都内の一戸建てに住む、整理収納アドバイザー主婦。もともと片付けと掃除が苦手で、開かずの間が3LDK中2部屋あったのですが、資格取得を機に、家中を片付けました。片付けが苦手な人の気持ちに立って、わかりやすいコラムを書くように心がけています。
便利で場所を取らないものの、意外と収納方法に悩みがちな「コードレス式掃除機」。
スッキリと収納しておく方法はないかと、専用ラック以外の便利な掃除機スタンドやラックのDIY、100均グッズでの簡易的な収納アイデアなど、色々試してみました。
ダイソンやマキタをお使いの方は、ぜひチェックしてくだださい。
収納に困りがちになる「自立できないコードレ掃除機」問題
みなさんのご家庭では、どんなタイプの掃除機をお使いですか?
我が家は、コードレスタイプの掃除機を2台所有しています。
7年前にマキタのスティッククリーナーを、5年前にダイソンのコードレス掃除機を、それぞれ購入しました。
寝室やお風呂、物置がある1Fにマキタの掃除機、リビングダイニングがある2Fにダイソンの掃除機を置いて使っています。
これらのコードレスやスティック型などの掃除機は、自立しないので置き場所や収納方法には悩みますよね。
我が家では最近2台とも、掃除機用の収納アイテムを見直したので、それぞれくわしくご紹介します。
【クリーナースタンドを使う前】コードレス掃除機の収納アイデア
以前は、ラックやスタンド類などの収納アイテムは使わずに、物置の壁にスティッククリーナーを立てかけていました。
ところが、ただ壁に立てかけているだけだと安定感がなく、ふとした拍子に倒れてしまうことがあります。スティッククリーナー本体には、倒れたときについてしまった傷も……(泣)
また、掃除機を立てかけていると、壁が汚れてしまいそうなのも気になります。
マキタのコードレス掃除機の収納アイデア
そこで、掃除機の転倒を防止するため、100均で購入したフックを使って少し固定してみることにしました。
このフックには片方にストッパーがついているので、フックごと外れてしまうという心配がありません。
棚につけたフックで掃除機を吊り下げるようにすると、一応は安定したので、しばらくこの状態で収納していました。
でも、あまり見た目が格好が良くないのが難点です……。
また何かの拍子に吸い込み口が滑ると、そのまま倒れかけてしまうことも多かったです。
ダイソンコードレス掃除機「V6fluffy」の収納アイデア
我が家のダイソンは、V6fluffyという少し前のシリーズを使っています。
常に充電しておける「ブラケット」というパーツに本体を付けていますが、このブラケットは壁に穴を開けないと取り付けることができません。
壁には直接穴を開けたくないので、「ラブリコ」というDIY用パーツを使って木材に固定しています。
ラブリコは木材の上下にはめるだけで柱や棚を作れるので、簡単にDIYができて人気のアイテムです。
こんなふうに、ラブリコと2×4の木材を組み合わせることで、壁や天井などに傷をつけないで柱を設置することができるんです。
おまけに、なんとダイソンのブラケットと、ラブリコをはめた木材の幅(2×4の木材の幅)がピッタリなんです!
ラブリコを使ったダイソンの掃除機収納は、壁に穴を開けなくてよいことと、気軽に場所が変えられるのが魅力。
私は模様替えをするのが好きなので、そのたびにあちこち動かしてきました。
結構満足度は高かったのですが、ラブリコを使った掃除機収納にも、少し残念な点がいくつかあります。
模様替えができるのは魅力ですが、ラブリコを使って天井と床を突っ張り固定する必要があるため、設置できる場所がわりと限定されてしまいます。
たとえば、下の写真のように天井が斜めだったり高い場所には突っ張ることができません。
木材の長さが足りないし、斜めだと安定しないためです。
壁や天井に障害物があるところにも置けません。
火災報知器、窓や時計などのインテリアが邪魔になります。
また、アタッチメントの収納に困るという点もあります。
ダイソンのミニモーターの置き場所がないため、柱に棚をつけようかと思いつつも、床に直置きしています。
また、ブラケットのアタッチメントが若干取りづらいのも難点。
ダイソンのブラケットにはアタッチメントを2つ収納することができるのですが、後ろの木材との間が狭く、少し取りづらいです。
マキタとダイソン、このコードレス掃除機に相性ぴったりなクリーナースタンドがないか実際使ってみます。
山崎実業tower「スティッククリーナースタンド」を使ってみた
コードレス掃除機の収納には少し不満があったので、以前から気になっていたアイテムを使ってみました!
山崎実業の人気ブランドtowerシリーズの「スティッククリーナースタンド」です。
自立しにくいスティッククリーナーを、しっかりと立てて収納できるので、場所をとらずスッキリ置いておけます。
towerらしい、とてもシンプルでスタイリッシュなデザイン。
マキタのコードレス掃除機との相性は?
さあ、では実際にマキタのスティッククリーナーを置いてみましょう!
ピッタリです!
クリーナースタンドを使用する前と使用した後で比較してみました。
心なしか、マキタの掃除機が堂々と立っているように見えませんか?(笑)
ちなみに、このスタンドには、クリーナーが当たって傷がつかないためのクッションシールが同封されていました。
ちなみにシールは3M社製でした。クリーナー本体に傷がつかないだけでなく、吸い込み口の滑り止めにもなりますね。
マキタ専用なの?というくらいちょうどに収まりました。
グラグラすることなく、マキタのスティッククリーナーが立ちます。本体にバッテリーをつけている状態なので少し重いのですが、安定感がばつぐんです。
これなら場所を選ばず好きなところに置けるし、シンプルでおしゃれなので、目につくところに置いても大丈夫そうですね。
ダイソンのコードレス掃除機「V6fluffy」との相性は?
マキタ以外の他の掃除機でも使えるか気になったので、試しにこのスタンドにダイソンのコードレス掃除機を立ててみました。
ダイソンのコードレスクリーナーの方が背が高く重たいので、マキタを置いた時よりは少し安定しないですが、倒れることはなさそうです。
フロアモップとの相性は?
フロアモップを置いてもいい感じ!
このスタンド、モップ用にももう一つ欲しいです……。
山崎実業tower「コードレスクリーナースタンド」を使ってみた
ダイソン用にも収納スタンドがほしいなと思っていたところ、とても使い勝手のよさそうな気になるアイテムを発見。
こちらもさっそく使ってみたいと思います。
こちらは山崎実業のtowerシリーズでているスタンドの中でも、パーツの多いダイソンにぴったりの「コードレスクリーナースタンド。
布団用やブラシ付きノズルなど4つのツールを一緒に収納できるので、毎回探す手間が省けます。
こういうパーツの状態で届くので自分で組み立てが必要ですが、私一人で作業をして15分くらいで完成しました。
ブラケットをつけるためのボルトも入っているので、自分で用意する必要はありません。
六角や、ボルトを抑えるためのスパナも同封されています。
ダイソンのコードレス掃除機「V6fluffy」との相性は?
それでは、ダイソンの掃除機をラブリコを使った柱に収納した場合と、towerの「コードレスクリーナースタンド」を使った場合とを比較してみましょう。
こんなふうにスッキリと設置できました。
クリーナースタンド自体は結構大きいのですが、壁の色と同じホワイトを選んだからか、設置してもそれほど見た目の圧迫感はありません。
ちなみに
ダイソン本体を着脱する時は、スタンドの上の部分を少し抑える方が安定します。
クリーナーヘッドは下につきます。
ただし、クリーナーのシリーズによっては浮くこともあるので、その点はご了承ください。
ダイソンの長いアタッチメントは差すと本体に干渉するので、ブラケットに差しました。
「コードレスクリーナースタンド」は、後ろの空間が少し空いているので手が入り、つけ外しがしやすいです。
アタッチメント収納は、パーツ類と同じ四角い形なので、ピッタリとはまりますよ。
掃除機スタンド自体は3kgで、クリーナーを設置したままでも簡単に移動することができます。
スタンドの高さは127cm。斜め天井の下はもちろんラブリコでは設置できなかった高い窓の下や、壁に時計などがかかっている場所でも置くことができます。
模様替えが大好きな私にとって、自由に配置できることがとてもうれしいです。
ダイソンの掃除機コードにひと工夫
これできちんと収納できたのですが、ダイソンの掃除機のコードがだらっと垂れるので、スッキリ見えるようにひと工夫してみます。
100円ショップでも売っている「ケーブルクリップ」を使います。
アイアンに沿わせていくつか貼り付けて、コードを通しました。
これで、コードが垂れることなく、スッキリと収納できます。
「コードレスクリーナースタンド」を使うメリットは?
今回はマキタとダイソンのコードレス掃除機をすっきり収納できるように、2種類のスタンド収納を取り入れてみました。
コードレス掃除機専用の収納アイテムには思いのほかメリットが多かったので、使って本当に良かったと思っています。
実際に使ってみて、特にメリットに感じた点は4つ。
収納スタンドを使う4つのメリット
- 壁に穴を開けないので済むので、賃貸でもOK
- 移動が簡単で好きな場所に置ける
- 必要なパーツ類も一緒に収納できるので、スッキリと見える
- デザインがお洒落なので、物置以外にも出しっぱなしにできる
ダイソンのコードレス掃除機については、アタッチメントが多くても収納できることや、ブラケットを使って常時充電できるのも優れている点です。
今回ご紹介した2種類のコードレス掃除機収納のアイテムは、我が家ではホワイトを使用していますが、どちらのタイプも色違いでブラックもあります。
インテリアや部屋の雰囲気に合わせて色を選べるのもうれしいですね。
コードレスクリーナーは取り回しがしやすく、気づいた時にさっと掃除ができるので、とても便利です。
専用スタンドがあるとスッキリと収納できるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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