都内の一戸建てに住む、整理収納アドバイザー主婦。もともと片付けと掃除が苦手で、開かずの間が3LDK中2部屋あったのですが、資格取得を機に、家中を片付けました。片付けが苦手な人の気持ちに立って、わかりやすいコラムを書くように心がけています。
家事のなかでも、けっこう労力を使う「掃除」。
忙しいなか、毎日しっかりと完璧に掃除するのは結構大変ですよね。
なるべく無理せずに「ホコリや汚れのないきれいな部屋をキープしたい!」と思う人は多いはず。
そこで今回は、我が家の掃除道具の中でも特に愛用しているハンディモップ「クイックルハンディ」の使い道や収納方法について、詳しくご紹介します。
毎日掃除しなくても、きれいな部屋をキープするには
家の中にホコリや汚れをたまりにくくするには、どうしたらよいでしょうか?
私は掃除があまり好きではないので、毎日のこまめな掃除はしていません。
でも、家の中はいつもわりときれいな状態を保つことができています。
心がけていることは、この2つ。
- モノが多すぎないようにする
- 汚れやすい場所に掃除道具を置く
実は、とても簡単なことなんです。
このたった2つのポイントについて、さらに詳しくみていきましょう。
【ポイント1】モノが多すぎないようにする
モノが沢山出しっぱなしになっていたり、床に直置きしたりしていると、掃除のたびにどかしたり持ち上げたりする必要があるので、余計に掃除が億劫になってしまいます。
家具の下や裏などにも、ホコリやゴミが入りやすくなってしまいますよね。
私は数年前に散らかった家の大片付けをして、モノや家具が少ないだけで格段に家が汚れにくくなることを知りました。
【ポイント2】汚れやすい場所に掃除道具を置く
部屋にゴミが落ちているのを見つけたけど「掃除機がすぐに出せないから見ないふりする」ということって、ありませんか?
それが度重なると、どんどん家の中に汚れがたまります。
逆に、ゴミに気づいた時にすぐ取り除くことができれば、自然と家は汚れにくくなります。
「気づいたら」「ついでに」を習慣にすることで、頻繁な掃除が必要なくなり、毎回の掃除もラクになるのです。
家を汚さないコツは掃除アイテムの置き場所にあり!
例えばコードレス掃除機、ウェットティッシュ、フローリングワイパーやハンディモップなどといった便利な掃除アイテムは、掃除道具置き場のような場所にまとめて置くのではなく「汚れやすい場所の近く」に必要な掃除道具を置きます。
家の構造によっては、1階と2階など各階に掃除を置くなど、同じ掃除道具を複数の場所に置くようにするのもおすすめですよ。
我が家でも、1階と2階のそれぞれに掃除機を置いています。
掃除機収納の記事も別にあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ここからは、我が家で使っている掃除道具の中でもおすすめの、クイックルハンディの使い道や収納方法について、詳しくご紹介します。
ホコリ取りにはハンディモップが便利
手軽に家の中を掃除でき、気になるホコリなどをしっかりとからめ取ってくれる「ハンディモップ」。
色々なメーカーから発売されていますが、私が愛用しているのはその中でも定番とも呼べる花王の人気商品「クイックルハンディ」です。
我が家では、用途に応じて、2種類のクイックルハンディを使っています。
「伸び縮みするタイプ」と伸びない「ハンディタイプ」。
サッとなでるだけでホコリをからめ取ってくれる優れもので、我が家にとって手放せないアイテムになっています。
クイックルハンディ「伸び縮みタイプ」の使い方
以前から使っているのが、このクイックルワイパーハンディの「伸び縮みタイプ」(※)です。
高所の掃除にとても便利
2段階で最長100cmまで伸ばせるので、照明の傘やカーテンレールなど高い所の掃除に便利です。
モップ部分も2段階に曲げてロックすることができるので、エアコンの上や窓など届きにくい場所や角度も拭くことができますよ。
フェイクグリーンのお手入れにもおすすめ
部屋に置いている、フェイクグリーンの葉っぱのホコリなども気になりますよね。
本物の植物と違って水やりなど毎日のお世話は必要ないですが、気づくとホコリがついてしまうのが難点。
そんなときは、他のお掃除のついでにクイックルワイパーハンディで軽く撫でておくと、葉っぱについた気になるホコリをからめとってくれます。
家具裏や狭い隙間の掃除もラクラク
家具の下や横など狭い隙間でも、すっと奥まで届いてしっかりとホコリをかきだしてくれます。
ホコリが積もりがちな巾木にも、腰を曲げずに使えるので便利ですよ。
私が持っている本体は古いので、ボタンがオレンジですが現在発売されているのはモップに合わせた紫色です。(2021年5月現在)
クイックルハンディ「ハンディタイプ」の使い方
高い所や角度をつけたい場所には先ほどご紹介した「伸び縮みタイプ」が便利ですが、近くをサッと掃除するなら「ハンディタイプ」の方が軽くて扱いやすいです。
生活感の出にくいブラックのカラーがおすすめ
ハンディタイプのクイックルワイパーは、ブラックのカラーのものを使っています。
伸び縮みタイプのように首は曲がりませんが、少し角度がついた作りになっています。
シート部分がホワイトなのが少し残念ですが、本体が白いタイプと比べて生活感が出にくいので、スタイリッシュな感じが好みならブラックがおすすめ。
カウンターやルーター周り、パソコンなど目についた時にささっと。
ダイニングテーブルの上にある照明も、気づくとホコリがついています。
手軽なので、ついでにあちこち掃除したくなりますよ。
生活感が気にならないクイックルハンディの収納方法
とても便利なクイックルワイパーの伸び縮みタイプとハンディタイプ。
気づいたときに、さっと手に取れてる場所に収納しておきたいですよね。
でも出しっぱなしだと、何となく生活感が気になる……。
ということで、置き場所や収納には少し気を配っています。
「伸び縮みタイプ」はテレビ裏に収納
伸び縮みする伸縮タイプのクイックルワイパーの定位置は、テレビの裏。正面から見たときに目立たないように、「隠す収納」をしています。
ホコリの多いテレビ周りに置いておくのがおすすめ
テレビ周りはホコリがつきやすく目立ちますよね。テレビの近くに置いておきたいという人は、結構多いかと思います。
ゲーム周辺機器の細いところにもすっぽり。両面使って一度できれいになります。
「ハンディタイプ」は収納スタンドを使ってカウンターの上に
ブラックのハンディタイプはスタンドに立てて、カウンターの上に置き、「見せる収納」をしています。
スタンドもブラックに色を合わせてあるので、インターネット周辺機器と色の統一感があり、違和感なくなじんでいます。
コードのゴチャゴチャも隠れて、一石二鳥!
必要な時に手にパッと取って、サッと戻せるのが気持ちがいい。
おすすめのハンディワイパースタンド
このスタンドは、山崎実業の「tower」シリーズ。
スチール製なので、ずっしりと重たく安定感と高級感があります。
100円ショップによくあるプラスチック製のスタンドとは違って、落ち着いた雰囲気。
モップ部分がすっぽり入るので、例の気になる白いシートが横から見えないのも嬉しいです。
底にはゴムの滑り止めがついているので、出し入れする時に動いてしまったり家具を傷つける心配がありません。
towerのスタンドは「伸び縮みタイプ」にも対応してる?
試しに「伸び縮みタイプ」を立ててみました。持ち手が重くて倒れてしまうので、壁に立てかけないといけません。
モップ部分を曲げて折り畳んだ状態でも入れてみましたが、今度は入れる時に窮屈。
持ち手の方が長いのでモップが収まりません。無理に入れるとせっかくとったホコリが舞い落ちてしまいます。
伸び縮みタイプがすっきり収まるスタンドも、需要があるかもしれませんね。
クイックルハンディをムダなく使うために(交換時期の目安)
このクイックルハンディのモップ部分は、もちろん取り替えが可能です。
クイックルの公式ページを見ると、替え時の目安は「汚れたり、ホコリが取りにくくなったら」とのこと。
別売りされている新しいハンディシートと交換しましょう。
本体のフックにひっかけるための穴(切り込み)が取り換えシートの前後上下にあるので、使った面が汚れたらシートを一旦つけ替えてきれいな面を使うことができます。
また、表裏の面だけでなく先端部分が汚れた場合も、まだ汚れていない手元の部分とつけ替えることができます。
最後は、捨てる前に洗濯機の下やサッシなど、家の中でも特に汚れがひどいところを掃除して、しっかりと使い切ってから処分しています。
もったいない精神が、家をきれいにしますね。笑
掃除道具の収納場所を見直して、いつもキレイな家に
掃除道具は、汚れやすい場所の近くに置いて習慣化することが家をきれいに保つコツ。
そのためには、掃除機やハンディモップなど家の中に同じアイテムが複数あってもよいのです。
今回ご紹介したクイックルハンディは、サッとホコリをからめ取ってくれるので、簡単で楽しく掃除ができますよ。
収納方法と合わせて、ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。