スーパーの野菜売り場などで、豊富な種類の夏野菜が並ぶ季節。
旬の野菜は栄養価が高いだけでなく、比較的安価で手に入れやすく、食費節約の観点からもとてもオススメなんです!
そこで今回は、これからの季節に入手しやすい夏野菜の中から、「トマト」を使用した料理のアイデアとレシピをいくつかご紹介します。
暑い日にこそ食べて欲しい!おいしくて栄養もしっかり摂れるメニューがいっぱいです。ぜひチェックしてみてくださいね♪
目次
栄養いっぱい!夏においしいトマトの効果効能
夏が旬のトマト。
サラダにしたり炒め物にしたり、トマトソースやスープとして煮込んでもとてもおいしくいただけるので大好き!という方も多いのではないでしょうか。
実はトマトには、女性が嬉しい栄養成分が豊富に含まれており、アンチエイジングにも適していると言われています。栄養成分のひとつ「リコピン」は、生活習慣病の予防に効果があるとされ、がん予防や美白効果も期待されているんですよ!
そんな、体に嬉しい「トマト」をたっぷりいただけるレシピを5つご紹介します。
さまざまな料理に活用し、ぜひ毎日の食生活に取り入れてみてくださいね。
みずみずしさを堪能!「トマトとバジルのブルスケッタ」
ガーリック風味のバゲットに、みずみずしいトマトをたっぷりのせていただく「トマトとバジルのブルスケッタ」。
朝食としてコーヒーや紅茶と一緒にいただいたり、夕食時にパスタに添えたりと、”お食事としていただく”のももちろんオススメですが、生ハムやチーズを添えれば、ワインなどアルコールのお供にもぴったりです。
材料(2人分)
- バジル 4〜5枚
- トマト 1個
- おろしニンニク 小さじ1/4
- 塩コショウ 少々
- バゲット 適量
- オリーブオイル 大さじ1
- ニンニク 1/2かけ
【作り方】
- トマトはヘタを取り、半分に切る。種を取ってから1センチ角に切り、ザルにあげて水気を切る。バジルは包丁で細かく刻んでおく。
- ボウルにトマト、バジル、オリーブオイル、塩コショウを入れて混ぜあわせ、冷蔵庫で冷やしておく。
- バゲットを1.5〜2センチ程度の薄さにカットし、表面にオリーブオイルをぬってからトースターでこんがりと焼き色がつくまで焼く。
- 焼きあがったバゲットの表面にニンニクをこすりつけて香りをつけ、よく冷やしたトマトをのせて完成です。
さっぱりピリリ!「トマトとアボカドのわさびマヨサラダ」
トマトは、こってり味のアボカドとも相性抜群。わさびとレモン汁を加えることで、さっぱりといただくことができます。
辛味が苦手な方はわさびを少量にしてもOKです。
材料(2人分)
- トマト 1個
- アボカド 1個
- クリームチーズ 18g程度(キューブタイプ)
- レモン汁 小さじ1
- わさび 小さじ1/2
- マヨネーズ 大さじ2
- しょうゆ 大さじ1/2
- あらびきコショウ 少々
【作り方】
- トマトはヘタを取って1.5センチ角程度に切る。アボカドは中央にぐるっと1周包丁を入れてから身をずらすように半分に割り、種を取って皮をむいてから1.5センチ角程度に切る。クリームチーズは5ミリ角に切る。
- ボウルにしょうゆとわさびをいれ、わさびがとけるようによく混ぜ合わせます。
- トマトとアボカド、クリームチーズと残りの調味料をすべていれ、よく混ぜ合わせて完成です。
定食メニューの定番「トマトとたまごの炒めもの」
トマトは加熱するととても甘くなり美味です。
甘味のあるたまごとの相性はとてもよく、栄養価もアップするのでおすすめ。ごはんとスープをプラスして定食スタイルでどうぞ♪
材料 2人分
- トマト 1個
- たまご 2個
- 小ねぎ 適量
- ごま油 大さじ1
- 鶏がらスープ 小さじ1/2
- マヨネーズ 少々
- 砂糖 ひとつまみ
- 塩コショウ 少々
【作り方】
- トマトはくし切りにする。たまごをボウルに割り入れ、よく溶きほぐしてから鶏ガラスープ、マヨネーズ、砂糖、塩コショウを加えてさらに混ぜ合わせる。
- フライパンにごま油を入れて中火で熱し、たまごを加えて半熟程度まで菜箸等で混ぜながら加熱する。
- トマトを加えて全体を混ぜ合わせたら塩コショウで味を整えてから火を止めて完成です。
スペインの冷製スープ料理「ガスパチョ」
豊富な種類の夏野菜を、さっぱりとおいしくいただける「ガスパチョ」。夏の冷製スープの中でも特に栄養価が高く、おすすめのひと品といえます。
夏バテや夏風邪などで、食欲がないときにもおすすめです。
材料
- トマト 1個
- たまねぎ 1/4個
- きゅうり 1本
- 赤パプリカ 1/2個
- すりおろしニンニク 小さじ1/2
- 酢 小さじ2
- オリーブオイル 大さじ1
- 塩 少々
- オリーブオイル 分量外
【作り方】
- きゅうりは長さ3センチ分程度をみじん切りにして飾り用に取っておき、残りを一口大程度にざく切りにする。残りの野菜もすべて同様にざく切りにする。
- カットした野菜と調味料をすべてミキサーに入れて、なめらかになるまでしっかりと撹拌する。
- ボウルに移して冷蔵庫でよく冷やしておく。
- 器に盛り付け、飾り用のきゅうりを中央に散らしてからオリーブオイル(分量外)をまわしかけて完成です。
作り置きにもおすすめ!夏野菜がたっぷり「ラタトゥイユ」
ラタトゥイユは、たっぷり作ると2〜3日冷蔵庫で保存がきき、栄養もたっぷり摂れる優れたメニュー。温かいままいただいてもおいしいですし、冷たく冷やして水で締めたパスタと絡めれば、冷製パスタとしていただくこともできてとても便利です。
材料
- トマト 2個
- パプリカ 赤、黄色1/2個ずつ
- なす 2本
- ズッキーニ 1本
- 玉ねぎ 1/2
- すりおろしにんにく 小さじ2/1
- オリーブオイル 大さじ3
- 塩コショウ 少々
【作り方】
- パプリカは乱切りに、ズッキーニは縦横十字に包丁を入れてから1.5センチ幅に切り、なす、玉ねぎは1.5センチ角に切る。トマトはヘタを取ってから半分に切り、大きめのザク切りにする。
- 鍋にオリーブオイル大さじ2を加えて熱し、ニンニクをいれて軽く炒めたら玉ねぎを加えて透き通るまで炒める。
- オリーブオイル大さじ1をさらに加え、なす、ズッキーニ、パプリカを順に加えて炒め、トマトも加えて炒める。
- 塩コショウをして全体を軽く炒めたら弱火にしてフタをし、時々混ぜながら煮汁を飛ばして30分程度煮込み、完成です。
暑い毎日をトマトで乗り切ろう♪
いかがでしたでしょうか。
野菜をしっかりと摂り、栄養バランスを整えることは夏バテ防止にも役立ちます。
ぜひ毎日の生活にトマト料理を取り入れ、暑い季節の健康管理に役立ててくださいね。


