キッチン道具の担当者。元司書であることから、モノを買うときは納得するまで調べ尽くす性分。ハウジーではクラスコと一緒に100を超えるキッチン道具の比較や検証を実施。本当に気に入ったキッチン道具の紹介や「困った!」を解決する記事をお届けしていきます。
今までいろんなアイテムを比較検証してきたハウジーマガジン編集部員Uchida。最近はトイレブラシの寿命や衛生問題について思い悩む日々。ある日、ふと編集部内で話題に上がったマーナのトイレ掃除用アイテムに興味を持ち、今まで使っていたブラシと比べてみたところ……?
意外と短かったトイレブラシの寿命
とある週末に掃除しながら気づいた、トイレブラシの傷み具合。「そういえば、トイレブラシの寿命ってどのくらい?」と、ふと気になって調べてみました。
その結果わかったのは、ブラシの種類やお掃除の頻度によっても違うものの、トイレブラシは長く使えても1年。衛生面から考えても、一般的に2~3か月に1度は交換した方がよいということでした。
というのもジョンソン株式会社の調査では、トイレの中でもっとも細菌の数が多かったのは、便器を直接洗っているトイレブラシということが判明。その数はなんと下水道と同じくらいだそう。
洗剤をつけて洗っているから除菌されていると思ってたら、実はトイレの雑菌やカビの温床だったなんて……! そんなふうにショックを受けてから、わが家では定期的にトイレブラシを交換することに。
でも、トイレブラシを2~3か月おきに処分するのって結構大変だし、お財布にも環境にも優しくないですよね。もっと長く衛生的に使えるアイテムやお掃除方法はないかなぁと悩んでいました。
マーナの「Stick抗菌トイレクリーナー」を選んだワケ
そんなトイレブラシに関する悩みを抱えていたところ、「やめ家事リポート」を担当している編集スタッフから「流せるトイレブラシが使えるマーナのアイテムはどうですか?」という提案が。
確かに、私も「トイレブラシ」のやめ人さんに突撃」の記事を読んだときに、「確かに便利そうだな」とは思ってはいたのです。でも、当時すぐ飛びつかなかったのには、ちょっとした理由がありました。
最近まで私が使っていたのは、かなりハードなタイプのトイレブラシ。コシが強くてごしごしと汚れをこすり落とせるので、流せるトイレブラシとは使用感が全く違いそうだなぁと。なんとなく「強くこすらないと掃除した気にならないでは?」 という先入観もありました。
でも改めて考えてみると、ゴシゴシこすらないと落ちないガンコな汚れには、それほど出くわしてないかも……。トイレでも元気過ぎる小学生男児のいるわが家では、結構ひんぱんに掃除をしています。普段は泡タイプの洗剤とお掃除シートでの拭き掃除がメインで、ブラシの出番は少なめ。
これは思い切って導入してみるのもありなのでは……?
そう思って、先ほどのスタッフに聞くと「マーナのStick抗菌トイレクリーナーなら、流せるトイレブラシだけでなく、お掃除シートやトイレットペーパーも挟んで使えますよ!」とのこと。
流せるトイレブラシ以外のものも挟んで使えるのは確かに便利そうです。そこで、試してみることにしました。
使ってわかった! マーナの「Stick抗菌トイレクリーナー」の魅力
実際にマーナのトイレクリーナーを使ってみると、予想以上にトイレブラシとの使用感と違っていてびっくり! 今までのトイレブラシと比べて魅力に感じた部分もたくさんありました。
【魅力1】フチ裏の汚れにちゃんと届く
今までわが家で使ってきた歴代のトイレブラシは、一番オーソドックスな「ドーム型」と呼ばれる形。スピーディーに広範囲を掃除できる一方で、細かい部分の掃除は苦手です。特に先日まで使っていたブラシは毛が短く、フチ裏にちゃんと届いているのかが気になっていました。
マーナの「Stick抗菌トイレクリーナー」は、先端が直角に曲がっているので、気になるフチ裏にもしっかりフィット。真っすぐな形状のブラシと比べて変に手首を曲げる必要もないので、とても楽にお掃除できました。
柄の部分はやや短めなので、人によってはちょっと使いづらいと感じるかも。私の場合は、小回りが利くので使いやすいと思いました。
【魅力2】お掃除シートで気軽に使える
日頃、便器周りの簡単掃除に使っていたのが「トイレに流せるお掃除シート」。とても便利ではあったのですが、これまでは使える範囲が限られていました。また、シートによっては「まだ結構残ってるのに、乾燥して使いものにならなくなった!」なんて残念な思いをしたことも。
お掃除シートはもちろん、「流せるトイレブラシ」のような厚みのあるものでもがっちりと挟めます。うっかりお掃除シートが乾いていようが、もう気にしなくて大丈夫。トイレットペーパーにも対応していて、コスト面でも優秀です。
ただ、流せるお掃除シートやトイレットペーパーの素材によっては、お掃除中に水に溶けてしまうことも……。汚れがひどい場合は「流せるトイレブラシ」やこすらずに落とせる洗剤を併用していこうと思います。
【魅力3】ミニマルなデザインで場所を取らない
来客時にトイレを貸す機会もあると思うと、トイレブラシ自体もあまり生活感が出てしまうものを選ぶのは避けたいところ。最近ではスリムな形状のものも増え、わが家でもなるべくトイレ空間で悪目立ちしないトイレブラシを選ぶようにしてきました。
かなりコンパクトとは聞いてたものの、ここまでとは! うっかりすると、スティックの存在そのものを忘れそうなくらい。それでいてスタンド部分にほどよい重さがあるので、中身を出し入れするときも倒れることがありません。
ブラシと違って先端部分が使い捨てなので、スタンドの中に水がたまることもなく、衛生面の不安を感じずに置いておけます。
トイレ掃除の私の悩みを解決した「頼れる相棒」
今回トイレブラシを見直してみて、今まで悩んでいた管理の大変さから解放されました。また「ゴシゴシこすらないときれいにならない」という先入観がなくなり、しんどいと思っていたトイレ掃除のハードルも下がりました。
これからのわが家では、こすらずに汚れを落とせる洗剤とマーナのトイレクリーナーが新たなトイレ掃除アイテムの定番になりそう。
その日のやる気度レベルに合わせて、毎日ちょこちょこ、たまにしっかり。そんなマイペースな私の頼れる相棒として、今後もこの「Stick抗菌トイレクリーナー」を愛用していきたいと思います。
お掃除の頻度やライフスタイルによっては、従来のトイレブラシの方が向いているご家庭もあります。が、もし今のトイレブラシやトイレ掃除にストレスを感じることがあれば、ぜひ参考にしてみてくださいね。
marnaマーナ Stick抗菌トイレクリーナー
アイテムを見る参考資料
ジョンソン株式会社「トイレの雑菌をちょっと科学しよう」検索日2023/05/19