LESS IS MORE(より少ないことはより豊かなこと)をコンセプトに、モノの持ち方や向き合い方を見直して「シンプルだけどより豊かな暮らし方」へのシフトをご提案しています。 ついつい先送りにしてしまう……そんな方の背中を押して一歩を踏み出すきっかけになりたいと思っています。
床やソファ、テーブルの上、キッチン、玄関など。家の中のいろんなところにモノが出しっぱなしになっていませんか?
出しっぱなしになるのは「元に戻すのが面倒だな……」という気持ちが一番大きな原因かもしれません。
そこで今回は、S字フックを使った出し入れ簡単な収納方法をご紹介!
ひと工夫して使い勝手のいいお部屋にしてみましょう。
私がS字フックが収納最強ツールと思うワケ
引っかけるだけで簡単に収納を作れる
S字フックを使うと、欲しいところに簡単に収納を作ることができます。
置く収納から引っ掛ける、ぶら下げるという収納に変えてみるだけで、「意外と便利ね」と感じてもらえるはず。
でも、丁寧な収納方法ではないので、ホコリがつきやすいということは押さえておいてくださいね。
ワンアクションで出し入れできる
私もとても面倒くさがりなので、使ったらサッと戻せる環境作りを心がけています。
いわゆる「ワンアクションで元に戻せる」ことが、一番面倒くさくありません。
ワンアクションとはその名の通り、一度の動作で出し入れができることです。
例えば、押し入れの収納ケースの中の箱へモノを戻そうと思ったら、押し入れ、収納ケース、箱と3つのふたを開けることになります。これは3アクション。
S字フックを使えば、これをワンアクションですませられるというわけです。
【キッチン】S字フックの浮かせる収納で、時短が実現
S字フックは、キッチンでも大活躍。
たくさんあってごちゃつきがちなキッチンツールも、浮かせる収納ならワンアクションで出し入れしやすくなります。
使うたびに引き出しや扉を開けて取り出すよりも、ずっと時短になりますね。
よく使うツールは手に取りやすい場所に吊るしてしまった方が楽です。
ツールの色がそろっていると、出しっぱなしでもごちゃついて見えません。
スライサーセットも「箱に入れておくもの」という概念をなくして、S字フックに引っ掛けておけばサッと使えます。
意外と収納しにくいカップですが、この方法なら重ねて崩れ落ちる心配がありません。
番外編ではバナナ。
わざわざバナナ専用のツールを買わなくても、これで十分です。
【クローゼット】S字フックの浮かせる収納で、わかりやすく
S字フックを使った収納は見えることも多いので、多少のセンスも気になるところです。
日常的に使うアクセサリーならこのようにおしゃれにぶら下げるのもあり。
選ぶのが楽しくなりますね。
カバンはクローゼットに突っ張り棒を設置してS字フックを使えばこんなに収納できます。
カバンの型崩れも防ぐことができるますし、何よりすっきりしてわかりやすいですね。
以前、お片付けを依頼されてきた方に「パンツをこんな風に収納したい」とリクエストされてやってみたのがコレ。
初体験でドキドキでしたが、ご主人のパンツ脱ぎっぱなしがなくなったとか! (ベルト通しの部分が伸びないか若干心配……)
【子ども部屋】S字フックの浮かせる収納で、片付けられる子に
お子さんがおられるご家庭なら「自分の身の回りのことは、できるだけ自分でやってもらいたい」というのがホンネですよね。
例えば上着や帽子。
大人はハンガーに掛けることが当たり前にできますが、子供にとっては面倒くさいものです。
それに子供の身長に合わせて掛ける場所を作らないと、まず自分ではできません。
でも、子供の目線に立ってやりやすさを優先してあげれば、意外ときちんとできるんです。
給食セットなども一緒に掛けておくと、さらに一人でできることが増えますよ。
収納の設置は、各家庭の動線を考えて最適な場所を選ぶのがポイント。
玄関でもいいし、リビングでもOK! とにかく子供が面倒がらない場所に収納を作ってあげましょう。
アイデアをあちこちにちりばめて、自分で何でもできるような環境を整えられるとよいですね。
小さくてお手軽! S字フックなら今すぐ始められる
小さくて手軽なのに、アイデア次第でいくらでも活用できるS字フック。
扉の中にきちんとしまうことができない収納ベタな人も、まずはチャレンジしてみましょう!
そうすれば「できる」という自信と楽しさが生まれて、片付けへのモチベーションも保てるはず。
あなたなりのS字フックを使った最適な収納方法を見つけてくださいね。
また、S字フック以外にも浮かせる収納に使えるアイテムをこちらでも多数紹介しています。ぜひご覧ください。