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首掛け扇風機

失敗しない!首かけ扇風機の選び方。おすすめアイテムも紹介

おでかけ

どこでも手軽に持ち運べる携帯扇風機は、夏の必須アイテムとも呼べる存在です。
特に「首掛けタイプ(ネックファン)」の扇風機は、ハンディ扇風機と違って手に持たずに使えるため、アウトドアやフェス、ガーデニングなど屋外のさまざまなシーンにおすすめ。

最近では静音性が高いものや羽なしのものなど種類も増え、どんなふうに選べばいいか悩む方も多いのではないでしょうか。
この記事では、買ってから後悔しないための首かけ扇風機の選び方のポイントや注目したい機能について、くわしく解説します。
ぜひ購入の際の参考にしてみてくださいね。

家事のコツや収納術、インテリアやおでかけにまつわる話などを通して「わたしらしい暮らし方」をご提案します。

首かけ扇風機と携帯扇風機はどう違う?

ハンディ扇風機をすでに持っているという人は多いと思います。
ここで、首かけ扇風機とハンディ扇風機の大きな違いを確認してみましょう。

手で持たなくてもよい

先ほども説明したように、手持ちが必須のハンディ扇風機と違い、首かけ扇風機は文字通り首に掛けるだけでOK。

ハンディ扇風機の「手で持たなければならない」という部分にわずらわしさを感じている方は、首かけ扇風機がおすすめです。

自分だけに風を当てられる

ハンディ扇風機の場合は、意図せず他人や物に風を送ってしまうこともあります。誰かと一緒に使うときは便利なのですが、場合によってはトラブルの原因になることも。

その点、首かけ扇風機は自分だけに風が送れるので、人や物を巻き込む心配がありません。

アイテムによっては気をつけたいトラブルも

また、ファンと顔の距離が近いため運転音が気になったり、髪の毛がファンに巻き込まれたりするトラブルが起きることも。

これらのトラブルは、これからご紹介する首かけ扇風機選びのポイントを抑えていれば回避できるため、しっかりとチェックしていきましょうね。

首かけ扇風機を選ぶときのチェックポイント7

ここからは、首かけ扇風機を選ぶときに必ずチェックしておきたい、基本的なポイントについてご紹介します。

重さをチェック

<p>Wfan(ダブルファン)キッズ</p>

Wfan(ダブルファン)キッズ

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音の大きさをチェック

静かなオフィスで使ったり、電車など公共交通機関の中で使ったりする場合は、音が静かなものを選びましょう。

実店舗で実物を見てから購入する場合は、サンプル商品を起動させてモーター音を確かめてください。

音に敏感な人や、少しでも音が小さいものを選びたい人は、ブラシレスモーターを搭載しているアイテムや、ファンがないもの、もしくはシロッコファンタイプがおすすめです。
首かけ扇風機の音がどのくらい気になるかを検証した記事もあるので、気になる方はそちらもチェックしてみてくださいね。

風量が調整できるかをチェック

状況によって求める風量は変わるもの。
「今日は暑くないから弱風で」「40度近いから強風で」というように、風量が調整できると便利です。
最低でも「弱・中・強」の3段階調整ができるものがよいでしょう。

充電方式をチェック

首かけ扇風機は、USBケーブルで充電するもの、乾電池を使用するものの2種類があります。

USBケーブルで充電する扇風機の場合は、USBコネクタがどのタイプかチェックしてください。
主に、A・B・Cタイプがありますが、USBケーブルが手持ちのものと同じだと使い勝手がよいです。
ただし、フル充電までにある程度時間が必要なこと、充電が切れると使えなくなるといったデメリットがあります。

乾電池を使用するタイプは、充電いらずですぐに使えますが、電池が切れたら新しいものに交換しなければなりません。
また、乾電池を入れる分の重さも気になるところ。

自分が重視するポイントに応じてUSB充電か乾電池かを選ぶとよいでしょう。

バッテリーの稼働時間にも気をつける

暑い日は、つい長時間首かけ扇風機を使ってしまいます。
途中でバッテリーが切れては元も子もないので、バッテリーの駆動時間や充電時間は事前にチェックしておきましょう。

それぞれの風量でどれくらい駆動時間が変わるのかは、特に見ておくとよいですね。
たとえば、「最長〇時間」と書いてある場合の風量は、弱風など最もバッテリーを消費しない状態での駆動時間です。

強風や中風状態で使うことを考えて、すべての駆動時間をチェックしておいてくださいね。

髪の毛や指を巻き込みにくいかチェック

<p>Wfan(ダブルファン)</p>

Wfan(ダブルファン)

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首かけ扇風機には、ファン(羽根)があるものとないものがあります。
ファンありのものの方が主流なので、種類は豊富ですが、髪の毛や指が巻き込まれる可能性があります。

ファンなしのものは種類が少ないですが、巻き込み事故が起きないようにカバーの設計に配慮がされているものもあります。
こういったものを選ぶと、子どもに使わせるときも安心です。

首掛け以外でも使えるかをチェック

<p>Wfan(ダブルファン)</p>

Wfan(ダブルファン)

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首かけ扇風機は、基本的に首から掛ける以外の使い方がしにくいのですが、ものによっては机に置いて使用できるものもあります。

ずっと首に掛けておく必要のない、デスクワークなどでも使いたい場合は、このような2wayタイプを選ぶと便利です。

首に掛ける部分の素材をチェック

首かけ扇風機は、首に掛ける部分(直接肌に触れる部分)の素材に違いがあります。

主な種類は、シリコン製などでできたヘッドフォンのような固いタイプと、ナイロン製などでできたヒモのような柔らかいタイプの2種類。

固い素材のタイプは、しっかり狙ったところに風が当てられるのがメリット。
ただし、慣れないと首回りに圧迫感があったり、固さが気になったりするかもしれません。

一方、柔らかいタイプは首回りの違和感が少ないのと、目立ちにくいのがメリットです。
気になる点は、重さによってはヒモが食い込んだりすれたりして痛くなるときがあること、そしてピンポイントに風を送るのがやや難しいところです。

どちらもメリット・デメリットがあるので、選ぶ際の参考にしてください。

首かけ扇風機にあると便利!注目したい新機能4つ

最近では様々な機能を持つ首かけ扇風機も登場してきています。
特にあると便利な機能は下記の4つです。

【1】ミスト機能

真夏には、首かけ扇風機だけでは暑さがしのげないほどの猛暑日もあるでしょう。
そんなときは、ミスト噴射機能がついたものがおすすめです。

体に触れたミストが蒸発するときに体温を下げてくれるので、送風機能だけを使うよりも涼しくなります。

特に、体温調整機能が未熟な子どもや、熱中症リスクが高い高齢者におすすめの機能です。

【2】モバイルバッテリー機能

モバイルバッテリーの代わりになり、充電ができる機能を持つものもあります。

スマートフォンやタブレットの充電がなくなった!というときも、首かけ扇風機から充電できれば安心ですね。

【3】ライト機能

夜の外出時や夜間の授乳時に首かけ扇風機を使う際は、ライト機能があると便利です。

ほんのり周りを照らしてくれるので、ちょっとした照明として活躍してくれます。

夜間のウォーキング時など、周囲に自分の存在を知らせたいときにも役立つでしょう。

【4】アロマ機能

お気に入りのアロマオイルや香水を楽しめる首かけ扇風機もあります。

ファンの周囲についているスポンジにアロマオイルなどをしみこませると、風とともに香りが広がる仕組み。

ハッカ油やユーカリオイルを使うと、虫除けにもなりますよ!

首かけ扇風機で「手ぶらで涼しい」を手に入れよう

手ぶらでOKなので、場所を選ばず使用できるのが首かけ扇風機のいいところ。
夏でもマスクが必要になっている昨今、首かけ扇風機があれば、マスク蒸れを軽減できるのもうれしいですね。

見た目や音が気になるという声もありますが、最近では扇風機に見えないデザインのものや静音機能を持った首かけ扇風機も販売されています。

デザインや機能をじっくり比べて、お気に入りの首かけ扇風機を見つけてくださいね!

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