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木製カッティングボード

おうち時間を楽しもう!木製カッティングボードのオシャレな使い方とお手入れ方法

キッチン

キッチンのおしゃれアイテムとして使う人が増えている木製のカッティングボード。
食材を切るためのまな板としての用途以外にも、サービングボード(トレイやお皿の代わり)としての使い方などもあるので、持っておいて損はないアイテムです。

「欲しいけど、どう使っていいかわからない」というあなたのために、素材の選び方やお手入れ、使い方などを詳しくご紹介します。

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北海道の庭で、野菜と共にハーブ・野草・山菜を育てる菜園家。また、それらの食材の楽しみ方・調理方法をプロとして、Yahoo!などの様々なメディアで発信している。Instagram・ブログ『料理+菜園づくり 食育インストラクターracssの日々の暮らし』で、その様子を公開中。

実はこんなにある! 木製カッティングボードの素材

カッティングボードは素材によって風合いがかなり異なります。同じ素材でもひとつひとつ木目が違うので、自分の好きな模様のものを見つけるのも楽しみ方のひとつ。

100均でも買える、木製カッティングボードの素材

比較的安価に手に入れられる素材にはアカシア、ラバーウッド、桐、パインウッド、竹などがあります。小さいものなら100円ショップや雑貨屋さんでも見かけますね。

4種類の木製のカッティングボード

うちにある4つを並べてみました。並べてみると木肌の違いがわかります。

①桐
軽くて反りにくい。さらさらした手触りとグレイがかった色合いが特徴。

②アカシア
木目がはっきりしていて赤っぽい色合い。硬さがあり丈夫。

③パインウッド
明るく白っぽい素材。水気にも強いが汚れが目立ちやすいので予防が必須。

④竹
細かい木目、硬さと弾力性がある。水はけがよく抗菌性、殺菌性に優れる。成長が早いエコ素材として注目されている。

こだわり派におすすめの高級木材や人気素材

他に木材としての価値が高く風合いも特徴的な素材のカッティングボードもあります。手に入れたら大事に使いたいですね。

・オリーブ
密度が高く硬いため水はけがよい。マーブル状の木目も特徴的。希少な材料のため高価。

・ひのき
柔らかいため刃当たりが良く、まな板の素材としても優秀な素材。抗菌作用もあり。

さらに、いちょう、メープル、チーク、チェリーなどの木もカッティングボードの素材として人気です。

実際に触って見比べてみると自分にしっくりくるものに出会えるかもしれません。

木製カッティングボードと「まな板」の違いは?

日本のまな板とは違い、持ち手があって小ぶりなカッティングボードはコンパクトに収納できて使い勝手もよいので、ピクニックやアウトドアで使うのに便利。家庭でもパンやチーズなどちょっとした食材を切るのに便利なので、サブまな板として使ったり、大きなまな板を持たずに食材ごとにいくつかのカッティングボードを使い分けしている人もいますよね。
でも、食材を切るときだけに使うなんてもったいない!盛り付け用にもどんどん活躍させたいですね。私が気に入っている定番の使い方をご紹介します。

テーブルウェアとして、おうちカフェを楽しむ

木製カッティングボードをお皿代わりに

ミニサイズなら、そのままカフェスタイルに
軽くて小さなミニサイズはコーヒーとおやつを一人分のせるのにぴったり。小さいものは家族の人数分揃えて、熱いグラタン皿の下にひいたり、トーストをのせたりしてもいいですね。木が余分な蒸気を吸ってくれますし、断熱効果で冷めにくくなります。

いつものメニューが、パーティースタイルに変身

丸いカッティングボードをピザ皿の代わりに

大皿代わりにするなら丸型がおすすめ
大きめで丸い形のカッティングボードは、ピザやオープンオムレツ、丸いケーキなどをカットするのにぴったり。カットしてそのままテーブルに並べることができます。
そして、ホームパーティは何かと後片づけが大変ですが、カット&盛り付けにカッティングボードを使うことで洗い物も減らせるというのも嬉しいポイントです。

簡単おつまみで、おうちバルを楽しむ

長いカッティングボードをお皿代わりに

横に長いカッティングボードはおつまみトレイに
長さのあるタイプは、おつまみをたくさん並べるのにも向いています。チーズなどを固まりごとのせて切りながらつまめるのは、カッティングボードならではのメリットです。

きれいに長持ちさせるお手入れのコツ

カッティングボードは家庭のまな板と同じく、使った後に水と中性洗剤で洗い、しっかり乾かすことで長持ちさせることができます。時々はオイルを使ってメンテナンスすると、汚れを防いで風合いもアップ。特に無垢素材のカッティングボードを初めて使う前には汚れ予防のために行っておきましょう。

メンテナンスに使うオイルは「乾性油」が最適

カッティングボードのメンテナンスに最適なオイルは、「乾性油」と呼ばれる種類です。空気中で固まるため塗った後べたべたしません。亜麻仁油、クルミ油、紅花油などがあります。
家庭で使いやすいオリーブ油や菜種油は「不乾性油」のためあまり向いていません。使う場合はごく薄く塗り、乾いた布でしっかりふき取る必要があります。

天然オイルは結構高価なものも多いので、専用のオイルではなく「クルミ」を使って簡単メンテナンスを試してみるのはいかがでしょう?小さめのカッティングボードなら、ひとつかみのクルミでメンテナンスできます。

意外と簡単!くるみ油の作り方&使い方

木製カッティングボードのお手入れ

《用意するもの》

  • ローストしていないクルミ 10g程度
  • 布の端切れ
  • 輪ゴム
  • クルミをつぶすためのハンマー

ハンマーがなければコップの底などでもOKです。今回は桐のミニカッティングボードを用意しました。

くるみの油で木製まな板のお手入れ

クルミを布に包み輪ゴムで留めます。布の上からクルミをたたいてオイルを出します。カッティングボードの上でたたけば染み出したオイルも無駄になりません。

クルミの油で木のまな板のお手入れ

オイルがにじんできたら、全体的に塗り伸ばします。

光沢の出た木製カッティングボード

右側がオイルを塗った箇所、左側はまだ塗っていない箇所です。オイルを塗ると木目が際立ち手触りもよくなります。裏表、側面にもまんべんなく塗ったら乾かします。1日後にもう一度塗ると完璧。

まとめ

木のカッティングボードは乾性のオイルで時々お手入れすると汚れ防止になり風合いも増します。食材を切るだけでなく、テーブルのアクセントとしてたくさん使いたいアイテムです。

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