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一人暮らしにおすすめ。冷蔵庫用や5kgが入る米びつ15選

一人暮らしこそ米びつを使う方がよいワケ。おすすめの米びつ18選

キッチン

お米をおいしく保存するのに欠かせない「米びつ」。でもいろいろなタイプがあり、一人暮らしでどんな米びつを選べば分からないという人もいるかもしれません。
そこで今回は一人暮らしにおすすめの米びつをご紹介します。ぜひ参考にしてください。

家事のコツや収納術、インテリアやおでかけにまつわる話などを通して「わたしらしい暮らし方」をご提案します。

一人暮らしでも米びつを使ったほうがいいワケ

一人暮らしではあまり米を炊かないから、米びつは必要ないのでは?と思っている人もいるかもしれません。でも一人暮らしの人ほど、米びつを買う方がコストパフォーマンスがいいんです。まずはその理由をご説明します。

実は劣化する!米も鮮度が命

米は常温で長期保存できる食材ですが、実は生鮮食品のひとつ。米袋には消費期限は書かれてはいないものの、精米してからどんどん劣化が進む食材です。

一人暮らしをしていると、疲れて帰宅したり外食の予定が入って自炊しないという日もあるはず。例え毎日自炊していたとしても、そもそも1日に消費する量が限られているので、お米の消費ペースも遅くなります。そのため 米の鮮度を保つように考えれらた米びつは自炊する一人暮らしの人ほどマストなアイテムといえます。

直射日光は米の大敵

先ほど米は劣化するといいましたが、その原因のひとつが直射日光。米は日の当たらない場所や冷蔵庫で保存するのがベターです。でもどうしても置き場所がないという場合は、光を通さない素材の米びつを選ぶようにしましょう。

米袋のままは実はNG

最近、買ってきた米袋がチャックタイプのものもあり、それに入れたまま保存しているという人もいるのでは? 実は買ってきた米袋には、袋が破れたり荷崩れしないよう空気穴が開いていることも。そのため、ちゃんとチャックを閉めているつもりでも、虫が発生することもあります。

もし袋に入れて常温保存する場合は、何度も開け閉めをしなくてすむよう小分けにしてから、密閉袋に入れる方がおすすめです。お米の保存に最適な保存袋もありますので、後ほどご紹介します。

一人暮らし用米びつを選ぶときのポイント

米びつを選ぶときはどんな基準で選んだらいいのでしょう?一人暮らしでは次のポイントを確認しておきましょう。

【米びつのタイプ】米びつはどこに収納する?

あまり広くないキッチンの場合、どこに米を保存したらいいのか分からないという人もいるはず。一人暮らしの人が米を保存しているのはだいたい以下の場所です。

  • 冷蔵庫
  • シンク下かコンロ下
  • キッチンラックや食器棚上などの見える場所
  • キッチンの隙間

こちらの記事でもご紹介しましたが、一番、米の保存に適しているのは冷蔵庫です。ただ小さい冷蔵庫を使っていて米が入らないなら、それ以外も選択肢にいれてOK。場所によって気を付けないといけないことが異なりますが、その収納場所に適したタイプの米びつを選べば安心です。

【米びつのサイズ】1カ月にどれぐらいの米を消費する?

先ほども述べたように、米には消費期限がありません。そのため、特売の日にまとめ買いしたくなる気持ちもわかりますが、白米を長期に保存するのは、味と値段のコストパフォーマンスを考えるとあまりよくありません。「1カ月」を目安に消費するのがおすすめです。

1合でご飯茶碗2膳分のご飯が炊ける

実際1合の米を炊いて同じお茶碗に入れたのが写真です。このように茶椀2膳分のご飯になります。1食で1膳分のご飯を食べるとして、1か月に消費する米の量を計算すると以下の通りになります。

<一人暮らしで1か月に消費する米の量>

  • 1日1食自炊する場合……0.5合(1膳分)×30日=15合、つまり約2.25kg
  • 1日2食自炊する場合……1合(2膳分)×30日=30合、つまり約5kg

まとめると、1日1食自炊して休日には多めに自炊するなら、2kgか5kgの米びつがベスト。昼にお弁当を1日3食自炊する場合は10kg用も視野に入りますが、大きな米びつは一人暮らしの部屋で邪魔になることも考えらえるので、5kgまでの米びつを使うのがおすすめです。

【米びつの素材】「見せる収納」か「隠す収納」か?

米びつにの素材は置き場所に関わります。カウンター上で見せる収納にするのか、シンク下で隠す収納にするのか、置き場所を考えながら素材を選びましょう。素材ごとの特徴は以下の通りです。

メリットデメリット
プラスチック製軽くお手入れがラク
価格が手ごろ
デザインやカラーが豊富
ニオイがつきやすい
ガラス製見た目がおしゃれ
透明なので、残量が分かりやすい
遮光性がないので、置く場所に配慮が必要
重く、割れやすい
ホーロー製見た目がおしゃれ
光を通さない
金属なので、サビることがある
桐製高級感がある
抗菌・防虫効果がある
調湿性に優れている
価格が高い
丸洗いできない
重い
金属製耐久性があり頑丈
光を通さない
重い

ただ特にこだわりがないなら、扱いやすく種類が豊富な「プラスチック製」がおすすめです。

【米びつの付属品や機能】「無洗米」or「普通の米」を炊くのか

注意が必要なのが「無洗米」を使っている場合。無洗米はヌカが取り除かれている分、普通米とは正味量が異なります。計量機能がある米びつの場合は無洗米対応かどうかを確認するようにしましょう。

米びつの置き場所別におすすめの米びつをご紹介していきます。

【冷蔵庫に】コンパクトな米びつのおすすめ

冷蔵庫は、温度を一定に保つことができる上、光や湿気対策もでき、米の保存場所として最適な場所です。冷蔵庫用米びつは2kg用のものがほとんど。2kg以上の米を保存したい場合は、庫内棚に入れられる密閉保存容器で代用するか、お米専用の保存袋を使うのも手です。

計量なしで1合ずつ出てくる米びつ

<p>「tower」1合分別冷蔵庫用米びつ</p>

「tower」1合分別冷蔵庫用米びつ

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「tower」1合分別冷蔵庫用米びつ(約1.8kg)
フタをスライドして傾けるだけで、必要な量のお米が出てくる米びつ。中の仕切りで1合ずつに分けて保存できるので、計量カップを用意する必要がなく、いちいち計る手間もありません。towerならではのすっきりデザインも魅力。無洗米には対応していません。

ドアポケットに入るスリムデザイン

<p>「リベラリスタ」 ライスストッカー(2kg)</p>

「リベラリスタ」 ライスストッカー(2kg)

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「リベラリスタ」 ライスストッカー(2kg)

フタが計量カップになっているのでフタを開けてすぐに計量できる米びつです。女性でも片手で持てるように機能性を重視した形になっているのがポイント。ドアポケットだけでなく、冷蔵庫の棚に横置きにしてもOK。計量カップは無洗米対応。

<p>横型冷蔵庫用米びつ</p>

横型冷蔵庫用米びつ

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横型冷蔵庫用米びつ (2.5kg)
冷蔵庫の棚にすっきり置ける米びつ。大きな取っ手と奥についたコロで楽に引き出せます。付属のカップで普通米も無洗米も両方計れるのが◎。

庫内の棚や野菜庫に入るホーロー製容器

<p>ホーローストックポット(7L)</p>

ホーローストックポット(7L)

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ホーローストックポット(7L)

約5kgの米を保存するのに適したホーロー製容器です。庫内の棚に置いても引き出しやすい取っ手付き。角型で野菜室でもすっきり置けるのが◎。

米が酸化しにくくかさばらない保存袋

<p>マーナ marna「極 」お米保存袋</p>

マーナ marna「極 」お米保存袋

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マーナ/marna「極 」お米保存袋(3kg)

ジッパー付きで光、空気、臭いを通さず密封。さらに中の空気を抜く逆止弁が付いているので、お米が酸化しにくくおいしい状態をキープします。容器ではなく袋なので、かさばらず一人暮らし用の小さな冷蔵庫でもすっきり使えます。

【シンク下に】引き出しや扉内で使いやすい米びつのおすすめ

シンク下やコンロ下は、水道管が通っていて湿気やすいので密閉できる米びつを選ぶのが◎。また米びつのフタを開けたときに干渉しないか、収納スペースの高さを忘れずに確認するようにしましょう。

袋ごと入って詰め替えがラクな米びつ

<p>「tower」密閉袋ごと米びつ</p>

「tower」密閉袋ごと米びつ

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山崎実業「tower/タワー」密閉袋ごと米びつ(5kg)

5kgの米袋がそのまま入る米びつ。中が汚れにくいので容器を洗う手間を減らせます。スタイリッシュなtowerデザインで、キッチンラックにそのまま置いてもサマになります。計量カップは無洗米に対応。

パッキンでしっかり密閉できる米びつ

<p>「Plate」密閉 シンク下米びつ</p>

「Plate」密閉 シンク下米びつ

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山崎実業「Plate/プレート」密閉 シンク下米びつ(5kg)

無駄のないシンプルなデザインが魅力の米びつです。フタも側面も透明で、残量が分かりやすいのがうれしい点。付属の計量カップは無洗米に対応しています。

スライド式のフタで引き出し内にぴったり

<p>引出し収納米びつ</p>

引出し収納米びつ

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引出し収納米びつ(5kg)

フタがスライドして開くので、引き出しや高さのない場所で使いやすい米びつ。フタは透明で残量が分かりやすいのもポイント。無洗米も計れる計量カップ付きです。

雑穀も一緒に保存できるポケット付き

<p>米びつ革命</p>

米びつ革命

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米びつ革命(5kg)

フタが手前半分だけ開いて狭いスペースでも米をすくいやすい米びつです。スライドポケット付きで、入れ替え時に古いお米を分けたり、雑穀を入れたりして仕分けておけるのが便利。付属のカップは普通米のみ計れます。

米の残量がすぐに分かるクリアな容器

<p>「フレッシュロック」米びつ</p>

「フレッシュロック」米びつ

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「フレッシュロック」米びつ(3.2kg)

パッキンでしっかり密閉して米を湿気から守る保存容器。プラスチック製で軽く扱いやすいのも魅力。シンク下の引き出しに入れても上から残量が見えるので補充のタイミングがすぐに分かります。計量カップは無洗米も計れます。

フレッシュロックの使い心地はこちらの記事でレポートしています。ぜひ参考にしてください。

【カウンターや棚上に】おしゃれな米びつのおすすめ

キッチンアイテムが目に入りやすいワンルームなら、米びつの見た目にこだわって見せる収納にするのも手。おしゃれなデザインでインテリアとしても活躍する米びつをピックアップしました。

ゆるかわいいイラスト付きの米びつ

<p>RICE CAN</p>

RICE CAN

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RICE CAN(1kg・2kg)
遮光性があり、作業台やカウンターで見せる収納ができる米びつです。パッキン付きで湿気からお米を守ってくれるのもうれしいポイント。1kgと2kg用があるので、ぴったりの大きさをチョイスできます。

ナチュラルな透明感がおしゃれなガラスの保存瓶

<p>ガラスジャー</p>

ガラスジャー

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ガラスジャー
パッキン付きでしっかりフタができるガラスジャーです。ころんとしたフォルムとガラスの透明感でキッチンのアクセントにぴったり。3、5、7リットルの3サイズ展開ですが、一人暮らしには約2kgのお米が入る3リットルのサイズがおすすめです。

目を引くポップなデザイン

<p>アスベル 計量米びつ</p>

アスベル 計量米びつ

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アスベル 計量米びつ(6kg)

レバーを下ろすと1合が計れる計量米びつです。カップで計る手間がなく忙しい時にも便利。アダプターを取り付けることで無洗米も計量できます。

一生モノになる桐製の米びつ

<p>桐 米びつ</p>

桐 米びつ

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桐 米びつ(5kg)

防虫、調湿に優れた桐製の米びつ。スライド式のフタで高さに制限のある場所にも置きやすいのがポイント。前面の焼き印がアクセントになった和のデザインで、長く愛用できます。

レトロな雰囲気で空間のアクセントに

<p>トタン米びつ</p>

トタン米びつ

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トタン米びつ(6kg)
レトロな雰囲気が魅力の米びつ。光を遮断するトタン素材でお米を劣化を防ぎます。5kgの米が入るおおきさで、袋のまま入れてもOK。トタン花柄、ターコイズ、ルビーレッドから好きなカラーを選べます。

【すき間に入る】スリムな米びつのおすすめ

シンクと冷蔵庫の間やラック横など、わずかなすき間を利用して設置できるのがスリムタイプの米びつ。シンプルなデザインで生活感を隠せるタイプを選びました。

10cmのすき間に入る米びつ

<p>スリムライスディスペンサー</p>

スリムライスディスペンサー

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スリムライスディスペンサー(6kg)

本体幅わずか10cm米びつです。レバーを押すと1合の米が出てくるので計量の手間がないのもうれしいポイント。アダプターを付けると無洗米の計量も可能です。

ワンプッシュで0.5合が計れる米びつ

<p>ライスエースS</p>

ライスエースS

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スリムエースS(6kg)

0.5合が計れるアタッチメント付きで、一人で食べるぴったりの量を計れます。ブラウン、ホワイト、レッドの3色展開。無洗米には対応していません。

米の残量がひと目で分かる米びつ

<p>スリムエース</p>

スリムエース

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スリムエース(6kg)

前面や側面が半透明になっていて、米の残量が分かりやすい米びつ。カラーは清潔感のあるホワイトとふんわりした色味がかわいいピンクから選べます。無洗米には対応していません。

お米を正しく保存しておいしく食べよう

一人暮らしの部屋では、必ずしもベストな場所に米を保存できるとは限りません。

そこで収納場所に合った米びつを使うようにしたいもの。それだけでなく、お米用の防虫剤を入れたり、日が当たらないよう布をかけてたりして工夫して、なるべく長くおいしい状態をキープしてください。

おいしいごはんを味わうためのアイテムは、こちらでも多数紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

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