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ふわふわに焼ける!パンケーキ用フライパン11選。IH対応や一気に焼けるおすすめは?

分厚くてフワフワ!パンケーキ用フライパン11選。IH対応・一気に焼けるタイプのおすすめは?

家事のコツ

お店で出てくるようなふわふわのパンケーキ。おうちで作るには、パンケーキ用フライパンを使うと理想のパンケーキに仕上がります。
今回はパンケーキがおいしく焼けるフライパンのおすすめをご紹介します。

ネットショップで10年間、商品ページの制作を担当。キッチングッズやゴミ箱などの商品を知り尽くすプロ。豊富な商品知識と主婦歴20年の家事経験で、ライフスタイルにマッチしたアイテムをご提案します。

「パンケーキ用フライパン」を選ぶポイントは?

パンケーキは家にある普通のフライパンでも焼けますが、形がいびつになったり、ペラペラになったりして思ったような仕上がりにならないこともあるかもしれません。お店で出てくるような、フワフワのパンケーキを作るには使うフライパンにこだわることも大切。選ぶ際には次の点を確認しておきましょう。

【サイズ】憧れの分厚いを焼くなら、16cm以下

1枚ずつ焼くなら直径12~16cmのサイズがベスト。さらに分厚いパンケーキにしたいなら、側面がまっすぐ立ち上がった深さのあるタイプを選びましょう。深さがあれば側面からも火が入るので、分厚く焼いても生焼けの失敗が少なくなります。

ただしガス火の場合は、ハンドルが火に近くなるので、ハンドルが焦げたり持つときにやけどをしたりしないよう注意が必要。
またIHでは、フライパンのサイズが小さすぎるとコンロが反応しないこともあるので、あらかじめIHコンロの取扱説明書を確認しておきましょう。

【素材】「厚みと熱伝導率」がふんわり感と焼き色の決め手

ふわふわパンケーキを焼くには、厚みを意識するのがポイント。また焼きムラのないきれいな表面にするには均一に熱が伝わる素材を選ぶことが大切です。パンケーキを焼くのに向いている素材は以下です。

  • アルミ
    薄いと熱くなりすぎて焦げたり表面が焼けても中が生になったりするので、厚みのあるものを選ぶほうが、熱が均一になりうまく焼ける。コーディングがないとくっつくので、フッ素樹脂加工のものなどを選ぶ

  • 蓄熱性が高く温度を一定にキープしやすいので、焼きムラが出にくい。中までじっくり火を通せる3.2mmの板厚がおすすめ。十分に加熱せずに生地をを入れるとくっつくので注意。お手入れにひと手間かかるが使うほどに油がなじんで使いやすくなる

  • 熱伝導がよく、プロも愛用する素材。すばやく熱が伝わるので、生地を入れたり裏返したりするタイミングを見極める必要がある。高価だが、一生ものとして長く愛用できる

また、ひっくり返すときにくっつかず、失敗しにくいのは、コーティングのあるものです。

最近話題のセラミック加工のフライパンは、熱が均一に伝わるので焼きムラが出にくくパンケーキを焼くのにも向いています。遠赤外線効果があり、中までじっくり熱が伝わるので、ふんわり仕上がるのもうれしい点。ただし、しっかり余熱しないと生地がくっつくこともあります。

両面焼き、一気焼きできるパンケーキ専用フライパンも

タワーパンケーキ

休日に家族分のパンケーキを焼くといった場合には、一気に何枚も焼けるパンケーキ専用のフライパンを使うと便利です。また、一気に焼けるタイプを使うと、憧れのタワーパンケーキを簡単に作ることもできます。

また専用フライパンには、裏返す時の失敗がない両面焼きタイプもあるので、選択肢に入れておいてもよいでしょう。

パンケーキにぴったり!小さめフライパンのおすすめ

分厚いフワフワパンケーキを作りやすい、板厚のあるものやプロも愛用する素材のフライパンからおすすめをセレクトしました。

極厚アルミで焼きムラが出にくいフライパン

<p>「中尾アルミ製鉄所 ハムエッグパン」(15cm)</p>

「中尾アルミ製鉄所 ハムエッグパン」(15cm)

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板厚3mmと厚みがあるのが特徴のフライパン。アルミなので熱伝導がよくさらに厚みがあるので、素早く均一に熱が伝わり、きれいな焼き色に仕上がります。内側はフッ素加工でくっつきにくいのも◎。15cmサイズ、ガス火専用です。

シェフから支持される鉄フライパンの名品

<p>「deBuyer/デバイヤー」ミネラルビー(12cm)</p>

「deBuyer/デバイヤー」ミネラルビー(12cm)

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加熱ムラが少ない鉄製のフライパン。直径12cmで扱いやすいサイズです。別売りでハンドルにカバーが付けられるのでパンケーキを裏返す時も安心。1830年創業のフランスの老舗メーカー、デバイヤー社製で高級感のある見た目も◎。IH対応。 

じっくり熱が伝わる南部鉄器のフライパン

<p>「柳宗理 鉄器ミニパン」(16cm)</p>

「柳宗理 鉄器ミニパン」(16cm)

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プロダクトデザイナー柳宗理がデザインした南部鉄器のミニパン。鉄鋳物のためフライパン全体に均一に熱を蓄えることができるので、焼きムラがないパンケーキを焼くことが可能。注ぎ口の役目を果たすユニークなカタチが印象的。この部分にヘラを入れて、パンケーキをひっくり返すといった使い方もできるアイテムです。

端まで均一な焼き色に仕上がる銅製

<p>ふんわり銅のぱんけーきpan(20cm)</p>

ふんわり銅のぱんけーきpan(20cm)

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金属加工の街、新潟県燕市で作られたフライパンで、その名も「ふんわり銅のぱんけーきpan」。素早く均一に火が通る銅製で、ふんわりしたパンケーキにきれいな焼き色をつけることが可能。20cmでやや大きめのサイズにしあがります。ガス火専用なので注意して。

焼き色が見やすい白のセラミック製

<p>「GREENPAN/グリーンパン」ウッドビー(20cm)</p>

「GREENPAN/グリーンパン」ウッドビー(20cm)

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セラミックといえば……の「グリーンパン」のフライパン。グリーパン独自のセラミック加工「サーモロン」にダイヤモンド粒子を配合していて、耐久性をアップ。コーティング効果が長く続くアイテムです。内側が白いので、パンケーキの焼き色がひと目で確認できるのが、なんといってもうれしい点。20cmサイズ、IH対応。

折りたためてコンパクトに収納

<p>オーレル(14cm)</p>

オーレル(14cm)

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パンケーキ用に小さなフライパンを買うと、収納場所に困ることもあるかもしれません。そんな人にはこれ。ハンドルが折りたためてコンパクトになるフライパンです。深さがあり、分厚いパンケーキを焼くのにもおすすめ。ダブルマーブルのフッ素樹脂加工で、キズに強く長持ちします。IH対応。

一気に焼ける!パンケーキ専用フライパン

フタが付いた両面用パンケーキパンなら、パンケーキを焼くときの難関「裏返す」作業に失敗せず、誰でも上手に焼くことが可能。また複数個を一気に焼けるタイプは、家族が多い人にぴったり。タイパ抜群です。

7個のミニパンケーキが一気に焼ける

<p>「おやつDEっSE」パンケーキパン</p>

「おやつDEっSE」パンケーキパン

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一気に7枚のパンケーキを焼くことができるパンケーキパン。そのため、憧れのパンケーキタワーを作るのにぴったり。他にも間にあんこを挟んでどら焼きにしたり、写真のように、目玉焼き・ベーコンも一緒に焼いてワンプレートブレックファーストにするのもおすすめです。ガス火専用。

ハート形のパンケーキが一気に焼ける

<p>しあわせを呼ぶ四つ葉のフライパン</p>

しあわせを呼ぶ四つ葉のフライパン

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4つのエリアに仕切られたその名も「しあわせを呼ぶ四つ葉のフライパン」。1つ1つはハートの形をしていて、4つ同時にハートのパンケーキを焼くことが可能です。オムレツや目玉焼きをハート型に焼いてお弁当に使ったり、チョコをのせてバレンタインスイーツにしたり……子どもが喜ぶ料理ができあがります。

両面焼けるから、大きなパンケーキでも失敗なし

<p>お好み焼き・ホットケーキパン</p>

お好み焼き・ホットケーキパン

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生地を挟み込んで焼くことができる鉄製の両面フライパン。フックを外すと、2枚のフライパンになり、お手入れするときにも簡単に。鉄の表面に凹凸が付いたエンボス加工が施してあり、くっつきにくさを実現。ホットケーキほか、お好み焼きを作るときにも便利です。

一気に4個焼ける!アウトドアメーカーのフライパン

<p>「CAPTAIN STAG」アルミパンケーキメーカー</p>

「CAPTAIN STAG」アルミパンケーキメーカー

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アルミを型に流し込んだ鋳物で、熱伝導にも蓄熱性にも優れたフライパン。「CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)」が提案するアウトドア仕様のフライパンだけあって、炭火でも失敗なくパンケーキが焼けるアイテムです。これを使えば、大判焼きを自宅で作ることも可能。

かわいいキャラクターパンケーキが作れる

<p>ホットケーキメーカー</p>

ホットケーキメーカー

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かわいいミッフィーのパンケーキが焼けるパンケーキパンです。表面はフッ素加工が施されているので、凹凸部分も生地が焦げつくことなく、きれいに模様がつけられます。接続部をはずして片方だけで使ってもOK。アルミ製で軽く焼く時もお手入れもラクにできるのが◎。

魚焼きグリルを使ったホットケーキパン

<p>グリルdeクック</p>

グリルdeクック

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魚焼きグリルを使って両面一気に焼けるホットケーキパン。生地を流し入れるだけで、分厚いパンケーキを焼くことが可能。また、上からも下からも熱が入る魚焼きグリルなら、パンケーキパン自体をひっくり返す必要が全くないというのもおすすめの理由です。

パンケーキリングやグリルホットケーキパンを使って焼く方法も

小さめフライパンを別に買うのではなく、今もっている手持ちのフライパンを使ってフワフワのパンケーキを方法もあります。

<p>写真のような型をフライパンの上に置いて、めいっぱいの生地を流し入れて焼く方法です。ただ、側面には火が通りにくいのは注意してください。ひっくり返して両面を焼けば、お店で出てくるような厚焼きパンケーキのできあがりです。</p>

パンケーキリング

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写真のような型をフライパンの上に置いて、めいっぱいの生地を流し入れて焼く方法です。ただ、側面には火が通りにくいのは注意してください。ひっくり返して両面を焼けば、お店で出てくるような厚焼きパンケーキのできあがりです。

パンケーキを焼く時は、最初にフライパンが熱くなりすぎていると、表面がこげたり中の生地が生のままになったりと失敗の原因に。また焼いている間も、強火はNGです。

  • 焼く前に余熱したフライパンを濡れ布巾の上に置いて、温度を下げる
  • 火加減は弱火に近い中火、IHの場合は160度

ぜひ使う道具にこだわって、プロの仕上がりに挑戦してみてください。

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