中学生、高校生、大学生の娘3人を持つズボラ主婦。娘3人+夫という家族構成だけに、毎日家事の時短を追求。その結果、時短アイテム、手抜きネタのエキスパートに。現在「やめ家事」の連載中。
「わたしらしい暮らし方」を提案するハウジーマガジン編集部員が夏のお気に入りアイテムを紹介するシリーズ。第2回目は子どもたちの成長の足跡が刻まれたドリンクサーバー。家族の思い出が詰まった逸品です。
キラキラとワクワク、夏のお楽しみといえばこれ
わが家の夏のお楽しみといえばこのドリンクサーバー。麦茶を入れたりジュースを入れたり、暑い時期の水分補給に欠かせないアイテムです。
子どもたちは蛇口をまわして飲み物が出てくるときのワクワク感がたまらない様子。何回やっても目をキラキラさせて、いい顔するんですよね。
夏休みにはちょっと手を加えてフルーツポンチを作ります。缶詰や生のフルーツをカットしてIN、上からサイダーをとぽとぽ注ぐだけ。見た目もかわいい映えドリンクができ上がります。
さっそく蛇口をまわして……
「でてきたー!」
うれしそうな声が響きます。
ドリンクサーバーと子どもの笑顔、これはもうセットで夏の定番の光景になりました。
「ママー、おちゃー」からの解放
熱中症対策のためにもこまめな水分補給は欠かせない。でもしょっちゅう「ママーおちゃー」って言われると「また〜?」って思っちゃうことも。
そんなとき、助けてくれるのがこのドリンクサーバーなんです。
冷蔵庫から麦茶ポットを出してグラスに注いで、という動作が難しい小さな子どもでも、蛇口をまわすだけだから簡単にできます。
麦茶ポット落とさないかな、こぼさず注げるかな、冷蔵庫ちゃんと閉めてくれるかな……そんな心配も無用。
「勝手に飲んでいいよー」のひと言で私は手間が減って、子どもは自分でできるのが誇らしくて、お互いうれしい仕組みになりました。
そして、ドリンクサーバーは子どもだけでお留守番の日にも活躍します。
冷蔵庫に麦茶ポットを入れておいても、うちの子どもは飲むのを忘れたり面倒であまり飲まなかったりしていたんです。でも食卓にドリンクサーバーを置いておくと、すぐ目に入るし注ぐのも簡単だからこまめに水分補給できるよう。
私も外出先で、ちゃんとお茶飲んでるかなぁ、っていう心配が減りました。
大人には大人の楽しみ方
ドリンクサーバーでワクワクするのは子どもだけではありません。
フルーツポンチをつくったときは全部飲まずに残しておいて、大人用にアレンジ。
ウィスキーを上から注ぎ入れると……そう、サングリアに変身するんです。
好きなおつまみとドリンクサーバー。いつもの空間なのにバルみたいにおしゃれな雰囲気。そして蛇口をまわせば酒が出てくる、ワクワクせずにいられない大人の時間です。
ドリンクサーバーはこんなふうに梅酒を漬けるビンとして使うこともできます。
置いておくだけでインテリアになるから、飾りながら熟成していく様子を楽しめる。
そして時期がくれば、蛇口から梅酒がでてくるこれまた素敵なシステムになっています。
今年も来年もその先も
実は「ママーおちゃー」と言っていた子どもたちは、もう中高生になりました。
今では私が「お茶ー」って言うと、ついでに入れてくれるようにもなりました。
子どもたちが小さいときには想像もできなかったけれど、サングリアや自家製の梅酒を一緒に飲めるのもあと数年です。
子どもたちの成長が刻まれたドリンクサーバー。夏に登場するたび、家族の思い出もよみがえります。
そして今年も来年もその先も、新しい夏の思い出が刻まれていくことだろうと思っています。