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快適なお風呂空間にする工夫

整理収納アドバイザーがしている!掃除しやすくてい「お風呂の工夫」8選

家事のコツ

お風呂にゆっくりとくつろぎながら入浴できていますか?
一日の疲れを取りたいのに、せっかくのお風呂タイムにカビや水垢が目についたらリラックスできませんよね。

我が家では、なるべくカビや汚れがたまりにくいように色々な工夫をしています。
使い勝手がよく気持ちの良い「お風呂」空間を叶えるヒントとして、今回は我が家のお風呂を公開しつつ、収納のポイントやお掃除の方法などもご紹介します。

都内の一戸建てに住む、整理収納アドバイザー主婦。もともと片付けと掃除が苦手で、開かずの間が3LDK中2部屋あったのですが、資格取得を機に、家中を片付けました。片付けが苦手な人の気持ちに立って、わかりやすいコラムを書くように心がけています。

【お風呂の工夫1】お風呂に鏡と棚を付けない

2019年の1月に新居を購入したわが家。その際「浴室の鏡はつけますか?」と聞かれて鏡なしという選択肢があることを知りました。 ですが、なるほど! 鏡がなければウロコや水アカ掃除の手間がなくなりますよね。

家族に聞いてみたら、全員「鏡はなくてもいい」という意見だったので、結局付けませんでした。壁に小さな収納棚も2つ付く予定でしたが、こちらも付けないことに。

スクイージーで水滴を取る

今のところ、特に不便は感じていません。むしろ鏡や棚がない方が、掃除がしやすいと思います。壁に余計なものがないので、スクイージーでサーッと簡単に水滴がとれます。

もし必要になれば、マグネットタイプの鏡や棚が販売されているので、後で付けてもいいと思います。
これから家を建てる方の参考になればと思います。

【お風呂の工夫2】シャンプーやソープは「銭湯スタイル」に

シャンプーやコンディショナーなどバスグッズはかごに入れる

シャンプーやボディソープは100円ショップで購入した、底に穴のあるカゴに収納しています。これは以前の洗面所の収納記事でもご紹介した「銭湯スタイル」という方法です。

お風呂に入る時にカゴごと持ち込んで、出る時にシャワーをかけてバスマットに置きます。こうすることでボトル周りがヌメるのを防ぐことができます。

壁や床に直接置かないので、掃除もラク。小さな棚が不要になりました。

【お風呂の工夫3】バスグッズの色は統一する

【お風呂の工夫】バスグッズの色は統一

湯船に入っている時に見える景色はこのように、白とホワイトグレー。とてもシンプルです。

上のスクイージーは無印良品、右から目地ブラシ(無印良品)、バススポンジ(無印良品)、洗面器(KEYUCA)、ボディスポンジ(100円ショップ)、洗顔ネット(無印良品)です。

このアイテムに色があったらどうでしょうか? きっと雑然と見えると思います。モノを減らすことも有効ですが、アイテムの色を絞ることで空間をすっきりと見せることができます。

【お風呂の工夫4】風呂イスは、ひっかけて乾燥させる

浴槽にひっかけられる風呂イス

風呂イスはラクに座れるように、少し高さのあるものを選んでいます。このイスは浴槽にひっかけることができるので水切れがよく、すぐに乾燥しやすいので汚れにくくなっています。

【お風呂の工夫5】お風呂を出るとき、水気を拭き取る

お風呂を出る時にスクイージーで壁や正面の棚の水滴を落としています。その後、体を拭いた後のバスタオルでシャワーヘッドや残った水滴をざっと拭き取っています。

すぐに水滴を拭き取ることでステンレス部分の水垢を予防できるので、いつもピカピカ。

お風呂を出る前にさっと一拭きする

1分もかからないし、習慣にしてしまえば面倒ではありませんよ。
バスタオルはそのまま洗濯機に入れて毎日洗っています。

【お風呂の工夫6】お風呂掃除「こすらない洗剤」でする

こすらずに湯垢を落とす洗剤をスプレーする

こすらない系の洗剤にはいくつか種類がありますが、我が家で使っているのは「バスタブクレンジング」という商品。浴槽にスプレーをして1分待って洗い流すだけで、完了です! お風呂洗いがとてもラクになりました。

浴槽に水をかけて、バスタブに吹きかけて1分待つだけ。その後シャワーを長めにかけて洗い流せばOKです。「本当にこすらないで落ちるの? 」と最初は半信半疑でしたが、本当に落ちます。指でこすると「キュッキュッ」と音がしますよ。

この商品の便利な点は、こすらないのでラクなことと手すりといった凹凸があるところも、ブラシを使わずに掃除できるところです。流した後は泡が残ることもありません。ゴシゴシ洗いから解放されるので、忙しい人には特にうれしいアイテムです。

【お風呂の工夫】こすらない洗剤で排水口を掃除する

また、私は泡が浸透するのを待つ1分間に排水口の掃除をしています。排水口の髪の毛を取って、こちらにもカビ取りスプレーをしています。このひと手間で、ぬめりや嫌な臭いを防止することができます。

【お風呂の工夫7】定期的に本格的な防カビ対策をする

【お風呂の工夫】定期的に本格的な防カビ対策をする

我が家では、「防カビくん」という防カビくん煙剤を2~3カ月に一度使っています。防カビくん煙剤は、天井から壁へ広がってカビを予防してくれるものです。お風呂のカビは、天井についてしまうと、浴室をきれいにしてもカビがつきやすくなってしまうそうです。

シャンプーボトルやおもちゃなどもお風呂内に置いて使うと、一緒にカビを予防してくれます。カビが生えにくくなったような気がします。

【お風呂の工夫8】バススリッパは、洗濯機横にひっかけて収納

まな板ホルダーでお風呂スリッパを干す

靴底の裏が濡れたスリッパをそのままにしておくと、すぐにカビが生えてしまいますよね。そこで、このようにしてひっかけて収納しています。

ひっかけているのは、実は100円ショップキャンドゥで購入した「まな板シートホルダー」です。ステンレスの長さと傾きがバススリッパにぴったり合います。

ひと工夫で、いつでもリラックスできるお風呂に

いかがでしたか?
お風呂は水まわりなのでどうしても汚れやすいですが、工夫すればある程度予防できます。いつも家族がリラックスして入ることができるようにスッキリきれいにしておきたいですね。

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