北海道の庭で、野菜と共にハーブ・野草・山菜を育てる菜園家。また、それらの食材の楽しみ方・調理方法をプロとして、Yahoo!などの様々なメディアで発信している。Instagram・ブログ『料理+菜園づくり 食育インストラクターracssの日々の暮らし』で、その様子を公開中。
友達が来るから、いつもと変わったおしゃれなサラダが作りたい!というときには、しょっパフェにしてみませんか?
「しょっパフェ」とは、SNSをきっかけに人気になった甘くないパフェ。
サラダやおつまみ系の食材を、パフェのように盛り付けるスタイルです。
パフェ用の器がなくても、おうちにあるグラスで大丈夫。
パフェっぽく盛り付けるコツは3つだけ!
● 彩りをきれいにする。
● トッピング、クリーム系、ベースとなる食材をそれぞれ決める。
● 混ざっても美味しい組み合わせを考える。
盛り付ける前に食材を選んでから始めましょう。
トッピングにおすすめの食材は?
まずは上にのせるトッピング食材を数種類選びます。
最初に目に留まる部分なので、カラフルなものや飾りになりそうなものの中から、味の合う組み合わせを考えて選ぶと簡単です。
例えば…(画像右下から)
ミニ唐揚げ、枝豆、チーズ、かにかま、コーン、スモークサーモン、ゆで卵、プチトマト、スライスきゅうり、ナッツ、スナック菓子、ビーフジャーキー。
特に、長さのある食材をトッピングに加えると一気にパフェらしく見えますよ。
数種類選んだら、他の食材はグラスの底に入れるベース部分に使ってください。
しょっパフェのまとめ役!クリーム系食材を選ぼう
パフェといえばクリームやアイスなどがのっているものですね。
パフェのクリームは味の中心となって他の食材をまとめてくれるので、意外と重要なんです。
しょっパフェに使えそうなクリーム系食材といえば…
(画像右側から)
マヨネーズ、下段の豆腐とごま豆腐、中段のツナマヨ、タルタルソース、上段のアボカドで作るディップ、ポテトサラダ。
そのほか、ドレッシングやコンソメをゼリーで固めてくずしたクラッシュゼリー、クリームチーズや水切りヨーグルト、マカロニサラダなども使えます。
グラスの底に入れるベース食材は?
最後にグラスの底部分に入れる食材を選びます。
レタスやスライス野菜などなんでも良いのですが、上からかけたドレッシングやクリーム系食材の味が混ざっても美味しく食べられるものがおすすめ。
わかめなど海藻類、トッピング食材の中にもある豆やコーンなども便利です。
トッピングやクリーム系食材をのせても沈み込まず形をキープできるよう、ある程度しっかり量を詰める必要があります。
彩りよく層にして入れるときれいです。
普段使いのグラスでポテトサラダパフェを作ってみよう
今回はおつまみ系のスモークサーモン、チーズ、ビーフジャーキー、ナッツをトッピングとして選び、メインはポテトサラダにします。
1. まずグラスの底から、プチトマト、枝豆、コーンをグラスの8分目まで重ねます。
2. 次に、ハムをしいてからポテトサラダを丸く盛り付けます。
3. ポテトサラダに刺すようにしてビーフジャーキー、チーズを盛り、レタスを彩りに挟みます。スモークサーモンは渦巻き状に丸めて添えます。
ナッツをポテトサラダのトップにのせてできあがり。
しょっパフェの簡単アレンジアイデア
いつものサラダをグラスに盛るだけでもしょっパフェはできちゃいます。
こちらのベースにはレタスとスライスきゅうりを入れ、中段にツナマヨを入れてからゆで卵、かにかま、アボカド、プチトマトを盛り付けました。
細長いスナックを添えるとパフェ風に見えますね。
こんな風に目先を変えると、野菜嫌いのお子さんにも食べてもらえるかもしれません。
こちらは、少し小さめのグラスにお豆腐を盛り付けた簡単なしょっパフェです。
ベースにはわかめとキュウリを詰め、絹ごし豆腐とごま豆腐をスプーンですくって盛り付けました。
ソースはごま豆腐についていたタレをそのまま活用。
彩りにパプリカと青しそを添えてあります。
食材の組み合わせは無限!しょっパフェの楽しみ方
しょっパフェは組み合わせる食材次第でお酒のおともにも、パーティメニューにもアレンジは自由自在。
お友達を呼んだときなどは、いろいろな種類からどれが食べたいか選んでもらうのも楽しそうですね。
焼き肉やギョウザ、唐揚げなどをトッピングに使ってボリュームたっぷりに仕上げるのもあり。
マグロやイカなどのお刺身をのせても美味しそう。
自由な発想でいろいろな食材を使って作ってみてください。
※生ものを使う時や、熱いものと冷たいものを組み合わせるときは傷みやすくなるので、作ってからすぐ食べるように注意します。暑い季節はグラスごと冷やしておけるサラダ系が安心です。