調理師・ライター。つくること・食べることが大好きで調理師免許を取得。医療福祉施設での勤務経験を生かして、日ごろの衛生管理やおいしいご飯のレシピについて、お届けします。オムライスとモンブランが大好きです!
しっかり水分を抜くためには、少しコツがいる豆腐の水切り。
実は、誰でも簡単に失敗なく豆腐を水切りできる専用のアイテムがあるんです!
話題のマーナ「豆腐の水切り器」の特徴を調理師である筆者が使ってみた感想をご紹介します。
便利と話題のマーナ「豆腐水切り器」とは?
マーナ 豆腐の水切り器は、押し板の圧で豆腐の水分を抜くキッチングッズ。
3個パック(約150g)の豆腐から1丁サイズ(約350g)の豆腐まで対応しているため、少量の豆腐でも水切り可能です。
水切り加減を調節できる
豆腐の水分を抜く押し板は、5段階の調節が可能です。だから、簡単に水切り具合を調節できます。
圧を少しずつ増していけるので、急な圧力で豆腐が崩れてしまう心配もありません。
豆腐を崩さず取り出せる
便利なポイントが、豆腐を取り出してそのままカットできる「すのこ」部分。やわらかい絹豆腐を水切りしても、「すのこ」部分ごと取り出せるので、崩してしまう心配がないんです。
また、すのこ部分に乗せたまま豆腐をカットできるので、まな板がいらないのもうれしいですね。
豆腐の水切りをしたときの「味の違い」を比較実験!
最後に、本当に水切りした豆腐と水切りしなかった豆腐で味に違いが出るのか比較してみました。
水切りした豆腐と水切りをしなかった豆腐の上に、醤油とネギ、しょうがをのせた冷奴を作って10分間放置してみます。
水切りしていない豆腐の10分後の様子がこちらです。
水切りしていない豆腐からは、しょうゆと一緒に水分が流れ出ています。
一方、水切りした豆腐の10分後の様子です。こちらは、ほとんど水分が出ていません。
味見をして比べたところ、水切りした豆腐は豆の香りが濃厚で水っぽくなく、とてもおいしい冷奴でした。豆腐を水切りするだけで、確実においしさは変わってきますよ!
しかも豆腐の水切り以外にも使える!
マーナの「豆腐の水切り器」の使い道は、豆腐の水切りだけではありません。押し板で均一に圧をかけられるので、浅漬けの重石代わりに使ったり、オニオンスライスの水切りに使ったりもできるんです。
きゅうりや大根などを塩もみしたあと、水分を抜くために使ってもよさそうですよね。
<豆腐の水切り以外の使い道例>
- 浅漬けの重石代わりに使う
- オニオンスライスの水切りに使う
- きゅうりの塩もみ後の水切りに使う
豆腐のおいしさがワンランクアップする便利アイテム
通常、豆腐を水切りをしようとすると、キッチンペーパーを何枚も使ったり、電子レンジでチンしたり、お湯でゆでたりとちょっとした手間がかかります。でも今回紹介したマーナの水切り器を使えば手軽で簡単に。
しかもしっかり水切りすると、例えば
- 揚げ出し豆腐→揚げている途中に油がはねにくくなる
- 麻婆豆腐→水っぽさがなり、とろりとコクがでる
- 白和え→水分が染み出てくる心配がなく、大豆本来の味がするひと品に
と、豆腐料理の味がワンランクアップします。
大豆の濃厚なおいしさを味わえる便利グッズですので、一度ぜひ試してみてください。