中学生、高校生、大学生の娘3人を持つズボラ主婦。娘3人+夫という家族構成だけに、毎日家事の時短を追求。その結果、時短アイテム、手抜きネタのエキスパートに。現在「やめ家事」の連載中。

ピンチハンガーが伸び縮みする? 隠れた名品「フリーピンチャー」を正直レビュー
トレジャーハンター「ねこ店長」が、倉庫で見つけたお宝アイテムを発掘する企画。今回はリピーター続出の物干しハンガーがあるとの情報をききつけ調査を開始。
隠れたロングセラーになっているワケとは?真相を求めて、さっそくトレジャーハント!

【口コミ調査】フリーピンチャーの評判は?
物干しハンガー「フリーピンチャー」。実は、私も発売以来ずっと愛用しているアイテムです。これがその実物。

フリーピンチャー
普通のピンチハンガーとは全く全然違う形をしています! フレームが蛇腹状になっていて、そこにピンチがくっついています。普通のピンチハンガーや周囲にぐるりとピンチがついているタイプが多いですが、フリーピンチャーは、ピンチが等間隔になっているのも特徴です。
このフリーピンチャー、発売以来のロングセラー商品。実は、リピーターも続出している、隠れた名品なんです。社内でも愛用者が多いことで知られるアイテム。社内スタッフに実際、どこがよいのか取材してみました。
35歳主婦・ページ制作スタッフY.A.さん「私は15年以上愛用しています。とにかく、洗濯物をサッと取り入れられるところがすごく便利」
42歳主婦・ぺージ制作スタッフN.T.さん「娘にあげました。使いたい場所に合わせられるところがいいみたい。一人暮らしにおすすめです」
実は私も愛用者の一人。実際どこがいいのか、愛用者としてレポートします。
【実力調査】フリーピンチャーは、MAXどのくらい伸びる?
どれぐらい伸び縮みするのか、実際にやってみます。使ったのは、59ピンチの一番大きなサイズ。私も、伸びるなぁとは思っていましたが、どれぐらい伸びるか図ったことがないので、ドキドキ。

これが一番縮んだ形。計ってみたら幅は16cmくらいです。

ちょっと広げるとカチっと止まって、ピンチとピンチの間にちょっとすき間ができます。

次の段階でこれくらい。長方形の物干しハンガーくらいの幅と奥行きになります。もちろんこの長さで使ってもOK。

さらに引っ張ると、びよーんと広がります。ほどよく洗濯物の間にすき間もできて、普段はこれぐらいの長さで使うのがベターです。

もっと引っ張ると、こんなに細くもなります。 横幅はなんと100cm。奥行は20cmくらいになりました!
手で持ってみるとこんな感じ。思ったより、伸びるし、なっ長い!

【人気の理由調査】伸び縮みするフリーピンチャー、実際何がイイ?
すっごいよく伸びることは分かりましたが、伸び縮みすると結局何が便利なのか? リピーターが続出する人気は、どのポイントなのか、実際に使っている人に取材しながら調査しました。
【ポイント1】洗濯物の量によって、長さを調節できる

洗濯物の量によって、自由自在に変化するのが「フリーピンチャー」の最も使い勝手がよいところです。
洗濯物がいっぱいあるときは伸ばして、あまりないときは縮めて使えるというフレキシブルさ。例えば、写真のように、ハンガーにかけたいものが多くてピンチにかけたいものが少ないときは、幅をきゅっと縮めて使えばOK。
私もこのポイントが最も気に入っている点。一人暮らしの人にとっても使い勝手がよいポイントのひとつです。
【ポイント2】風通しを調節できるから、早く乾く

干すものによっては、なかなか乾かないものもありますよね。そのときは長く伸ばして、洗濯物同志の隙間を空けて風通しをよくすることもOK。
「普通のピンチハンガーではなかなか乾かない洗濯物も、これなら早く乾かすことができるんです」と35歳主婦・Y.A.さん。靴下や下着だけでなく、写真のようにタオルを吊り下げれば、タオルハンガーに変身。洗濯物が増える子育て世代に、とってもうれしい点です。
【ポイント3】幅も変えられるから、干す場所を選ばない

長さを変えられる。それはつまり奥行、幅も変えられるということ。
「ベランダが狭いマンションでも、洗濯物が壁にあたらないのが◎」と42歳主婦のN.T.さん。干す場所の幅や長さに合わせて調節できるのが、フリーピンチャーの賢い点。干せるのが選ばないのが一人暮らしにとってもうれしい点。これもロングセラーの秘密といえそうです。
【ポイント4】縮めれば、小さくなるから片付けやすい

ピンチハンガーが大きいと取り込むのも大変……。特に、最近はゲリラ豪雨もあって、ささっと取り込みたい場面も多いですよね。そんなとき、フリーピンチャーは大活躍します。
フリーピンチャーを縮めれば、取り込みやすさがぐんとアップ。実際口コミでも「雨が降ったときでも、縮めてサッと取り入れられる」「縮めれば小さくなるから片付けやすい」という声が社内スタッフの愛用者から集まっています。
【ポイント5】室内でシーツを干すときに便利

びよーんと伸ばせば、シーツのような大物を干すときにも重宝します。特に雨が続いた時は、バスタオルといった大きな洗濯物が乾かない!ということってあるはず。
でもフリーピンチャーなら、風通しを考慮して自在にピンチの間隔を変えられるので、その杞憂もなし。洗濯物のカタチやサイズに合わせられるのもフリーピンチャーの優秀な点です。
【ポイント6】ピンチ上を使って、平干しもできる

ピンチ上部が格子状になっているので、ここを平干しスペースとして使うことができるのもよいところです。特に室内干しをするときには、省スペースで少しでも多くの洗濯物を干したいところ。
デッドスペースになってしまうピンチ上部を有効活用できるので、梅雨や花粉の季節に重宝すること間違いなしです。
【商品調査】サイズ・色が豊富なのも人気の理由
びよーんって伸び縮みするのが、思っていたよりめっちゃ便利。ロングセラーも納得です。しかもバリエーションが豊富なのも売れている理由のひとつです。
ピンチの数は、4種類スタンバイ

フリーピンチャー(59ピンチ)
59ピンチは、マックスの長さで225.5センチ。シーツやバスタオルなど大きめの洗濯物を干すのにもぴったり。縮めたときには約30センチに。ただ本体の重さだけで985gになるので、プラスチック製ピンチハンガーとしては結構重ためです。

フリーピンチャー(44ピンチ)
44ピンチは、マックスの長さ171センチ。3~4人暮らしの人に、ちょうどよいのがこちら。縮めたときは、約23.3センチで急な雨に取り込みやすいサイズ。ただし重さは、 本体だけで890gあるので、洗濯物を掛けたまま取り込む際にはちょっとひと苦労するかもしれません。

フリーピンチャー(29ピンチ)
2~4人暮らしにちょうどよい29ピンチ。長さは、伸ばしたときに約114.5センチ~縮めたときに16.5センチになります。一人暮らしでもつい洗濯物をためてしまうというなら、フリーピンチャーはコンパクトになるので、29ピンチを選んでもよいかもしれません。

フリーピンチャー(14ピンチ)
14ピンチは、最も伸ばしたときに114.5センチ、縮めたときには16.5センチになります。小さめなので、一人暮らしにはぴったり。畳んでしまっておけるため、洗濯物をついついためてしまうという人には2コ使いするのもおすすめです。
色は、ブルー以外に白とグレーもスタンバイ

さらに色も、青(スカイブルー)、白(スノーホワイト)、グレー(ロックグレー)と3色がスタンバイ。家のインテリアや好みに合わせて選んでくださいね。
自分にあったサイズ・色を選べるのもフリーピンチャーの魅力。自分の家族の人数やライフスタイルにあったフリーピンチャーを選んでみてくださいね。

フリーピンチャー
アイテムを見る公開日:2023年2月21日
更新日:2024年2月17日
