インテリア・整理収納・リメイク・DIYなと暮らしを楽しむコツを発信。 美容室、サロンなど空間プロデュースやコーディネーターとしても活動中。 著書に『おうち時間を楽しむインテリア』(宝島社)。 2018年オリジナルブランド[VIEJOUER]を立ち上げる。
ダイニングテーブルについついモノを置いてしまう、という方は多いのではないでしょうか。
ライフオーガナイザー山本瑠実がお届けする新連載。第1回は、ダイニングテーブルの上の整理整頓方法についてアドバイスします。
ダイニングテーブルの上、どうやったら散らからなくなる?
ダイニングテーブルって、置いてある場所も広さもモノを置くのにちょうどいいんですよね。
ついつい郵便物を置いてしまったり、学校や塾の宿題、プリント類がどんどん溜まっていったりしてしまいます。
毎回食事の度に片付けるのが面倒!と思われる方も多いと思いますが、実はダイニングテーブルの上に置いてあるものって意外とグループ分けができるんですよ!グループ分けをして、誰でも簡単に片付けられるように仕組みを作ってみましょう。
【山本瑠実流】ダイニングテーブルの片付けアイデア
4つのステップで、散らかりにくいダイニングテーブルを作りましょう。
STEP1:モノをグループに分ける
まずはグループ分けをしてみましょう!
- ノートや手帳、新聞、プリントなど
- ティッシュ
- リモコン
- 食器
このように分けてみます。
たくさん散らかっていると「片付けが大変!」と感じてしまいますが、だいたい4~6個くらいのグループに分けることができるんです。
慣れてくると、グループ分けをしなくてもサッと手が動くようになるので、慣れるまでは少し時間が掛かりますが、こうして「分けてから片付ける」というのを意識してみてくださいね。
STEP2:モノの住所を決める
次に、収納グッズを使ってモノの住所を決めます。
ただし、収納グッズをお店へ買いに行くのは必ずグループ分けをしてからにしてくださいね。
先に収納グッズを買う方もいらっしゃいますが、「買ったけど使わなかった…」となることも多いです。
まずはグループ分けをしてみて、「これはいつもテーブルの上にあるな」というモノの収納グッズだけを買うようにしてください。
一気にやろうと思わなくて大丈夫です。少しずつ、確実に進めましょう。
STEP3:テーブル裏を活用
私が特にオススメなのはこちらの2つです。
- 壁ピタティッシュ
- 壁にスッキリ収納できる両面テープフック
どちらも100円ショップで購入しました。
テーブルの裏を使った収納で、誰にでも分かりやすく、取り出しやすく、いつもリモコンとティッシュはここにあるのでテーブルの上に出しっぱなしになることはありません。
ただ、実は壁ピタティッシュの方は、ティッシュを取り出すときに下へ引っ張って使うからか、よく落ちてしまうんです。最近話題の魔法のテープを使えばギュッとくっついて落ちてこなくなるので、ぜひ試してみてくださいね。
STEP4:カゴなどにまとめる
ティッシュやリモコンはテーブルの下や裏へ、食器はキッチンへ、残った宿題やプリント類
は、食事の前であれば一度カゴなどにまとめてしまいましょう。
毎回毎回食事の前に「片付けて!」と声を張ってなんとなくピリッとした空気になってしまうと、せっかくの食事の時間がもったいないですよね。大人も子どもも夜は特に疲れています。体力も残っていないし、お腹も減っています。
食事は家族がコミュニケーションをとる大切な時間なので、気持ちよく過ごせるようにカゴへ入れるだけでOKです!「きっちりよりも心地よく」を大切にしてくださいね。
食事が終わってテーブルの上を片付けて、磨き終わったら、カゴの中のモノを出して、もう一度それぞれの作業(宿題や仕事、読書など)の時間を過ごすか、またはお片付けの時間として食後に片付ける習慣をつけてもいいですね。
もしくは、「カゴの中がいっぱいになるまでは片付けなくてもOK」としてもいいと思います。
お片付けのタイミングはいつでもいいですが、夕飯前や寝る前は避けるといいですね。
疲れているとき、お腹が減っているときはどうしても前向きに考えることが難しいので、休日の午前中やおやつの前など、片付ける本人も見守る側も元気のあるときがオススメです。
山本瑠実おすすめ「ダイニングテーブル収納」アイテムはコレ!
山崎実業「tower(タワー)」テーブル下収納ラック
おすすめの理由は?
ティッシュがキレイに収まるところと、浅めなところもいいですね!あまり深さがあるとどんどん入れてしまいそうですが、このくらいはちょうどいいなと思います。
Lesson1のまとめ「ダイニングテーブルの上のモノを把握して」
ダイニングは家族が集まる場所なので、ダイニングテーブルの上はどうしてもモノも集まってきてしまいます。
まずはいつも置いてあるモノが何なのか、それを知ることで対策もできますよ。