都内の一戸建てに住む、整理収納アドバイザー主婦。もともと片付けと掃除が苦手で、開かずの間が3LDK中2部屋あったのですが、資格取得を機に、家中を片付けました。片付けが苦手な人の気持ちに立って、わかりやすいコラムを書くように心がけています。

段ボールすっきり!まとめて整理におすすめのグッズ【整理収納アドバイザーの片付け術】
私は楽天やAmazonなどの「ネットショップ」のヘビーユーザーです。いろいろとメリットが多いネットショップでの買い物ですが、たまった段ボールの整理が悩みです。そこで今回は、整理収納アドバイザーの私がしている「ダンボールの片付け術」と「便利グッズ」をご紹介します。

わが家の段ボールの保管場所の事例
わが家の場合は、宅配便が届いたら玄関で開けて中身を取り出し、すぐにその場で解体しています。解体後のダンボールの保管場所は、1階。着替えに使用したり、アウトドア用品が置いたりしてある部屋に置いています。

段ボール以外に、古紙回収に出すものやリサイクル処分するものなども一緒に置いています。
新聞の広告や郵便受けに入る不用なチラシは、リビングへ持ち込まないで、ここに一緒にポイっと入れています。
商品パッケージの空箱もここへ。私は、商品パッケージの箱も基本「全捨て」しています。初期不良や返品交換に備えて、しばらく(といっても一週間くらい)保管して、商品を使ってみて問題なさそうなら、処分! 商品パッケージを全部取っておくとなると、かなりのスペースが必要なりますよね。紙製の箱なので長期の保管は害虫も心配だからです。
段ボールだけでなく、郵便物・新聞などの古紙も生活エリアに持ち込まないことが、散らからないコツです。
それでは、段ボールをまとめたり開封する時に使える「便利なグッズ」をいくつかご紹介します。
【便利グッズ1】一時置きに便利な「ダンボールストッカー」
わが家では、空箱や段ボールの一時置きには、山崎実業の「ダンボールストッカー」を使っています。

「frame/フレーム」ダンボール&紙袋ストッカー
山崎実業といえばtower(タワー)シリーズが有名ですが、我が家で愛用しているストッカーは「frame(フレーム)」というシリーズのもの。幅の広いスチール製の板が、しっかりと段ボールをはさんでくます。
組み立て式なので、最初に使う時に2枚のスチールをドライバーでネジ留めし、キャスターをつける必要があります。でも、とても簡単な手順なので、ひとりでも短時間で組み立てられます。
この「ダンボールストッカー」について良いな!と思った点を、いくつか挙げてみます。
【便利なワケ1】段ボールが倒れず、すっきりする

ダンボールストッカーがないと、なだれのように倒れてくることがありますよね。
ダンボールストッカーに挟むと、段ボールが倒れることもなくスッキリと収まります。
【便利なワケ2】大小さまざまな段ボールをしっかり支えられる

こんなふうに大きな段ボールを立てた場合でも倒れず、安定感があります。
【便利なワケ】ダンボールを大量に収納できる

スチール板がほどよくしなるので、段ボールの量が多くてもちゃんと収まります。
約5kgまでの重さに耐えることができ、大量の段ボールでもしっかりと収納できます。
【便利なワケ3】壁のクロスが汚れない

壁に立てかけないので、壁のクロスが汚れないというメリットがあります。
【便利なワケ4】ダンボールストッカーに挟んだまままとめられる

段ボールを資源ゴミなどに出すときには、ばらけないように一つにまとめる必要がありますね。キャスターが付いていて高さがあるので、下側を通す時にも持ち上げる必要がありません。
【便利なワケ5】キャスター付きだから、移動がラク

本体部分はスチール製なので、まあまあの重さ(約2.3kg)はありますが、キャスター付きなので移動は簡単です。
私は2年半前くらいにこの「ダンボールストッカー」を購入しましたが、買ってからは一時置きしている段ボールの見た目が悪かったりすることやなだれが起きることに対するストレスがなくなりました。
使い勝手も、段ボールを解体してサッとはさむだけなので、とてもスマートです。なくても暮らせますが、あると超便利! 買ってよかった!と思ったアイテムです。
【便利グッズ2】ラクにまとまる「ハンディラップ」

わが家の場合は、段ボールをまとめる時に、紐ではなく100均で買える「ハンディラップ」を使っています。
片手でクルクルと巻くことができるので、段ボールを手早くまとめることができます。
【便利なワケ】新聞もゆるみにくい

雑誌や新聞なども、ヒモで結ぶより簡単で、しかもゆるみにくいです。伸縮性があってきっちりとまとめることができますが、強く引っ張ると切れるのでハサミも必要ありません。
【便利グッズ3】開封に便利「ダンボールカッター」

段ボールを開封する時に欠かせないのが、カッター。この「ダンボールカッター」を使ってみたら、便利過ぎて手放せなくなりました。丸いケースを上に開くと、小さな刃がついています。
切れなくなったらこの刃を反転させれば、また新しく使えます。さらに替え刃だけ販売されているので、本体を買い替える必要がなくエコです。
【便利なワケ1】刃物厳禁の梱包物にも使える

配達物には、刃物厳禁のものもありますが、段ボールの厚みくらいしかない小さな刃だから、安心です。
【便利なワケ2】緩衝材の空気抜きにも使える

緩衝材も、このカッターを使って空気を抜いています。
【便利なワケ3】封筒のカットにも使える

刃を平らに当てると紙を一枚だけカットすることができるので、封筒の開封にも使えます。
【便利なワケ4】マグネット内蔵で収納場所にも困らない

なんとマグネットが内蔵されているので、鉄製の場所に貼り付けることが可能です。
玄関扉にペタリ。パッと手に取って使えるのに目立たない。シンプルで最高です。
郵便物の開封がその場でできる「ペーパーナイフ」

ハサミの片方のような、スマートなデザインのプラス社製のナイフ。経産省のグッドデザイン商品にも選定されています。
ダイレクトメールなどの郵便物は、ハサミで開けるのが面倒で放置しがち。開封して家族に中身だけを渡すようにしています。そうすると、すぐに内容を確認してくれて放置されることがありません。
【便利なワケ】封筒の切れ端がゴミにならない

ペーパーナイフを使えば、封筒の切れ端をキレイにカットすることができ、ゴミになりません。
手で破くと封筒の開封口がきたなくなりますが、ナイフを使えば、気持ちよく保管することができます。
分別がスムーズになった便利グッズ
段ボールはどんなに見た目がきれいでも、荷物の運搬や倉庫などでの保管中に汚れが付着している場合があります。害虫の棲み家になりやすいので、家の中で保管するのは資源ごみやリサイクル回収に出す日までの一時的な期間にしましょう。
段ボールストッカーやカッターなどはなくても生活に支障はないものですが、私はこれらを購入して「開封→分別→保管」が格段にスムーズになりました。
ネットショッピングの利用が多いという方は、あるとかなり役に立つグッズです!ぜひ、チェックしてみてくださいね。
公開日:2021/10/25
更新日:2025/3/11
