都内の一戸建てに住む、整理収納アドバイザー主婦。もともと片付けと掃除が苦手で、開かずの間が3LDK中2部屋あったのですが、資格取得を機に、家中を片付けました。片付けが苦手な人の気持ちに立って、わかりやすいコラムを書くように心がけています。
家の中で過ごすことが増えた昨今、ゲームをする時間やアイテムが増えたご家庭も多いのではないでしょうか?
ゲーム関連のものって、散らかりがちですよね。
本体、コントローラー、ケーブル、ソフトなど周辺機器も多くて、きれいに整理しておいたつもりでも、いつの間にかすぐごちゃごちゃに。
子どもたちが使った後出しっぱなしにしたりして、うっかり踏みそうになったり。
我が家には、小学生男児が2人います。
それぞれが自分のゲーム機を持っていますが、なかなか元の場所に戻してくれないので、以前からゲーム関連のものの収納方法を試行錯誤してきました。
その結果、現在の状態は子どもにも比較的片付けやすいようなので、我が家のゲーム収納のポイントをご紹介したいと思います。
収納の基本は「使う人の性格に合わせる」こと
息子たちは、きっちりとモノをしまうことが苦手です。
なんでもポイポイと放り込みたいタイプ。私も同じタイプなので、気持ちはわかります。
子どもの性格によっては、反対に「きちんと並べたり収めたりする方が好き」という場合もあります。
性格や片付けのタイプに合わせたり、または本人に聞きながら収納方法を一緒に考えるのが良いですね。
ポイポイタイプには「放り込み収納」がラク!
ゲームがなぜ散らかるかというと、元の場所に「戻さない」から。
なぜ戻さないか、というと「置き場所が決まっていない、あふれている」とか「面倒くさい」などの理由があります。
使ったらその辺に置いてしまうのが、もちろん一番ラク。
決めた場所にきちんと戻してもらうためには、収納方法を本人が一番ラクなやり方(=面倒くさくない方法)に近づけます。
小さい子にもできる、オススメの方法が「放り込み収納」。
我が家では息子たちが小さいころから、おもちゃなどもずっと子どもの性格に合わせて「ざっくり分けてから放り込む」という収納方法をとってきました。
ニトリのカゴを使った「放り込むだけ」のゲーム収納
わが家では、ニトリのラタンバスケットに、毎日使うゲーム機本体を入れています。
アクションは極力少なく、入れるだけ。
きっちりした片付けが苦手な人には、これが一番おすすめの方法です。
大きなカゴは100均のボックスで区切って使いやすく
カゴの中には、ゲーム時間を計るためのタイマーも入れています。
仕切り代わりに使っているのは、100円ショップ・ダイソーの「積み重ねボックス」です。
フタをすればナチュラルでスッキリ!「見せない」収納に
放り込むには開けてある方がラクですが、さすがに中身がまる見えだと、ちょっと雑然とした印象になってしまいますね。
でも、ニトリの「ラタンバスケット」なら、フタをするだけでスッキリ。
観葉植物の近くにおけば、カゴそのものがナチュラルインテリアになります。
これなら普段からテレビの傍にも置いておけますし、持ち運んで移動するときもラクですね。
ゲーム機類の定位置はコンセント付近がベスト?
最近、テレビボードを新しく購入しました。
以前は「壁寄せスタンド」を使っていましたが、今度はテレビボードは収納の棚や引き出しがついているタイプです。
テレビボードの買い替えで、ゲーム収納を見直し&試行錯誤
実はこのテレビボードは、ゲーム機を全て収めるつもりで選びました……。
確かに収まるのですが子どもたちはフラップ扉の開け閉めなどちょっとした手間があると、きちんと元の場所に戻すことができなくなってしまうのです。
●最初の収納
買い替えた当初は、ゲーム機本体やコントローラ、ヘッドホンなどをすっきりとテレビボードの中に収納していました。
最初のうちはきちんとテレビボード内の決められた場所にしまっていたのですが、気づくと毎回この状態に。
テレビ台のゲーム収納デメリット(我が家の場合)
- 充電がしづらい
- 扉の開け閉めが面倒
- 窮屈な感じで入れにくい
switchでゲームしている途中で、「充電が切れる~!」と慌てることは日常茶飯事。
すぐに充電のための電源が取れないと、子どもたちは大騒ぎです。
テレビ台の中にコードがあるとすぐに差しにくいし、扉に体を乗せて壊しそうになるのも心配……。
ゲーム機類の置き場所はコンセントの近くが「理想の定位置」
その結果・・・
「カゴに入れてコンセントがある近くに置く」スタイル が、我が家のゲーム収納の正解となりました。
やはり、このスタイルが一番合っているようです。
ニトリのカゴには穴があるので、そこから電源タップを通すことができます。
プレイ中だけでなく、使い終えた後にカゴにしまったまま充電できるのはとっても便利。
ヘッドフォンの収納
子どもたちはよくヘッドフォンを使ってswitchゲームをしたり動画を見ています。
この大きなヘッドフォンの収納場所も悩ましい。もちろん二人いるので、ヘッドフォンも二つ……。
最初はテレビ台の下段をヘッドフォンの収納場所として使っていたのですが、やはり扉を開ける必要があるからか、ここにはあまり戻してくれません。
いつも、ゲーム機やソフトなどと一緒に、カゴに放り込まれてしまいます。
するとカゴの中は窮屈な状態に。
たったこれさえもしてくれないって・・・。
悩んだ挙句、使ってみたのがこちらです。
これは、ゲームのコントローラーを置くためのスタンド。
台はスチール製ですが、乗せるラックの部分はプラスチック素材でできています。
このスタンドが大正解!置くだけで簡単なのかおしゃれに見えるからか、ここに戻してくれるようになりました。
安定感も良いです。
ラックの向きは上下や左右など自由に動かすことができるので、好みの場所に配置できます。
もちろん、ヘッドフォンではなくコントローラを置いた場合の収まりも良いです。
子どもたちからも「かっこいい!」と大好評。
さらに、ケーブルをホールドしてくれるので、スタンドに置いたまま充電をすることが可能。これは嬉しい配慮です。
ゲームソフトの収納
ゲームソフトは、テレビボード中央の引き出しに入れています。
立ててタイトルが上から見えるようにすれば、どのゲームなのかを迷わずに手に取ることができます。
テレビ台の引き出しを100均グッズで仕切って使いやすく
テレビボードの引き出しの中は、100円ショップの収納アイテムを使って整理しています(全てダイソー)。
せっかくなので、実際に引き出しの仕切りなどに使っている便利な100均グッズを詳しくご紹介します。
こまごました小物には100均の「はがき整理ケース」が便利
バラバラになりがちなメダルと精密なパーツは、引き出しの中で迷子にならないように、フタを閉められるケースに入れています。
実はこれ、年賀状などを入れておく「はがき整理ケース」(横11.7cm × 奥行15.5cm × 高さ3.8cm)
子どもでも、持ち運んだり取り扱いがしやすいサイズです。
ひと目で中がわかるように、インデックスを貼っています。
フタを開ける上下の向きも、インデックスがあれば迷いません。
ケーブル類はB6サイズの「ファスナービニールケース」に収納
switchなどゲーム機関連のケーブル類とジョイコンストラップは、B6サイズのファスナー付きのビニールケースに収納しています。
こちらにも、何を入れるケースかわかりやすいように、インデックスを貼っています。
ソフトケースに入れることで、引き出しの中に立ててしまえるので、スリムに収納できます。
このB6サイズのケースは、薬や文房具など小物整理にも使いやすく便利な大きさなので普段からよく使っています。
バッグ内の整理にも最適です!
ゲーム関連アイテムは「ダイソー積み重ねボックス」
ゲームをする時に使う関連アイテムはダイソーの「積み重ねボックス」に入れて仕切りながら収納しています。
半透明で、無駄のないデザインなのでお気に入り。
サイズ展開が豊富なので、我が家の小物収納は基本的にこの「積み重ねボックス」を使っています。
持ち運びに便利!ダイソーの「Switch用収納ケース」
ゲーム機本体(Swich)の収納ケースも200円(税抜き)のダイソー商品です。
前面にポケットがあり、ソフトやジョイコンストラップなど細かなものを入れることができます。
PCケースなどによく使われる柔らかくクッション性のある素材です。switch専用という言うだけあって、サイズもぴったり。
ふわふわで厚みがあるので、持ち運ぶときも安心感があります。
100円ショップには、最近シンプルで使いやすい収納用品やアイテムが揃っているので、ぜひ活用したいですね。
おわりに
ゲーム機やゲーム関連の小物に限らずですが、収納は「使う人」に合わせた方法を取ることで、ストレスにならずに片付いた状態を保ちやすくなります。
とくにゲームの場合は、お子さんが使うことが多いので、本人に「どのようにしたら戻せるのか」聞いてみても良いですね。
年齢が小さいほど「放り込み収納」は片付けやすいので散らかりにくく、結果自分でできることが自信にもなります。
楽しく快適に遊べるように、ぜひ工夫してみてくださいね。参考になれば嬉しいです。