フリーマガジン制作・料理フォト撮影を行い、料理写真講座の講師も担当。ライターとしては、フリーマガジンやネット媒体において、趣味の旅行や料理に関する記事を執筆。 主婦歴20年超。料理好きを生かし、インスタグラムにて料理やスイーツの写真投稿をしフォロワーとのやりとりを楽しんでいる。 Youtubeチャンネル【箱根移住夫婦の休日バンライフ 】運営。
暑い日が続くようになり、涼しげな印象をもたらすガラスの器の出番が多くなる季節になりました。
そこで今回は、透明感のあるガラスの器を使って毎日のテーブルを涼しく、華やかに見せる盛り付けやコーディネートのアイデアをいくつかご紹介します。ガラスの器に「どんな料理を盛りつけよう?」と悩んだときに、ぜひ活用してみてください。
ガラスの器の魅力を最大限に。おすすめの使い方
光に反射してキラキラと美しいガラスの器。暑い季節のテーブルを涼やかにコーディネートしてくれるのはもちろん、清潔感のある洗練されたテーブルを簡単に作り上げることができる、超便利アイテムです。
冷たい麺をガラスの器で食欲をそそるひと品に
冷たくてツルツルっといただけるそうめんや、おしゃれでおいしい冷製パスタは、夏の暑い季節にいただく機会も多いのではないでしょうか。
写真は鯖と梅、大葉を合わせたのっけそうめん。
鯖缶や梅干しといった、ご家庭に常備されている食材をのせるだけで、そうめんも栄養満点の主役に。つゆはかけてもつけてもOK。鯖缶は水煮でも味付けのものでもおいしくいただけます。
夏野菜のトマトを使った冷製パスタは、具だくさんにすることで食べ応えのあるひと皿に。作ったソースを一度冷蔵庫で冷やしてから、ゆでて水で締めたパスタにのせることで、ひんやりとしてさわやかなパスタをいただくことができます。
あえて違うシリーズの器を使うことで、楽しさを演出。
夏、食卓にのる頻度が増える冷たい麺。子どもたちから「飽きた」なんて言わることもありますが、具材とガラスの器をを工夫することで食欲をよりそそるひと品に早変わりします。
「冷製パスタのおすすめレシピ」は別の記事でくわしくご紹介しています。
サラダはガラスボウルに盛り付けて色鮮やかに
季節のお野菜をたっぷりと使用したサラダも、ガラスの器にぴったり。
透明なお皿に入れるだけで、サラダの新鮮さを引き立てます。
レタスやトマト・きゅうりなどのお野菜と一緒に、生ハムやサーモンなどタンパク質の多い食材をプラスすれば、朝ごはんや夜食のひと皿にもなり、栄養面もバッチリです。
冷製スープはグラスに入れてひんやり感を演出
夏においしい冷製スープは、ガラスのグラスや器に入れてキンキンに冷やしていただくのがおすすめ。
ビシソワーズや冷製コーンポタージュ、ガズパチョなど、夏においしいスープレシピを調べたら、ガラスの器に盛り付けて冷蔵庫で器ごと冷やして。
食欲のあまりないときにでも、さっぱりとしていて食べやすい冷製スープ。器にもこだわって、栄養たっぷりのおいしいスープをいただきたいですね。
ガラスの器は、デザートとの相性もぴったり
デザートや果物、スイーツなどの盛り付けにピッタリなガラスの器。
キラキラ感のある器の素材が、より気分を盛り上げてくれそうですね。
ガラスの器でそろえて、夏パーティーを涼やかに
薄くスライスしたバケットやクラッカーに、冷たく冷やしたディップソースを添えて。パーティーの前菜にもぴったりな簡単メニューです。
全部をガラスでコーディネートすることで、ソースやディップが引き立つ素敵なプレートに。
ワイングラスとの相性も抜群で、ワインやシャンパンと一緒にサマーパーティを楽しんでみてはいかがでしょうか。
フルーツもガラス器でよりみずみずしく
ガラスの器とみずみずしいフルーツは相性バツグンです。
透明感たっぷりのガラスの器に色鮮やかな季節のフルーツを盛りつければ、ちょっとしたデザートからパーティーまで、どんなテーブルにもぴったり。
深さのある器に1種類のフルーツをいれてサーブ。フルーツごとに器を変えてあげると、選びやすくなりますよ。
パーティーなら数種類のフルーツを用意すると、テーブルの上がさらに華やかに。大きめのガラスボウルに、数種類のフルーツとサイダーを加えた「フルーツポンチ」を用意するのもおすすめです。
ガラス食器をピカピカに!透明感を保つコツ
ガラス食器を使っているうちに、白っぽい「くもり」が発生することもあるかと思います。「くもり」のせいで、せっかくのガラスの透明感が損なわれてしまうと、残念ですよね。
お気に入りの食器を長く使えるように、ガラス素材に合ったお手入れ方法と「くもり」の対処方法をご紹介します。
ガラス食器、基本のお手入れ
・中性洗剤を薄めに溶かしたぬるま湯で洗う。
・やわらかな布やスポンジを使う(接触による傷や油汚れを避けるため、他の食器とは分けて洗うことをおすすめします)。
・水気はしっかりと拭き取っておく。
ほとんどの場合「くもり」の原因は、食器を洗った後に残っている水気が原因の水アカ垢や、落としきれていない油汚れです。ガラス食器を洗った後は、しっかりと水滴を拭き取っておくことが汚れの予防になります。
水垢による「くもり」の対処方法
もしも水垢による「くもり」が発生した場合は、アルカリ性の汚れなので、酸性の性質を持つクエン酸やお酢を使用してアルカリ性を中和させるのが効果的です。
お酢をそのまま使用するのではなく、水で10倍ほど薄めた酢水を使用してみてください。
ただし、クリスタルガラスの場合は、お酢・クエン酸などの酸性が苦手という性質があるので避けてください。
ガラスの器を毎日の食卓に
いかがでしたでしょうか。
ガラスの器は暑い季節のテーブルに用いると、とても涼しげな印象をもたらし、食欲もアップするように感じます。
ぜひ毎日の食卓に活用し、おいしい料理を素敵な器に盛り付けてみてくださいね。
夏に使いたくなるガラスの器をお探しの方は、こちらの「ガラスの器セレクション」もぜひご覧ください。