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【やめ家事リポート9】「トイレブラシ」をやめた

【やめ家事リポート9】「トイレブラシ」のやめ人さんに突撃

掃除

ズボラ主婦ひらこが「やめていい家事」を達人に聞いて実践レポする連載シリーズ。

今回のやめ家事は「トイレブラシ」。
トイレブラシの管理やめたらどうなった? 気になる実際のところをリポートします。

中学生、高校生、大学生の娘3人を持つズボラ主婦。娘3人+夫という家族構成だけに、毎日家事の時短を追求。その結果、時短アイテム、手抜きネタのエキスパートに。現在「やめ家事」の連載中。

「トイレブラシ」のやめ人さんに突撃!

「♪トイレには~それはそれは素敵な~女神様がいるんやで~」の歌を聞いて、私もべっぴんさんになれるかな~とトイレ掃除をがんばっていた若い頃。
時がたち、べっぴんさんどころかキレイなトイレも諦めがちな今日この頃。

トイレ掃除と言えば、最近トイレブラシをやめる人が多くなっているみたいです。
やめ家事企画で男女100人に聞いたアンケート「やめた家事トップ10」でも、「トイレブラシをやめた」が8位にランクイン!

「女神様、トイレ掃除はやめないのでトイレブラシはやめてもいいですか……?」ということで、今回やめる家事はトイレブラシの管理。
さっそく、トイレブラシをやめたというやめ人さんにお話を聞きに行きました。

〈今回のやめ人〉

  • 20代(女性)
  • 一人暮らし
  • マンション

【突撃1】トイレブラシと決別! そのきっかけは?

社会人6年目。仕事をバリバリこなしながらも、さわやかな笑顔がまぶしい今回のやめ人さん。トイレブラシをやめようと思ったきっかけは何だったのでしょう。さっそく聞いてみました。

「 私は一人暮らしなので、自分でトイレ掃除をしているんですが、トイレブラシをきれいに保つのが苦手だったんです。家にはトイレブラシを洗える場所もなくて、トイレ空間に不衛生なまま置いているような気がしてストレスに感じるようになって。」

たしかに。一人暮らしのお部屋だと洗う場所が限られますよね。

「それで、市販の流せるトイレブラシを買ってみたんです。CMで見て、これならトイレブラシの管理をしなくていいからストレスにならないだろうなと思って使い始めました。」

流せるトイレブラシは、トイレに流せる素材のブラシに洗剤が浸み込んでいて、1回で使い捨てにできる商品ですよね。私も店でよく見かけます!

【突撃2】流せるブラシでお悩み解決?

やめ人さんのストレスを解消すべく取り入れた流せるトイレブラシ。実際使ってみてどうだったのか聞いてみました。

「流せるトイレブラシは、使ったらそのままブラシを流せるのがすごくラクだったんです。置いているときに場所をとらないのも気に入っていました。でもしばらく使っていると、ちょっと気になることが出てきたんです。」

ブラシを流せるって革命的ですよね。やめ人さんのお悩み一発解決!かと思いきや……。気になることっていったいどんなことなのでしょう?

「流せるトイレブラシは柄の先にブラシをはさむんですが、掃除のたびにはさむのが面倒になってきたんです。しっかり掃除するときはまだいいのですが、ちょっと汚れをとりたいだけのときも、ブラシをはさまないと掃除できないのが手間に感じるようなってきて……。」

たしかに。汚れが気になったそのときに、ちょこちょこっと掃除したいときもありますよね。普通のトイレブラシならこするだけだけど、流せるトイレブラシはその前にひと手間必要ということですね。

【突撃3】やめるやめない……まさかの結末に!?

メリットもあるけど、使っているうちにデメリットも感じ始めたというやめ人さん。気になることはまだあったようです。

「最初から分かっていたことではあったんですが、ブラシの替えが高いなと思うようになって……。1回で捨ててしまうので、もったいないなと思うようになってしまったんです。

それで実は……今は流せるトイレブラシをやめて、普通のトイレブラシを使っているんです。でも、やっぱりトイレブラシはやめたくて……。他にいい方法がないか探しているところなんです。」

な、な、なんと!トイレブラシをやめるための「流せるトイレブラシ」だったけど、それもやめてしまっていたのですね。

そういえば、ハウジーマガジンで活躍中のお掃除ブロガーよしママさんも「【お掃除ブロガーの愛用アイテム】買い替え続けてわかった「トイレブラシ」の結論」の記事で、使い捨てのトイレブラシをやめた体験を紹介されていました。

「流せるトイレブラシ」のメリットやデメリットを教えてもらった私ですが、実は私にとってはずっと気になっていたアイテム。やっぱり実際に自分で使って使い心地を試してみたい!
それに「流せるトイレブラシ」について調べていると、SNSで「流せるトイレブラシの柄の代わり」として使えるモノが話題になっているよう。そこで、その話題のアイテムも合わせて、実際に試してみることにしました!

マネしたらどうなった? ズボラ主婦の実録レポート

【レポート1】本家と話題のアイテムを使ってみた

さっそく、本家の「流せるトイレブラシ」と、SNSで話題のアイテムを使い比べてみました。

「流せるトイレブラシ」を使ってみたら?

最初に試してみるのは、本家の「流せるトイレブラシ」。

流せるトイレブラシ

柄の先端にブラシを挟んでみると、たしかに「ブラシを差し込んで青いつまみを引いて固定させる」という方法がちょっと難しく感じるかも……。はずれないようにしっかり固定できてるのかな?と少し不安な気持ちにもなりました。

トイレを洗うときは、たっぷりの洗剤で便器全体をきれいにできて、柄の先のほうが曲がっていてフチ裏の掃除がしやすいところが掃除しやすいと感じました。

無印良品 柄付きスポンジの柄を使ってみたら?

次に使ったのは「無印良品 柄付きスポンジの柄」。

柄付きスポンジと流せるトイレブラシ

こちらはトングのようになっているので、ブラシを先に挟むだけ。リングをスライドすれば、挟んだ状態でしっかり固定できるので、ブラシをセットするのが簡単でした。

この状態でトイレを洗ってみると、便器の広い面を洗うのは問題ないのですが、フチ裏を洗うのがちょっと難しい。そのままだと柄がフチに当たってしまうので、手をぐっと便器に寄せてゴシゴシしなくてはならないのが大変かも……と感じました。

マーナのトイレスティックを使ってみたら?

本家、話題のアイテム、と試して、それぞれのメリットデメリットを実感。その上でもっと使いやすいものはないかな~と探していたところ、こんな商品が目にとまりました!

こちらは「流せるトイレブラシの柄」と同じように、洗剤付きのブラシを先端にはさんで使えるトイレ掃除グッズ。機能性とデザインのよさで人気の「マーナ」から発売されています。ぜひこれも試したい!ということで、実際に使ってみることにしました。

<p>まずブラシを挟んでみると「柄の先端に差し入れて柄をスライドさせて挟む」のは流せるトイレブラシと似た仕組み。ただ、はさむ部分にギザギザのすべり止めがあるせいか、マーナのほうが<b>簡単にしっかり挟めている</b>ように感じました。</p>

「マーナ」Stick 抗菌トイレクリーナー

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まずブラシを挟んでみると「柄の先端に差し入れて柄をスライドさせて挟む」のは流せるトイレブラシと似た仕組み。ただ、はさむ部分にギザギザのすべり止めがあるせいか、マーナのほうが簡単にしっかり挟めているように感じました。

これはよさそう!ということで、実際にトイレを洗ってみた感想を次にくわしく紹介します。

【レポート2】マーナのトイレクリーナーはここがスゴイ!

まず感動したのが、流せるブラシががっしり挟まって全然はずれないこと。いつも手袋をせずに掃除している私。力を入れた拍子にブラシがはずれてしまうと、素手で拾ってまた挟むのは抵抗があるし、拾うために手袋をするのは面倒。かといって新しいブラシを使うのももったいない。なので、しっかり挟まってくれるのは、まず第一に安心できるところでした。

トイレクリーナー自体はコンパクトだけど、トイレの水が溜まっているところの底にも十分届く長さ。柄が短いものを使うと、水底の汚れをこするときに危うく手が水につかりそうになってヒヤッとしたことがあるので、この長さもきっと計算されているんだろうなぁと感心。

さらに気になるフチ裏の掃除ですが、マーナのクリーナーは柄の先が90度に曲がっているのがポイント。この角度のおかげで、手を便器に近づけたりあちこち角度を変えたりしなくても、フチ裏掃除がラクにできました。ブラシをフチ裏にフィットさせて、そのまま上に引っ張り上げるようにすると力を入れなくてもゴシゴシこすれるのがよかったです。

そしてさらに「スゴイ!」と思ったのは、「流せるトイレブラシ」だけでなく「トイレのお掃除シート」や「トイレットペーパー」を挟んでも同じように掃除ができること。

マーナの「Stick 抗菌トイレクリーナー」にトイレシートをはさんで掃除


これは、流せるトイレ掃除シートを「マーナのトイレクリーナー」の先端に挟んだところ。コツは厚みが出るように折りたたんで挟むこと。内側のギザギザでがっちりつかんでいるので、流せるトイレ掃除シートでもはずれにくいと感じました。
ただ、本家の流せるブラシに比べるとコシがないので、しっかりこすりたいときには物足りないかも。それに水に濡らすとすぐに溶けてくるので、水が溜まっているところ以外から始めてすばやく終わらせるのがコツかなと思いました。でもお掃除シートを使えばコスパも◎。そんなに汚れてないときや節約したい時にはバッチグーだなと思いました。

マーナの「Stick 抗菌トイレクリーナー」にトイレットペーパーを挟んだら

次にトイレットペーパーを挟んでみると……。9cmの長さで15回折りたたんだもの。こちらは厚みを出すのに結構な長さが必要でした。このくらい厚みがないと挟みにくいのですが、何回も折りたたむのがまぁまぁ手間……。しかも水に濡れるとすぐにもろもろ溶けてなくなってしまう! なので、毎日掃除したいときや便器内全体の掃除には向かないかもしれません。使用後の汚れが気になったときにサッとこすり取るのにはよさそうだなと思いました。

3種類のブラシやペーパーを使ってみて分かったことは、

  • しっかり掃除は「流せるトイレブラシ」
  • 節約したいときは「流せるお掃除シート」
  • サッと汚れを落としたいときは「トイレットペーパー」

と、使い分けるのがよさそうです。マーナのトイレクリーナーを使うと、こんな使い分けできるのが最高に便利だなと思いました。

トイレットペーパーでも掃除できるから、ちょっとだけ汚れが気になるときにもぴったり。「ブラシの替えが高い気がして流せるトイレブラシをやめた」と話してくれた今回のやめ人さんにも教えてあげたいと思います!

【レポート3】毎日トイレを使う家族の反応は?

マーナの「Stick 抗菌トイレクリーナー」を浮かせる収納してすっきり

今回のトイレブラシやめで、前から使っていた普通のトイレブラシはトイレからなくなりました。
代わりにトイレにあるのは「マーナのトイレスティック」。ケースに置いて収納することもできるのですが、私は床に何もない状態にしたくて、フックに掛けて浮かせる収納にしています。

毎日トイレを使う家族も、トイレブラシがなくなっていることに気付いたようで、「すっきりした!」「キレイに見える!」と好評。……いや、見えるだけじゃなくて、実際にキレイになってるはず~。

「トイレブラシのやめ人さん」に突撃して分かったこと

「トイレブラシ」をやめた今回のやめ家事。
実は最初は、使い捨てのブラシは私にはもったいない気がするし、昔から普通のトイレブラシ使ってきたんだから、そのままでもいいかも、と思っていたんです。
でも一度「普通のトイレブラシを置かない生活」をしてしまうと、もう元には戻れなくなってしまいました。トイレブラシがないトイレ空間なんて、今まで半世紀ほどの人生で体験したことがなく、思ったより衝撃の体験だったんです。

ブラシをやめたマイレボリューション
暮らしがラクになるさ~
みんなに伝えたいよ
マイ負担 マイストレス 減らせる~

ちなみに今回のやめ家事で、私が「お気に入り家事道具」に認定した「マーナ Stick 抗菌トイレクリーナー」はこちら。気になった人はぜひチェックしてくださいね!

マーナ Stick 抗菌トイレクリーナー

marnaマーナ Stick 抗菌トイレクリーナー

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※本記事は、メーカーからのサンプル協力をいただいて執筆しています。ただし、記事内容やランキングへの意思決定に関与するものではありません。

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