家事のコツや収納術、インテリアやおでかけにまつわる話などを通して「わたしらしい暮らし方」をご提案します。
わが家では当たり前。でも他の家ではどうしてるの? そんな「気になるよそん家事情」について、主婦100人にアンケートを実施。
今回のテーマは「夏休みの昼ごはん」。家にいる家族の昼ごはんを作らないといけないけど、暑いし忙しいしめんどくさい……そんなときに参考になるみんなのメニューやアイデアを集めました。
どんなメニューをつくっていますか?
昼ごはんがめんどくさいとき、みんなはどんなメニューを作っているのかさっそく見ていきましょう。
そうめんやうどんなどの麺類を作っている人が一番多い結果に。次に丼などのご飯もの、パスタ、レトルトやカップ麺が人気のメニューとなりました。簡単に調理できるという点ではどれも作りやすいメニューといえますね。
夏休みのお昼ごはん、めんどくさい時のアレンジは?
夏休みのお昼ごはんは、ついワンパターンになりがちというお悩みもよく聞かれます。ここではメニューに「ひと工夫」していることも聞いてみました。
そうめんやうどんなど「麺類」のアレンジ
まずは、暑いときでもつるつる食べやすい「そうめんやうどん」から。
「野菜がとれるように、レタスときゅうり、トマトとツナ缶、冷凍うどんでサラダうどんを作っています。」(40代・2人暮らし)
「ゆでたそうめんにパスタソースをかけて食べます。」(60代・2人暮らし)
「そうめんは、わさびやネギ、ごま油などをどんどん足していって味変して食べています。」(30代・4人暮らし)
そうめんやうどんには、肉や野菜をプラスしているという人が多くいました。麺だけでは物足りなかったり栄養が偏ったりするのを補いたいという理由のよう。またいろいろな薬味やタレで最後まで飽きずに食べられる工夫をしている人も。こちらの記事では、冷凍うどんを使ったアレンジレシピを紹介しているのでぜひ参考にしてください。
丼やドリアなど「ご飯もの」のアレンジ
▲写真撮影:haru.
しっかり食べたいときも満足できる丼などの「ご飯もの」。みんなどんなひと工夫をしているのでしょう?
「ご飯にレトルトのパスタソースをかけてチーズのせてドリア風にしています。」(40代・5人暮らし)
「豚こま切れと玉ねぎがあれば、すぐに豚丼が作れて便利。」(40代・4人暮らし)
「丼を作るときには栄養バランスがかたよらないように、タンパク質と野菜は必ず入れるようにしています。」(20代・3人暮らし)
「炊飯器で、米とインスタントうどんを一緒に炊くとおいしいです。」(30代・5人暮らし)
「炊飯器でピラフを作ります。彩りがよくなるように、冷凍インゲンやパプリカを常備しています。」(30代・4人暮らし)
ご飯に具をかけて丼にしたり、チーズをのせてドリアにしたりする定番アレンジが人気のよう。レトルトのパスタソースをかければ具を作る手間も省けますね。また意外に多かったのが炊飯器で米と具を一緒に炊いてしまうという声。ご飯とおかずがスイッチひとつで調理できて、時短したいときにぴったり!
「レトルト」を使ったアレンジ
▲写真撮影:haru.
温めるだけで食べられる「レトルト」食品も、昼ごはんがめんどくさいときの強い味方。アレンジにはどんなものがあるのでしょう。
「レトルトのミートソースを使う場合はひき肉を足します。」(30代・4人暮らし)
「レトルトカレーには、マンネリ防止にピザ用チーズやゆで卵などのトッピングを用意。チェーンのカレー専門店のメニューを参考にしています。」(30代・4人暮らし)
そのまま食べてもおいしいですが、具を足したりトッピングをプラスすると見た目も味もゴージャスに。また手作り感が出るところもいいですね。レトルトカレーのアレンジはこちらの記事でも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
「冷凍食品」を使ったメニュー
全くやる気がないときのためにも常備しておきたい「冷凍食品」。利用している人からはこんな声があがりました。
「冷凍炒飯を使う時は、冷やごはんを足してかさ増ししています。味付けも私にはちょうどいい具合になります。」(40代・4人暮らし)
「3か月ほどnoshという冷凍弁当を頼んでいて、便利。」(20代・2人暮らし)
「長期休暇のときだけ、oisixで冷凍おかずを頼んでいます」(30代・2人暮らし)
冷凍食品を使うときは、ひと工夫加えることで味や量の調整をしているという人も。また定期的に届く冷凍弁当なら買い物に行く手間も省けるので、忙しいときの選択肢のひとつして活用してみるのも手ですね。
夏休みのお昼ごはん、乗り切るために工夫していることは?
夏休みのお昼ごはんのめんどくささを軽減するためにしていることを聞いてみました。
作り置き、残り物を利用する派
お昼にイチから料理を作るのはめんどくさい、そんなときに便利な作り置きや前の日の残りものです。
「作り置きの惣菜を作っておいて、お昼にはみそ汁だけ作ります。」(60代・2人暮らし)
「カレーの翌日はカレーうどんにして、残りものをアレンジしています。」(40代・3人暮らし)
作り置きや残りもので済ませれば、真夏に火を使うわずらわしさも回避できます。おしゃれな容器に入れて保存しておけば、そのまま食卓に出せてラクチン。
洗い物を少なくする派
▲写真撮影:haru.
家族分のお昼ごはんとなると、調理器具や食後のお皿を洗いのも、めんどくさいですよね。
「大皿やワンプレートに盛り付けて、洗い物を減らしています。」(30代・5人暮らし)
「フライパンで作ってそのまま食卓へ出しています。」(60代・2人暮らし)
使う調理器具や盛り付けるお皿を選んで、洗い物の手間を減らすという声も多数。いつものおかずも、ワンプレートに盛り付けたりフライパンのまま並べれば、カフェランチのようにおしゃれな食卓が楽しめますね。
メニューを固定する派
お昼ごはんがめんどくさい理由のひとつには、献立を考えるのに時間がかかるせいもあるかもしれません。
「土日のどちらかは冷凍食品の日にしている」(20代・3人暮らし)
「そうめん、レトルトカレー、丼をローテーションしています。」(40代・4人暮らし)
固定メニューにしたり、決まったメニューを順番に作ったりすれば、献立に悩むこともありませんよね。
気分を変えてみる派
▲写真撮影:haru.
アンケートでは、めんどくさいという気持ちそのものを変えようというポジティブ派も。
「子どもにも買い物や料理を手伝ってもらいます。自分が関わるとよく食べてくれます。」(30代・3人暮らし)
「力尽きたときはサンドイッチ用のパンや切り目を入れたパンと具材と置いてセルフサービスにすると盛り上がります。」
「マンネリ化するので、たまにベランダなど外に持っていって食べています。」(30代・5人暮らし)
買い物や食事作りの段階から家族に参加してしてもらえば、自分の手間が減り子どものお手伝いにもなって一石二鳥。また食べる場所や雰囲気を変えてみるのも手。部屋の中でも、レジャーシートを敷いてアウトドア用の食器を使うだけでも盛り上がること間違いなしですよ。こちらの記事では、お部屋の中でキャンプ気分を楽しめるグッズを紹介しています。ぜひ参考にしてください。
主婦の声、参考になりましたか?
今回は「夏休みのお昼ごはん事情」に着目して、リアルな主婦の声をまとめてみました。
暑いうえに忙しい夏休み、めんどくさいと思いつつも、いろんな工夫でお昼ごはん作りを頑張っている様子がうかがえました。
コレ!という正解がないからこそ、気になるよそん家事情は参考になるかと思います。ご紹介したメニューやアイデアを参考にして、無理なく夏休みを乗り切りたいですね。
<調査概要>
- 調査手法:オンラインアンケート
- 調査期間:2023年7月31日(月)~2023年8月7日(月)
- 調査対象:20代~60代の男女
- 有効回答数:105人