中学生、高校生、大学生の娘3人を持つズボラ主婦。娘3人+夫という家族構成だけに、毎日家事の時短を追求。その結果、時短アイテム、手抜きネタのエキスパートに。現在「やめ家事」の連載中。
「わたしらしい暮らし方」を提案するハウジーマガジン編集部員が、実際にお買い物した商品と愛用のワケを紹介するシリーズ。第1回目はワーママに降りかかる難問をすっきり解決してくれる保存袋のご紹介です。
テトリス状態の冷蔵庫を攻略する最強アイテム
一度にたくさん作れるカレーやシチューは、食べ盛りの子どもがいるわが家のお助けメニュー。
大量に作っておけば、次の食事にも回せてラク。でも困るのが、残りをどうやって保存しようかという点です。
夏場はもちろん冷蔵庫に。冬でも部屋の中は暖房が効いてるから、やっぱり冷蔵庫に……。
でも冷蔵庫の中は、食材や残り物のお皿でいつもぎゅうぎゅうの満員状態。1つ入れようとすると、中のお皿や容器をあっちへやったりこっちへやったり、テトリスのように移動させないと空きスペースができません。カレーやシチューを鍋ごと……なんて超難問なのです。
そこで前から気になっていたのが、こちら「ジップトップ」という保存袋。
実はこれを見つけたときから「カレーやシチューの保存によさそう」と思っていたのですが、私にはちょっといいお値段で……しばらく買うのを迷っていたんです。でももう冷蔵庫テトリスはこりごり……なので今回思い切って購入!
実際に使ってみると、分厚いシリコンでできていて底が広いからしっかり自立してくれます。しかも、大きなファスナーできっちり口が閉まって液体を入れても中身がこぼれない。
だから、カレーやシチューが冷蔵庫のすき間に立つ!今まで苦労していたのがウソみたいに簡単に保存できるようになったんです。
ジップトップは私にとって、激むずの冷蔵庫テトリスをすんなり攻略してくれる最強アイテムになりました。
さらに食べるときは容器のまま電子レンジにIN。鍋を汚さず温められるから手軽で洗い物も減っていいことづくめなんです。
道具はコレひとつだけ! ジップトップでできる簡単レシピ
ジップトップのスゴイところは、保存だけではありません。
実は下ごしらえから調理までこれひとつでできる優れもの。
今回は、ジップトップを使ってポテトサラダを作ってみました。
まずはじゃがいもを切って水にさらします。ここではジップトップがボウル代わりに。
水を切るときは、ファスナーを閉めて、端をちょっとだけ開けて傾けるだけ。今度はザル代わりになります。
次にそのままレンジに入れて加熱します。
ここでは鍋の代わりに。
じゃがいもがやわらかくなったら、マッシャーでつぶします。
シリコン製だから滑りにくいし、底が広いから力を入れる作業もラクラクです。
丈夫な素材だから、袋の外から手で押さえてつぶしてもOK。
あとは、ハムとキュウリをいれてマヨネーズで味付けするだけ。
しっかりした壁があるから、大きく混ぜても中身が飛び出しません。
ジップトップだけでポテトサラダが完成しました!
すぐ食べないときや、余ったときはそのまま冷蔵庫に入れて保存もOK。
下ごしらえから調理、保存までジップトップだけで完結するので洗い物が激減。
それに中がつるんとして汚れが落ちやすいから、洗い物ストレスまで減らしてくれました。
ジップトップに付いているレシピブックには、ポテトサラダの他にも、パスタやオムレツ、ジャムなどの作り方がのっています。そしてなんと、ごはんまで炊けちゃう!
主食からおかず、付け合わせにデザートまで、何でも作れるすごいアイテムです。
忙しい夕方を乗り切る私の使い方
いろんなメニューが作れるジップトップですが、私がよくやっているのはこんな使い方。
<朝>
ジップトップを使って、じゃがいもや人参などの野菜をレンジでやわらかくしておく。
<夕方>
作りたいメニューに合わせて仕上げる。
- サラダにはドレッシングで和えるだけ
- 煮物には甘辛く味付けするだけ
- ポトフにはコンソメスープを投入するだけ
- カレーにはお湯とルーを足すだけ
夕方は私だけでなく、中高生の子どもたちも部活に塾に忙しい時間帯。スケジュールの合間を縫って晩ごはんを食べさせるのも難問です。
そんなとき、前もってジップトップで途中まで調理しておけば、晩ごはんにはすぐに一品出せてとても助かります。今はもう夕方を乗り切るために欠かすことができない道具になりました。
保存に調理に、わが家の難問攻略アイテムとして定着した「ジップトップ」。最強の相棒として私の毎日をサポートしてくれています。