家事のコツや収納術、インテリアやおでかけにまつわる話などを通して「わたしらしい暮らし方」をご提案します。
インスタ映えもするワンプレートランチって、憧れですよね。でもおしゃれな盛り付けにするのはちょっとハードルが高い……。そんな人にうってつけなのが、仕切りが付いたお皿「ランチプレート」です。
中には子供がお留守番するときに、お昼ご飯の作り置きにぴったりなものも。
今回はそんなランチプレートの魅力に迫ります。
ランチプレートとは? 人気のワケ
仕切りのあるお皿「ランチプレート」。おかずやサラダ、デザートをひと皿に盛りつけられると最近注目のアイテムです。
インスタ映えする盛り付けをしたいと思っても、普通のお皿(ワンプレート)だとちょっとセンスがいりますよね。キレイに盛り付けたつもりが「バイキング皿のようにごちゃごちゃになってしまった」なんてことも。でも仕切りの付いた「ランチプレート」なら、このごちゃごちゃ感を簡単に解消できます。
またランチプレートなら一度にいろんなおかずを盛り付けられるので、洗い物も少なくなるのもうれしい点です。
家族の中にお弁当を持参している人がいれば、ついでに一緒に作ってランチプレートに入れておくといった使い方も便利です。
- ひと皿に盛り付けられるので、洗い物が少なくなる
- 仕切りがついているので、盛り付けが簡単
- フタ付きのものを買えば、作り置きにも活躍
ランチぐらい手軽にすませたいと思っている、そんなママたちの願いを叶える時短アイテムといえます。
ランチプレートの選ぶときのポイント
気軽にカフェ風ランチを楽しめるランチプレート。ただお皿と同じように、ランチプレートによって食卓の雰囲気がガラッと変わってきますので、ポイントをおさえてセレクトしましょう。
「サイズ」と「カタチ」はどれを買うのが正解?
サイズは21~27cmぐらいのものがほとんどです。1枚目のランチプレートには、26㎝ぐらいの大きめのものを選ぶのが正解。複数の料理をのせて「ごちゃっとした感じ」がでてしまうのは、お皿に適度な余白がないからです。自分がイメージしているより、ひと回り大きめを選ぶと安心です。
カタチに迷ったら、普通のお皿と同じ感覚で使える「丸型」を選ぶのが正解。「正方形」も盛り付けがサマになりやすく料理映えは◎。ただ作り置き用に使うなら、冷蔵庫にデッドスペースができない「長方形」がおすすめです。しかも長方形なら、家に居ながらにしてお弁当気分が味わえますよ。
またキッズ・ベビー用食器として使うなら、乗り物やキャラクターの形をしたものを選ぶのも手。小さな子供も喜ぶ食卓になりますよ。
料理のイメージが変わる!「素材」の選び方は?
ランチプレートは、主にプラスチック製、木製、陶器製のものがあります。
- 磁器・陶器製……料理を選ばないので使いやすいものの、スタッキングできなかったり重く割れやすいので扱いには注意が必要です。
- 木製……軽くて割れにくい反面、電子レンジ不可のものがほとんど。ただ、天然素材ならではのぬくもりがあり、その雰囲気だけでカフェ風に仕上がるのが魅力です。
- プラスチック・樹脂製……軽くて耐久性があるので、子供用にもおすすめ。フタが付いたものや深めのもの、スタッキングできるものなど種類も豊富です。ただ、色移りしやすいのが難点です。
「深さ」や「仕切りの数」など、使いやすいのは?
仕切りの数はだいたい2~3ぐらいのものがほとんど。最も使いやすいのは、メイン、副菜、デザートと分けられる3つのタイプ。ただ品数を少なくすませたいというあれば、仕切りが2つタイプを選んでもよいでしょう。
また、煮込みハンバーグのようにソースをたっぷり使うメニューを盛り付ける可能性があるなら、深めのものをセレクトしましょう。さらに深めタイプは、つゆが必要な麺類の盛り付けにも使えますよ。ただし、見た目重視のひと皿に仕上げたいなら、浅めタイプの方がサマになりやすいでしょう。
また家族分をセットでそろえるなら、仕切りが邪魔にならないスタッキングできるものを選ぶ方がベター。さらに、作り置きしたり、冷蔵庫に保存するならフタ付きのものをセレクトしたいところです。
また、頻繁に出番がありそうなら、食洗機対応かどうかも忘れずチェックしましょう。
おしゃれなランチプレートおすすめ18選
ランチプレートは作るメニューをイメージしながら、セレクトすると◎。スタンダードに使えるものから子供用まで、おしゃれなものをセレクトしたので参考にしてみてください。
永遠のスタンダード「白いランチプレート」
クリーンコート ホワイト(21cm)
クリーンコート加工がされた合成漆器のランチプレート。軽くて割れにくいだけではなく、撥水性が高く汚れが落ちやすいのが特徴です。一人用のおかずをのせるのにぴったりな21cm以外にも27cmの大きめサイズも。
丸利玉樹利喜蔵商店 軽量ランチプレート(24㎝)
磁器製ながら、通常のものより軽い設計で扱いやすさも考えられた1枚。写真の長方形ほか、丸、楕円、正方形もあるので、レパートリーによって選んでみて。
「CORELLEコレール」ランチプレート(26㎝)
全面積層強化ガラスで割れにくく丈夫なだけでなく、オーブンレンジも食洗器OK、スタッキングでできると使い勝手抜群。ランチだけでなく、朝食から夕食まで活躍する1枚です。
「カームディッシュ」ランチプレート(27cm)
樹脂に表面塗装をしたランチプレート。表面塗装には、日本三大漆器「山中塗」の技法を使っているので、安っぽさがないのも魅力。色はホワイトとグリーンを用意。
レトロモーダ(26㎝)
ネイビーとレッドのラインがフレンチシック。ホーローライクなので、パンケーキやスイーツを盛りつけてもサマになります。カフェ風プレートに単位に仕上げてくれる一枚です。
家族で色別に使って正解「カラーバリエ豊富なランチプレート」
「matratt」エマリエワンプレート(24cm)
プラスチック製ながらホーロー風の見た目がかわいいひと皿。食パンにぴったりなサイズ感で朝食にも活躍しそう。色はブルー、イエロー、チャコール、レッド、ホワイトの5色を展開。
「ROCCO」プレート(27cm)
マグホルダーも付いたプレートは、ミリタリーチックな色合いでアウトドアにぴったり。バンブーファイバーでできていて、割れにくく地球にもやさしい一枚。
和食にもぴったり「木の風合いを生かしたワンプレート」
「SEE」ワンプレート(21cm)
プラスチック製ながら、木の風合いをだすために職人がひとつひとつ手塗りで作ったこだわりの一枚。電子レンジ・食洗機もOK。27cmの大きめのバリエもあり。
木製ランチプレート(25cm)
天然の木目を生かした素朴な一枚。トレイのように浅めなので、サンドイッチやバゲットを盛り付けても決まります。他にもガパオライス、パッタイといったアジアン料理にもぴったりです。
UCHIBEN家弁(26cm)
フタには木目、本体は漆器風に作られたランチプレート。お魚や揚げ物などを盛り付けると、幕の内弁当風に仕上がります。
作り置きにぴったり「フタ付きランチプレート」
「&NE」楽ラク!ランチプレートRakura(26cm)
料理が映えるくすみカラー3色をスタンバイ。色違いで購入すれば、家族の誰のものか一目瞭然。レンジはもちろん食洗機にも対応して、使い勝手抜群です。
楽弁(26㎝)
外側はグレー中側はホワイトで、和洋問わずどんな料理にもしっくりくるデザイン。ほかにもベージュカラーもあり。どちらも人気商品で、ハウジーと姉妹サイトのみでしか買えないオリジナル商品です。
つゆだくメニューや麺類に「深めのランチプレート」
「caston」ランチプレート
ざらざらとした質感とグラデーション塗装が施され、鋳物ホーローのリッチ感を再現。料理を引き立てるようこだわったベージュとブルーのニュアンスカラーが大人かわいい印象です。
IN/OUTDOOR 角プレート
程よい深さの仕切りがついた角プレート。マットな質感と落ち着いたカラーで、いつもの食事がカフェ風に。キャンプやBBQなど、アウトドアシーンにもおすすめです。
お子様ランチ気分で楽しめる「子供用ランチプレート」
キッズ食器は扱いやすいプラスチック製を選んで正解。お子様ランチっぽく盛り付けて、ランチタイムを楽しんで。
キントー KINTO「BONBO」プレート(24㎝)
ライフスタイルに寄り添ったプロダクトがそろう「キントー」。その子供用食器シリーズ「BONBO」から出された一枚。甘すぎない絶妙なくすみカラーで、子供が成長した後も長く使えるお皿です。
「isso ecco Animal 」ランチプレート(21cm)
写真のタテに仕切りのあるタイプと、横に仕切りのあるタイプがスタンバイ。気分があがるカラフルな色合いで、ランチ時間をハッピーに彩ります。
ブナ製うさぎランチプレート
ブナを使った木製の子供用ランチプレート。ほかにも「くじら」、「くま」、「くるま」型も用意。はじめての食器としてもぴったりの一枚です。
きかんしゃプレート食器セット
きかんしゃトーマスを模した食器。パーツは煙突下の機関部分、車両、車輪に分かれているので洗いやすさも◎。旗を立てたり、タコさんウィンナーを入れたり……お子様ランチ感覚で楽しみたいプレートです。
サッカーランチプレート(21cm)
サッカー好きな子供心をくすぐるピッチデザイン。同シリーズには野球場を模したラウンド型も。プラスチック製で割れなにくいので、使い勝手も文句なし。
インスタ映え「ランチプレート」の盛り付け方のコツ
仕切りで区切られているランチプレート。盛り付けが難しいイメージがありますが、ポイントを押さえれば、とても簡単に盛り付けることができます。
料理写真を得意とするフォトグラファー兼ライターのharu.さんにランチプレートの素敵な使い方を教えてもらいました。
haru.
料理写真家。料理フォトグラファーとして活躍するだけでなく、旅行や料理に関する記事も執筆。料理写真講座の講師も担当。料理好きを生かしたInstagramアカウントも運用中。
写真映えする盛り付け方のコツ
▲写真撮影:haru.
写真映えを意識するなら「まず主食(ごはんやパンや麺類)か主菜(メインの料理)を、大きいスペースにいれてしまうことが大事です。ごはんやパスタなどの主食や、ハンバーグなどの主菜(メインの料理)はスペースを一番必要とします。最初に場所を取る主食や主菜を大きいスペースに入れてしまうことで、あとの盛り付けが簡単に。それから、残った小さいスペースに副菜やデザートを入れれば、あっという間に素敵なワンプレートが完成します。
また、主菜を大きいスペースに入れる場合には、ご飯やパンなどの主食は別皿にいれて用意したり、小さめのおにぎりにして小さいスペースにいれてもOKです。」
コツをつかめば簡単です。ぜひさまざまおかずの盛り付けにチャレンジしてみてくださいね。
アイデア次第で「ランチプレート」使い勝手は抜群に
サラダにパン、デザートを並べるのは定番ですが、他にもいろんな使い方が。ここでもランチプレートを活用アイデアをharu.さんに教えてもらいました。
子供にはお弁当、自分はランチプレートでまとめて作り置き
▲写真撮影:haru.
「あらかじめ主食やおかずを盛り付けておき、食べる際に電子レンジで温め直すといった使い方もできます。」とharu.さん。
お弁当が必要な家族がいたら、家で食べる家族分をランチプレートに一緒に作っておくという手も。そうすると、おかずをまとめて作れるので、時短にもなりますよね。
スイーツを盛り付けて、カフェ気分
▲写真撮影:haru.
スイーツとフルーツを盛り付けるだけでかわいいスイーツプレートが完成。
「ホットケーキやロールケーキ、ワッフルなどを盛り付けてみてください。来客時にも、スイーツのワンプレートでおもてなしをしてみて!」とharu.さん。
和食を盛り付けてもサマになる!
▲写真撮影:haru.
おにぎりとたまご焼きなど、和食でまとめてもOKです。
「和風ランチには落ち着いた木製やブラウン系のランチプレートを使うのがおすすめ」とのこと。
お味噌汁やお魚を追加すれば、しっかりした定食にもなります。
麺類もひと皿で!洗い物ラクラク
▲写真撮影:haru.
うどんと薬味、つゆがランチプレートひと皿で完結します。
「フタのあるタイプのランチプレートに盛り付け、フタをして冷蔵庫にいれておけば、お昼にはひんやり冷たい麺類をそのままいただくことができますよ」。
お酒のつまみをのせて夜に一杯
▲写真撮影:haru.
お酒のつまみ、オードブルをのせてるのにもぴったりです。
「毎日の晩酌タイムだけでなく、ホームパーティーなどゲストを招くシーンなどにもおすすめですよ!」
ランチプレートを使いこなして家事の時短を
またセンスがなくても、ワンプレートランチのような映える料理に簡単にしあげてくれるランチプレート。アイデア次第では朝食から、おやつ、夜ごはんから晩酌までフルタイム使いこなせる万能プレートでもあります。
また、お家で手軽にお弁当や機内食、カフェ気分を味わえるといった面もうれしい点。
「お昼のメニューがマンネリ化した」というときこそ、取り入れてみてはいかがでしょうか。
今回ご紹介したランチプレート以外にも、おすすめのランチグッズを下記でご紹介しています。そちらもぜひチェックしてくださいね。