フリーマガジン制作・料理フォト撮影を行い、料理写真講座の講師も担当。ライターとしては、フリーマガジンやネット媒体において、趣味の旅行や料理に関する記事を執筆。 主婦歴20年超。料理好きを生かし、インスタグラムにて料理やスイーツの写真投稿をしフォロワーとのやりとりを楽しんでいる。 Youtubeチャンネル【箱根移住夫婦の休日バンライフ 】運営。
たくさん作って残ってしまったカレー。ごはんにかけるだけではちょっと飽きてきた……というときは、少し手を加えてアレンジすることでさらにおいしくいただくことができます。
今回は残ったカレーを翌日においしく食べるリメイクメニューをご紹介します。
レトルトカレーを使った手軽なアレンジにも使えるアイデアなので、ぜひチェックしてみてください。
忙しい朝におすすめ。簡単カレーアレンジレシピ
忙しいので料理にあまり時間をかけたくない!というときにおすすめのアレンジレシピをいくつかご紹介します。余ったカレーを使えば、手間も時間もかからずとてもおいしい料理があっという間に完成しますよ!
朝からガッツリ!「カレーチーズトースト」
「カレーチーズトースト」は、忙しい朝にうれしい時短レシピ。トーストにレトルトカレーをぬり、小さくカットしたピーマンや輪切りにしたウインナーを散らしたら、その上にとろけるチーズをのせてトースターで焼くだけ。
朝から満足度の高い、おいしいトーストをいただくことができます。晩ごはんのカレーがちょっとだけ余ったときにも使える超簡単アレンジメニューです。
簡単なのに濃厚クリーミー!「カレークリームスープ」
こちらの「カレークリームスープ」は、クリーミーで朝食時にパンと一緒にいただくのにぴったりのレシピ。以下レシピの分量は2人分です。
カレークリームスープ(2人分)の材料
- 余ったカレー(レトルトカレーでも可)……200g
- 牛乳……1カップ
- 固形コンソメ……1個
- 生クリーム……大さじ1.5
- 塩コショウ……少々
- パセリ……お好みの量
カレークリームスープの作り方
1.余ったカレー200gほどを鍋に入れ、カレーの具材を軽くお玉などでつぶします。
2.牛乳1カップ、固形コンソメ1個を加えてふつふつとするまで弱火にかけます。
3.生クリーム大さじ1.5を加えて全体を混ぜ合わせてから、仕上げに塩コショウで味を整え、パセリをぱらりと振れば完成!
生クリームを少量加えることで、濃厚クリーミーなおいしいカレースープに仕上がります。
パンを添えるだけでなく、茹でたショートパスタをスープに加えてもおいしくいただけますよ。
昼食におすすめ。みんな大好き定番カレーメニュー
余ったカレーに子どもが大好きな食材をいくつかプラスして、さらにおいしく喜ぶ味わいに仕上げていきましょう♪
出汁の効いた和風の味付け「カレーうどん」
カレーリメイク定番の「カレーうどん」ですが、いつも「茹でたうどんにカレーをかけるだけ」という方も多いと思います。
それももちろんおいしいですが、めんつゆやキノコなどをプラスすることで、出汁の効いた和風テイストのカレーうどんを簡単に作ることができます。
作り方もとても簡単。以下レシピ分量は2人分となっています。
カレーうどん(2人分)の材料
- 余ったカレー(レトルトカレーでも可)……200g
- めんつゆ(薄め)……1カップ
- キノコやネギ……お好みの量
- うどん……1~2玉
カレーうどんの作り方
1.余ったカレーは、めんつゆ(薄め)1カップと合わせて鍋に入れ、お好みの具(キノコやネギなど)を加えます。その後フツフツとなるまで中火にかけます。
2.具材に火が通ったら、水溶き片栗粉を少量加えてとろみを出します。
3.茹でたうどん(冷凍うどんでも可)を鍋に入れて軽く混ぜ合わせたら完成。
めんつゆ+キノコで良い出汁がでて、余ったカレーで作ったとは思えない、とてもおいしいカレーうどんをいただくことができます。
卵プラスでまろやか「ドライカレーパスタ」
次にご紹介するのは、こちらの「ドライカレーパスタ」。
カレーとパスタは子どもも喜ぶ組み合わせ。余ったカレーや普通のレトルトカレーでもおいしくいただけますが、「ドライカレー」を使用することでミートソースパスタのような印象になります。
卵の黄身を混ぜていただけば、辛さもまろやかになり、パスタも絡んでとても食べやすくなりますよ。
ドライカレーパスタの材料
- 余ったドライカレー(レトルトカレーでも可)
- パスタ
- 卵黄
晩ごはんにおすすめ。絶品カレーアレンジレシピ
晩ごはんには、メインのおかずや主食のアレンジメニューがおすすめ。
カレーが余った際にはぜひ作ってみてください!
相性抜群の組み合わせ「ドリア風アボカドのせ焼きカレー」
こちらは、「ドリア風アボカドのせ焼きカレー」です。アボカドとカレーは相性抜群!
焼きカレーにすることで、アボカドがホクホクになり、とてもおいしくいただけます。
ドリア風アボカドのせ焼きカレーの材料
- 余ったカレー(レトルトカレーでも可)
- ごはん
- アボガド
- とろけるチーズ
- パセリ
ドリア風アボカドのせ焼きカレーの材料
1.耐熱皿にごはんをいれ、カレーをかけます。
2.その上にスライスしたアボカドと「とろけるチーズ」を乗せて、トースターでチーズに焼き色がつくまで焼いたら完成です。
最後にパセリをぱらりとすると、色合いもよくなりますよ♪
余ったカレーだけでなくレトルトカレーの活用方法としてもおすすめです。
他にもカレーと相性の良い食材が気になる方は、あとで説明する「カレーに合うおすすめの食材」もチェックしてみてくださいね。
残り野菜やウインナーをプラス♪「カレーリゾット」
チーズのとろみとまろやかさが、スパイシーなカレーと相性抜群。
おいしすぎて「おかわり」の声が止まりません!
冷蔵庫の残り野菜などを一緒に使ってしまえるのもうれしいポイントですね。
以下レシピの分量は2人分となっています。
カレーリゾット(2人分)の材料
- 余ったカレー(レトルトカレーでも可)……200g
- 牛乳……300ml
- 生クリーム……大さじ1
- 牛乳……300ml
- ウインナー……2本
- ブロッコリー……5~6房
- ごはん……150g
- とろけるチーズ(シュレッドタイプ)……大さじ2
- 粉チーズ……お好みの量
- パセリ……お好みの量
カレーリゾットの作り方
1.余ったカレー(200g程度)は鍋にいれ、具材をお玉などで軽くつぶし、牛乳(300ml)と生クリーム(大さじ1)を加えます。
2.中火にかけてふつふつとしてきたら、ウインナー2本(輪切り)、茹でたブロッコリー5〜6房を加え、具材に火が通ったらごはんを150g程度加えてさらに煮詰めていきます。
3.ほどよく汁気が飛んだら、とろけるチーズ(シュレッドタイプ)を大さじ2程度加えて全体をまぜて火を止めます。器に盛り付けてから粉チーズとパセリを振って完成です。
おかずの一品「カレーポテト春巻き」
続いてご紹介するのは、レトルトカレーをおかずにアレンジした、名付けて「カレーポテト春巻き」。
作り方はとっても簡単!
カレーポテト春巻きの材料
- 茹でたじゃがいも……2個程度
- 余ったカレー(レトルトカレーでも可)
- 春巻きの皮
- とろけるチーズ
カレーポテト春巻きの作り方
1.茹でたじゃがいも(2個程度)の皮をむいてマッシュしたら、余ったカレーかレトルトカレー1/2袋を加えて混ぜ合わせ、カレー味のマッシュポテトを作ります。
2.春巻きの皮にスライス状のとろけるチーズを半分に折って乗せます。
3.その上にカレーマッシュポテトをのせて巻き、油で揚げたら完成!
カレー味のポテトがたっぷり入った、ホクホクおいしいカレーポテト春巻き。
晩ごはんのおかずはもちろん、お弁当にも超おすすめです!
お弁当やおやつにもおすすめ「カレーコロッケ」
おかずにもお弁当にも使える「カレーコロッケ」。
作り方は下記の通りですので、参考にしてください。
カレーコロッケの材料
- じゃがいも……3〜4個
- 余ったカレー(レトルトカレーでも可)
- 小麦粉
- 溶き卵
- パン粉
- 塩コショウ
カレーコロッケの作り方
1.じゃがいもは皮をむいてから茹で、ボウルに入れて木べらでつぶします。
2.余ったカレーお玉1〜2杯分程度(お好みで増減)に、塩コショウを加えて混ぜ合わせておきます。
3.お好みの大きさに成形して小麦粉、溶き卵、パン粉の順で衣をつけてから、油でこんがりと色よく揚げたら完成。
<ポイント>
晩ごはんのおかずとしていただく際にはボリュームたっぷりの大きめに作りましょう。逆に、お弁当に入れる際には、小さく作るのがおすすめです。
晩ごはんのおかずやお弁当としてではなく、丸くて小さいカレーコロッケをたくさん作って、おやつにパクパクっといただいてもおいしいですよ。
パンにもご飯にも合う!「カレーポトフ」
次にご紹介するのは、こちらの「カレーポトフ」です。
いつものポトフがみんな大好きなカレー風味に。
パンにもごはんにも合う美味しいポトフです。
カレーポトフの材料
- お好みの野菜
- 余ったカレー(レトルトカレー)
- 水
- コンソメ
- ケチャップ
カレーポトフの作り方
1.鍋にお好みの野菜とひたひたの水・コンソメを入れます。
2.野菜に火が通るまで煮込んだら、最後に余ったカレーかレトルトカレー1袋とケチャップ少々をいれてひと混ぜ。
3.再度煮立ったら完成です。
カレー味の「カレー肉豆腐」
和風メニューの定番「肉豆腐」も、余ったカレーやレトルトカレーをプラスすることで、ひと味違ったおかずに大変身!
作り方もとても簡単です。
カレー肉豆腐の材料
- 余ったカレー(レトルトカレー)
- 肉豆腐
カレー肉豆腐の作り方
1.あらかじめ余ったカレー(レトルトカレー)の具材を少しつぶしておき、いつもより薄味で肉豆腐を作ります。
2.肉豆腐の汁を少し取り分けて、レトルトカレーを混ぜ合わせます。
3.混ぜ合わせた汁を鍋に戻したら、弱火で加熱。フツフツと5分程度煮込んで完成です。
晩ごはんのおかずとしていただくのはもちろん、ビールなどアルコールにもぴったりの味付けとなっています。
カレー味の肉豆腐を堪能した後は、残った汁をごはんにかけてもおいしいですよ!
カレーに合うおすすめの食材
カレーをたくさん作りすぎたり、レトルトカレーの味に飽きてしまったときには「カレーに合う食材」をプラスするのがおすすめ。
冷蔵庫に余っている野菜やチーズなどをプラスするだけで、まるでレストランのような味わいのカレーにアレンジすることができます。
カレーに合う食材リスト
- たまご
- アボカド
- トマト
- パプリカ
- チーズ
- フライドオニオン
1番お手軽なのはたまご。目玉焼きをカレーの上に乗せるのも定番ですし、ごはんにスクランブルエッグをのせてその上からカレーをかければ、「オムカレー」のような仕上がりになります。
また、アボカドやトマト、パプリカなどの野菜も相性抜群! アボカドやトマトはカットしてそのままカレーライスの上へ。マヨネーズを少しかけてもおいしいです。
パプリカやズッキーニなどの野菜をグリルしてトッピングすれば、野菜たっぷりのカレーが手軽に作れます。
チーズもカレーとの相性がとてもよいです。カレーにとろけるチーズをトッピングすれば、辛口のカレーもまろやかで食べやすくなります。
サラダに振りかけるとおいしいフライドオニオンもカレーにぴったり。カレーを食べる際、上から振りかけてトッピングとしていただけば、フライドオニオンの香ばしさがプラスされたおいしいカレーになりますよ。
さらに、フライドオニオンはカレーを煮込む際にプラスすることもできるんです。
カレーを煮込む際、たっぷりとフライドオニオンを加えれば、まるで飴色玉ねぎを使用したような甘みと旨味たっぷりのカレーに仕上がります。
味を変えるだけ!調味料をプラスする「ちょこっとアレンジ」
食材を用意するのが面倒なときは、カレーに調味料をプラスしてみましょう。冷蔵庫にある調味料を足すだけで、ちょっとした味のアレンジをすることができます。
ソースやケチャップをプラスしてもとてもおいしいですし、マヨネーズをプラスすると辛さがまろやかになります。
味に深みを出すなら、オイスターソースをほんの少しプラスしてもGood!
辛さが足りない!という方にはチリペッパーやレッドペパーなどもおすすめです。
さまざまな素材と相性のよいカレー。みなさんもご自宅にある食材や調味料をプラスしておいしくいただいてみてください。
カレーを最後までおいしくいただこう
いかがでしたでしょうか。
今回は残ったカレーやレトルトカレーのアレンジメニューをご紹介しました。
気になるメニューはありましたでしょうか。
ぜひ今回ご紹介した料理をご自宅で作って、カレーを最後までおいしく食べてくださいね。