家事のコツや収納術、インテリアやおでかけにまつわる話などを通して「わたしらしい暮らし方」をご提案します。
コンロ奥で排気口が汚れるのを防いでくれる排気口カバー。最近では薄型やラック付きなどいろいろなタイプがありどれを選べばいいのか迷う人も多いかもしれません。
そこで今回は排気口カバーのおすすめをご紹介。ぜひ参考にしてください。
排気口カバーって何がいいの? デメリットは?
ガスコンロやIHクッキングヒーターの排気口は、調理中に飛び散る食材や油が入って汚れやすい上、掃除がしにくい場所です。そんな排気口の上に置いて汚れを防止できるのが排気口カバー。
排気口カバーを置くとどんないいことがあるのでしょう?
- 排気口にゴミが入るのを防ぐ
- 汚れてもお手入れが簡単
- 形によっては調味料や鍋の一時置きとして使える
上記のようなメリットがある排気口カバーですが、魚焼きグリルを使うときは外す必要があります。排気口カバーをつけたままだと、熱や煙が逃げず故障ややけどの原因になる恐れがあるためです。魚焼きグリルをよく使う人にとっては、この点がデメリットになるかもしれません。ただ、片手で倒したり奥にずらすだけで外せるものあるので選ぶ際にチェックしてみてください。
排気口カバーを選ぶときはココをチェック
買ったけど使い物にならなかったということにならないためにも、選ぶ際のポイントを確認しておきましょう。
【1】魚焼きグリルをよく使う?「形」をチェック
排気口カバーは主に「斜めタイプ」「フラットタイプ」「ラック付きタイプ」の3つの形があります。魚焼きグリルをよく使うのか、コンロ周りの収納を重視したいのかによって使い勝手のよい「形」が変わるので、特徴を知って自分が使いたいシーンに合ったものを選びましょう。
魚焼きグリルを使わないなら、ちょい置きできる「フラットタイプ」
魚焼きグリルを使わない場合は、排気口カバーを外す必要がないので、カバー部分が平らになったフラットタイプがおすすめ。調味料置きや調理中の鍋の一時置きとして使えます。
魚焼きグリルをよく使うなら、簡単に外せる「斜めタイプ」
魚焼きグリルをよく使うなら、カバー部分が斜めになったタイプがおすすめ。後ろ側にパタンと倒すだけで排気口から外せるので、忙しい調理中にも便利です。ただしカバー上を収納スペースとしては使えません。
コンロ周りにいろいろ収納したいなら「ラック付きタイプ」
排気口上のスペースを収納として使いたいなら、排気口カバーと収納ラックが一体型になったタイプがベスト。魚焼きグリルをよく使う人は、カバー部分をスライドするだけで排気口から外せるタイプがおすすめです。
【2】「サイズ」選びは?コンロを測ってチェック
排気口カバーはコンロにぴったり合ったサイズを選ぶことが大切。小さすぎると設置できず、大きすぎると邪魔になってしまいます。まずはコンロ周りや排気口部分のサイズを計って、以下の点をチェックしましょう。
- 幅……固定タイプと伸縮式の2種類がある。固定タイプは一般的なコンロに合わせて「60cm幅」か「75cm幅」が主流。引っ越しの予定がある場合や特殊なサイズのコンロには「伸縮式」がおすすめ。
- 奥行き、高さ……IHの熱源やガスコンロの五徳、コンロ周りにあるガスの元栓やラックなどと干渉しないかチェック。
またコンロの高さが排気口カバーのすき間の高さより高いと、排気口カバーがうまく設置できないことも。写真の矢印部分の高さも忘れず確認しておきましょう。
ちょい置きに便利な「フラットタイプ」のおすすめ
天板に調味料や鍋を置けるフラットタイプ。コンロが渋滞していても、アツアツの鍋やフライパンを一時置きできて、調理の時短になるのがうれしい点です。
【60cm幅】フライパンが置けるtowerの薄型デザイン
わずが2.5cmの高さで、置きっぱなしでも存在感を主張しないのが魅力。薄く扱いやすいので、グリルを使うときにサッとずらせるのもうれしい点。耐熱温度200度で熱いフライパンの一時置きとしても重宝します。
【60cm幅】奥行が伸縮!壁とのすき間をしっかりカバー
カバーが手前に引き出せるタイプ。コンロ奥の壁とのすき間をしっかりカバーします。フラットタイプなので、調味料の収納スペースとしても活躍。耐荷重が10kgあるので、中身の入った重い鍋も置けて調理の時短につながります。
【60cm幅】スパイスが手に取りやすい棚タイプ
少し高さがあり、排気口カバー上に置いたスパイス類が取りやすいタイプ。耐荷重が8kgあるので、重い鍋も置けて便利。ただし熱いままは置くのはNGです。
【60cm幅】お手入れラクラクのステンレス製
高さが3.5cmですっきり置ける排気口カバー。一枚板のステンレスでできていて、継ぎ目がなくお手入れ簡単なのがうれしい点。接地面にはすべり止め付きで、作業台を傷付ける心配がありません。同じシリーズに白と黒もスタンバイ。
【60cm幅】ぴったりが見つかる、カラバリ豊富な排気口カバー
ベーシックなブラックやグレージュの他、ペールピンクやペールブルーなど6色のカラーバリエから選べる排気口カバー。丈夫なスチール製で熱い鍋も置けて機能性も抜群です。サイズは他にも、75cm幅、3連コンロ対応の90cm幅がスタンバイ。
【60cm幅】大人かわいいマーブル柄の排気口カバー
高級感のあるマーブル模様が特徴。インテリアにこだわったキッチンに似合う排気口カバーです。写真のグレーの他にホワイトもスタンバイ。60cm幅の他に75cmと90cmもご用意しています。
【75cm幅】ワイドでも圧迫感のない薄型towerデザイン
高さ2.5cmで目立たず排気口をカバー。薄いので大きなフライパンや鍋もコンロにはみ出して置くことが可能。白と黒の2色から選べます。
【75cm幅】重い鍋もラクラク置ける日本製
オールステンレスでお手入れがラクな排気口カバー。耐荷重は15kgで頑丈に作られているので、中身の入った鋳物鍋を置いても安心です。
【90cm幅】3連コンロ対応の薄型フラットタイプ
3連コンロのトリプルワイドIHにぴったりの排気口カバーです。薄型で目立たずコンロ奥にフィット。壁に立てかけたり奥にずらして簡単に外せます。マットなブラックとつや消しのシルバーの2色展開。
【伸縮式】75cmまで伸びるtowerの薄型
44.5~75cmまで伸縮。小さいコンロからワイドなコンロまでぴったり設置できます。高さ2.5cmの薄型タイプで圧迫感なく設置できるのが◎。熱い鍋も置けます。
【伸縮式】奥行ワイドで隙間の汚れをしっかりカバー
奥行きが14cmあるのでコンロ奥の隙間までしっかりカバーできる排気口カバー。すべり止め付きでフライパンや鍋を置いてもズレないのがうれしいポイントです。
【伸縮式】すっきり置けるオールステンレス製
ステンレスの作業台やガスコンロにすっきりなじむタイプ。オールステンレスで、サッと拭いて汚れを落としやすいのが◎。立て掛けてもズレにくいすべり止め付き。
排気口から手軽に外せる「斜めタイプ」のおすすめ
片手で奥に倒すだけで排気口をオープンにできる斜めタイプ。シンプルなつくりでお手入れがラクにできるのもうれしいところです。
【幅60cm】べラスコート加工でお手入れ簡単
特殊加工により、水拭きだけで油汚れをサッと落とせる排気口カバー。幅60cmのコンロ用ですが、背面のスタンド部分が60.6~64.6cmまで伸縮するので、コンロにきっちり合わせて設置したい人におすすめ。写真の白の他、黒もご用意。
【幅60cm】サビに強く清潔感のあるステンレス製
丈夫で長く使えるステンレス製の排気口カバー。継ぎ目がなく拭きやすいのがうれしい点。ガンコな汚れは丸洗いしてきれいにできます。日本製で細部まで丁寧に作られています。
【幅60cm】やさしい雰囲気の木目調デザイン
木目調デザイン上品な印象の排気口カバー。木でできたアイテムやグリーンとの相性抜群。北欧やナチュラルなインテリアによく似合います。カラーは写真のナチュラルの他、濃いめの木目とブラックスチールを合わせたブラウンがスタンバイ。
【75cm幅】継ぎ目がなくひと拭きできれいにできる
75cmのコンロに対応した排気口カバー。カバー部分に継ぎ目がないので、ひと拭きで簡単にお手入れできるのがうれしい点。スタンド部分で幅を微調整できてぴったり設置できるのも◎。白と黒の2色展開です。
【伸縮式】キッチンにスタイリッシュになじむtowerデザイン
幅45~82cmまで伸縮して特殊なサイズのコンロにも対応。towerらしいシンプルなデザインが魅力。水や油に強い粉体塗装でサッと拭くだけでお手入れできます。汚れがひどいときは丸洗いもOKで、きれいな状態をラクにキープできます。白と黒の2色展開。
【伸縮式】丸洗いOKでキレイに使えるステンレス製
幅55~77cmまでスライドする排気口カバー。コンロにぴったり合わせて使いたい人におすすめです。日本製の丈夫なステンレスでつくられていて長く愛用できるアイテム。丸洗いできてお手入れが簡単にできるのがうれしいポイント。
【伸縮式】3連コンロの排気口もカバーできるワイドタイプ
幅約49~90cmまでのコンロに設置できる伸縮式の排気口カバー。コンロが横に3つ並んだトリプルワイドIHにも設置できます。しっかりとしたスチール製で長く使えるのも嬉しい点。引っ越しでコンロが変わる可能性がある人にもおすすめです。
コンロ奥に収納が増える「ラック付きタイプ」のおすすめ
デッドスペースを活用できる収納ラック付きタイプ。マグネット収納アイテムがくっついたりフック付きでツールを掛けられたりと、小物も収納できるものをピックアップしました。
【60cm幅】スライドするだけで排気口オープン
下段は排気口カバー上段は鍋が置けるラックになったアイテム。グリル使用時は、カバーをスライドするだけで排気口をオープンにできます。マグネットがついたりラック部分を鍋蓋ホルダーとして使えたりと、マルチに活躍するアイテム。白と黒から選べます。
【60cm幅】奥行きスリムなステンレス製
奥行き16cmでスペースが限られたコンロでも使いやすいアイテム。3連フック付きでお玉やフライ返しを掛けられるのも◎。魚焼きグリル使用時はカバー部分を取り外す必要があります。
【75cm幅】滑らず置けるシリコンマット付き
ラック上段にシリコンマットがついて、熱い鍋やフライパンを置いても安心。丈夫なスチール製で、本体5kg、排気口カバー1kgの耐荷重があり、収納ラックとしても便利に使えるアイテム。カバーはスライドするだけで簡単に排気口上から外せます。
黒?白?こだわりの排気口カバーでキッチンを快適に
排気口カバーは、カラーを黒か白かで選べるものも多く、どちらの色にするか迷うことがあるかもしれません。そこで姉妹店「リビングート 楽天市場店」で2023年の上半期に売れた排気口カバーを調査したところ、売上1位は、「tower フラットタイプ(W60)」の黒、2位は同じアイテムの白となっていて、1位の黒は2位の白の2倍ほどの数が売れていました。黒のほうが人気、といいたいところですが、全体的にみると白を買っている人も多く、どちらも人気が高いという結果に。よけい迷う……という声が聞こえてきそうですが、レビューでは、コンロの色に合わせて目立たない黒を選んだという声と、コンロ周りの作業台や壁に合わせてインテリアになる白を選んだ、という声があがっていたので、参考にしてみてください。
排気口カバーはコンロ上にずっと置きっぱなしになるアイテム。だからこそ、デザインや色にもこだわって選びたいですね。ぜひお気に入りの1台を見つけて、キッチンを快適な空間にしてください。