捨ててしまう前に再利用!節約できて家事にも役立つリユースアイデア

「地球環境や節約のため、捨てるものを再利用すればいい」と、頭では理解していても、面倒くさいと思ってしまい、なかなか実行できている人は多くはないのではないでしょうか。

さほど手間をかけなくても、捨てるものを再利用する方法があります。
中には、家事がラクになるアイデアもあるのです

今回は、習慣にしたい「今まで捨てていたものを再利用する家事ラク術」をご紹介します。

家事で役立てたい「リユース(Reuse)」の概念

リユースとは、「一度使ったものを捨てずに繰り返し使うこと」を指します。
「レジ袋有料化」の施策に代表されるような、ごみになるものを減らすリデュースや、ごみとして出したものを再び資源に戻すリサイクルと合わせて3Rと呼ばれています。
ペットボトルの分類
「レジ袋をもらわないようにエコバッグを利用する」「ペットボトルなどは資源ごみとして出す」など、リデュースとリサイクルは普段から意識することで誰でも取り組むことができます。
一方、リユースは「何をどうやって再利用すればいいのか」を知っておく必要があります。
世の中にはたくさんのリユースアイデアが紹介されているので、気になるものをチェックするのも手です。

一度使ったものを捨てずに再利用することは、節約にもつながります。
また、場合によっては料理や掃除などの家事をラクにする上で、知っておきたいリユースアイデアもあるのです。

「牛乳パック」を保存容器代わりに使う

多めに作ったカレーを冷凍するとき何に入れていますか?
プラスチック製の保存容器を使うと、色がついてしまったりカレーの匂いがついてしまったりします。
「使った後が大変になった」「買い替える羽目になった」という経験のある人もいるのではないでしょうか。
そういうときこそ、牛乳パックを再利用して活用しましょう。

カレーの冷凍に「牛乳パック」を再利用

牛乳パックにカレーを入れて保存
牛乳パックを半分ほどの高さにカットしたものを利用します。
カレーを牛乳パックに入れたら蓋の代わりにラップをかぶせ、テープなどでしっかり留めて冷凍します。

ジャガイモだけは要注意
ジャガイモは冷凍するとスカスカになってしまうので、カレーを冷凍するときはジャガイモを取り除くか潰してしまいましょう。

冷凍したカレールーを解凍する
冷凍したカレーを使うときは、凍ったまま鍋に入れて解凍するのがおすすめです。
野菜や肉を炒めて、その上に凍ったカレールーを出し、弱火で加熱していくと簡単に解凍できます。

資源ゴミはしっかりリサイクル

カレーを冷凍するのに使い終わった牛乳パックは、そのまま捨てずに洗ってから資源ゴミの回収へ

「再利用」を目的とすると、資源ゴミになるものを捨ててしまいがちですが、資源ゴミとして出せるものは出して、リサイクルしてもらいましょう。

資源ゴミになるもの
  • 空き缶などの缶類
  • びんやガラス類
  • ペットボトル
  • プラスチック製の容器
  • 新聞紙や段ボール、雑誌などの紙類

「食品トレー」を調理に役立てる

スーパーで売られている肉や魚は食品トレーに入っています。
この食品トレーで調理をしやすくすることもできます。

「食品トレー」で焼き鳥づくり

焼き鳥を家で作れば、店で買うよりもかなり節約になりますね。
しかし、鶏肉に串を通す作業は大変なので、なかなか家で焼き鳥を作る機会も多くはないのではないでしょうか。
そこで役立つのが食品トレーです。

食品トレーで焼き鳥づくり
食品トレーを裏返し、その上に一口大にカットした鶏肉を並べて、真上から竹串を刺していきます。
食品トレーを突き抜けることによって、竹串を簡単に通すことができます。

使い終わった食品トレーは、洗ってリサイクルへ出すことができます。

「針金ハンガー」で自在に曲がるハンディモップ作り

クリーニング店から衣類が返ってくるときに使われているハンガーは、エコの観点で最近は針金ハンガーも少なくなりました。
だからこそ、家の中に針金ハンガーが溜まってしまっているというお宅もあります。
たくさん余っているのであれば、そのうちの1つをハンディモップにしてみませんか?

「針金ハンガー」で作るハンディモップ

針金ハンガーとタオルとストッキング
用意するものはこちらの3つ。

「針金ハンガー」で作るハンディモップの材料

  • 針金ハンガー
  • 使い古したタオルなどの布
  • 伝線してしまったストッキング

使い古したタオルや伝線してしまったストッキングなども、こうしてお掃除グッズとして活用することができます。
 
まずは、針金ハンガーをほどいて細長く伸ばします。
そこにタオルなどの布を巻いて、上からストッキングをかぶせて完成です。

針金ハンガーで作ったハンディモップ
針金ハンガーは自在に曲がるので、手が届きづらいカーテンレールの上や本棚の上など、掃除したい場所に合わせて角度を変えて使うことができます
また、タオルの厚みによるクッション性とストッキングの静電気のおかげで、ホコリを吸着しやすいのもうれしいポイントです。

「フルーツ用クッション材」でシンク掃除を

桃など潰れやすいフルーツを包んであるクッション材。
こちらも捨てる前に一働きしてもらいましょう。
フルーツ用クッション材でシンク掃除
クッション材でキッチンのシンクに役立ちます。
細かい素材のおかげで、さっと拭くだけでこびりついていた汚れを簡単に吸着してくれます。

「みかんの皮」を煮出して掃除用洗剤代わりに

みかんに含まれるクエン酸には汚れ落としや消臭・除菌効果があります。
そのため、みかんの皮を煮出した汁は掃除に利用することができます。

みかんの皮の煮汁を作る

みかんの皮を煮出してクエン酸掃除に
300ml程度の水にみかんの皮を1~2個を入れ、弱火で加熱します。
水に色がつくくらいまで煮出してください。

煮汁は冷ましてから布巾や雑巾に漬けてしっかり絞って使用します。
冷蔵庫の汚れやガスコンロの汚れ、フローリングの汚れなどを落とす効果があります。
(フローリングなどは目立たない場所で試して、シミにならないことを確認してから利用してください)。
 
また、みかんの皮を天日で乾燥させたものをお風呂に入れるのもおすすめです。

クエン酸掃除について詳しくはこちら↓
水アカ除去・除菌・消臭できるクエン酸掃除で梅雨の時期もスッキリ

「食器洗い用スポンジ」でカーペット掃除

毛足の長いカーペットだと、掃除機をかけても髪の毛やペットの毛が残ってしまっているということはないでしょうか。
そこで活躍してくれるのが、使い終わった食器洗い用スポンジです。

食器洗い用スポンジでカーペット掃除
食器洗い用スポンジの硬い面で軽くカーペットを撫でるようにすると、カーペットに絡みついている毛を集めてくれます。

網戸掃除にも使える

また、使い終わった食器洗い用スポンジは網戸掃除にも便利です。

スポンジを2個用意し、両方を水で濡らしてから軽く絞ります。
2個のスポンジの柔らかい面を網戸の両面に挟むよう当て、スポンジを合わせたままの状態で上下左右に動かしていきます。

柔らかいスポンジで挟むことによって、網戸の目の細かい部分の汚れもスポンジが吸着してくれ、簡単に網戸の汚れを落とすことができます。

捨てる前に料理や掃除で賢く活用

今回は再利用アイデアの中から、特に普段の家事がラクになるものや節約になるアイデアをいくつかご紹介しました。

家事アドバイザー・矢野きくの

今回ご紹介したのは、どれもさほど手間がかかるものではないので、ぜひ一度お試しください。
再利用アイデアまとめ
  • 余ったカレーの冷凍保存には「牛乳パック」が便利
  • 食品トレーを使うと焼き鳥の串刺しが簡単にできる!
  • 針金ハンガーはハンディモップとして使える
  • クエン酸掃除はみかんの皮でも出来る
  • シンクの汚れは「フルーツ用クッション材」でこすり落とせる
  • 「食器洗い用スポンジ」は網戸掃除やカーペットのお手入れに大活躍

 


参考資料
※環境省「一般廃棄物の排出及び処理状況等(平成30年度)について」検索日2021/9/27

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