都内の一戸建てに住む、整理収納アドバイザー主婦。もともと片付けと掃除が苦手で、開かずの間が3LDK中2部屋あったのですが、資格取得を機に、家中を片付けました。片付けが苦手な人の気持ちに立って、わかりやすいコラムを書くように心がけています。
私は今年の1月に家族4人で引っ越しをしました。
その実体験をもとに、スムーズに荷物をまとめるためのコツ、梱包に使える100均のおすすめ便利グッズなどについてご紹介します。
引っ越し準備のポイントは
「引っ越しが決まった。荷造りしなくちゃ!」と目につくものから片っ端から詰めていく……なんてことをしたら、その引っ越しは失敗に終わってしまうかもしれません。
そこで、荷造りを始める前のポイントをまずまとめてみます。
スケジュールをたてる
私は引っ越しの2か月前に業者を決めて、段ボールをもらいました。でも実際に荷造りを始めたのは1週間くらい前からです。
それまでは物置にあるモノや思い出の品物、写真の整理など家中のモノを見直しました。
早くから整理を始めれば、リサイクルショップに持ち込む、フリマアプリで売る、粗大ごみの手配といったことがスムーズにできます。
また売って足しになるモノも、時間がなくなると処分するハメに。業者に処分を頼むと、格安や無料で引き取られてしまいます。
大きな家具や家電は「売る・処分する・業者に引き取ってもらう」ことに時間がかかることも。
スケジュールを立てて、早くから整理をし始めるとあわてなくてすみます。
「荷造り」と「捨てる」作業は別々に行う
荷造りしながら、いらないモノを仕分けて捨てるという作業をしがちですよね。でもまずは家にある「使わないモノ」を手放しましょう。「荷造り」と「捨てる」作業を同時進行するより、荷物を整理してから、荷造りをする方が作業がはかどります。
引っ越しはモノを減らす大チャンス。
この際、新居には「使う物しか持って行かない」くらいの気持ちで整理をしたいですね。すっきりした新生活をスタートすることができますよ。
直前1週間前までは、とにかくモノの整理する
決めた「荷物を詰め始める日」までは不要なモノを減らす作業を行います。
引っ越し直前はいろいろ手続きが多いので、ゆっくり考えながら荷造りをすることができなくなります。「もう全部持って行っちゃえ!」となれば、せっかくの新生活なのに引っ越し後気が重くなってしまいますね。
だからこそ、直前は「詰めるだけ」の状態にしておきましょう。モノが減れば「もらった段ボール足りないかも」という心配もなくなります。
引っ越し当日に必要なもの・貴重品は旅行バッグに詰める
引っ越したあとは、すごーく疲れます。
段ボールの山の前で「歯ブラシやタオル……どの段ボールに入っているの?」とならないように、旅行に行くつもりでスーツケースに数日暮らせる荷物をつめておくと困りません。
<旅行バックに詰めるとよい主なもの>
- 貴重品(印鑑や通帳)
- スマホの充電器
- 歯ブラシ、シャンプーなどのアメニティ
- 下着、次の日着る服
- トイレットペーパー
印鑑などの貴重品も一緒に入れて自分で持ち運べば安心です。スマホの充電器やトイレットペーパーなども忘れずに入れましょう。
夫と子どもと「一緒に」する
夫と子どもへのキーワードは「一緒にやろう!」です。
任せっぱなしだと、なかなか進まなかったり「全部いる」ということになることがあるので、一緒に作業をして客観的に判断してあげましょう。
わが家の場合、夫は平日仕事、子供たちは小学生なので、ほとんど私が荷造りをしました。ただその前の整理は一緒にやってもらいました。普段から定期的に整理をしているので、抵抗なく協力してくれました。
おもちゃを仕分ける子供たち↓
引っ越し準備に便利だった100均アイテム
普段使う機会はないかもしれないけど、引っ越しにあると便利なモノ。100均で手軽にそろえられるとうれしいですよね。
今回の引っ越しをしてみて重宝したアイテムをご紹介します。
【引っ越し準備の便利グッズ1】クラフトテープカッター
段ボールの底は丈夫になるようガムテープを縦と横に、段ボールの上は縦に貼って梱包しました。
4人家族の段ボール数の平均は50~80箱だそうです。わが家は50箱だったので比較的少ない方でしたが、この梱包作業は大変でした。
でも簡単きれいにカットができるダイソーのテープカッターを使うことで、きれいに早く作業を進めることができました。
【引っ越し準備の便利グッズ2】ノック油性ペン
こちらも100均で、片手で使えるノック式の油性マーカーです。
中身や行き先を段ボールに明記するのに使いました。太字なのではっきり書けます。実際に書くと写真のような感じに。
ノック式なのでキャップの開け閉めで手を汚すことがありません。またキャップを失くす心配もないので、便利です。
【引っ越し準備リポート】不要なモノを整理するコツ
整理するときに「新居での生活をイメージ」すると、モノを処分しやすくなります。
【荷物整理のコツ1】処分しやすいものから始める
「物置き」は不用品を置くことが多いので、ここから整理に取り掛かると勢いがつきやすくなりますよ。
オフシーズンの服なども判断がしやすいもののひとつですね。
本は重くてかさばるので、読み返さないものは売ったり処分したりして早めに整理しておくとよいでしょう。
【荷物整理のコツ1】不用品の置き場を作る
「不用品置き場」を初めに確保して、捨てるか迷っているモノもそこに置くと良いでしょう。粗大ごみが出たら都度自治体に手配しましょう。回収日が決まっていたり混んでいる時期は、予約できなくなってしまいます。
【荷物整理のコツ2】写真は引っ越し後にゆっくり整理しても
今回思い切って写真の整理をしました。不ぞろいのアルバムから写真を全部はがして「リビングで家族と一緒に見たい写真」だけを残しました。
4分の1くらいに減ったので、もしそのまま運んでいたらアルバムがだいぶスペースをとっていたと思います。
わが家で処分したアルバムと写真はこちらです↓
私は普段からモノを少なめにしているので、写真の整理をする時間を取ることができました。
ただ「写真に見入ってはかどらない事態」になりそうなら、引っ越し後にゆっくり整理してくださいね。
【引っ越し準備リポート】わが家で処分したモノのリスト
「新居に持って行きたいか」を基準に見直して、思い切って手放したモノの一部です。
ちなみに入居と同時に購入した家電(15年モノ)はほとんどお役目終了でした。
<家電>
- 洗濯機→買い替えのためリサイクル処分
- 冷蔵庫→買い替えのためリサイクル処分
- エアコン→1台リサイクルショップ、1台クリーニングして新居へ
- 食洗機→粗大ごみで処分
- 電子レンジ→譲渡
- ホットプレート→処分(カセットコンロにのせる鉄板タイプに変更するため)
- たこ焼き器→処分(時間がかかりうまくやけないので、不要と判断)
<大型家具>
- 食器棚2つ→リサイクルショップ、粗大ごみで処分(新居は造り付けのため)
- ダイニングテーブルとチェア→粗大ごみで処分(安物にして失敗。一生使いたいものを購入するため)
- 物干し→粗大ごみで処分(新居では長さが足りないため)
- カラーボックス2つ→粗大ごみで処分(収納するモノが減って不要になるため)
- カーテン→ワールドギフトに寄付
<その他>
- 七五三の着物、ハロウィン衣装→フリマアプリに出品
- 子どものアウター→フリマアプリに出品
- プラレールなどのおもちゃ→譲渡
リストアップした以外にも細々したものを沢山処分しました。
今回は転居先が新築なので、買い替えるものも多くなりました。
【引っ越し準備リポート】いよいよ荷造り。箱詰めスタート!
普段使わないモノから荷造りをするのが基本です。
例えば、「オフシーズンの服」、「クリスマスグッズなどの季節雑貨」、「本」、「来客用のモノ」「予備の食器」などです。
目につくものを片っ端から入れると、段ボールが生活の邪魔になったり必要なものが出てきて探す……ということになりかねません。
荷造りするときは
- すぐ使うモノは、段ボールに「すぐ開ける!」と大きく書く(もしくはガムテープの色を変える)
- 軽いものは大きな段ボール、重いものは小さい段ボールにしまう
- 衣装ケース・タンスには軽いものであれば、入れたままでOKの場合も
(くわしくは引っ越し業者にご確認ください) - 段ボールの行き先と中身は、上部だけでなく側面にも書く
といった点に注意するとよいでしょう。
普段使わないモノから段ボールに詰めたら、部屋の奥に積んでいきます。
このとき段ボールに入れる時に「全部必要なモノかな?」と少し考えるとまた減らせます。(後半はなかなかその時間もないですが……)
整理が終わっていれば入れるだけなので、お手伝いもお願いできますよね。
段ボールの上と側面には、中身と行き先(どの部屋に置くか)をはっきりと明記しましょう。
細かく書いておくと、引っ越した後に必要なモノを探しやすくなります。
段ボールに入れずそのまま運ぶ衣装ケースやチェストには、行き先を書いたメモを貼ると確認がいらないので業者さんも自分もラクですよ。
実際引っ越す際に、引っ越し業者さんに「これすぐ開ける箱でーす」と声をかけたら、上の方や手前に置いてくれました。
準備万端で引っ越しをスムーズに
引っ越しは準備がうまくいけば、引っ越し当日も荷解きもスムーズに進みます。
せっかくの新生活。モノも気持ちもすっきりと始めたいですよね。
ちなみに、引っ越し当日は、古いタオルや古着を切った布「ウエス」をたくさん用意しました。
ずっと動かしていない家具の裏は、ホコリやカビが発生していることも。ホコリを沢山つけたまま新居に運ばれるのは嫌ですね。食器棚やタンスなどを運ぶ前に裏を拭いておくといいですよ。
ちなみに引っ越し業者さんにもウエスを「自由に使ってください」と声をかけました。家具は運ぶ前に拭いてくれるのかと聞いてみたら「軽くは拭きますが……」という返答でした。
またゴミ袋も忘れず用意しましょう。家具を拭き終わったウエスを捨てるのに必要なだけでなく、荷物をまとめたり細かいものを入れたり、何かと便利に使えますよ。
引っ越しの後の荷物の片付けや収納方法も「引っ越し後の片付け方法とは?新居での荷物の整理術【収納プロの引っ越し術】」でリポートしていますので、ぜひ読んで下さい。