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電子レンジ調理器としてだけでなく、冷蔵や冷凍の保存容器としても便利な「グルラボ」。でも、「グルラボ」と「グルラボプラス」の違いが分からず、悩んでいる人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、それぞれの特徴や違いを比較しました。グルラボシリーズが気になっている方は、ぜひ参考にしてください。
グルラボシリーズは普通のタッパーと何が違う?
一見、しっかりしたプラスチック容器に見えるグルラボシリーズ。100均やホームセンターで売られている普通のタッパーと、どこが違うのか気になりますよね。そこで、まずはグルラボシリーズの特徴を見ていきましょう。
耐熱温度は230度! グルラボはレンジ調理に最適
まず大きな違いは、耐熱温度にあります。グルラボシリーズは容器本体の耐熱温度が高く、なんと230度まで耐えられるんです。電子レンジ調理はもちろん、オーブンでも使えるほど。普通のタッパーは耐熱温度が100~120度程度で、レンジ加熱で変形することも。
普通のタッパーに比べて、倍以上の耐熱温度を持つグルラボシリーズ。その性能には驚きです。耐熱性はグルラボの大きな強みとなっているんですね。
グルラボの素材は高温に耐える特殊素材
どうしてこんなにも耐熱温度に差があるのでしょうか?
グルラボの容器本体は、シンジオタクチックポリスチレンという特殊素材で作られています。この素材は耐熱性が高く、耐久性にも優れているのが特徴です。
一方、普通のタッパーはポリエチレンやポリプロピレンが主な素材。この素材の違いが、耐熱温度の差を生む原因になっています。グルラボシリーズは調理に特化し、普通のタッパーは保存をメインとする用途で作られている点が異なるのですね。
<グルラボシリーズと普通のタッパーの違い>
グルラボシリーズ | 普通のタッパー | |
耐熱性 | 230度まで対応。レンジやオーブン調理可能 | 約100~120度。高温調理は不可 |
主な用途 | 調理&保存 | 保存がメイン |
「グルラボ」と「グルラボプラス」の違いは?
調理にも保存にも便利なグルラボシリーズですが、いざ購入しようとすると、種類の多さに迷うこともあるかもしれません。
グルラボシリーズは、どれを選んでも高温の加熱調理ができる点に変わりはありません。では、どこが違うのでしょうか? グルラボシリーズには大きく分けて2つの種類があります。
- グルラボ……シリーズの先駆けとなるモデル
- グルラボプラス……進化版ともいえるモデル
さらに、それぞれに容器の数や付属品が異なる複数のセットがラインアップされているとのこと。
つまり、使う人や用途に合わせて、最適なセットを選べるように進化しているんですね。まずは基本となる「グルラボ」と「グルラボプラス」の違いをチェックしてみましょう。
【違い1】グルラボとグルラボプラスは「プレートの種類」が違う
グルラボとグルラボプラスで大きく異なる点の一つが、付属品であるプレートの種類です。プレートは、調理時にグルラボの容器内にセットして使うアイテムで、食材の脂を下に落とし、ヘルシーに調理できるというメリットがあります。
グルラボに付属しているのは「ヘルシープレート」。細長い穴が並んだ形状で、脂が効率よく下に落ちるよう設計されています。シンプルで使いやすく、脂を落としたヘルシーメニュー作りに適しています。
一方、グルラボプラスには「マルチプレート」が付属。小さな穴がたくさんあいているのが特徴で、脂を落とす機能に加え、煮物を作る時の落し蓋としても活用可能です。グルラボプラスでは、このマルチプレートを使った、より多彩なレシピが紹介されています。
【違い2】グルラボとグルラボプラスは「カラーバリエーション」が違う
2つ目の違いは、選べる色のバリエーションです。セットの種類によって異なりますが、グルラボはホワイトのみ、またはホワイトとカカオの2色展開。一方、グルラボプラスはブラックのみ、またはホワイトとブラックの2色展開となっています。
口コミでは、「ホワイトは食材の色や加熱具合が分かりやすい」といった声がある一方で、「色移りしやすい」というコメントも見られます。例えば、トマトソースやカレーを入れた際、色が残ることがあるようです。
グルラボプラスでは、ブラックが選べるようになり、色移りの心配を軽減。スタイリッシュな見た目と実用性を兼ね備えています。
ちなみに、ホワイトとブラックの容器にかぼちゃを入れると、このような見え方の違いがあります。ホワイトは明るく鮮やかに見え、ブラックは落ち着いた印象。「パッと明るいホワイト」か「シックなブラック」、好みで選ぶのもいいですね。
グルラボとグルラボプラスの違いをまとめると、以下の通りとなります。
- プレートの違い……グルラボはヘルシープレート、グルラボプラスはマルチプレート
- カラーの違い……グルラボはホワイトのみorホワイトとカカオの2色展開、グルラボプラスはブラックのみorホワイトとブラックの2色展開
ただ、グルラボシリーズの違いはこれだけではありません。次からは、グルラボとグルラボプラス、それぞれで展開されているセットの違いを見ていきましょう。
「グルラボ」にはセットが2つ。違いは?
まず、グルラボには「ベーシックセット」と「マルチセット」の2つがあります。違いは容器の数。ベーシックセットが、大小1個ずつなのに対し、マルチセットは大小それぞれ2個ずつとなっています。
- ベーシックセット……コンパクトな収納が可能。一通りの基本的な使い方ができるため、料理初心者や一人暮らしの人におすすめ
- マルチセット……調理や保存に幅広く活用できるため、料理好きの人も満足できる内容
「グルラボプラス」には5つのセット。それぞれの違いは?
次に、グルラボプラスには5つのセットがあります。それぞれセット内容が異なるため、用途やライフスタイルに合わせた選択が可能です。
- パーソナルセット……最小限のセット内容で、シンプルに使いたい人向け。
- シングルセット……一通り基本的な使い方ができるセット
- マルチセット……容器の数や付属品が増え、調理や保存の幅が広がるセット
- スタンダードセット……シングルセットにさらに充実した内容を加えた、バランスのよいセット
- アドバンス……最大のセット内容で、いろいろな用途でフル活用したい人向け
【グルラボラインナップ一覧】ライフスタイル別のおすすめは?
グルラボとグルラボプラスで違いがあり、それぞれの中にもセットによる違いがある、とやや複雑なラインナップになっているグルラボシリーズ。容器の数や付属品を一覧にまとめてみました。
グルラボ | グルラボ | グルラボプラス | グルラボプラス | グルラボプラス | グルラボプラス | グルラボプラス | |
セット | ベーシックセット | マルチセット | パーソナルセット | シングルセット | マルチセット | スタンダード | アドバンス |
ラージカプセル | 1個 | 2個 | 1個 | 1個 | 2個 | 1個 | 2個 |
スモールカプセル | 1個 | 2個 | ー | 1個 | 2個 | ー | 1個 |
プレート | 〇 | 〇 | 〇 | ー | 〇 | 〇 | 〇 |
スクエアディッシュ | 〇 | 〇 | ー | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
コランダー | ー | ー | ー | ー | ー | 〇 | 〇 |
レシピブック | ー | ー | 〇 | ー | ー | ー | ー |
クッキングガイド | 〇 | 〇 | ー | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
カラー | ホワイト | ホワイト/カカオ | ブラック | ブラック | ブラック | ホワイト/ブック | ホワイト/ブック |
付属品の用途は、以下を参考にしてください。
- プレート……ヘルシーに調理できる
- スクエアディッシュ……吹きこぼれを受け止めたり、下ごしらえでトレーとして使える
- コランダー……ザルとして使える。野菜やパスタのゆで上げで時短できる
手っ取り早く、ライフスタイルに合ったおすすめが知りたいという人は、以下を参考にしてください。
一人暮らし、2人暮らしには「グルラボプラス スタンダード」
容器はボウル、コランダーはザル代わりになって、下ごしらえにも重宝するセットです。しかもコランダーは容器の中に入れて収納できるので場所をとらないのも◎。プレート、スクエアディッシュと付属品が充実していて本格調理もできるので、キッチンの相棒として活躍してくれるはず。
ファミリーには「グルラボプラス アドバンス」
容器が大小合わせて3つあり、調理・器・保存とフル活用できるのが魅力。特に、家族のお弁当作りや朝食準備のような忙しい場面では、レンジ調理や作り置きで時短を実現。付属品を活用すれば、料理のバリエーションも広がり、毎日の食卓がもっと楽しくなるはずです。
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