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引っ越し後の片付け方法とは?新居での荷物の整理術【収納プロの引っ越し術】

家事のコツ

私は今年の1月に家族4人で引っ越しをしました。
今回はその経験をもとに、引っ越し当日から荷解きまでをスムーズに行うコツをご紹介します。

都内の一戸建てに住む、整理収納アドバイザー主婦。もともと片付けと掃除が苦手で、開かずの間が3LDK中2部屋あったのですが、資格取得を機に、家中を片付けました。片付けが苦手な人の気持ちに立って、わかりやすいコラムを書くように心がけています。

【入居前】家具を設置する前にやっておくべきこと

前回、引っ越し前についてリポートしました。

>>スムーズな荷造りのコツ。直前にあわてない!収納プロの引っ越し準備

上記記事でもご紹介しましたが、引っ越しの際には、古いタオル等を切った布(ウエス)をたくさん用意しておくのがおすすめ。
ほかにも下記のようなグッズを用意しておくと、引っ越し後の生活や片付けがスムーズになります。

  • ウエス
  • メンディングテープ
  • 洗濯機の振動止めアイテム
  • アルコールスプレー
  • クッションゴム

入居前にやっておいた方がよいことと一緒に、それぞれの便利グッズの使い方をご紹介します。

拭き掃除をする

新築やクリーニングが入っている場合「掃除が不要」と思うかもしれませんが、入居前に一度拭き掃除をした方がいいでしょう。
わが家は新築ですが、壁や床を拭いたら布が真っ黒になりました。

巾木(はばき)にホコリ対策をする

メンディングテープで巾木のホコリ対策

引っ越しで家具を運び込んでしまう前に、「手が届かなくなる冷蔵庫や洗濯機や大きな家具の後ろ」や「汚れやすい玄関」の巾木にメンディングテープを貼っておくのがおすすめです。メンディングテープを貼っておくと、角に汚れが溜まりにくくサッと拭くだけでよいので掃除がラクになります。

また、キッチンと壁のつなぎ目の部分も、何かと汚れやすい場所。ここにもメンディングテープを貼っておくと、拭き取りやすくカビ予防になります。

アルコールスプレーで家具の裏を拭く

アルコールスプレーでカビ予防

家具の裏にカビが生えてしまったことはありませんか? カビ予防には、アルコールスプレーが効果的です。
私は家具の位置を決める際にパストリーゼというアルコールスプレーをかけて拭きました。
パスリーゼは小物を入れるプラボックスを拭くのにも活躍しました。

また、家具を壁にピッタリつけて置くと、空気が通らないので結露が発生してしまい、カビが生えやすくなるそうです。
家具を置くときは、できれば少し後ろに間をあけて配置するのがおすすめ。側面にも掃除機などが入る程度の隙間を空けておくと掃除がしやすく、ホコリが溜まりにくくなります。

洗濯機の振動防止グッズを設置する

洗濯機のかさ上げ便利グッズ

洗濯機の下に、高さを上げるための「振動止め&かさ上げ」アイテムを置いておくと、洗濯機を設置した後も床掃除がしやすくなります。
洗濯機を置いてからでは設置が難しいため、先に置いておきましょう。

扉や壁に傷つかないように保護する

家具の保護に便利なクッションゴム

家具の扉を開ける際に、壁にバーンと勢いよく当たってしまうことが。クッションゴムを扉に貼っておくと、傷がつくのを防いでくれます。
わが家の場合は、カップボード、冷蔵庫、洗濯機の扉に貼っています。壁の方につけるのもありです。

家具の脚にクッション材を設置する

壁だけでなく床にも傷が付かないようにしたいですよね。

わが家ではチェストの下にクッション材を貼っています。よく家具を移動するので、そのときに傷が付かないようにするためです。また、クッション材を貼ると椅子などが動かしやすくなるので、掃除を小まめにするようにもなります。

【引っ越し後】段ボールを開ける順番は?

山のようにある段ボール。どれから荷解きするか途方に暮れてませんか?

必要なモノが多く入っている段ボールから片付けるのがおすすめ。また、段ボールのままだと暮らしに不便を感じる場所から荷解きをするのもよいですね。

「必ずこの順で」という荷解きの順番は決まっていませんが、わが家の場合は毎日少しずつ下記の順番で進めました。

荷解きの順番(わが家の事例)

1.キッチン
2.洗面所
3.玄関(靴)
4.リビングダイニング(文房具や書類など)
5.着替え部屋
6.子供部屋
7.物置き

後悔しない引っ越し後の片付け方法とは?

まず必要なもの(収納したいもの)を集めてから、どのように収納するかを考えます。
このときに適当に収納してしまうと、ずっとそのままになってしまうことが多いですね。

【片付けステップ1】モノを集めて総量を見る

収納場所にいれたいものをまずは全部集める

いきなり収納をし始めるのではなく、まずは「総量」をみてみましましょう。
収納場所に入れたいものや段ボールを集めて、モノがどれぐらいあるかを確認します。

こうすることで、そこに入りきるのか? 余裕があるのか? といったことが、事前にわかります。
またた、後から入れたいモノが追加で出てきて「入れるスペースがない!」という失敗も防げます。

【片付けステップ2】どう収納するかを決める

総量を確認したら、段ボールから中身を出して収納場所に収めていきましょう。

大きいものとよく使うものから収納場所を決めると比較的スムーズです。

また、取り出しやすさも考えて配置は下記のようにするとよいでしょう。

  • 重いもの・大きいもの……下段
  • よく使うもの……中段
  • 軽いもの・あまり使わないもの……上段

例えば食器なら、重たい土鍋などは下段、普段使いの食器は中段、来客用などめったに使わないものは上段という感じで、しまう場所を決めます。

また「お茶関係」「お弁当関係」といったように同時に使うモノ、「自然素材っぽいもの」「プラっぽいもの」というように素材が同じモノを集めてエリア分けをすると使いやすく見た目がすっきりします。

収納する時には「本当に必要なものか?」「この場所でいいのか?」をもう一度よく考えましょう。
入らなかったり入れても違和感がある場合は、実はそのモノ自体が不要だったり、そのモノの収納場所がそこではないことがあります。

【片付けステップ3】細かいモノは生活しながら調整する

収納場所の決め方

ざっくりと大きいものから収納場所を決め、細かいモノは後回しにして大丈夫。
時間をかけて収納しても、使ってみると変わることが多いので、細かいところは生活しながら調整することをおすすめします。

まずは、段ボールから中身を出して収めるようにしましょう。

【片付けステップ3】作り付け家具から収納して、買い足しを行わない

まずは造り付け家具に収納してみて、入りきらなければ家具を使うようにしましょう。

「ここにこんな家具があったらなぁ」「この隙間に合うサイズのラックが欲しいな」と思ってもすぐに買わないようにするのがポイントです。
それは必要なのか、別の場所に収納できないか、よく考えてそれでも必要なら調達しましょう。

買う予定にしていた場合もしばらくは生活してみてから、よく「イメージして」「サイズを計って」から選ぶと失敗することがなくなります。

部屋は床や壁の見える面積が多ければ多いほど、広く見えます。部屋が広く見えるとなんとなくリッチに見えますよ(笑)。

引っ越しの片付けは、最初が肝心!

引っ越して段ボールのまま何年もそのままの状態のご家庭をよく見かけます。
でも、ダンボールの放置は虫が発生する原因になるので、なるべく早く処分しましょう!
わが家の場合は、引っ越し業者が引き取りに来てくれました。

とはいっても、急いで荷解きして適当に収納することは危険です。
最初が肝心! いい加減に収納してしまうと、引っ越し当初に入れたまま忘れ去られるといったことにも。

「大まかな収納場所はしっかり考えて(入れるものを全部集める)、細かい収納は使いながら調整する」のが失敗しない荷解きのコツ。
引っ越しは大変な作業ですが、モノを減らすチャンスでもあります。

快適な新生活のお役に立てるとうれしいです。

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