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エコバッグの洗い方

エコバッグの洗い方を徹底解説。洗濯できないものもお手入れ必須の理由とは

家事のコツ

エコバッグ、洗っていますか?「目立つ汚れが付いたときだけ洗っている」という人も多いのではないでしょうか。
実は、それでは不十分です。エコバッグは定期的に洗うことが必要なんです。でも、自分の持っているエコバッグが洗えるか洗えないか、また、洗い方が分からないという人もいるかもしれません。
そこで、今回はエコバッグの洗い方をお掃除ブロガーのよしママさんに教えてもらいながら、編集部が実際に洗ってみました。その方法と結果をご紹介します。

家事のコツや収納術、インテリアやおでかけにまつわる話などを通して「わたしらしい暮らし方」をご提案します。

エコバッグを洗わないといけない理由

エコバッグを洗う理由

エコバッグって、なんとなく「洗わなきゃ」と思ってはいるけれど、わざわざカバンの中から取り出して洗うのって、ちょっとめんどうですよね。
でも実は、エコバッグには目に見えない細菌や汚れがたっぷりついていることがあるんです。

食中毒の原因になる可能性も!エコバッグは細菌がいっぱい!

きれいに見えるエコバッグでも、油断は禁物。農林水産省の資料では、「目につく汚れやニオイがなくても、知らぬ間に肉や魚の汁、野菜の土が、エコバッグに付着することがあります。そのままにして使い続けると、食中毒菌が増殖してしまい、新たに購入した食品に菌が付着してしまいます」と注意喚起されています。
つまり、汚れたエコバッグを使い続けていると、せっかく買った新鮮な食品に菌が移ってしまうリスクもあるということ。

定期的に洗えば、しっかり除菌できる

では、どうすれば衛生的に使い続けられるのでしょうか?ポイントは、「定期的なお手入れ」にあります。

福岡県の生活協同組合「エフコープ」商品検査センターの調査によると、「エコバッグの衛生検査では、エコバッグを洗濯することで細菌数が安全なレベルまで減少することが確認されています」とのこと。

つまり、きちんと洗うだけで、細菌をしっかり減らすことができるのです。

ただし、すべてのエコバッグが洗えるわけではありません。洗い方を間違えると型崩れや劣化の原因になることも。まずは、自分のエコバッグが洗えるタイプかどうかを確認しましょう。

洗濯できる・できない? エコバッグを洗う前に注意したいこと

エコバッグは、洗えないものもあります。洗い方にもコツが必要ということで、ハウジーでも執筆いただいているよしママさんにポイントを教えてもらいます・

よしママのプロフィール画像

よしママ

お掃除ブロガー。子どものハウスダストアレルギーをきっかけに掃除にはまり、ブログ「節約ママのこだわり掃除」をスタート。時短家事や節約を楽しみながら日々研究中。 著書に『家族が笑顔になる おそうじの魔法』(日本文芸社)がある。

エコバッグが洗えるかは、洗濯表示があるかをまずチェックします。洗濯表示があれば、その指示に従うのが基本です。

エコバッグの洗濯表示

洗濯できるかできないか「素材別」の目安

洗濯表示がない場合は、どうしたらよいのでしょうか。

エコバッグの主な素材は「ポリエステル」「ナイロン」「コットン」の3つ。そのほかに、内側がアルミ素材になっている保冷タイプなどもあります。もし洗濯表示がないなら、一般的に洗濯できるかどうか、素材ごとの目安を参考にするとよいでしょう。

洗濯機手洗いアイロン
ポリエステル×
ナイロン×
コットン
保冷エコバッグ×××

コットン以外のエコバッグは、塩素系漂白剤・柔軟剤・乾燥機は避けた方がベターです。

ポリエステルやナイロンなど素材が洗えるエコバッグであっても、立体的なものや繊細な装飾があるものは、洗濯機を避けたほうがよいでしょう。型崩れや装飾がとれないよう、やさしく手洗いしましょう。

「色落ち」するかどうかの確認方法

よしママさんによると、「洗える素材のものも、商品によっては色落ちする可能性があります」とのこと。丸洗いする際には、目立たない場所に少量の洗剤をつけて、トントンと軽く布でたたき確かめてから洗うようにする方がベターとのことです。

エコバッグは「単独で洗う」のが基本

先ほどもお伝えしたようにエコバッグは、見た目以上に汚れています。そのため、他の洗濯物と一緒に洗うのは避けて、エコバッグだけを単独で洗うようにしましょう。

では、具体的にどのようにお手入れすればよいのでしょうか? 編集部が実際に洗ってみながらご紹介します。

丸洗い可能なエコバッグを「手洗い」する方法

「型崩れしそうなものは手洗いがおすすめです」とよしママさん。いきなり洗濯機で洗うと、痛めるリスクがあるため、お気に入りのエコバッグなら手洗いをする方が安心です。

エコバッグを手洗いするのに用意するもの

今回、実際に手洗いするのは、ナイロン製でできたエコバッグです。ナイロン製であること、またかなり薄手でること、カラビナが付いているということから、手洗いします。用意するものは以下です。

  • 液体の中性洗剤(衣類用洗剤)
  • 洗い桶(バケツやシンクでもOK)
  • 歯ブラシ・洗濯ブラシ
  • バスタオル

基本は中性の液体洗剤で洗います。コットン素材のエコバッグであれば、弱アルカリ性の洗剤でもOK。市販されている衣類用洗剤であれば、ほとんどのものが使えます。

エコバッグを手洗いする手順

ナイロン素材のエコバッグの洗い方1「洗剤液を作る」

1.洗剤液をつくる

洗い桶やシンクに水をため、中性洗剤をとかして洗剤液を作ります。

「パッケージなどに書かれた表示通りに、手洗い用の洗剤液を薄めて作ります」とよしママさん。

ナイロン素材のエコバッグの洗い方2「手で押し洗い」

2.エコバッグを入れて洗う

洗剤液にエコバッグを沈め、手でやさしく押し洗いします。

「エコバッグを静かに上下させて洗います」とよしママさん。

ナイロン素材のエコバッグの洗い方3「汚れを歯ブラシでこする」

3.気になる汚れを歯ブラシで落とす

部分的な汚れやシミには、歯ブラシを使ってやさしくこすりながら落としましょう。
繊維を傷めないよう、力を入れすぎないのがコツです。

ナイロン素材のエコバッグの洗い方4「きれいな水ですすぐ」

4.きれいな水ですすぐ

洗剤液を流し、きれいな水に入れ替えてすすぎます。

「すすぎを2回繰り返します」と、よしママさん。

ナイロン素材のエコバッグの洗い方5「バスタオルで水を拭き取る」

5.バスタオルで水気を拭き取る

軽く絞ったエコバッグをバスタオルにはさみ、やさしく包むようにして水気を取ります。

「ネットにいれ洗濯機で脱水1分かけると早く乾きますが、デリケートなバッグはバスタオルがオススメ」と、よしママさん。

ナイロン素材のエコバッグの洗い方6「陰干しする」

6.吊るして陰干しする

ピンチハンガーなどで吊るし、風通しのよい場所で陰干しします。

「水のたまりやすい底部分を上にして、つり下げると乾きやすいです」と、よしママさん。

エコバッグを「洗濯機」で丸洗いする方法

続いて、よしママさんに洗濯機で洗う場合の洗濯方法を教えてもらいました。洗濯機で洗う場合も、他の洗濯物と分けて、エコバッグだけを弱水流の手洗いコースで洗うようにします。

エコバッグを洗濯機であらうときに用意するもの

今回洗うのは、ポリエステル製のエコバッグ「マーナのシュパット」という商品です。頑丈な作りで、手洗いOKのものです。

  • 洗濯ネット
  • 液体の中性洗剤(衣類用洗剤)

洗濯機で洗う場合は、必ず洗濯ネットに入れて洗うことが大切です。「基本的に中性の液体洗剤を薄めて使うのがおすすめ」とよしママさん。コットン素材の場合は、弱アルカリ性の洗剤を使ってもOKです。

エコバッグを洗濯する手順

ここでは、ポリエステル製のエコバッグを使って、洗濯機での洗い方をご紹介します。

洗濯機でのエコバッグの洗い方「洗剤液を作る」

1.洗剤液をつくる

洗濯機に水をため、中性洗剤を入れて洗濯液を作ります。

「パッケージなどに書かれた表示通りに、手洗い用の洗剤液を薄めて作ります」とよしママさん。

洗濯機でのエコバッグの洗い方「エコバッグをネットに入れる」

2.エコバッグを洗濯ネットに入れる

エコバッグは必ず洗濯ネットに入れてから洗いましょう。

気になる汚れがある場合は、その部分が外側になるように入れると、洗剤や水流がしっかり当たりやすくなります。

洗濯機でのエコバッグの洗い方「弱水流で洗う」

3.弱水流で洗う

エコバッグを洗濯機に入れて、洗濯スタート。

洗濯コースは、「ドライコースか手洗いコースで」と、よしママさん。

弱水流でやさしく洗います。

洗濯機でのエコバッグの洗い方「陰干しする」

4.陰干しする

洗い終わったら、風通しのよい場所で陰干しします。

「生乾きの状態だと嫌なニオイがつく原因になるので、しっかり乾かすように注意してください」とよしママさん。

「ガンコな汚れ」がついたエコバッグを洗う方法

食品のシミや油汚れなど、手洗いや洗濯機で洗うだけでは落としきれないガンコな汚れもありますよね。オキシドールで汚れた取れるということを社内で聞いたので、本当にそうなのか洗ってみました。

エコバッグのガンコな汚れ落としに用意するもの

自転車で食材の買い出しするときに使っている編集部エコバッグを洗います。アイテムは、ポリエステル製の「シュパット ドロップ」。自転車カゴに入れたり、机横の床に置いたりしているうちに「謎の黒ずみ」が付いています。手洗いでも洗濯しても落ちない汚れです。

エコバッグの頑固な汚れを落とす方法
  • 洗い桶
  • 歯ブラシ
  • 衣類用の粉洗剤
  • オキシドール
  • 食器用洗剤(除菌タイプではないもの)

衣類用洗剤は、液体タイプより洗浄力の高い粉洗剤を使います。

また食器用洗剤は、除菌効果のあるものはエコバッグが色落ちしてしまうので避けた方がベターです。特に帆布やキャンバス地のエコバッグは、ナチュラルな生成りのが失われて、真っ白になってしまうこともあります(実際、編集部で試してみて、白シミがつきました)

ドラッグストアや薬局で市販されている「消毒用オキシドール」を使用します。

ガンコ汚れ用の洗剤を作る手順

エコバッグを洗う洗剤を作る

1,洗剤を混ぜる

  • 食器用洗剤 1
  • オキシドール 1
  • 衣類用粉洗剤 1

全て1:1:1の割合でまぜます。1回分はだいたい小さじ1(5㏄)ずつでOKです。

エコバッグを洗うための洗剤

2.泡立つまで少し置く

混ぜた洗剤は、泡立ってくるまで約5分ほど放置します。
プクプクと泡が出てきたら準備完了です。

エコバッグが色落ちしないか確認する

3.色落ちしないか確認する

ウエスや歯ブラシに洗剤を少量つけて、エコバッグの目立たない場所に付け、色落ちしないか確認します。

強力な洗剤なので、色落ち確認は必ず行うようにしてください。

エコバッグのガンコな汚れを落とす手順

洗剤を溶かした水にエコバッグをつけ置きする

1.エコバッグをつけ置きする

洗剤を溶かした水に、エコバッグを30分~1時間程度つけ置きします。

汚れがひどい場合は、ぬるま湯を使うのもおすすめ。ただし、熱に弱いナイロン製のものは、痛む場合もあるので注意してください

水を替えてエコバッグをすすぐ

2.水を替えてすすぐ

洗い桶の中で水を数回変えてすすぎます。 

頑丈なエコバッグなら、洗濯機の手洗いコースで洗ってもOKです。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                

洗ったエコバッグを陰干しする

3.陰干しする

洗い終わったら、風通しのよい場所で陰干しします。

ガンコな汚れがそれでも落ちない場合は

洗剤をエコバッグの汚れにのせる

つけ置きするだけで汚れが落ちない場合は、汚れた箇所に直接洗剤をしみ込ませると落ちる場合もあります。

<ガンコに汚れた箇所に、洗剤をしみ込ませる方法>

  • 汚れの付いた場所に直接、直接洗剤をのせて数分放置する
  • 歯ブラシに洗剤をのせて、トントンとたたくようにして直接洗剤を直接しみ込ませる

上記のように、汚れた箇所に洗剤をしみ込ませたら、その後、つけ置き洗いをしてすすぎます。

ただし、この方法は直接洗剤をしみ込ませるだけに、その部分が色落ちしたり痛む可能性があります。「汚れがガンコでどうしても落ちないけど、捨てるのはもったいない!」といったように、それでも落としたいという場合のみ行うようにしてください。

ガンコな汚れがついたエコバッグ、洗う前と後では?

エコバッグの汚れを落とす前と落とした後

画像の左が洗う前、右が洗ったあとのエコバッグ。自転車のカゴに入れて付いたこすれたような黒ずみ。このように、ほとんど目立たないくらいキレイに落ちました!

実はこれ、普通に手洗いしただけでは落ちなかった汚れなんです。しっかりケアしてあげるだけで、ここまで変わるなんてびっくりしました。

洗えないエコバッグのお手入れ方法

洗濯機や手洗いができない素材のエコバッグは、「拭き洗い」すれば清潔に保てるとよしママさん。保冷エコバッグは、洗えないタイプが多いですよね。

そこでよしママさん監修してもらいつつ、「除菌シートで拭く」「除菌スプレーを使う」という2つの方法でお手入れしてみました。

除菌シートを使ったお手入れ方法

今回洗うのは、「ライゼンタール」というブランドの保冷エコバッグ。バッグに近い立体的な造りで、外側はポリエステル製。内側は、高品質のアルミニウムライナーという断熱素材を使用しています。

エコバッグを除菌シートで拭いてお手入れ

1.除菌シートで拭く

除菌シート手に取り、エコバッグの内側から拭いていきます。

エコバッグの隅は念入りに拭く

2.底や角をていねいに拭く

内側全体をまんべんなく拭けたら、底や角の細かい部分を拭きます。

「特に汚れがたまりやすい底の角を念入りに拭きます」と、よしママさん。

エコバッグを除菌シートでお手入れ

3.エコバッグの外側も拭いて乾かす

外側も汚れや菌が付着している可能性があるので、素材を傷めないようにやさしく拭きます。

拭いたあとは、風通しの良い場所でしっかり乾燥させましょう。

除菌スプレーを使ったお手入れ方法

洗えないエコバッグを除菌スプレーでお手入れ


1.布巾にスプレーをかける

きれいな布巾や柔らかい布に除菌スプレーを吹きかけます。

洗えないエコバッグを除菌スプレーでお手入れ

2.エコバッグの内側と外側を拭く

汚れがつきやすい内側を中心に、全体をやさしく拭きましょう。縫い目やポケットの中も忘れずに。

拭いたあとは、風通しのよいところでしっかり乾かしましょう。

台所中性洗剤を使ったお手入れ方法

洗うのは、「BigBee」という保冷タイプのエコバッグです。中面の保冷の表面はPEVA、中材は発砲ポリエチレンでできていて立体的なデザイン。洗濯不可の表示があります。

洗えないエコバッグを洗剤で拭く

1.洗剤液を作る

容器に水を入れ、台所用中性洗剤を加えて洗剤液を作ります。

分量は、「台所用中性洗剤2~3滴を200mlほどの水で薄めます」とよしママさん。

洗えないエコバッグを洗剤で拭く

2.布巾に染みこませて拭く

清潔な布巾に洗剤液を含ませて軽く絞り、エコバッグをやさしく拭きます。

洗えないエコバッグを洗剤で拭く

3.すすぎ拭きをして、しっかり乾かす

水で絞ったきれいな布巾で、洗剤が残らないように「すすぎ拭き」をします。

その後は、風通しのよい場所でしっかりと乾かしましょう。

エコバッグを乾かすときの注意点

洗ったエコバッグは、風通しのよい場所で干しましょう。直射日光は色あせや生地の劣化を招くことがあるため、陰干しするのが基本です。

生乾きの状態だと嫌なニオイがつく原因になるので、しっかり乾かすように注意してください」とよしママさん。「洗剤拭きや使い捨てシートで拭いたあとも、30分ほど乾かしてから仕舞います」とのこと。

エコバッグを乾かし方

また、「大きなエコバッグは、持ち手を下にしてピンチハンガーで吊るすように干すと、水気が早く乾きやすいです」とのこと。干す前に軽く形を整えてから干すようにすると、シワや型崩れを防ぐことができますよ。

エコバッグを清潔に使う際のポイント

エコバッグは、日々のちょっとした気配りや工夫で、より長く衛生的に使い続けることができます。次に、エコバッグを清潔に保つための具体的なポイントをご紹介します。

エコバッグを床に置かない

エコバッグを床に置かない

買い物から帰ると、ついエコバッグをポンと床に置いてしまいがち。でも、床に直接置くと、エコバッグの底に汚れや雑菌が付着してしまいます。台やスツールに置いたり、フックに掛けたりして、床置きを避けるようにしましょう。

肉や魚や根菜・常温野菜はポリ袋に入れる

肉や根菜はポリ袋に入れてからエコバッグに入れる

生鮮食品や土付き野菜は、汁漏れや汚れの原因になりがちです。個別にポリ袋に入れてからエコバッグに入れると、衛生的です。もし汁漏れしても、ポリ袋に入れていれば、エコバッグを洗う手間が減りますよ

食材が崩れないように入れる順番に注意する

トマトや豆腐などが潰れて中身が漏れると、バッグの中が汚れてしまいます。重いものは下、やわらかいものは上を意識して入れるだけで、汚れ防止になりますよ

食材と日用品を入れるエコバッグを分ける

食品はポリ袋に入れてからエコバッグに入れる

食材専用のエコバッグを決めておくと、汁漏れや汚れがないかをこまめにチェックしやすく、お手入れも簡単です。また、万が一汁が漏れても、日用品を汚さずに済むので、余計な手間を省けます。

帰宅後はすぐに食材を出す

エコバッグで買い物

買ってきた食材を入れっぱなしにしておくと、バッグの中が蒸れて雑菌が増えることも。とりあえず中身だけでもサッと出して、エコバッグが湿気にくいようにしておきましょう。

使い終わったら、畳む前に除菌する

毎回洗うのが難しくても、アルコールシートなどでサッと拭くだけでもOK。畳む前にひと手間かければ、清潔さをキープできますよ。

清潔なエコバッグで、気持ちよくお買い物を

エコバッグは、食材を入れる場合は「週1~2回」の洗濯が理想的です。ただ、夏場に使う保冷タイプのエコバッグは、「水滴やニオイ、汚れが貯まりやすいので、使う度に拭き取るなどお手入れが必要です」とよしママさん。

肉や魚など生鮮食品を入れることもある食品用エコバッグは「2週間に一度は丸洗いするなど、定期的なチェック必要」とよしママさん。エコバッグは、汚れたら洗うものではなく、洋服と同じ感覚で使ったら洗うものと認識をかえるようにしましょう。

また、以下のサインが出たら、見た目がきれいでも一度洗ってリセットしておくようにしましょう。

  • 食材の汁や水分がついた
  • なんとなくにおう
  • 雨で濡れた
  • 中がベタつく感じがする

使ったら毎回サッと除菌シートで拭くのも清潔に保つコツです。

エコバッグを安心して使いたいなら、ちょっとした意識改革をするだけです。食中毒が気になる季節も、ちょっとした注意で、気持ちよ買い物ができるので、ぜひ洗ってみてくださいね。

公開日:2021年2月19日
更新日:2025年5月12日

LINEクーポン

参考資料

賢く楽しくお買い物!~エコバッグでも食中毒予防~ 検索日:2025年5月12日
福岡県宗像市(エフコープ商品検査センター報告)「エコバッグ、洗っていますか?」 検索日:2025年5月12日

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