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towerポリ袋エコホルダーLサイズ

towerの「ポリ袋エコホルダー」vs100均。万能に使えるのはどっち?

キッチン

調理中のゴミ箱や三角コーナーの代用品として人気の「ポリ袋エコホルダー」をご存じでしょうか?
コップや水筒も干せるスタンドとしても使えますし、使わない時は折りたためてコンパクトに収納できるため、狭いキッチンにもおすすめの便利グッズです。

今回は、山崎実業の「ポリ袋エコホルダー」のLサイズと100均の「キッチンマルチスタンド」との気になる使い心地の違いを比べてみました!

都内の一戸建てに住む、整理収納アドバイザー主婦。もともと片付けと掃除が苦手で、開かずの間が3LDK中2部屋あったのですが、資格取得を機に、家中を片付けました。片付けが苦手な人の気持ちに立って、わかりやすいコラムを書くように心がけています。

人気の山崎実業tower「ポリ袋エコホルダー」とそっくりな100均グッズを比較

山崎実業「tower/タワー」ポリ袋エコホルダーと100均グッズの比較

tower「ポリ袋エコホルダー(L)」

<p>SNSなどでよく見かける山崎実業の「ポリ袋エコホルダー(キッチンエコホルダー)」。<br />
シンプルなデザインでキッチンに映えますが、実際の使い勝手はどうなのでしょうか?<br />
価格も1000円を超えるので購入を少し迷っていました。</p>

山崎実業「tower/タワー」ポリ袋エコホルダー

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SNSなどでよく見かける山崎実業の「ポリ袋エコホルダー(キッチンエコホルダー)」。
シンプルなデザインでキッチンに映えますが、実際の使い勝手はどうなのでしょうか?
価格も1000円を超えるので購入を少し迷っていました。

100均のそっくりさん「キッチンマルチスタンド」

100均のキッチンマルチスタンド

100均に似たような商品が売っています。こちらはプラスチック製ですが、大きさが「ポリ袋エコホルダー」のLサイズ(キッチンエコホルダー)と同じくらい。
安いので、もし使い勝手が変わらないなら「100均でもOKでは?」と思ってしまいますよね。

【エコホルダー比較】使い勝手を4つのポイントで比べてみる

見た目だけではなかなか判断が難しいので、どのくらい使い勝手に差があるのか、実際に使い比べてみました。
今回は「見た目」「使い勝手」「安定感」「収納性」という4つの項目について、各エコホルダーを評価してみました。

 tower 「ポリ袋エコホルダー」100均「キッチンマルチスタンド」
「見た目」★★★★★★★★☆☆
「使い勝手」★★★★★★★★★☆
「安定感」★★★★★★★★☆☆
「収納性」★★★★★★★★★ 

総合点(★の数)
 
   20点

  14点

見た目

山崎実業「tower/タワー」ポリ袋エコホルダーと100均グッズの見た目の比較

2つのスタンドを並べてみました。
「ポリ袋エコホルダー」はスチール素材なので見た目の高級感があり、プラスチックの「キッチンマルチスタンド」は正直、少し安っぽい印象です。

山崎実業「tower/タワー」ポリ袋エコホルダーと100均グッズの幅の比較

どちらも高さは同じくらいですが、幅に違いがあります。

「ポリ袋エコホルダー」には大小のサイズがありますが、大きい方のサイズでも幅はスリムですね。

山崎実業「tower/タワー」ポリ袋エコホルダーと100均グッズの裏側の比較

今度は下から見てみます。
「ポリ袋エコホルダー」には底部分に滑り止めがついています。また開閉部分の中心にネジが使われていました。
一方「キッチンマルチスタンド」は滑り止めがなく、開閉部分の中心はプラスチック部品ではめられています。
どちらも開閉はスムーズです。

使い勝手

続いて、今回のメイン用途として考えている、調理クズなどを入れるゴミ箱としての使い勝手を比べてみます。
セットしたのは、我が家で普段から使っているビニール袋(横16cm×縦35cm×マチ9cm)。
310mlのペットボトルがちょうど2本入るくらいのサイズ感です。

山崎実業「tower/タワー」ポリ袋エコホルダーと100均グッズの使い勝手を比較

使わない時はたたんでおき、調理の時に広げて袋を引っかけ、野菜くずをポイ。
どちらも手軽に使うことができました。

山崎実業「tower/タワー」ポリ袋エコホルダーと100均グッズの使い勝手を比較

「ポリ袋エコホルダー」は先端に滑り止めのゴムがついているので、袋をはめやすくずれにくいです。

山崎実業「tower/タワー」ポリ袋エコホルダーと100均グッズの使い勝手を比較

「キッチンマルチスタンド」は少しサイズが大きいので余裕がなく、ビニール袋を引っ張りながらセットしました。


「キッチンマルチスタンド」にはこの袋は小さめですが、レジ袋であれば小さいサイズの袋でも、スムーズにかけることができました。
セットする袋のサイズが合えば使い勝手に問題はなさそうですね。

ただ、100均の「キッチンマルチスタンド」は先端に滑り止めのゴムがないのでひっかけにくく、ゴミが多くなると袋が滑ってスタンドから外れ、下に落ちてしまうことがあるのが残念な点です。

安定感

メイン用途は簡易的なゴミ箱ですが、他にも色々な用途に使うことができます。
ここでは、コップや鍋フタなどを乾かすときに使ってみた時の安定感について、くわしく見てみます。

●コップや水筒の乾燥

山崎実業「tower/タワー」ポリ袋エコホルダーと100均グッズの安定感を比較

「ポリ袋エコホルダー」(写真左)は本体がスチール製で重さがあるので、グラスや水筒を干すときもぐらつきはありません

「キッチンマルチスタンド」(写真右)はプラスチック製のため本体が軽くて安定感がなく、傾いて倒れそうです。ただし対角線にかければ少し安定しました

●フライパンやまな板の乾燥

山崎実業「tower/タワー」ポリ袋エコホルダーと100均グッズの安定感を比較

グラスと同様に、フライパンやまな板を立てても「ポリ袋エコホルダー」はぐらつかず安定しています。
「キッチンマルチスタンド」は倒れるまではしませんが、素材がプラスチックなので外側にスタンドがしなります。

収納性

山崎実業「tower/タワー」ポリ袋エコホルダーと100均グッズの収納しやすさを比較

キッチンはなるべく広く使いたいので、たたんだときにどのくらいコンパクトになるのかも気になるところですよね。

どちらも折りたためばコンパクトになるので、さほど場所を取りません。

山崎実業「tower/タワー」ポリ袋エコホルダーと100均グッズの薄さを比較

「ポリ袋エコホルダー」の方はスタンドが完全に重なるので、「キッチンマルチスタンド」よりさらに薄くなります。

使ってみた結果、私が選ぶならtower「ポリ袋エコホルダー」ですが……

どちらか選ばないといけない場合、私なら「ポリ袋エコホルダー」を選びます。
見た目・安定感・たたんだ時のコンパクトさなど、全てにおいて満足感を得られたからです。

ただ「キッチンマルチスタンド」も、ペットボトルや布巾など軽いものをかけるだけなら安定しているし、ゴミ袋としてもサイズが合えば、少し滑りますが問題なく使えます。
また重いものを立てかけたときにしなりますが、置き方を工夫すれば立てかけることができます。

100均のキッチンマルチスタンド

こんな風に、「キッチンマルチスタンド」でも案外倒れずに使えています。

それらに妥協できるなら、100均の「キッチンマルチスタンド」でも十分かもしれません。

例えば、ゴミ箱として使用している時は他の用途に使えないので、2つ持っているというのもありだと思いました。
メイン使いには「ポリ袋エコホルダー」を、サブとして「キッチンマルチスタンド」という使い方もありですね。

私流「ポリ袋エコホルダー」や「キッチンマルチスタンド」の活用アイデア

ここでは、「ポリ袋エコホルダー(L)」や「キッチンマルチスタンド」をゴミ箱以外の用途として使う場合のアイデアを少しご紹介します。

●ペットボトル干しとして

山崎実業「tower/タワー」ポリ袋エコホルダーをペットボトル干しスタンドとして活用

水筒やグラスに比べてペットボトルは軽いので、どちらのアイテムでも干せます。
写真は「ポリ袋エコホルダー(L)」の使用例ですが「キッチンマルチスタンド」でもぐらつきはありませんでした。

●布巾干しとして

100均のキッチンスタンドを布巾干しとして活用

布巾や、洗って使えるペーパータオル干しにも便利です。

●料理を保存袋に入れるときのスタンドにも

山崎実業「tower/タワー」ポリ袋エコホルダーをバッグスタンドとして活用

カレーやミートソースを保存する時、ジッパーバックをひっかければ口を開けたままにできます。

まとめ

「ポリ袋エコホルダー」や「キッチンマルチスタンド」はとても便利なアイテムなので、ひとつあればキッチンで活躍すること間違いなしです。
コンパクトに収納できるので、使わないときもスッキリと置いておけますよ。

「ポリ袋エコホルダー」を使い始めてからは、今まで長くわが家のキッチンで使ってきたフタつきのミニごみ箱の出番がすっかりなくなってしまいました。
やはり収納性や省スペースになるかは大事ですね。

ゴミ箱としてだけでなく水筒を乾かしたりまな板を立てかけたりと、いろんな使い方ができるのもうれしいポイントです。
気になったらぜひチェックしてみてくださいね。

tower キッチンエコスタンド

山崎実業「tower/タワー」ポリ袋エコホルダー

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※本記事は、メーカーからのサンプル協力をいただいて執筆しています。ただし、記事内容やランキングへの意思決定に関与するものではありません。

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