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餅を細かく削れる「モチケズ」を使ったレシピ

餅を削ってアレンジ無限に。餅削り器「モチケズ」のレシピ7選

キッチン

「お正月のお餅が余っている」「お餅をアレンジして食べたい」という時に便利なグッズ「モチケズ」。
今回は、モチケズの使い方や、モチケズで削ったお餅を使ったレシピをご紹介します。余ったお餅を楽しくおいしく消費しましょう!

家事のコツや収納術、インテリアやおでかけにまつわる話などを通して「わたしらしい暮らし方」をご提案します。

お餅専用の削り器「モチケズ」って?

<p>モチケズ</p>

モチケズ

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▲写真撮影:haru.

「モチケズ」は、切り餅を細かいフレーク状に削ることができるお餅削り器。大きさは、幅7.5×高さ10.7cmと手のひらサイズのかわいい調理グッズです。

餅をフレーク状に削れる「モチケズ」

▲写真撮影:haru.

「モチケズ」は3つのパーツで1セットになっています。写真の黒いパーツが「ハンドル」、真ん中のパーツが切り餅を入れる「ホルダー」、そして右側のパーツが切り餅を削る「グレーター」です。

ホルダーに切り餅をセットし、くるくる回すだけで鉛筆削りのようにお餅が削れる仕組み。ただ鉛筆削りといっても、金属の「刃」が付いているわけではありません。

「モチケズ」の削る部分

お餅を削る部分はプラスチックの穴が空いているだけ。穴の内側に突起があって、大根おろし器の要領でお餅が削れるようになっているんです。金属の刃がないから、子どもでも安心して使えそうですね。

「モチケズ」で使えるのは四角い切り餅

ただ、注意したいのが、「モチケズ」で使えるのは「四角い切り餅」だけというところ。丸いお餅は構造上、セットできません。また、豆餅などは破損の原因となるので使えません。

<モチケズで使えないお餅>

  • 丸餅
  • 豆餅など具の入ったお餅
  • 冷凍したお餅
  • 乾燥したお餅

でも、金属の刃がないのに本当に削れるのか気になりますよね。さっそく「モチケズ」を使ってお餅が細かくなるのか、やってみたいと思います。

モチケズの使い方

「モチケズ」のグレーターにホルダーをセット

1.ホルダーをセットする

まずは、突起のついたグレーターに、ホルダーを入れてセットします。

「モチケズ」のホルダーに切り餅を入れる

2.切り餅を入れる

ホルダ―に、切り餅を1個入れます。スーパーで買ってきた四角い切り餅が、すっぽり入りました。

ホルダーの穴のサイズを計ってみると、約4.3×1.8cmでした。切り餅がこのサイズより小さければ、ホルダーにセットできそうです。

「モチケズ」の使い方「ハンドルを回してモチを削り出す」

3.ハンドルを回して餅を削る

ハンドルを餅の上に当て、時計回りに回します。

グレーターの底の穴から、削れた餅が出てきました。

「モチケズ」で削った餅

4.全部削れるまで回す

ハンドルを押し込むようにしながら回していくと、だんだん中の餅が削れて減っていきます。ホルダーにセットした餅が全部なくなったら完成です。

実際に削ってみると、思ったより軽い力でお餅が削れて驚きました。くるくるするだけで、パラパラお餅が出てきておもしろい! 説明書では切り餅1個を削るのに、約100回まわす必要があるとのこと。実際に数えながら削ってみると、私の場合は150回くらいまわしました。

ついでに時間も計ってみたのですが、切り餅1個を削り終わるのにかかった時間は、約4分。お餅をぐっと押し込みながら回してみると、力は必要ですが早く削れました。まわす回数も減りましたよ。途中で腕が疲れてくるのですが、お正月でなまった体を筋トレしていると思えばへっちゃら……! 

削ったフレーク状のお餅は、ふわふわでまるで違う食べ物のよう! でもこの細かいお餅、どうやって使うの?と思いますよね。さっそく、「モチケズ」で削ったお餅を使ったレシピをご紹介していきます。

モチケズで、餅入りオムレツ「オムモチ」

モチケズを使ったレシピ「餅入りオムレツ、オムモチ」

▲写真撮影:haru.

ライスの代わりに餅を入れて、オムライスならぬ「オムモチ」も、モチケズなら簡単に作れます。軽食にもぴったりのオムモチの作り方を、料理写真家のharu.さんに教えてもらいました。

haru.のプロフィール画像

haru.

料理写真家。料理フォトグラファーとして活躍するだけでなく、旅行や料理に関する記事も執筆。料理写真講座の講師も担当。料理好きを生かしたInstagramアカウントも運用中。

オムモチの材料

  • モチケズで削った餅 切り餅1個分
  • 卵 2個
  • 油 少々
  • お好みのソース

モチケズを使った「オムモチ」の作り方

オムモチの作り方「フライパンを熱して溶き卵を流し入れる」

1.フライパンに卵を流し入れる

フライパンを熱して油を引き、溶いた卵を流し入れます。

オムモチの作り方「削った餅をのせる」

2.モチケズで削った餅をのせる

卵の上に削った餅をのせます。この時、卵の中央より端に寄せてのせると、次の工程で卵がおりたたみやすくなります。

オムモチの作り方「卵を半分に折りたたむ」

3.卵を半分におりたたむ

卵が焼けてきたら、半分に折りたたみます。

中央に寄せて、焦がさないようにしばらく焼きましょう。

オムモチの作り方「ひっくり返して焼く」

4.ひっくり返して焼く

ひっくり返して裏側からも加熱します。

フライ返しや清潔な指で卵の上から押してみて、中の餅がやわらかくなっていたら完成。

オムモチの感想

モチケズを使ったレシピ「餅入りオムレツ、オムモチ」

お餅が細かいフレーク状になっているので、思ったより早く火が通って短時間で仕上がりました。食べてみると、中からとろ~りとお餅が出てきてたまらないおいしさ! 「餅入りオムレツは醤油でいただいても、ケチャップやマヨネーズでいただいても、とてもおいしいですよ!」とharu.さん。お好み焼き風の味付けも合いそうです!

モチケズで団子に「チーズはちみつ団子」

モチケズを使ったレシピ「チーズはちみつ団子」

「モチケズ」のパッケージでも紹介されているレシピ、たこ焼き器で作る「お餅の団子」にSNS担当ひかるが挑戦しました! 中にチーズを入れてはちみつでアレンジ。余った切り餅がスイーツに大変身しますよ。

チーズはちみつ団子の材料

  • モチケズで削った餅 ※切り餅1個分で2~3個の団子ができます
  • ピザ用のとろけるチーズ
  • はちみつ
  • 竹串
  • たこ焼き器

モチケズを使った「チーズはちみつ団子」の作り方

タコ焼き器の上で、モチケズを使って餅を削る

1.たこ焼き器に削った餅を入れる

モチケズで削った餅をたこ焼き器の穴に入れていきます。たこ焼き器の上で直接削り出してもOK。餅を穴に入れ終わったら、スイッチを入れて加熱します。

先にスイッチを入れると、穴に入れ終わる前に餅が焼けてきてしまうので注意しましょう。

ピザ用チーズをのせて、くるくる回しながら焼く

2.チーズを入れて、丸めながら焼く

ピザ用チーズをのせ、竹串でくるくる回転させながら、丸く焼いていきます。

全体をこんがり焼く

3.焼き色がつくまで焼く

チーズと餅が溶けて、全体にこんがりと焼き色がつくまで焼きます。

串にさしてはちみつをかける

4.串に刺してはちみつをかける

3個ずつ竹串に刺し、はちみつをかけて完成!

作っている様子は動画でもご紹介しています。ぜひチェックしてくださいね。

>>モチケズで「もちボール串」をつくってみた

チーズはちみつ団子の感想

完成した「チーズはちみつ団子」

食べてみると、チーズの塩気とはちみつ甘みが混ざり合って絶妙なハーモニー。一口サイズで食べやすいので、何個でもいけちゃいそうです。もっちりとした食感で食べ応えがあるので、小腹がすいた時のおやつにぴったり! 中にあんこを入れたり、はちみつの代わりにチョコソースをかけたりしてアレンジも楽しめそうです。「たこ焼き器を囲んでワイワイ焼くのも楽しかったですよ~」と、ひかる。家族や友達とのパーティでもウケそうですね!

2品を作っただけでも、「モチケズ」で削った餅フレークの魅力をひしひしと実感。こうなると、他にはどんな料理やスイーツが作れるのか気になります。さっそく、餅フレークを使って、こんなレシピに挑戦してみました。

モチケズで、もっちり食感の「ホットケーキ」

家にあった、賞味期限がせまったホットケーキミックスに混ぜて、余りモノの合わせ技で作ってみました。

  • ホットケーキ生地に餅フレークを混ぜる
  • ホット―ケーキと同じ要領で焼く

外はサクっ、中はもっちり。いつものホットケーキが、リッチにバージョンアップしました。メープルシロップとバターでもいいですが、あんこや抹茶パウダーの和風トッピングも間違いないおいしさです。

モチケズで、パリパリが楽しい「クレープ」

フレーク状の餅は、薄く焼くとパリッとした食感も楽しめます。

  • 熱したフライパンにまんべんなく餅フレークを広げる
  • パリッとするまで両面を焼く
  • 粗熱をとって、フルーツやホイップクリームをのせ、くるんと巻く

外側がおこげのような、新感覚クレープに仕上がりました。薄くて食べやすいですが、お餅なので腹持ちがいいところが◎。もちろん、あんこやきな粉で和風クレープにするのもアリ。レタスを敷いて、ツナマヨ・ウィンナー・チーズなんかを巻けば、ランチやお弁当にもなりそうです。

モチケズで、パクっと食べやすい「ミニピザ」

モチケズを使ったレシピ「ミニピザ」

餅フレークは、使う量を調整できるのもいいところ。小さく広げて焼くことで、食べやすい一口サイズのミニピザに大変身。

  • トースターのトレーにくっつかないホイルを敷く
  • 餅フレークを小さめの丸型に広げる
  • ウィンナーやコーンをのせ、ピザ用チーズをかける
  • トースターで、3分ほど焼く

まわりはパリパリ、真ん中がもちっとしていて楽しん食感! チーズやウィンナーの塩気もぱっちり合っていて間違いないおいしさでした。ちなみに、何ものせずに焼くとパリパリのおせんべいになります。おやつにはもちろん、味噌やしょうゆをちょっとつければ、絶品おつまみになりますよ!

モチケズで、腹持ちバツグンの「とろとろスープ」

モチケズを使ったレシピ「餅入りコーンスープ」

フレーク状のお餅は、熱いスープに入れるとすぐに溶けます。

  • お好みの粉末や固形のスープにお湯を注ぐ
  • アツアツのうちに餅フレークを入れ、かき混ぜて溶かす

いつものスープが、とろ~り濃厚な味わいに。朝、寝坊して時間がない!という時にも、餅入りスープなら腹持ちバツグン。お餅自体にクセがないので、みそ汁や豚汁はもちろん、コーンスープやポタージュなどの洋風の味にも、鶏だしや中華風の味にもバッチリ合いますよ。

モチケズ1つあれば、余った餅のアレンジが無限大

モチケズでフレーク状になった餅は、すぐに溶けて使いやすいのでスイーツや料理に手軽に活用できます。ピザ用とろけるチーズのように使えるので、油を控えたい人や乳製品にアレルギーがある人にも、代用としてよさそうです。

ちなみに、編集部のひらこは、余った切り餅をモチケズで一気に削って、アイラップを使って冷凍しているそう。固まらずにパラパラのまま冷凍できるので、使いたい時にすぐに使えてすごく便利だそうです。

余って困りがちな餅も、モチケズを使うだけでレシピが無限大に広がります。気になった人は、ぜひモチケズをゲットして活用してみてくださいね。

餅をフレーク状に削れる「モチケズ」

モチケズ

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