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整理収納アドバイザーがやっている。狭い脱衣所での「バスタオル&バスマット」の収納アイデア

整理収納アドバイザーがやっている。狭い脱衣所での「バスタオル&バスマット」の収納アイデア

収納

バスタオルやバスマットの収納、どうしていますか?大きくてかさばるし、お風呂の湿気も気になりますよね。
今回は、そんなバスマットやバスタオルの整理収納アドバイザーである私の管理方法をご紹介します。

都内の一戸建てに住む、整理収納アドバイザー主婦。もともと片付けと掃除が苦手で、開かずの間が3LDK中2部屋あったのですが、資格取得を機に、家中を片付けました。片付けが苦手な人の気持ちに立って、わかりやすいコラムを書くように心がけています。

タオル・マットの枚数は、最低限に。畳む作業をしない

まず、あなたの家にはタオルやマット類は何枚ありますか?
4人家族のわが家。バスタオルは1人あたり2枚、合計8枚。それ以外も含めると、下記の枚数になります。

  • バスタオル……家族4人×2枚=8枚
  • 洗面所のフェイスタオル……2枚
  • トイレ用のタオル……2枚
  • バスマット……2枚

わが家は、これらを毎日洗濯をしています。1日の使用枚数はバスタオル4枚・フェイスタオル1枚・トイレ用タオル1枚・バスマット1枚の計7枚。翌日には交換するので、休まずフル回転させているということになります。

わが家では、洗濯物を朝に洗って、畳むのは翌日にしています。その間は、室内の洗濯干し場に吊るしています。ですので、タオル類やバスマットは、前日に洗って洗濯干し場に干してあるものを、朝、使用場所に運ぶようにしています。そうすると、使う前に移動させるので、タオルを畳むという作業をしなくてすむんです。

バスタオル4枚、バスマット・洗面タオル・トイレタオルの計7枚をたたまなくていいなんて! 私自身が洗濯物を畳むことがあまり好きではないので、少しでも減らせるのは、ストレス軽減とうれしい時短になります。

洗濯のサイクルに合わせて最小限の数にすると「たたむ手間と時間が省ける」「予備の収納場所がいらない」というメリットがあります。タオルの適正量は、家族の人数や洗濯のサイクルなどによっても変わると思いますが、参考にしてみてください。

【バスタオルの収納】「使う場所=収納場所」という考え方で収納する

わが家の脱衣所は1メートル四方あるかないかくらい。収納場所は、洗面台の下しかありません。人数分必要なバスタオルについては、収納場所や収納方法について色々試行錯誤してきました。しかも整理収納に目覚める前は、もっと持っている枚数も多かったので、今よりさらに収納場所が必要でした。

そのため、バスタオルの収納場所は迷走しました。

【TAKE1】干し場を兼ねたラックに掛けて、バスタオルを収納

ラックに掛けたバスタオル

以前は大人用のバスタオルだけ1日おきに洗濯していました(洗濯物が増えるのがイヤという理由)。そのため、使った後のバスタオルは、他の部屋にラックを置いて干していました。

でも邪魔になるし、すっきり乾かず生乾きの臭いがしてストレスに。やはり大人用のバスタオルも毎日洗うことにしました。

【TAKE2】つっぱり棒で作った棚に置いて、バスタオルを収納

さて、乾いたバスタオルですが、ラックを使わないとなると脱衣所に置くところがない。次に試したのは、つっぱり棒で収納場所を作ることです。洗面台の下につっぱり棒をつけて、その上にタオルを乗せてみました。

「空間の有効活用♪」と思いましたが……。

洗面下につっぱり棒で作った棚にバスタオルを収納

タオルもその下のお風呂グッズも出し入れがしづらい。つっぱり棒は頻繁に落下するので、やめました。片付けはトライアンドエラーの繰り返しです!(笑)

【結果】フックに掛けて、バスタオルを収納

整理収納アドバイザーがやっている。狭い脱衣所での「バスタオル&バスマット」の収納アイデア

あれこれ試した結果、我が家にとって一番良かったのは、フックを使った収納でした。現在、わが家ではバスタオルを畳んで収納せず、壁につけたフックにひっかけています。

使っているフックは100円ショップで購入した「石膏ボード用」のものです。圧迫感がないように、壁になじむオフホワイトやベージュを選ぶのがポイントです。

こうしておくとお風呂から出た子供が、瞬時に使うことができます。使用後はそのまま、洗濯かごへ。

収納というよりは「使う場所にぶら下げているだけ」です。

【バスマットの収納】洗面所に、吊り下げて収納する

バスマットもバスタオルと同様に毎日洗って、朝交換しています。バスマットを湿ったままにしておくと、カビが心配ですよね。なので、使う時以外はなるべく干すようにしています。

場所はここ。お風呂の扉の前につっぱり棒をつけて、かけています。

バスマットの収納と干し方

このバスマット干しには、朝と夜の2回バスタオルを使う夫の分のバスタオルも吊るしています。夫は朝に髪を濡らして使うので、夜までここに干しています。

つっぱり棒にフックをつけていますが、そのままだとタオルを取る時にフックが外れやすいのが難点でした。
そこでひと工夫。

横ブレしないフックを改造

ペンチでフックの幅を狭めてからつっぱり棒に通してみました。こうすると安定しました。

バスタオルは、適量持って使い倒す

ちなみにこうやって収納しているバスタオルですが、買い替えはいつしていますか?

新年にまとめて取り替えるのもいいですが、わが家は「快適に使えなくなった時」にバスタオルを買い替えています。汚れてきたり濡れた時に臭ったり、使い心地がよくないと感じた時に買い替えます。

わが家では、古いバスタオルは、適当な大きさに切って、ウエス(古布)にしています。

バスタオルをウエスに

ウエスを用意しておけば、気づいた時に掃除ができるので便利です。ペットのトイレ周りやベランダの柵を拭いたり、汚れた場所の掃除に使い捨てています。

タオルに限らず、持ち物をこのように循環させると管理がしやすく清々しいものです。

「お気に入りを適量持ち、使い倒す」

家事ストレスや時間が軽減できて、かつ家族が快適に使える方法がベストだと思います。家族構成や洗濯の頻度によっても違ってくると思いますので、合った方法を見つけられると良いですね。

公開日:2018/06/22
更新日:2025/3/11

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