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甘酒

炊飯器や保温ボトルで簡単!甘酒を作る方法

キッチン

日本の伝統的な発酵食品「甘酒」。
別名「飲む点滴」と呼ばれるほど栄養価が高く、子どもからご年配の方まで飲むことができると最近、注目されています。

そんな甘酒ですが、実はお家で簡単に作れることを知っていましたか?
今回は誰でも簡単にお家で甘酒を作る方法をご紹介します。

コンビニなどの商品開発業務に従事し、食の大切さに気づく。双子の男の子を育てながら、「食べ方」と「出し方」、ゆるいナチュラル生活の実践の仕方をお伝え中。

発酵食品「甘酒」が女性におすすめのワケ

甘酒


甘酒には、酒粕(さけかす)から作られたものと米麹から作られたもの、2種類の甘酒があります。

  • 酒粕(さけかす)の甘酒……酒を造った後の酒粕で作っているのでアルコールが含まれる
  • 米麹甘酒……米麹から作られているので、ノンアルコール

最近、健康食品として「甘酒」が注目されているワケをご紹介します。

【ワケ1】腸が元気になって便秘解消が期待できる

甘酒には、腸内にすんでいる善玉菌のエサになるオリゴ糖が含まれています。
オリゴ糖が善玉菌を増やしてくれることで、腸内環境を整えてくれるのです。

加えて、水溶性と不溶性の両方の食物繊維が豊富に含まれています。
水溶性の食物繊維は腸内の善玉菌を増やすだけでなく、体にとって不要なものを包み込んで外に排出してくれます。
不溶性の食物繊維は水分を含んで膨らむことで、腸を刺激して便通を促してくれます。

オリゴ糖と食物繊維の両方を含んでいる甘酒は腸内環境を整えて、便秘を解消してくれることが期待できるのです。

【ワケ2】美肌効果が期待できる

甘酒に多く含まれるビタミンB群は、単独で動くよりも、みんなで助け合いながら働くことで、効果が期待できる栄養素でもあります。
その中でも、ビタミンB2やB6などが豊富に含まれていることで、三大栄養素の代謝をサポートしたり、皮膚や粘膜を健康にしたりします。

また、腸内環境が整うことで、体の中に不要なものも基本は便や尿として排出されるので、皮膚が不要なものの出口として使用されることがなく、美肌効果も期待できるのです。

【ワケ3】ダイエットにもぴったり

甘酒の20%はブドウ糖で構成されています。
ブドウ糖は脳にとって唯一のエネルギー源であるとともに、素早く体に吸収されるため、低血糖時の素早いエネルギー補給にも最適とされています。

吸収が素早いため、少量でも満腹中枢が刺激されることで食べ過ぎを抑えてくれるのです。

加えて、たくさん含まれている酵素の中には、脂肪を分解・吸収するリパーゼという酵素が存在します。これは吸収することでエネルギーが作られて、皮下脂肪や内臓脂肪を燃焼させてくれるので、脂肪の蓄積を抑えることが期待できます。

また、麹菌が出す酵素の種類が多いため、甘酒は消化・吸収に負担をかけずに摂り入れることができるのでおすすめなのです。

甘酒を作る3つの方法

麹菌の持っている酵素が、お米のでんぷん質を糖化することによって、甘酒は作られます。
この「糖化する工程」を加えることで甘酒は甘くなり、子どもにとっても飲みやすくなります。

そして、麹菌の酵素がしっかり働いてお米のでんぷん質を糖化させるためには、

温度:60度
時間:8時間

上記の環境を準備することが必要です。

一般家庭内で、甘酒を作る環境を簡単に整えることができるものには、

  • 炊飯器
  • 保温ボトル(魔法瓶)
  • ヨーグルトメーカー

などがあります。

米麹とお水を用意したら、後はほったらかすだけで、簡単に自家製甘酒ができてしまいます。

ヨーグルトメーカーを持ってないという方に向けて、どのご家庭にもある「炊飯器」と「保温ボトル(魔法瓶)」で甘酒を作る方法をご紹介します。

炊飯器で甘酒を作る方法

甘酒の作り方

材料

  • 米麹…200g
  • 水…300cc~400cc
  • 炊飯器
  • ぬれ布きん、タオル

用意する水の分量は使用する麹によって吸水率が異なるので、様子を見ながら調節するようにしてください。
米麹:水=1:1.5~2.0」の比率で、炊飯器の大きさや作りたい量に合わせて、量は調整してください。

炊飯器での作り方

炊飯器で甘酒

1.米麹に固まりがある場合、手でほぐしておく。

炊飯器で甘酒2

2.炊飯釜に米麹と水を入れて、よくかき混ぜる。

炊飯器で甘酒3

3.炊飯器のフタをしめずに、ぬれ布きんもしくはタオルをかける。

 <POINT>
最近の炊飯器は、保温力が高いので、完全にしめてしまうと温度が上がりすぎて、発酵が上手くいかなくなってしまうので注意しましょう。

炊飯器で甘酒4

4.炊飯器の「保温」ボタンをおす。

<POINT>
ここで間違えて「炊飯」ボタンを押さないようにしてください。温度が上がりすぎてしまうので注意しましょう。

炊飯器で甘酒5

5.4時間後に、一度フタをあけてかき混ぜる

<POINT>
このひと手間を行うことでよりおいしくなります)。

炊飯器で甘酒6

6.8時間経ったら保存容器に入れてできあがり。

保温ボトル(魔法瓶)で甘酒を作る方法

ヨーグルトメーカーなどと違い、多くのご家庭にある保温ボトル(ステンレスボトル)でも作ることができます。

ステンレスボトル(保温ボトル)で甘酒

材料

  • 米麹…100g
  • 水…150cc~200cc
  • ステンレスボトルもしくは魔法瓶…1個
  • 温度計…1個

※用意する水の分量は使用する麹によって吸水率が異なるので、様子を見ながら調節するようにしてください。

それでは作り方を見ていきましょう。

作り方

ステンレスボトル(保温ボトル)で甘酒1

1.米麹に固まりがある場合、手でほぐしておく。

ステンレスボトル(保温ボトル)で甘酒2

2.お鍋に水を入れて火にかける。

3.65度付近になったら、米麹を加える。
そのまま火にかけて、約65度になるまで火にかける。

ステンレスボトル(保温ボトル)で甘酒4

4.65度になったら火を止めて、ステンレスボトルに移す。

5.温度が下がり過ぎると糖化が進まないので、4時間後に一度中身を鍋に戻して火にかける。
そしてもう一度65度まで温度を上げる。

ステンレスボトル(保温ボトル)で甘酒6

6.温度が65度になったら、もう一度ステンレスボトル中身を移して、さらに4時間放置する。

ステンレスボトル(保温ボトル)で甘酒7

7.8時間経つと麹の粒が柔らかくなるのでできあがり。

自家製甘酒の保存方法は?

手作りした甘酒は「冷蔵」か「冷凍」で保存しましょう。

甘酒を「冷蔵」で保存する場合

加熱してひと煮立ちさせる「火入れ」をすることで保存性が高まります。

冷蔵で保存した場合の保存期間の目安は、

  • 火入れをした場合…約1カ月
  • 火入れをしない場合…約1週間


ただし、ひと煮立ちするとせっかくの発酵や酵素の働きが失活してしまいます。そのため、栄養価を重視する場合は火入れしないで保存する方がおすすめです。

甘酒を「冷凍」で保存する場合

冷凍保存した場合は、約3か月は保存可能です。
冷凍焼けしてしまうと風味が落ちてしまうので、できるだけ早くいただくのがおすすめです。

甘酒の保存


冷凍する時のポイントは、1回の使用量で小分けしてから冷凍することです。
製氷皿やジップロックの保存袋で平らに薄く冷凍して、割って使用できるようにするのもよいでしょう。

解凍する時は、電子レンジを使用しないようにしましょう。
電子レンジを使用すると発酵や酵素の働きが失活してしまうので、冷蔵庫内で自然解凍してあげるとよいでしょう。

自家製甘酒を飲みやすくする方法

手作りした甘酒は、ペースト状にすることで飲みやすくすることができます。
ミキサーやブレンダーにかけて、なめらかなペースト状にしてみましょう。

飲みやすい甘酒


コップに注いだときの見た目はこれくらい変わります。

甘酒を飲みやすくするコツ

甘酒ライフ始めてみませんか?

自家製甘酒は麹だけを手に入れることができたら、簡単に作ることができる体に優しい飲み物です。
朝食代わりに取り入れたり、料理の時に砂糖の代わりに使用したり、いろいろな活用方法もあるのが甘酒の特徴です。

まずは一度作ってみて、甘酒のある生活を楽しんでみてはどうでしょうか?

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