ハウジーのSNS担当。1Kの激狭アパートに一人暮らし中。生活用品は機能より見た目で選んですぐ失敗しがち。そんな経験も踏まえ、発見した最新アイテムやおすすめ商品をSNSで紹介しています。
パン切り包丁といえばギザギザの刃が一般的。でもこのギザギザパンを切ると、断面はボロボロ、まな板はパンくずだらけになってしまいますよね。
でもそんな「パンの断面」に新革命をもたらす存在が! SNS担当として断面にこだわりたい私にぴったりのパン切り包丁を発見。
実際にいろいろなパンを切って、その実力をレビュー。ぜひ参考にしてください。
パンくずが出ない!パン切り包丁の革命児を発見
パンが大好きな私。でも実は長年の悩みが……。それは、買ってきたパンを家できれいにカットするのが難しいこと。家にあるパン切り包丁でカットするとまな板の上はパンくずだらけ、断面はボロボロの残念な状態になってしまうんです。
そこで包丁ならお任せという井関バイヤーに聞いたところ、パン切り包丁はこのギザギザ刃のおかげで「パンに刃がスムーズに入って、食感もふわふわになるんだそう」。こちらの記事で編集部でもパン切包丁を比較しています。
>>よく切れるのは? パン切り包丁の切れ味と断面を比較してみた
でもハウジーのSNS担当としては「スパッと美しい断面萌えにこだわりたい!」という思いがどうしても諦めきれないのが本音。そんな時、ハウジー店長から「これまでの常識をくつがえす新感覚のパン切り包丁が発売されたよ」との情報が! そこで出合ったのが、この「曜」 パン切り包丁です。
写真上が普通のパン切り包丁。下が今回試す最強のパン切包丁。刃のカタチがうねってる!最強であるワケを早速さぐっていきたいと思います。
最強のパン切り包丁「曜」のココがすごい!
料理人たちもうなると噂の「曜」のパン切包丁。どこが最強なのか、まずはその特徴を見ていきたいと思います。
ゆるやかに波打つ「うねり刃」
まず目に入るが刃の部分。大きく波うつようにうねった形になっています。これは、パンくずをほとんど出さずに切ることができるよう工夫された形状なんだそう。普通のパン切り包丁のギザギザとは全然違っていて、むしろ真っすぐに近い形。ということは、三徳包丁のようにパンが押しつぶされることはないのかな?とちょっと疑問がわいてきました。
大きく動して切れる「刃渡り20センチ」
パンを切る時に大事なのが刃渡り。刃の部分が短かすぎると何度も動かして切ることになって、パンの断面がボロボロになりやすいんです。この「曜 パン切り包丁」の刃渡りは20センチ。このくらいの刃渡りがあれば、大きく動かしてもちゃんとカットできそう。
しかもこの刃渡りは、一般的な包丁スタンドに収納できる長さになっているそうです。確かにパン切り包丁って、長すぎて包丁スタンドには安定して置けない……。水切りラックの中に置くと、うっかり刃を触ってしまいそうなのがプチストレスになっていたので、収納のことまで考えられた刃渡りになっているのは、ポイント高い!
手になじんで握りやすい「十角ハンドル」
柄の部分は、よく見るとなんと「十角形」になっています。手の大小にかかわらず握りやすいように考えられた形なんだそう。包丁の柄は丸いと手が滑りそうになるし、逆に角ばっていると力を入れたときに手のひらが痛くなってしまいます。試しにこの十字ハンドルを握ってみると、細かくつけられた角度で、手に絶妙にフィット。しっかり握れるけど手になじんで痛くないと感じました。硬いパンを切る時もラクにカットできそうです。
しかもこの柄の部分は、積層強化木という材質で作られていて、硬く汚れや水に強いのが特徴なんだとか。気を遣わずお手入れできそうなのもGOOD。
熟練の技から生まれる「美しいフォルム」
この「曜」パン切り包丁は、刃物で有名な岐阜県関市で、職人によって丁寧につくられているそう。置いているだけでもサマになるこの美しいフォルムは、熟練の技から生み出されているものなのですね。
しかも手作業で刃が付けられているから、刃のカーブや模様、芯材の現れ方が1本1本違うんだとか。なんだか世界で1本だけの、自分専用のパン切り包丁に出合ったようで、さらに気分が上がってきました。さっそくノリノリでパンを切ってみたいと思います。
ふわふわ命。一斤まるごとの「食パン」を切ってみた
まずはふわふわの「食パン」から。三徳包丁ではやわらかすぎてぎゅっと押しつぶされてしまうのですが、はたして「うねり刃」ではきれいにカットできるんでしょうか?
食パンをカットした時の切れ味は?
食パンに刃を当てると、スッとなんなく入りました。パンの耳の部分はちょっと固いので、いつもは、切り始めに力を入れてしまうのですが、このパン切り包丁だと力を入れずラクに切り始めることができました。
驚いたのは次の瞬間。吸い付くようにスーーーっと刃が入っていくではありませんか。さらに下に押し付けなくても、包丁が軽い力で下りていくのがスゴイ!
大きく前後に動かすだけで、ラクにカットできました。ギザギザ刃がひっかかりがちな一番下の耳の部分もスパッと気持ちよくカットできました。
食パンをカットした時の断面は?
刃を押し付けていないからパンが押しつぶされず、断面もこのとおりキレイな状態。しかもまな板を見ると……パンくずがほとんど出ていません!いつものギザギザ刃なら、削れたパンくずがもっと落ちているのですが、この少なさにはビックリ!切っている最中も切った後も感動の連続です。
パリパリが難関「クロワッサン」を切ってみた
生地が何層にも重なったクロワッサン。薄いサクサクの生地が魅力ですが、そのまま食べるとボロボロくずれてしまうのが残念なところ。ひと口大に切ってスマートに食べたいところですが……。今回は難易度を上げて、トースターで焼いてさらに表面をパリッとさせた状態で挑戦しました。
クロワッサンをカットした時の切れ味は?
刃の入り始めは……「おー」と声もれたほどシャープな入り心地。実は刃を入れた瞬間、絶対皮が割れるだろうと思っていた私。切り始めにスパッと刃が入って、難関のパリッとした表面が楽々クリアできたのには、またもや感動です。
前後に刃を動かしてみても、スッスッと軽い切れ味で、生地の層が崩れる気配なし。まわりの皮のパリパリも壊れることなく、下まで刃を下ろせました。
焼いてパリパリ感が増したてっぺん部分も、少しも皮が崩れることなくカットできました。端から端まで、どの部分を切っても切れ味バツグン。キレイにスライスできました。
クロワッサンをカットした時の断面は?
断面はこの通り。めっちゃキレイ。薄い皮も中もふわっとした部分も、スパッと切れています。そしてまな板の上は……パンくずがほとんど落ちていません!いつもならもっと皮がパラパラ落ちているのに、この違いには「スゴイ」のひと言。クロワッサンのパリパリを無駄にせず食べられるのもうれしい点です。
切るのもハード?「カンパーニュ」を切ってみた
指ではじくと「コンコン」と音がするほど固いハード系のパン。切る時も力が入ってハードな思いをすることが多いのですが、はたして……?
カンパーニュをカットした時の切れ味は?
なんとなんと、この固い皮にも軽い力で刃が入りました。これは感動。このカンパーニュ、皮部分がパリッとしているのですが、割れることもなくキレイに切れました。
固いので何度か刃を動かしましたが、それほど力を入れることなく下まで切れました。いつもならパンを押さえる方の手にも力が入ってしまうのですが、このパン切り包丁だと軽く支える程度でよく、切れ味のよさを実感。
端までカットしても、刃がひっかかることなく、最後まです~っとキレイに切れました。
カンパーニュをカットした時の断面は?
断面はこのとおり。固いまわりの部分もスパッと切れています。もちろんまな板の上もパンくずはほとんどなし。薄めスライスもラクにできるので、好みの幅や食べやすい大きさに切るのも簡単。ハードなパンも、もうカットで苦労することはなくなりそうです。
使ってわかった「曜/YO-U」が最強のパン切り包丁であるワケ
いろいろなパンを切って、切れ味や断面のキレイさ、パンくずの少なさに感動した私。でもこの「曜 」には、さらにすごいヒミツが……。なんと、シャープナーで刃を研いで切れ味を復活できるそう! 切れ味をキープしながら長く使えるなんて、まさに理想のパン切り包丁ですよね。
今回使ってみて支持される理由がわかりました。
<「曜/YO-U」が最強のパン切り包丁と思ったワケ>
- 「うねり刃」でパンの表面が荒れずキレイに仕上がる
- やわらかいパンでも、つぶれず切れる
- 食パンも薄く切れる
- クロワッサンでもパンくずがでない
- 硬いパンでもラクラク切れる
- 「わんぱくサンド」が作れる
- 「萌え断」が実現する
- 刃渡り20cmで包丁立てに収納できる
ちなみに「曜/YO-U」パン切り包丁は、こんなキレイな化粧箱に入った箱入り娘。高級感抜群でプレゼントにも喜ばれそうです。
SNS担当としても、断面萌え写真に欠かせない最高の相棒に出合えた気分。次は、サンドイッチやケーキのカットにも挑戦してみたいなと思っています。
ヤクセル「曜/YO-U いろは」パン切り包丁
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