになる!」というのを本当に実現してくれるご飯冷凍容器です。一番違いは、「ふんわりもちもち感」。どうしても冷凍ご飯は、炊飯した後お米が立った状態のときのような「ふんわりもちもち感」がなくなってしまいますが、これは本当に復活。冷凍したとは思えない白ご飯になります。
その実力は下記の記事でくわしくレビューしています。お値段はちょっと高めではありますが、その価値あり!
>>冷凍ご飯が、ふんわり・もちもち炊き立てに復活!? 桐製の容器「kirisai」実力レビュー
検証実験担当のおすすめは、耐熱ガラス製の保存容器
最後は、比較検証や実験していろいろな商品をくまなく調べるクラスコ。

実験・検証担当:クラスコ
ハウジーマガジンを運営するキッチン・雑貨の専門卸売り「クラスフィルグループ」で実験を担当するリケジョ。「何を買ったらいいの?」という悩みに応えるべく、商品を実験して徹底調査していきます!
そんな彼女が結局これがいいと思ったのは、耐熱ガラス製の丸型の保存容器。ご飯冷凍容器ではなく、あえてのガラス製保存容器を選んだのは、長く使えて安心素材だからということ。

耐熱ガラス保存容器
耐熱ガラス保存容器は、ニオイ移りが色やニオイが移りにくいから、ご飯だけでなくおかずの保存にも大活躍します。カレーや煮物を入れてもOKで、冷凍保存にも冷蔵保存にも、調理にも電子レンジにも使えるという取り回しの良さが◎。
さらにガラスはBPAフリー素材というのも安心です。中には冷凍NGのガラス製品もあるので、選ぶときは、耐冷温度は要チェック。
さらに、丸型のデザインをクラスコはおすすめ。丸型はしゃもじを使わずお茶碗に移し替えでき、さらにムラなく熱も回るのでおいしく仕上がるのだとか。結局、一人暮らしはひとつで何役使えるかがカギ。そして毎日食べるので、安全性にこだわりたいなら、耐熱ガラス製も視野に入れて下さい。
ご飯の冷凍容器で、炊き立てのようなふっくらご飯を
最近は、令和の米騒動とも呼ばれ、売り場からお米が消えてしまったことも。やっと並んだと思っても、以前と比べて高いと感じている人も多いはず。
そんな貴重なお米だからこそ、せっかく炊いたご飯は冷凍してもおいしくいただきたいもの。今回ご紹介した、スタッフおすすめのご飯冷凍容器を参考に、いつでも炊き立てのようなおいしいご飯を楽しんでくださいね。
公開日:2025年3月28日
