2児の母とライターを兼任する30代主婦。ワーキングマザーとして生活を便利にする裏技や、あると助かる雑貨・贈って喜ばれるギフト商材の記事執筆などを中心に活動中。さまざまな生活アイテムに関するメリット・デメリットを分かりやすくご紹介しています。
赤ちゃんが転んだ時、痛くないように床に敷くマット。実は赤ちゃん用のマットは、ベビーマットではなくジョイントマットがおすすめです。この記事では実際に使ってみて感じたジョイントマットの魅力を紹介します。
赤ちゃん用マットにはジョイントマットがおすすめ
新しい家族が増えたタイミングで、自宅の居住空間を見直すパパ、ママはたくさんいるのではないでしょうか。
「フローリングは冷たいし、硬くて痛そう」「食べこぼしなどの汚れが気になる」などの理由から、最初はベビーマットを使う人も多いと思います。ただ最近はジョイントマットのほうがいいという声もたくさん聞きます。
私も「万が一転んだときでも怪我をしないように」と、息子が生まれた4年前にジョイントマットを使い始めました。
実際に使ってみると、赤ちゃん用マットとして便利なたくさんの魅力が!さっそくジョイントマットをおすすめする理由を紹介していきます。
【おすすめの理由1】クッション性がある
おむつ替えで赤ちゃんを寝かせるとき、ハイハイで膝が当たるとき、よちよち歩きで転んだとき、ジョイントマットのクッション性が役立ちます。
遊ぶ場所や子ども部屋の床に敷き詰めておいて、赤ちゃんを衝撃から守ることができれば、ちょっと目を離した際も安心ですよね。
平らなところであれば設置できるので、壁面に貼り付けて使うこともでき、赤ちゃんの寝返りやひとり座りのときのガードとしても活躍します。
一般的なベビーベッドガードは柵の部分に紐で取り付ける必要がありますが、ジョイントマットを活用すれば柵がなくてもガードできますよ。
【おすすめの理由2】防音性に優れている
ジョイントマットのクッション部分には防音性があり、マンションやアパートにお住まいのご家庭では騒音対策としても支持を集めているようです。
子どもが走り回る足音は、下の階に響かないようできるだけ小さく抑えたいところ。でも、走るのが大好きな子どもに「下に響くから静かにしなさい」と言ってもなかなか伝わらないのが現実です。
その点、防音性のあるジョイントマットなら、足音をあまり気にせず思いっきり遊ばせてあげられますよね。
【おすすめの理由3】お手入れがしやすい
まだ発達途中の小さな子どもは、食事の度に食べ物や飲み物をこぼします。
水に強い素材のジョイントマットなら、汚れても拭き取るだけできれいな状態を保つことができます。こぼした飲み物が染み込まないので衛生面でも安心ですよね。
汚れがひどい場合は、その場所だけを取り換えるのもOK。ベビーマットのように毎回洗う手間もなく、手軽に清潔さを保てる点もおすすめの理由です。
【おすすめの理由4】設置しやすい
赤ちゃん用マットは、子どもがいる空間にだけ使いたい場合や家具と家具の間に敷きたい場合など、欲しい枚数や形はそれぞれ。
その点、ジョイントマットなら1枚から購入できるものもあり、組み合わせ次第で形を変えられるので欲しい場所にぴったり設置できるのも魅力です。
さらに、安いものだと1枚100円から販売されており非常に安価なのもうれしいポイント。冬はフローリングの冷たさを和らげてくれるので、部屋全体に敷き詰めると暖房費の節約にもなりそうですね。
ベビーマットを選ばなかった理由
ベビーマットはデザインが豊富で、子ども部屋の雰囲気と合わせて柄や色を選ぶことができます。素材もコットンなどの天然素材を使ったものが多く、肌触りの良さも特徴。
ただし、使っているうちに中綿がヘタってクッション性が低下する、赤ちゃんの成長に大きさが合わなくなってくる、というデメリットが。
赤ちゃんの月齢が低いころならベビーマットでも良いのですが、滑り止めがない商品も多く、ハイハイやつかまり立ちをするころになると、ずるっと滑って転んでしまうこともあります。
ジョイントマットはシンプルなものが多くデザインを選べないというデメリットはあっても、赤ちゃんがいる環境にぴったりなメリットがたくさんあるため、我が家ではベビーマットよりジョイントマットを選びました。
4年間ジョイントマットを使った感想
4年間使い続けてきて「ジョイントマットがあって良かった!」という瞬間は本当にたくさんありました。
特に赤ちゃんのころは、ゴロゴロしても背中が痛くないし冷たくない、なおかつおむつ替えの時に汚れてもその部分だけを拭き掃除すればいいので、とても重宝しました。
成長して手が自由に使えるようになってくると、おもちゃを床に叩きつけて遊ぶことが増えました。ジョイントマットがなければ、床が傷だらけになっていただろうと思います。
一方で、子どもがジョイントマットを剥がして口に入れたり、傷がついたマットの破片がボロボロと散らばったりすることもありました。
一番困ったのは、こぼした飲み物がジョイントマットの隙間に入ってしまったとき。汚れた部分を剥がして、床とマットをきれいに拭いて、また戻して……。これが結構手間でした。
次回の「赤ちゃん向けジョイントマット、ポイントを抑えたおすすめ5選」は、これらの経験を踏まえ、ジョイントマットの選び方やおすすめのアイテムを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。