家族みんなで使う場所はどうしても散らかりがちになってしまいます。
例えば冷蔵庫。
「頑張って整えたはずが2~3日経つとリバウンドしてしまった」、というのは、どの家庭でもよくあることです。
冷蔵庫が散らかってしまう理由はたくさんありますが、
- 他のスペースと違って入れ替わりが早い
- 家族みんなが毎日、何度も使用する
では、どうすればキレイをキープすることができるのでしょうか?
今回は冷蔵庫のお片付けと100均グッズを使った収納方法やラベリング方法をご紹介します!
目次
冷蔵庫の収納を見直す前に
冷蔵庫の収納を見直そうと思ったら、まず初めに冷蔵庫の中を1つずつチェックします。
賞味期限が切れていないか、もし切れていなかったとしても使っていない調味料などがあれば、これから先も使わないなら手放します。
1つ1つ取り出しながら確認して、冷蔵庫の中は空っぽにします。
空になった冷蔵庫はキレイに拭いて、その後カビが生えないようにしっかり乾拭きをしましょう。
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冷蔵庫収納の手順【1】食料品の住所を決める
冷蔵庫がキレイになったら、今度は食料品をどのように収納するか考えていきます。
例えば我が家の場合、冷蔵庫に常に入っているものは、納豆や豆腐、味噌、ヨーグルト、チーズなどです。
冷蔵庫に常に入っている食料品は、1つのケースにまとめて収納します。
使用する収納ケースはこちら。全て100均の収納ケースです。
中央:ナチュラルローソンの「収納ケース」
右:セリアの「フタ付プラボックス(フタは外して使います)」
収納していくときのルールは1つ。
それは、1つのケースには1種類のものしか入れないこと。
それではさっそく収納していきましょう。
セリアの「味噌ストッカー」を使った冷蔵庫収納
セリアの味噌ストッカー4つには、
- 味噌
- チーズ
- 普段使わない調味料など
- 空き
以上をまとめてみました。
まとめたあとは、冷蔵庫を開けてすぐに中に何が入っているのかが分かるようにラベリングをします。
ラベリングについては後程詳しくご説明しますね。
ナチュラルローソンの「収納ケース」を使った冷蔵庫収納
ナチュラルローソンの収納ケースには、
- 納豆
- ヨーグルト
- チョコレート
以上3つを収納しました。
セリアの「フタ付プラボックス」を使った冷蔵庫収納
セリアのフタ付プラボックスには、
- カレーのルーや海外の調味料
- 豆腐
- 空き
以上を収納しました。
空きには蒟蒻が入る日もあれば、プリンやゼリーが入ったり、おやつが入ったりする日もあります。
イレギュラーな調味料はまとめてもOK
全てのものに住所を作らなくても、イレギュラーな調味料などはある程度まとめて入れておいても大丈夫です。
冷蔵庫は様々なモノが入っているので、いつもあるモノは1つのケースに、あとのモノは少しざっくりとまとめて収納することで、片付けやすくスッキリをキープしやすくなります。
各家庭によって、常に冷蔵庫に入っているものは違うはずですので、「我が家だったらどうかな?」と考えながら進めてみてくださいね。
冷蔵庫収納の手順【2】ケースには番号付きのラベリングを
どの収納ケースに何を入れるのかが決まったら、次はケース1つ1つにラベリングをしていきましょう。
ラベリングするときのおすすめは、中に入っているものと一緒に、番号も記入しておくこと。
こうすることで、家族が自然に順番に並べてくれるのでオススメですよ。
テプラなどラベルを作る機械がない場合は、マスキングテープなどで代用できます。
マスキングテープで色分けしてもいいですよね!



住所を決めて、ラベリングができたものから冷蔵庫に戻します。
チューブの薬味&ドレッシング類の収納は?
チューブの薬味は小さくてあちこちに行ってしまうもの。
いつの間にか「ワサビのチューブが2本もあった!」なんてことがよくありますよね。
こういった小さな薬味は扉側の視界に入りやすい場所に置くのがいいですね!
セリアの「薬味チューブホルダー」は扉のポケット部分にカチッとはまります。
そのため、開け閉めしても全く動かず邪魔になりません。
マヨネーズやケチャップもこのように詰め替えてもいいですね。
見た目がスッキリします。
「冷凍庫」もグループ分けでスッキリ収納
冷蔵庫の中が片付いたら、次は冷凍庫に取り掛かります。
冷凍庫も冷蔵庫と同じように、まずは1つずつ何が入っているのかチェックしながら出していきます。
「出す」→「磨く」→「分ける」→「戻す」、この順番で進めていきましょう。
冷凍庫の収納に便利なセリアの収納グッズ
今回、冷凍庫の収納に使うケースはいずれもセリアの収納グッズです。
右:セリアの「フタ付プラボックス(フタは外して使います)」
まずは冷蔵庫内でも使用しているセリアの「フタ付プラボックス」から使っていきましょう。
こちらにはレトルトの食品と肉・魚をまとめました。
続いて「LOCK PACK SLIM Lサイズ」。
こちらには粉物をまとめました。
ホットケーキミックス・小麦粉・お好み焼き粉・片栗粉・パン粉を入れています。
実は、この「LOCK PACK SLIM Lサイズ」にはパン粉1袋(330g)や小麦粉などの粉1袋(1kg)がぴったり入るんです!
少し嬉しくなりますよね。
冷凍庫収納で気を付けたいポイント
冷凍庫で失敗しがちなことは、
- ラップで包んだ小さな食品が庫内の隅に転がってしまう
- 食品を上に重ねていってしまう
特に、どんどん上に食品を重ねていってしまうと、1番下にあるものがいつ冷凍したものか分からなくなってしまった…ということは気を付けたいポイントです。
冷凍庫の収納には、小さなケースを用意して、細々としたモノをまとめて忘れないようにし、探すロスを減らすよう心掛けてみてくださいね。
「野菜室」は収納+お掃除のしやすさも重要
最後に野菜室です。
野菜室には土や野菜くずが溜まりやすいので、マメにお掃除をしたい場所ですよね。
冷蔵庫や冷凍庫の時と同じように、全てを出しながらチェックしていきましょう。
冷凍庫の収納に便利なセリア・ダイソーの収納グッズ
野菜室で使用したケースはこちら。
右:セリアの「フタ付プラボックス(フタは外して使います)」
この2つの他にも、ダイソーやセリアで購入した半透明の収納ケースをたくさん使っています。
それがこちら…
浅めの収納トレーで、半透明のものを使っています。
こちらには小さい野菜や、少しだけ残った野菜、早めに使った方がいいものを細かく分けて収納しています。
立てて収納する野菜をまとめておくと洗いやすい!
冷蔵庫や冷凍庫でも活躍したセリアの「フタ付プラボックス」。
こちらにはレタスや玉葱、フルーツなどをまとめています。
そして、ダイソーの「収納ケース」には立てて収納する野菜をまとめました。
こうしてまとめることで、土が落ちていた時や野菜くずが気になった時に、サッとケースを取り出して洗えるのでとても便利です。
野菜くずの落ちている野菜室と、野菜くずの落ちていない野菜室とでは、生菌数が100倍以上違うそうです(※)。
マメなお掃除を心掛けたいですね。
※兵庫県立生活科学研究所(現、消費生活総合センター)による調査 「家庭用電気冷凍冷蔵庫の細菌汚染状況に関する試験研究」(2008年3月18日)
冷蔵庫のお片付け・収納のコツは3つ!
いかがでしたか?
冷蔵庫は、家族みんなが毎日何度も使用しするので日々入れ替わりがある場所。
そのため、キレイをキープするのが他の場所よりも少し難しいと思います。
最後に、冷蔵庫のお片付け・収納のコツを整理しておきましょう。
- 収納を見直す時は全て出して1つずつチェック
- 常に入っている食品をグループ分けして住所を作る
- ラベリングするときは食品名だけでなく番号も記入!
是非お試しくださいね!

